草津「あおばな」を追って(1) #あおばな #青花 #オオボウシバナ
▼そもそものはじまりは33年前の「紅花」を追っての旅にあった。
◆「紅花を追って(2)京都編」
このとき「古代友禅苑」で下絵描いておられてれたおじさんの「青花紙」の話が忘れられなかった。
いつかは草津へ行こうと思っていた。
しかし、その「いつか」は訪れることなく、33年も経ってしまった。今年の夏の「紅花を追って」の旅では、田中直染料店で、ホンモノの「青花紙」も手に入れていた。
益々、ホンモノの「青花」が見たいという気持ちになっていた。時期が少し遅いことも充分承知していた。
しかし、今をのがしたら「いつか」は永遠に訪れないのではという気分になっていた。
▼昨日(2019/09/06)早朝、草津に向かった。
青花はツユクサの一種。ダカラ朝が早いのだ!!
これからの話は、まるで「作り話」のように、数々の偶然(失敗)が作用してみごとにホンモノの「あおばな」に出会ったのだ。
まずひとつめの失敗は、始発列車で計画していたところ、準備に手間をとって遅れてしまったこと。
次は、ネットで検索してみつけた「あおばなMAP」、勝手に見誤って「南草津」で下車してしまったのだ。
このふたつの失敗が重なり、草津に着いたのが、9時を過ぎていたのだった。
これが滅茶苦茶ラッキーだった。
ちょうど草津駅の「観光案内所」が開く時間だったのである。それより前に着いていたら、自分の判断で動き出していただろう。
観光案内所のMさんのお話はとても興味深いものだった。
「青花紙」についても、とてもくわしくいろいろ教えていただいた。Mさんとの出会いが、この旅のすべてを決定づけた。
▼最初に向かったのは、Mさんの紹介で草津市役所物産課に行った。
「草津あおばな会」の事務局はここにあるようだ。
朝の忙しい時間帯にもかかわらずとてもくわしくお話を聞かせてもらった。
どうしても今も咲いている「あおばな」が見たいというと、市役所正面玄関のそばで育てているのでと言うことだった。
そして、ついに見た!! 生の「あおばな」を!!
▼そして次に訪れたのは、市役所でも紹介していただいた
ここでもたいへん詳しく、参考文献等も教えていただい。
2階には、「青花摘み」「青花紙づくり」の用具の展示もあった。
教えていただいた参考文献あまりに面白そうだったので入手することにした。
その近くの「くさつ夢本陣」には、今もたくさんの「あおばな」が咲いているということを教えてもらったので行ってみた!!
ここはほんとうにみごとだった!!
こちらには、今なお咲き誇る「あおばな」をたっぷり見せてもらった!!
大満足だった!!
無料休憩所のなかに入って、この「あおばな」育てておられる方の貴重なお話も聞かせてもらった。
「今年は、遅くまで咲いているんですよ!!」アリガタイ!!
冷たいお茶までご馳走になって 無料!!とは 深謝 <(_ _)>
(つづく)
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