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【Web更新9/29】19-39 【ヒガンバナ情報2019】 等 更新!!

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燃え立つや畦どこまでも曼珠沙華 19/09/27撮影@安富

■楠田 純一の【理科の部屋】19-39
週末定例更新のお知らせ
 9月が終わる!!
 季節はけっして遡行しない!!
 螺旋的に進行するのみ!!

◆表紙画像集2019 更新 曼珠沙華 ヒガンバナ
 二週連続曼珠沙華!!
 できるだけ同じ場所の田の畦を撮った。ヒガンバナはやっぱり「お彼岸」を忘れてはいなかった。
 垂れる稲穂と燃え立つ曼珠沙華のコラボは最高!!

◆【ヒガンバナ情報2019】 更新!!
 いよいよその季節が巡って来た!!
 例年より一週間~10日の遅れとみた。
 これは例年のことだが、ザ・植物「ヒガンバナ」の観察は今からである。
 今はできるだけ近くで「群生地」を確認しておき、一ヶ月後にぜひその場の観察にでかけて欲しい!!
 立っている花茎の先に「自然結実」をみつけて欲しい!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 長きにわたった「ルクレチウスと科学」。
 その続きは、サイエンスカフェ「寅の日」で続けたいものだ。
 俳句結社「寅の日」も立ちあげた。その後の展開もやはりサイエンスカフェ「寅の日」に期待するところ大である。

◆「コウガイビル」を追う!! 更新!!
 まだまだ「コウガイビル」の「ふしぎ!?」は続く。
 「ふしぎ!?」をうまく人に伝えることができてこそ「科学」になる。
 その意味でもまだまだ…デアル!!

 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから27週目だった。
 時期が遅れてしまったから、立葉の茎もこれ以上は太らないのだろうか。
 せめて可能な限り地下の蓮根に栄養を送り込んで欲しいと願うばかりである。
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2019年秋・コウガイビルは今!!(2019/09/28) #コウガイビル

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▼遅れていたヒガンバナもいよいよ本格的に咲き始め、金木犀の甘い香りが漂いはじめた。
 季節は遡行はしない!!
 確かに前に進んでいた。
 9月はじめに報告した「コウガイビルは今!!」は、どう進んだろう?
 今、継続観察中のコウガイビルは4匹だ。
・44号  2019.6.21
・45号  2019.6.26
・46号  2019.7.21
・47号  2019.7.28
 もっとも最近出会った47号でも、はや2ヶ月が経過していた。
▼いちばん古い44号は、袋のなかに黒くこびりついた無機質の「物体」があるのみで、「生命」の気配がなかった。
 いっしょに入れていた水もまったく濁りはなかった!!
 「生命」が消えるもうひとつのパターンを示してくれていた。
 この方が、より一般的と言えるかも知れない。
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▼次に45号だ。こちらの方は、ナイロン袋に入れてすでに3ヶ月が経過していた。
 しかし、あの逆三角形の頭をだして蜷局巻いていた。
 動いている!!
 あきらかに生きている!!
 より活発に動き、その「生命」を主張しているのが46号だった!!
 エサもないのに2ヶ月以上生きていた!!
 自らを食べ、「再生」を繰りかえしながら…!!
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▼いちばん最近の47号の袋のなかが、いちばんわかりにくかった。
 黒いかたまりは、「生命」を持っているのか!?
 しばらく観察を続けたが、まったく動きがない。いっしょに入れた水は、褐色に濁っていた!!
 
 観察を続けながら、あの究極の「ふしぎ!?」を自問するのだった!!
 
 「生命」とは!? 

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「自然結実」ヒガンバナ群生地は今!!(2019/09/27) #ヒガンバナ

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前回の「自然結実」ヒガンバナ群生地巡りから一週間が経った!!
 昨日(2019/09/27)、本年2回目の群生地めぐりをした。
 フィールドではどこでも金木犀の甘い香りが漂い始めていた。季節はまちがいなく前に進んでいる!!

