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本日(2019/12/19)、第241回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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▼中谷宇吉郎を訪ねての旅の二日目(2019/12/18)。
 ついにかねてからの念願であった 
 中谷宇吉郎の墓の前に立っていた!!

 お墓は雪になぞらえて設計された六角形の台座の上にのっていた。
 いかにも宇吉郎の墓らしいものだった!!
 
 墓前で、オンライン「寅の日」の今月のテーマを報告した!!
 これがこの旅の第一のねらいでもあった!!

▼本日(2019/12/19)、第241回オンライン「寅の日」である。
 宇吉郎の墓前で報告した今月のテーマは
 「中谷宇吉郎に「寅彦」を読む」
 その二回目に読む宇吉郎の随筆は「寺田寅彦の追想」(中谷宇吉郎)であった。

◆本日(2019/12/19)、第241回オンライン「寅の日」!!

「寺田寅彦の追想」(中谷宇吉郎)(青空文庫より)

▼実はこの中谷宇吉郎の随筆を、この旅のあいだに二回読んだ。
 加賀温泉駅までの行きの列車のなかでと帰りの列車のなかでである。
 つまり旅のはじめと終りにである。
 面白いことに気づいた!! 
 宇吉郎がいかに深く師・寺田寅彦を敬愛していたか!!
 旅のはじめと終りでは、その「深さ」に大きなちがいがあるように思えた!!
 これが旅の最大の成果なのかも!!

▼前半においては「宇吉郎」にとって、師「寅彦」がどんな大きな存在であったかを面々と語られていた。
 師「寅彦」の人となりを、「宇吉郎」ならでは表現で語られていた。
 『球皮事件』での「先生の仇(かたき)をとるんだ」と気炎をあげていた若き「宇吉郎」の姿が見えてくるようだった。
 後半、特に最後の方は、単なる師弟の関係を超えて
 
 「宇吉郎」こそが最高の「寅彦」の理解者である!!

 と思わせる文章がならんでいた。

この意味で日本的な物理学の発達もまた不可能ではない。その一つの試みと見られるものは、理研の寺田寅彦博士の研究室の業績である。  その例としては、割れ目の物理学や粉体の力学などが挙げられるであろう。原子の世界においては確率のみが自然法則として成立するのに対し、割れ目の物理学はわれわれの経験世界における確率の物理学の一つの姿である。理研彙報に邦文で発表されている『割れ目と生命』の論文の如きは一部の読者には興味があることであろう。
『寺田寅彦の追想』を書いているうちに、筆がいつかそういう方面に向いてしまった。「寺田寅彦の再認識」という言葉を、そういう悲しむべき事情の下で口にすることは、まことに淋しいことであるが、現実を直視することも、先生の遺訓の一つであるから、致し方がないであろう。

 さあ、今度 「宇吉郎」の墓の前に立つとき何を報告できるかな!?
 それはいつだろう。
 

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