【私の読んだ本・ベスト13】2019!!
▼これまた恒例化してきた【私の読んだ本・ベスト○○】をリストアップしてみる。
リストアップするのは、2019年一年間に【お薦め本】としてあげたもの13冊である。
順番はあくまでここのblogに書き込んだ順番である。
では、はじめる!!
●【その1】【お薦め本】『「ロウソクの科学」が教えてくれること』(尾嶋好美/編訳 白川英樹/監修 サイエンス・アイ新書)
不思議なことだ。2019年を象徴するような一冊となった。
「ロウソクの科学」にはじまり、「ロウソクの科学」に終わる一年だった!!
●【その2】【お薦め本】『気象予報と防災ー予報官の道』(永澤義嗣著 中公新書)
これまた2019年にとって意義深い一冊となった!!
今一度、読み返しておきたい本だ。
●【その3】【お薦め本】『世界は変形菌でいっぱいだ』(増井真那著 朝日出版社 )
この本を【お薦め本】にあげることにより、私のヒューマンネットワークは大きく拡がった。
やっぱり「研究」は面白い!!を再認識させてくれた一冊だ。
●【その4】【お薦め本】ヒガンバナ(曼珠沙華)と日本人 ~日本人の曼珠沙華との交流~( 樽本 勲 著MyISBN - デザインエッグ社)
実はこの論文を本になる前から、栗田子郎先生に薦められて読んでいた。
あらためて本になって読んでみると、益々面白かった!!独自の立場からの「ヒガンバナ研究」最前線だ!!
●【その5】【お薦め本】『実験で楽しむ宮沢賢治 銀河鉄道の夜』(四ヶ浦弘著 HISA・勝山陽子絵 金沢・金の科学館)
ファラデーラボでのあのすばらしいレクチャーをまざまざと思い出させてくれる一冊だ!!
●【その6】【お薦め本】『科学絵本 茶わんの湯』(文:寺田寅彦 解説:髙木隆司/川島禎子 絵:髙橋昌子 窮理舎)
「寅彦」ファン必読の科学絵本!!『茶わんの湯』のすべてがわかる本である!!
●【その7】【お薦め本】『青の物理学』(ピーター・ペジック 著 , 青木 薫 訳 岩波書店)
「目から鱗」とはこんなこと!!
青空と原子論的物質観がツナガッテイタとは!!私はほんとうにわかっていたのだろうか!?
●【その8】【お薦め本】『理科ハウス図録』(世界一小さな科学館 理科ハウス著 ) #理科ハウス
理科ハウス10年の歩みすべてがわかる!!理科ハウスの魅力満載!!
まだ読んでいない人は、今すぐぜひ!!
●【その9】【お薦め本】『クマムシ調査隊、南極を行く!』 (鈴木 忠 著 岩波ジュニア新書 )
クマムシファン必読の書!!
「研究」ってこんなに面白い!!をわかりやすく伝えてくれている。
●【その10】【お薦め本】『めんそーれ!化学 おばあと学んだ理科授業』(盛口 満著 岩波ジュニア新書)
我らがゲッチョ先生の化学授業実践報告だ!!
こんな面白い授業実践報告を読むのは久しぶりだった!!面白いだけではない。
「化学」ってどんな学問!? あらためて考えさせられる本だ。
●【その11】【お薦め本】『今の空から天気を予想できる本』(武田康男著 緑書房)
空のことを知りつくした「空の探検家」武田康男さん本だ。
題名の通りきわめて具体的に役に立つほんである。読む本と言うより、「雲見」のそばに置いておき使う本だ!!
自分でも空に矢印書き込んでみたくなる。
●【その12】【お薦め本】『アオバナと青花紙』(阪本寧男・落合雪野著 サンライズ出版)
33年ぶりにやっと思いをはたし、草津の「アオバナ」に出会った。
そのとき出会った本がこれだった。
「アオバナ」「青花紙」のすべてがわかる本だ!!
●【その13】【お薦め本】『ヒガンバナの博物誌』(栗田子郎著 研成社) #ヒガンバナ
今さら紹介するまでもない名著中の名著だ!!
ヒガンバナ研究の第一人者 栗田子郎先生の著書である。ヒガンバナ研究の「これまで」のすべてがここに書かれていた。
2019年は日本のヒガンバナ研究にとって哀しい残念な年になってしまった。
2019.8.22栗田先生は逝ってしまわれた。
追悼のつもりで【お薦め本】を書き始めたが… まだまだ…。
さあ、来年2020年はどんな本に出会うだろう。
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