 コースは前回と同じく、「安富」→「夢前」→「福崎」 の順番で巡った。
 まずは「安富」だ。
 ひとつの田の西の畦も、東の畦もほぼ満開だ!!
 いや、少し満開をすぎ白っぽく見えるところもある。
 それにしても、やっぱり燃え立つ真っ赤な松明の行列と色づき垂れる稲穂のコラボは最高だ!!
 はじめて「自然結実」ヒガンバナと出会ったその場所のヒガンバナも満開だった。
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▼次が「夢前」だった。
 前回の巡りではいちばん遅れていた場所だった。
 しかし、一週間ですっかり追いついていた!!どこもほぼ満開に近かった。
 田の畦以外のところでもビカンバナ群落が広がっているのがここの特徴だった。
 ツユクサとのコラボというのもなかなかの見ものであった。
 気になるのは、かつて「自然結実」花茎を多数採集し、「種子」を回収したその土手のビカンバナは、ほとんどみられなくなっていることだった。
 昨年の「自然結実」花茎採集数は0であった。
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▼最後は「福崎」だ。
 2015年には、63個の「種子」を手に入れた場所でもあった。
 また今年は、花芽の「初見」をした場所でもあった。こちらのヒガンバナ群落もまた満開だった。
 溝の水面に映るヒガンバナも満開!!
 例年最後まで稲穂とのコラボが楽しめる場所でもある。さて、今年はいつまで…!?
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▼やはり一週間~10日、開花が遅れているのは確かだ!!
 では、「自然結実」もそれぐらい遅れるのだろうか。
 だとするならば、
 「自然結実」ヒガンバナ花茎の見ごろは 10月下旬~11月上旬!!
 だ。
 今年はいくつの「自然結実」種子をgetできるだろう。o(^o^)o ワクワク

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日本ヒガンバナの北限は!? #ヒガンバナ

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▼来た!!
 「彼岸明け」の昨日(2019/09/26)ついに、「初見」定点としている場所のヒガンバナが7~8割方満開となった\(^O^)/
 周囲の草むらのヒガンバナも!!
 真っ赤に燃え立つヒガンバナの行列!!
 日本の秋の風物詩だ!!
 一週間~10日は遅れてしまったが、ヒガンバナはやっぱり律儀だった。
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「日本ヒガンバナ学会」を立ちあげ20日ほど経った頃、私は次のような提案・質問をしていた。

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ヒガンバナを追いかけた偉大なる先達 松江幸雄さんは「ひがんばな」(自家版1985)に次のように述べている。

『東北地方のヒガンバナ分布地は、北緯38°線(日本の植物分布の北帯と中帯との境)付近を境として、これより北部には自生地は少ない。青森県、北海道には、自生地は発見されていない。したがってヒガンバナの分布北限は、秋田県、岩手県の南部地域となっている。』

 先達 松江先生は、自分の足で確認すると同時に、その当時の研究者、興味をもつ人々のネットワークを駆使してヒガンバナを追いかけておられる。
 そこから、ヒガンバナの北限に関しても、上記のような結論を出しておられる。

 それから、20年以上の年月が経った。
 今はどうなんだろう。

◆21世紀の今 日本のヒガンバナ分布の北限は どこなんだろう。

 変わってはいないんだろうか。
 その画像が見たい
 いつかは、その地に行ってみたい
 そうは思いませんか。

情報をお待ちします。
                   2007年10月13日 記
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▼実はこれを思い出したのは、先日 友人からメールで同様の質問を受けたからだ。
 「日本ヒガンバナ学会」で提案したときには、岩手県・遠野あたりからも画像を送ってもらった記憶がある。
 あれからでも12年!!
 もともとの松江先生の調査からみると、34年以上だ!!
 ネット環境も大きく変わってきた。
 また自然環境も大きく変化しただろう。今、再び問いたい!!

「日本のヒガンバナ分布の北限は!?」

▼幸いな(?)ことに、今年は全国的にヒガンバナの開花が、一週間~10日ばかり(もっとかもしれない)遅れている。
 だから今からでも間に合うかも知れない。
 できれば、開花の画像も見せて欲しいな。もちろん情報だけでも…

 とりわけ、岩手、秋田、青森、北海道のみなさんよろしくお願いします。
 もちろん他の地方の方の情報もお待ちします。 <(_ _)>

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本日(2019/09/26)、第234回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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▼子規庵の糸瓜は、台風の強風にもめげず元気だ!!
 7~8個の大きな糸瓜の実を収穫できそうだ。うまく種子も回収できれば…

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▼本日(2019/09/26)は、第234回オンライン「寅の日」である。
 8月、9月と続けて読んできた「ルクレチウスと科学」の最終回である。
 寅彦はなぜかくも熱くルクレチウスを語ったのか!?
 その謎解きはどこまで進んだだろう?
 そして、私自身の「原子論」「原子論的物質観」とは!?の課題はどこまで?

