【理科の部屋】30年史に向けて!!(3) #30thrika
▼いつもの朝の散策コースにある西谷川に川霧が発生していた!!
この季節ならではの必見の景であった。
ところで「霧」って何!?
水の液体それとも気体!?
川の土手の霜は水の固体!!川を流れるのは水の液体!!
「霧」は目に見えるから…
こんなアタリマエの「ふしぎ!?」をわかりやすく教えてくれている科学者がいた。
ファラデーである!!
▼事実、1860年12月27日から翌年1月8日まで6回に分けて行なったクリスマスレクチャーの記録である『ロウソクの科学』には、ロウソクを燃やしてできる水についてもくわしくふれてくれていた。
もちろんアタリマエの「ふしぎ!?」である水の状態変化についても!!
今、このファラデーの『ロウソクの科学』が注目されているという。
先日ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんが、小学校の先生に勧められて「科学事始め」にこの著を愛読したそうである。
◆科学の入り口、易しく刺激的に ノーベル賞・吉野さん愛読「ロウソクの科学」(朝日新聞デジタル)
ここに登場するファラデーラボのクリスマスレクチャーが今月22日(日)、ファラデーラボ六甲で実施の予定だ。
二年前の「記録」を少しだけ残していた。でもやっぱり 生でぜひ !!
◆ファラデーラボ・クリスマスレクチャーは最高!!(1)
▼これは日本の理科教育史にとっても一大事だ!!
かねてよりファラデーの「科学」に注目してきていた。中学までの理科はファラデーに尽きると思ってきた。
これがこんなかたちで注目されるなんてうれしいかぎりだ!!
●【理科の部屋】30年史年表
のなかにも
「・吉野彰さんノーベル化学賞を受賞する。(愛読書 ファラデーの『ロウソクの科学』が注目される!!)」
としてプロットしておきたい。
▼「日本理科教育史・他」の項には他になにをプロットしておけばいいのだろう?
しばし、考えてみたい!!
もし参考になるようなサイト、ページ、参考文献などあればぜひ教えてほしい。
(つづく)
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