「自然結実」ヒガンバナ群生地は今!!(2019/10/17) #ヒガンバナ
▼昨日(2019/10/17)、今年4回目の「自然結実」ヒガンバナ群生地巡りをした。
前回(2019/10/10)から一週間がたっていた。結論から言う、一週間でまったく想定以上のことが起こっていた。
私はいささか、いやかなり興奮していた。!!
一夜あけて、報告のための写真を整理していて、再び興奮が高まったきた!!
報告は「事実」デアル!!
勝手な話、他人が報告していたら、ちょっと疑うが、私が見た「事実」だから、私は信じるしかない!!
巡ったコースは、前回までと同じく「安富」→「夢前」→「福崎」の順番である。
まずは「安富」である。
前回までにその田の稲刈りはすんでいた。東西の畦のヒガンバナの花茎は、思っていた以上に枯れがすすみ、倒れかかっていた。
もっと倒れてからの方が、「自然結実」花茎をみつけやすい!!
それはここ7年間の観察からくる経験則だった。
まったくその経験則を無視するように、倒れかけの今でも、次々と「自然結実」花茎をみつけることができるではないか!!
みつけたものすべて採集していたらきりがないほどだ!!
前回のときに、「自然結実」花茎の存在は確認していたが、これほどまでとは想定しなかった!!
今年はきわめて高頻度に「自然結実」している!!
なかには、一本の花茎に2つも「自然結実」したものまである。
▼興奮のさめぬまま次の「夢前」に向かった。
「夢前」は、開花が少し遅れていた。やっと「葉の季節」へシフトしかけたところだった。
花茎も直立したものが多くみつけるが難しいだろうと思っていた。
それに、昨年は、ここから採集した「自然結実」花茎は0だったから、あまり期待はしていなかった。
ところが、観察をはじめるとすぐに「異変」に気づいた。
ここにも、そこにも、極々アタリマエに「自然結実」しているではないか!!
同じ株の花茎に集中しみられるところもあるではないか。
まだ「若い」と思いながらも、みつけたことのうれしさのあまりついついフライング採集してしまった。
最後に集約してみたら、ここから採集した花茎がいちばん多かった。(^^ゞポリポリ
▼ここで、一度いつもの場所で休憩した。
巡りは午前中のつもりで朝早くからはじめたのだが、あまりの「想定外」で休憩の時点でお昼になっていた。
昼食は帰宅してからにして、最後の「福崎」に向かった。
ここの花茎も思っていた以上に倒れていた。溝からあふれ出た水のせいだろうか。
溝にはみ出して倒れた花茎の先はきまって、「自然結実」していた!!
ここも例年以上、高頻度に「自然結実」花茎がみられた。ここは近くだから、いつでもこれるから採集はひかえようと思うが、みつけたらついつい採集してしまうのだった。まだ未確認の畦は半分以上残したまま今回の観察を終えた。
一本の花茎に「自然結実」ふたつでもびっくりなのに、3つというのまでみつけてしまった!!
▼帰宅して、さっそく「水栽培」の準備をした。
群生地ごとに、海苔の空き瓶を一つ用意した。もうペットボトルでは間に合わない数だった!!
海苔の瓶の「花瓶」に一本ずつ挿しながら、カウントしてみた。
◆「安富」…花茎49本(内、2つ結実した花茎3本)
◆「夢前」…花茎65本(内、2つ結実した花茎6本)
◆「福崎」…花茎47本(内、2つ結実した花茎1本、3つ結実した花茎1本)
採集した「自然結実」花茎、合計161本!!
7年間の「自然結実」ヒガンバナ群落観察でこんなのはじめてである!!
もはや「偶然」などではない!!
今年は特にきわめて高頻度に「自然結実」が起こっているのである!!
なぜだろう!?
何が起こっているのだろう!?
ヒガンバナの開花が一週間から10日遅れたことと関係するだろうか!?
謎解きは少し後回しにしても、「事実」がもっともっと欲しい!!
近くのヒガンバナ群落にでかけいって、あなたの見た「事実」を教えてください!!
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