◆本日(2019/09/26)、第234回オンライン「寅の日」!!

●「ルクレチウスと科学」(5)(青空文庫より)

▼最終回の今回は、六章と後記を中心に読む。
 六章のはじめに「天災は忘れられたる頃来る」の警鐘を鳴らしつづけて来た寅彦ならではの文章が出てくる。

  彼が雷電や地震噴火を詳説した目的は、畢竟(ひっきょう)これら現象の物質的解説によって、これらが神の所業でない事を明らかにし、同時にこれらに対する恐怖を除去するにあるらしい。これはまたそのままに現代の科学教育なるものの一つの目的であろう。しかし不幸にして二十世紀の民衆の大多数は紀元前一世紀の大多数と比較してこの点いくらも進歩していない。たとえば今のわが国の地震学者が口を酸(す)くして説くことに人は耳をかそうとしない。

 さらに続けてこうも言っていた。
 
そうして大正十二年の関東地震はあれだけの災害を及ぼすに至った。あの地震は実はたいした災害を生ずべきはずのものではなかった。災害の生じたおもなる原因は、東京市民の地震に対する非科学的恐怖であったのである。科学は進歩するが人間は昔も今も同じであるという事を痛切に感じないではいられない。同時に今の科学者がルクレチウスから科学そのものは教わらなくても、科学者というものの「人」について多くを教わりうるゆえんをここにも明らかに認めうると考えるのである。

 そして最後に興味深い言葉で結んでいる。
ルクレチウスはおそらく、この後にさらに何物かを付加する考えがあったのではないか。私はこの書に結末らしい結末のない事をかえっておもしろくも思うものである。実際科学の巻物には始めはあっても終わりはないはずである。

▼最後の「後記」に、これまでのエキスをすべて詰め込んでいる!!そんな気がしてくるのである。
 少し引用がたくさんになるが、私自身が少し「まとめ」をするためと思いつづける。スミマセン<(_ _)>
 まずルクレチウス礼賛の言葉を聞いてみよう。

 ルクレチウスの書によってわれわれの学ぶべきものは、その中の具体的事象の知識でもなくまたその論理でもなく、ただその中に貫流する科学的精神である。この意味でこの書は一部の貴重なる経典である。もし時代に応じて適当に釈注を加えさえすれば、これは永久に適用さるべき科学方法論の解説書である。

 現代科学の花や実の美しさを賛美するわれわれは、往々にしてその根幹を忘却しがちである。ルクレチウスは実にわれわれにこの科学系統の根幹を思い出させる。そうする事によってのみわれわれは科学の幹に新しい枝を発見する機会を得るのであろう。
 現代の科学がルクレチウスだけで進められようとは思われない。しかしルクレチウスなしにいかなる科学の部門でも未知の領域に一歩も踏み出すことは困難であろう。

 ここで寅彦はたいへん興味深い「作業仮説」を提案していた!!

 今かりに現代科学者が科学者として持つべき要素として三つのものを抽出する。一つはルクレチウス的直観能力の要素であってこれをLと名づける。次は数理的分析の能力でこれをSと名づける。第三は器械的実験によって現象を系統化し、帰納する能力である。これをKと名づける。今もしこの三つの能力が測定の可能な量であると仮定すれば、LSKの三つのものを座標として、三次元の八分一(オクタント)空間を考え、その空間の中の種々の領域に種々の科学者を配当する事ができるであろう。

L…ルクレチウス的直観能力
S…数理的分析能力
K…器械的実験より系統化・帰納する能力
面白い!! 
あなたはどこに位置するだろう? 私はどうだろ?

寅彦の示唆することはこのあたりにあるようだ!!

