ファラデーラボ「六甲山地の生い立ちと土砂災害」!!
▼昨日(2019/10/26)のファラデーラボ第106回かがくカフェは、久しぶりにフィールドワークだった。
◆第106回かがくカフェ「六甲山地の生い立ちと土砂災害」
●講師(案内者): 觜本 格さん
<テーマ>「六甲山地の生い立ちと土砂災害」~50年前の市ヶ原災害現場を訪ねて~
<コース>
山麓駅 ― 山頂駅(布引ハーブ園)― 市ケ原山津波現場 ― 布引貯水池(布引断層)― 六甲花崗岩と布引花崗閃緑岩 ―
布引の滝 ― 諏訪山断層と新神戸駅
このコースは、觜本さんにとっては「我が庭」のようなものだった。
それだけにどんなところへ案内してもらえるか、何を見せてもらえるか楽しみだった。o(^o^)o ワクワク
▼結論から言う。
たくさんのことを始めて知った!!
説明を聞いて、その景の意味が読み取れて目から鱗だった!!
実際に岩石にさわって納得だった!! それが次から次へとあって感動の連続だった。
用意してくださった資料も膨大だった。(参加してくださった二宮直樹さんにも「昭和42年7月豪雨」の資料をいただいた。深謝)
やっと先ほどそれを読み終えた。
現場での觜本さんのコトバの意味がやっとわかった!!そんなことも多い!!
いや、そればっかりかも知れない。まだわかっていないことも多い。 (^^ゞポリポリ
▼とりあえず写真を中心として、見たものを「記録」しておく。
そうすれば、わかっていないことも、のちほどわかるきっかけになるかも知れない。
ロープウェイ山麓駅で待ち合わせをし、そろったところで山頂駅に向かった。
山頂駅からさっそく市ヶ原山津波現場に向かった。そのとき驚くべきことを聞いた。
「斜面崩壊」「山津波」がおこったその場所に「ゴルフ場」があったという。
絶壁のようなところを歩きながら、どう考えても「ゴルフ場」あったとは信じられなかった。
今回のフィールドワークのひとつのメインの現場に着いた!!
1967年(昭和42年)7月9日 だからもう52年がたっていた。石垣、敷石、こわれた瓦等が、そのままにあった。
しばし、立ち止まり52年前の惨事を想像したのだった。
◆昭和42年六甲山系豪雨土砂災害50年リーフレット(PDF ... - 兵庫県
▼その大災害と「六甲山地の生い立ち」とは深い関係があった。
「布引貯水池」
「布引断層」「活断層」「露頭」
「六甲花崗岩」と「布引花崗閃緑岩」
「布引の滝」
「神戸のおいしい水」
「断層と水の流れ」
「生田川」と「新生田川」
「新神戸駅」と「諏訪山断層」
・・・
やっぱり現場で説明を聞くと実感度が全然ちがう!!
しかし、まだしばらく反芻作業が必要だ。
「私たちはどこに暮らしているのだろう!?」
今一度考えてみよう。
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コメント
こんばんは。六甲山のフィールドワークは行きたく前日まで迷ってました。疲れが出たのか少々体調がよろしくないし、11月にいくつか発表もあってその準備も気になるので今回は残念しました。
楠田さんのブログでそのお裾分けいただきます。
投稿: sakamoto | 2019/10/29 21:30
sakamotoさん
コメントありがとうございます。
とても意義深いフィールドワークになりました。後にたくさんの「資料」も教えていただいています。
つくづく感じますが、こんなときの「記録」というのは大切ですね。
11月の発表もがんばってください。
またお会いする機会があるのを楽しみにしておきます。
投稿: 楠田 純一 | 2019/10/30 06:26