48号コウガイビルに出会った!!そして…(2019/10/21) #コウガイビル
▼昨日(2019/10/21)、私は人生48匹目のコウガイビルに出会った!!
はじめてコウガイビルに出会ってから、まもなく11年になる。
その間に出会ったコウガイビルについては、そのすべてを「記録」に残していた。
出会ったコウガイビルのなかでも48号コウガイビルは巨大な方だった。
田んぼに「もの」を置いて、そのうえにブルーシートをかぶせていた。「もの」が必要になったので、そのブルーシートをめくった。
そしたら、そのブルーシートの裏側に貼り付くようにして貴奴がいた。
もう見間違うことはなかった。頭部の「こうがい」を内側にたたみ込むようにしてじっとしていた。
▼あわてて、カメラとナイロン袋とピンセットを取りに走った。
もうめずらしくもなくなっていたが、やっぱりじっくりと観察してみたかったから、ナイロン袋のなかに入ってもらうことにした。
48号君はブルーシートに貼り付いてなかなか離れなかった。
ピンセットでゆっくり引きはがすようにして袋に入れた!!
なんとか入ってくれた!!
その次の瞬間だ!! とんでもないことをしてしまったことに気づいた。(゜o゜)ゲッ!!
巨大な48号コウガイビルのからだが二つに切れてしまったのだ!!
▼二分された「からだ」、頭部側と尾部側 両方が動いているように見えた。
コウガイビルは陸棲プラナリアだ!!
あの「再生」実験で有名なプラナリアの仲間だ。
私はまったく意図せずして、「切っても切ってもプラナリア」ならぬ「切っても切ってもコウガイビル」実験をやってしまったのだ。
クロイロコウガイビルにどこまで「再生」能力があるのか私は知らない。
エサなしで385日生き延びたことは観察し確認した。
自らの「からだ」を食べながら、「再生」(自分のからだを更新しつづける)を繰りかえすことは確かだ。
幹細胞が関与していると思われる。
はたして、この場合はどうなるだろう ?(゜_。)?(。_゜)?
しばし、観察を継続してみよう。
▼他のコウガイビルはどうなっているだろう!?
久しぶりに観察してみた。なんと観察が滞っているあいだに「エサなしで生き延びる」コウガイビルは46号だけになっていた!!
他のコウガイビルは消えてしまっていたのだ。
偶然にも、46号コウガイビルは、ちょうどエサなしで3ヶ月生き延びたことになるのだった。
さあ、46号と48号の観察をこまめに継続しよう。
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