以上の譬喩(ひゆ)は拙ではあるが、ルクレチウスが現代科学に対して占める独特の位地を説明する一助となるであろう。
 誤解のないために繰り返して言う。ルクレチウスのみでは科学は成立しない。しかしまたルクレチウスなしには科学はなんら本質的なる進展を遂げ得ない。

 最後の寅彦からの忠告・戒めは真摯に受け止めたい。
 私は科学の学生がただいたずらにL軸の上にのみ進む事を戒めたく思うと同時に、また科学教育に従事する権威者があまりにSK面の中にのみ学生を拘束して、L軸の方向に飛翔(ひしょう)せんとする翼を盲目的に切断せざらん事を切望するものである。

ここではいったん終りとするが、Facebook版・サイエンスカフェ「寅の日」ではつづけて議論を深めていきたい。
二ヶ月つき合ってくださったみなさんありがとうございます。では、また… <(_ _)>

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全国のヒガンバナ【開花情報】は今!? #ヒガンバナ

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▼昨日(2019/09/24)現在の我が家の定点ヒガンバナ開花状況である。
 辛うじて彼岸明けに間に合ったという状況である。定点は5つある。
A…二十数年来観察をつづけている株 やっと花芽が立ちあがってきた。今年は何本が開花するだろう!?
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B…紅白のヒガンバナが同居する株 シロバナヒガンバナの花芽が先行してニョッキリと!!
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C…東京から引っ越してきた株・植木鉢で育てている。 たったひとつの花芽が!!
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D…「自然結実」を観察することがあった株 木の根元で日当たり悪いのにいちばん元気かも。
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E…Dが株分かれしてできた株 株分かれした球根はけっこうな数になってきているような!? そこからも花芽が…

栗田先生風に言うならば、我が「リコリスガーデン」!!
さて、このあとどのように展開していくだろう?
▼私が現段階で観察したヒガンバナで言うなら

 今年のヒガンバナの開花は一週間~10日遅れている!! 

 全国のヒガンバナ【開花情報】はどうなっているだろう?
◆全国の美しい彼岸花・曼珠沙華の名所23選!2019年彼岸花祭りも
 個別の【開花情報】は、個別にあたるしかないかな。
 もし、一覧できるページがあれば教えて!!
 それにしてもみごとなもんだな!!一度は行って見たいところばかりだな。
▼とりわけ気になるのが、「巾着田」だ!!

◆巾着田「曼珠沙華開花状況」

 ここも確かに遅れている!!
 「開花履歴」を見ていると、けっこう遅い年もあったようだ。
 思い出すな!!
 ●’98巾着田ヒガンバナオフ(98/9/26(土)~27(日)) 
▼今、もっとも気になる「ふしぎ!?」は2つだ。
(1) 今年は全国どこのヒガンバナも開花が遅れているのか!?
(2) もしそうなら、それはなぜか!?
   考えられる理由は?

 今年もヒガンバナの「ふしぎ!?」追い続けよう!!

(つづく) 

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【Web更新9/22】19-38 【ヒガンバナ情報2019】 等 更新!!

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遅れてもなほ律儀かな曼珠沙華 19/09/20撮影@安富

 

■楠田純一の【理科の部屋】19-38
 週末定例更新のお知らせ
 秋分の日を過ぎて、秋はますます深まっていくだろう。
 「大きな喪失にたえてのみ
   あたらしい世界がひらける」(「峠」より)

◆表紙画像2019 更新 曼珠沙華・ヒガンバナ
 ヒガンバナの開花が遅れている!!
 それは確かだ。
 一週間~10日は例年より遅れているだろう。
 でも、けっして「お彼岸」を忘れたりはしなかった。どこまでも、どこまでも律儀だった。

◆【ヒガンバナ情報2019】 更新!!
 開花の遅れは全国的なものなのだろうか!?
 なぜだろう!?
 地温がいつまでも下がらなかった。それはどうして ?(゜_。)?(。_゜)?
 全国の開花情報を知りたいものだ。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 8月、9月と続けてきた「ルクレチウスと科学」もう少しになってきた。
 10月は「科学と文学」を提案している。考えってみると、ずっと「科学とは!?」を問い続けていることになる。
 俳句結社「寅の日」も誕生した。どんなあらたな展開が待ち受けているのだろう。o(^o^)o ワクワク

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 かがくカフェ報告、【お薦め本】紹介とつづいた。
 これらもサイエンスコミュニケーターとしての重要な「仕事」である。

