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本日(2020/01/24)、第244回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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▼雨だった!!
 それはまるで「春雨」のような雨だった!!
 その雨の中、彼女(ジョロウグモ)はやっぱりいつものその場所に居た。
 雨滴はネットの糸だけでなく、彼女のからだからもしたたり落ちていた。
 目を凝らすと、ネットの端の方に小さなクモが活発に動いていた。雄グモだろうか!?
 さらにまわりを見回すと、さらにもう一匹が…。
 
 それはまるで晩秋の光景だった。
 彼女たちはなにか勘違いしているのだろうか?
 そもそも彼女たちはいつ成体になったクモなんだろう?
 如何なるレセプターを駆使して、何を感受して今ここにいるのだろう?
 「これから」どうするのだろう?
 次々と「ふしぎ!?」が浮かび上がってくるのだった!!

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▼本日(2020/01/24)、第244回オンライン「寅の日」である。
 一月のテーマは
●「寅彦」の観察眼!!
である。そして、本日読むのは「物質群として見た動物群」である。

◆本日(2020/01/24)、第244回オンライン「寅の日」!!

●「物質群として見た動物群」(青空文庫より)

▼私は今回読むこの随筆がずっと気になっていた。
 それはここで寅彦が提言していることが、あまりにも今日的であったからである!!
 たとえばこうだ。

いわゆる「大数」の要素の集団で個々の個性は「充分複雑に」多種多様であって、いわゆる「偶然」の条件が成立するからである。
 地理学のほうでは人口の分布や農耕範囲の問題などについて、興味ある物理学的統計学的研究をしている少壮学者もある。これはわれわれには非常におもしろく有益な試みであると思われるが、これも「人間のことに物理的方法に適用しない」という通有の誤解のために、あまり一般には了解されないようである。これも遺憾なことと思われる。こういう試みは、もっともっといろいろの方面に追求されるべきはずのものである。
   これは昨今話題になることの多い「ビッグデータ」そのもののことを言っているのではないか!!  寅彦は87年も前にこう提言していたのである!!  寅彦はやっぱりいつも今日的だ!!

私は知りたい!!

 もちろんそういう簡単な無機的な現象の実験から、一足飛びに有機的現象の機構を説明しようというのならば、それは問題外であるが、研究者のほうではそれほど大胆な意図はもちろんあるはずはない。ただ遼遠(りょうえん)な前途への第一歩を踏み出そうとする努力の現われに過ぎないのである。しかしこの意図はほとんど常に誤解されがちである。「生物の事は物理ではわからぬ」という経典的信条のために、こういう研究がいつもいつも異端視されやすいのは誠に遺憾なことである。
 
科学の進歩を妨げるものは素人(しろうと)の無理解ではなくて、いつでも科学者自身の科学そのものの使命と本質とに対する認識の不足である。深くかんがみなければならない次第である。

私は科学者・研究者の世界におどろくほど疎い。
87年前の寅彦の提言は今どうなっているのだろ? それが知りたい!!

 ジョロウグモの「これから」は「ビッグデータ」解析すればわかるのだろうか?
 

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