「自然結実」ヒガンバナ群生地は今!!(2019/11/06) #ヒガンバナ
▼昨日(2019/11/06)、先日の
●「自然結実」ヒガンバナ群生地は今!!(2019/10/17) #ヒガンバナ
を含めると、今年6回目の「自然結実」ヒガンバナ群生地巡りに出かけた。
コースは4回目までの順路にもどり「安富」→「夢前」→「福崎」の順番で巡った。
「安富」に着いたときは、畦には朝露が残っていた。
朝露のかかるヒガンバナの葉の中に、倒れかけた花茎が…。
まだ緑を残す花茎の先にはまちがいなく子房部のふくらんだ「実」があった。
あえて「実」と呼んでみよう。
「実」は熟れかけていた!!
誰かが「実」をかじっていた。誰だ!?
遅れん坊ヒガンバナが、 不思議そうにながめていた。
▼「夢前」は、「自然結実」ヒガンバナ探索にもっともふさわしい時期をむかえていた。
ヒガンバナはほぼ完全に「葉の季節」にシフトしていた。
そのなかに「実」をつけた花茎がニョッキリと立っている。それは「探す」というレベルではなかった。
見ればアタリマエのように、「自然結実」花茎があるのである。
枯れた花茎がまとわりつくなか毅然とそいつは佇立していた!!
あらたな畦、土手も加えて探索していると、尽きることはなかった。
気づけば膨大な数の花茎を採集してしまっていた!!(^^ゞポリポリ
▼最後の「福崎」も、田の稲刈りは終わっていた。
ここでも意図も簡単に枯れかけた花茎に混じって、「自然結実」花茎をみつけることができた!!
溝に倒れ込んでいる、もしくは垂れ下がっている花茎の先にはほぼ100%、「実」がついていた!!
さらに、ここには少しその状態から進行して花茎そのものは枯れてしまい、先の「実」のついた部分だけが緑を残しているものが多く見かけられた。
それらも採集しておいた。
バッタがひょっこり顔を出して、「何やっているんだ!?」と問いかけてきたが、「ヘエヘエ…(^^)V」と愛想笑いだけで応えておいた。
ここでは、野で自然に完熟に向かう「実」も観察したいと思い、いくつかの「実」を畦に残して来た。
▼半日ですませる予定で、早朝からでかけたにもかかわらず午後もフィールドにいた。
ある程度は予想をしていたが、それをはるかに上回る想定外の展開であった!!
ともかく「自然結実」した花茎が、「異常」に多いのである。
持ち帰った膨大な花茎を整理もせぬまま、「水栽培」用の入れ物にいれた。
日が暮れるまでにとりあえず写真を撮った。
そして、その後にゆっくり持ち帰った花茎の数をカウントしてみた。
あらためてその数に仰天だった。(゜o゜)ゲッ!!
【安富】
・花茎 …60
・花茎しおれたもの…8
・「実」だけのもの…2
<合計> 70
【夢前】
・花茎 …150
・花茎のしおれたもの…21
・「実」だけのもの…1
<合計> 172
【福崎】
・花茎 …107
・花茎のしおれたもの…30
・「実」だけのもの…6
<合計> 143
さてこのなかから、いくつの完熟「種子」を手に入れることができるだろう!?
繰りかえし言う!!
どうしても今、言っておきたいのだ!!
今年のヒガンバナは「異常」デアル!!
「自然結実」がきわめて高頻度で起きている!!
この「異常」は、今年だけのものか、それとも今年以降も続くものなのか私は知らない。
「異常」の謎解きは、いつかきっと行なわれるだろう。
そのとき、「それは、2019年にはじまった!!」ということになるだろう!!
それは確かだ!!
まだこの「異常」を自分の目で見ていない人は、ぜひ見て欲しい!!
この「異常」の目撃者になって欲しい!!
写真で、「記録」に残して欲しい!!
できれば一緒に実生実験に挑戦して欲しい!!
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