台風一過の昨日(2019/09/23)の朝
なんと西の空にみごとな「朝虹」が…!!
「朝虹は雨」を裏切って、青空の下 運動会が実施された!!
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本日(2019/09/23)、日本ヒガンバナ学会は満12歳に!!そして…  #ヒガンバナ

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▼雨に濡れながらも、家の周辺のヒガンバナが元気だ!!
 前の田の畦、線路沿いの草むらから、「お彼岸」に合わせるようにスルスルと花茎をのばして来て咲いている。
 お見事!!
 皮肉にも庭の定点ヒガンバナになんの兆しもない。

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▼本日(2019/09/23)は「お彼岸の中日」(秋分の日)である。
 ちょうど12年前の今日、mixiにひとつのコミュニティが誕生した。

◆日本ヒガンバナ学会

welcomeメッセージに次のように書いていた。

*******************************************************************************************
「ヒガンバナに興味・関心がある。」という一点だけで共通項をもつみんなで創るコミュニティです。
◆時空を超えて学び合う会(=学会)をみんなで創ろう。
 未来派「学会」に。
「学び合う」楽しさ・喜びをみんなで。 

◆あなたがノックするところがドア(入口)です。
 自分の興味あるところから入ってきてください。
 なければ自分で作ってください。
*******************************************************************************************

▼これぞほんとうの意味での未来派「学会」!!
 と楽しかった。
 ヒガンバナ研究の第一人者であるリコリスさんこと栗田子郎先生にも参加していだき大いに盛り上がり、実に多くのことを学んできた。
 今は私自身の書き込みも少なくなって反省している。
 「日本ヒガンバナ学会」もあらたなステージに向かう時期がきているのかも知れない。
 いずれにしても、はじめの思念だけはいつまでも大切にしたい。
▼本日は私にとっては、もうひとつの「記念日」だった。
 Twilogによれば、私は
■ 私は2009/09/23にTwitterを始めた!!
つまり本日は10回目のTwitter「記念日」だ。
 ひとつのツールを使い始めたことにどれほど意味があるのか!?
 と正面切って問われると、答えに窮してしまう。
 しかし、そこから何かが変わり始めたことは確かでアル!!
 それから地球は、太陽のまわりを10回転した!!  

 「記録」を怠るところだった。
 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから26週目だった。
 今年はいろいろあった観察池であるが、26週目ということは、一年52週のちょうど半分!!
 地球が、太陽のまわりをあと半回転するあいだに、観察池に何がおこるだろう。o(^o^)o ワクワク

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【お薦め本】『ヒガンバナの博物誌』(栗田子郎著 研成社) #ヒガンバナ

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▼それからちょうど一ヶ月が経った!!
 こう書き始めながらも迷っていた。書けばそれを事実として認めることになってしまう。
 何処かで「間違いかも知れない」という部分を残したい気持ちがあるからである。しかし…

 私のヒガンバナ研究の師・栗田子郎先生が、今年の8月22日に亡くなられた!!

 はじめて知ったのは、9/1自分のWebページを更新しているときだった。表紙に先生の「野の花便り」をリンクさせてもらっていた。
 日記風エッセイでとてもきれいな写真とともに各季節の植物が紹介してあった。ずいぶん勉強になりいつも楽しませてもらってきていた。
 そこが「リンク切れ」になってしまうのだった。ネットで調べて訃報の情報を知った。
 まだ信じられなかった。
 関係各位へ電話をして確認してみた。訃報の情報はほんとうらしかった。
 まだ信じたくなかった。
 いたたまれず 9/3、私は始発列車にのり静岡のご自宅にむかった!!
▼栗田子郎先生には、ヒガンバナ研究のことでずいぶんとお世話になっていた。
 特に、実生ヒガンバナ実験については、メールやblogのコメントでアドバイスをもらっていた。アリガタイ!!
 それだけでない。栗田先生をほんとうに尊敬するのは次のことがあるからだ。
 『進化生物学入門~宇宙発生からヒト誕生への137億年~』(栗田子郎著 講談社学術文庫 2013.4.10)の「まえがき」にすごく気に入った文章があった。
 よくいろんな場面でも引用させてもらってきた。少し長くなるが今一度、引用させてもらう。

 ホモ・サピエンス(Homo sapiens 賢い者)と自らを名付けた我々「ヒト」も「チンパンジーとの遺伝的差はほとんどない」 としながらも、二つの大きな特徴があると書かれている。

 しかしヒトという種にはほかのどんな生物にもない(と思われている)きわだった特徴が一つあります。自分自身の由来、ひいては万物のルーツを知りたがるとともに、まだ存在しない未来に思いを馳せるという性質です。チャールズ・ダーウィンが『種の起源』を著し進化論を説いたのもこの衝動に駆られたからでしょう。(中略)  いま一つのヒトの特徴は、細胞外で複製・増殖することのできる遺伝因子、つまり言語(言葉、文字)と映像を操る能力です。生きとし生けるものはすべて、自らを存在させているプリン塩基とピリミジン塩基で記された基礎情報(遺伝子)を次の世代へ残そうとします。ヒトも例外ではありません。しかし、この情報は時間軸に沿って垂直にしか伝わりません。ところが言語や映像という形の情報は水平方向にも伝わります。しかも、細胞核内に収められた情報は親から子へと伝わるのみで、その逆は不可能です。言語情報はこれが可能です。この第二のヒトの特徴が、私をしてこのようなテキストを綴らせたようです。(『進化生物学入門』「まえがき」p11より)

なんと示唆的であろう。
栗田先生がほんとうにすごい思うのは、<水平方向>に情報を伝えることに自らもひじょうに積極的であったことである!!
これまでの自分の研究成果をHP・Webページをつくられ誰でもいつでも見られるように公開されていた。
深謝!!
▼10年ほど前に、栗田先生から驚くべきことを連絡をいただいた。 
 先生の書かれたあの名著『ヒガンバナ博物誌』を画像も増補してWebで読めるようにしたのでということだった。
 うれしかった!!
 あまりうれしかったので、ヒガンバナに少しでも興味ある人をみつけたら、このWebページを紹介しまくった。
 残念ながらこのページは今のところ見れなくなってしまった。
 あらためて、静岡に向かう列車のなかでもこの名著『ヒガンバナの博物誌』を読んでみた!!
 やっぱり名著中の名著だ!!
 この機会にあらためて【お薦め本】にあげておこうと決めた。

◆【お薦め本】『ヒガンバナの博物誌』(栗田子郎著 研成社 1998.9.1)

▼いつもようにお薦めポイント3つをあげてみる。どうも同じことの繰り返しになるが…
(1)「 ヒガンバナ」のすべてがここにある!!
 「もくじ」をあげてみよう。

プロローグ ~花と人類~
1 ヒガンバナと出会う
2 図鑑の中のヒガンバナ
3 なぜか気になる人里植物
4 魅せられた人々
5 花は咲けども
6 種子から生まれたヒガンバナ
7 故郷をもとめて
8 ヒガンバナ渡来再考
9 ヒガンバナ類の起源の地
エピローグ ~さまざまな出会い~
あとがき
参考図書

 「ヒガンバナ」に関することはすべてが語られていた。
 「4 魅せられた人々」などはほんとうに面白い。植物「ヒガンバナ」に話はとどまらない!!


(2)「ヒガンバナ」研究のバイブルだ!!

 1998.9.1以降に書かれた「ヒガンバナ」研究に関する論文、研究報告、文献を見れば驚くだろう。
 必ず参考文献の第一にこの本があがっているのである。
 つまり、1998年以降の「ヒガンバナ」研究はここからはじまっているのである!!


(3) 参考図書は必見だ!!

 1998年以前の「ヒガンバナ」研究に関する参考文献のすべてがこの本の「参考図書」にある。
 これはとてもアリガタイ!!

 この名著中の名著!!手元にない人、今ならまだ手に入りますよ!!
 「ヒガンバナ」ファン必読書!!ぜひぜひ…

 追悼の意味を込めて書き始めた文章だったが、やっぱり哀しい!!
 淋しい!! 合掌。 
 

 

 

 

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「自然結実」ヒガンバナ群生地は今!!(2019/09/20) #ヒガンバナ

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▼私は偶然にも2013年11月13日、「種子」をつくらないはずのヒガンバナの「種子」をみつけた!!
 それもひとつだけというのでなく、いくつもの「自然結実・種子」をそこでみつけた!!
 「自然結実」ヒガンバナ群生地の発見だった。
 驚くべきその翌年からは他の場所・群生地を含めて、毎年たくさんの「自然結実」種子を手に入れるようになっていた。
 さらには、その9個の「種子」の発芽に成功していた。
 
 さて、今年はいくつの「自然結実・種子」を手に入れることができるだろう?
 まずは、「自然結実」ヒガンバナ群生地の今が知りたくなって、「彼岸入り」の昨日(2019/09/20)巡ってみた。
 天気が悪くなる前にと、朝方よりでかけた。
 コースは 「安富」→「夢前」→「福崎」の順番に巡った!!
 
 群生地発見最初の場所「安富」
 実り垂れる稲穂とヒガンバナのコラボは、最高の秋の風物詩だ!!
 特定の田の畦が、その群生地だった。
 ここのヒガンバナもやっぱり少し遅れていた。最盛期までは、あと一週間だろうか!?
 昨年ここから採集・回収した「種子」は2個発芽していた。
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▼次は、同じ道沿いにある「夢前」である。
 ここのヒガンバナは、さらに遅れていた。
 「花芽」すらまったく顔を出していない場所がほとんどだった。
 スギナいっぱいのなかから、顔を出すヒガンバナ「花芽」がかわいかった。
 最盛期には、溝をはさんで真っ赤に燃える松明の行列がみごとな場所もまだまだだった。
 くずれかけた崖に、球根(鱗茎)がむき出しになりいくつも転がっていた。
 こうして分球によって殖えていくのもまた事実!!
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▼最後は、最も身近な「福崎」である。
 今年の「初見」はここでしていた。
 ここもまた、最盛期までにはもう少し時間が必要なようだ。
 溝の水面に映るヒガンバナもなかなかおつなものである!! 
 道路をはさんで北側も、南側もであった。一本の溝でツナガッテイタ!!
 これまでに、いちばん多くの「自然結実」種子を手に入れている場所だ。
 さて今年はどれほどの!?
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▼昨日の群生地巡りで気づいたことをメモしておく。後日の考察のために
(1) 今年の開花は遅れている!!一週間から10日は遅れている。
 ・昨年同時期の観察とくらべるとはっきりする。
 ・なぜだろう!? 花芽ができるころの酷暑  猛暑・残暑 秋雨の遅れ?
(2) 「自然結実」種子が多く採集した場所は、翌年は不作!?
 ・なんとしても子孫を残したい!!→それが「自然結実」を生む? (単純なシロウトの作業仮説ダ!?)
(3)「自然結実」群生地のヒガンバナは衰退しているように見える。
 ・これは作業仮説にあわせるための偏見かも知れない。
(4)私のみつけた群生地以外にも、昨年度はお二人の方が、「自然結実」種子をみつけられた!!
 ・想像する以上に高頻度に「自然結実」はアタリマエ!!
 ・日本のヒガンバナに今何かが起こっているのかも!?

さあ、次はいつ群生地巡りをしょうかな。  

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2019年10月のオンライン「寅の日」は #traday #寺田寅彦

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▼垂れる稲穂に真っ赤なヒガンバナは最高にお似合いだ!!
 やっぱりお彼岸には間に合った!! 
 例年の花芽「初見」の場所ではないところに、次々と開花しようとしていた。
 もちろん「初見」定点でも…
 
 今日(2019/09/20)は「彼岸入り」、ヒガンバナ散策に出かけてみよう。
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▼2010年10月のオンライン「寅の日」の計画を立てる時期が来ていた。
オンライン「寅の日」は、8年目に入ってからは、7年の歩みのなかで繰りかえし読んできた寺田寅彦「○○随筆」十選を中心に読んできた。
・4月、5月… 寺田寅彦「科学(理科)教育」十選!!
・6月… 寺田寅彦「俳句入門」十選!!
・7月… 寺田寅彦「気象入門」八選!!
・8月、9月… 「ルクレチウスと科学」
 10月は、少しちがう視点で何を読むか検討してみたい。10月は2回あった。

■2019年10月オンライン「寅の日」
◆第235回オンライン「寅の日」 …10/08(火)
◆第236回オンライン「寅の日」 …10/20(日)

▼寺田寅彦「○○随筆」十選のなかには入れてはいないが、とても気に入り繰りかえし読んできた作品がある。
 「科学と文学」である。すでに6回も読んできていた。毎年一回は読むのが恒例化しつつあった。
 10月はぜひこれを読んでみたい。とても長編であるから、2回に分けて読みたい。

■2019年10月オンライン「寅の日」

◆第235回オンライン「寅の日」 …10/08(火) 「科学と文学」(1)(青空文庫より)

◆第236回オンライン「寅の日」 …10/20(日) 「科学と文学」(2)(青空文庫より)

▼俳句結社「寅の日」も立ちあげ、オンライン「寅の日」も、12日一度だけ巡って来る「寅の日」だけに限定せずに、より日常的な交流をすすめたい!!
 その願いを少しずつでも「かたち」にするために、
◆Facebook版・サイエンスカフェ「寅の日」
 をはじめている。
 「寅の日」に興味ある人の参加をお待ちしています。<(_ _)>
 「こんなのあるといいなあ…」は、あなたが参加してぜひ実現させてください!!
 
  
 

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本日(2019/09/19)、俳句結社「寅の日」発足!! #traday #寅の日

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▼5月に訪問した子規庵で5粒の糸瓜の種子を「おすそ分け」してもらった。
 5/30に種子を蒔いて4粒が発芽した。
 そして、なんとか本日(2019/09/19)に間に合うようにひとつの糸瓜の実が大きく育った。
 育った実はひとつだけではなかった。
  のびた蔓の先の方に、第二、第三の実も大きくなろうとしていた。
 アリガタイ!!
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▼本日(2019/09/19)は、その糸瓜忌・子規忌である。
 正岡子規は1902年(明治35)、9月19日午前1時頃次の「絶筆三句」を残して永遠の眠りについた。

 をとゝひの へちまの水も 取らざりき

 糸瓜咲て 痰のつまりし 佛かな

 痰一斗 糸瓜の水も 間に合わず

 なんと享年三十四歳十一ヶ月であったという。
 なんと短い生涯であることか!!
   なんと成した仕事の偉大なことか!!
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▼実は、以前からこの日にと決めていた。

◆俳句結社「寅の日」発足!! 

 を。
 いつの日かその「準備」をして、「計画」を立てて、そんなこと思っていたら終わってしまいそうだ!!
 ここは強引に出発してしまおうと思う!!
 「準備」も「計画」もあとからでもいいではないか。
 この日を選んだのは、もちろん少しでも偉大なる子規にあやかりたいという思いからである。
 それに、また「寅の日」は子規とはまったく無縁というわけでもなかった。
▼まったくのシロウトだ。
 書いているうちに少し気恥ずかしくなってくる…(^^ゞポリポリ
 でも続ける!!
 俳句結社「寅の日」、師事するのは寺田寅彦!! まずは

◆俳句の精神(青空文庫より)
◆天文と俳句(青空文庫より)

を読んでみよう。

(つづく)  

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【お薦め本】『アオバナと青花紙』(阪本寧男・落合雪野著 サンライズ出版)

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▼そもそものはじまりは、33年前の「紅花を追って」の旅で京都「古代友禅苑」を訪ねたときだった。
 そこで、私は実際に友禅染めの下絵を描いておられる職人さんに「青花紙」を見せてもらい、「アオバナ」=「オオボウシバナ」のことを教えられたのだった。いつかは草津に行ってこの目で「アオバナ」の咲くのを確かめたいと思っていた。
 そして、ついにこの夏の終り草津に旅をしたのである。

•草津「あおばな」を追って(1) #あおばな #青花 #オオボウシバナ 

•草津「あおばな」を追って(2) #あおばな #青花 #オオボウシバナ

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▼この旅で「草津宿街道交流館」を訪ねたとき、学芸員の方に「アオバナ」「青花紙」に関する唯一無二の本と紹介してもらった本が、今回の【お薦め本】である。

◆【お薦め本】『アオバナと青花紙』(阪本寧男・落合雪野著 サンライズ出版 1998.9.20)


 その場でパラパラとめくってみた。なかなか面白そうだった!!
 それに読みやすそうだった。そんな貴重な本なら、手にいれられるうちにと帰るなりAmazonで発注した。
 手には入って、じっくり読んでみた。これが滅茶苦茶面白かった!!
 話がひろがってしまわないうちに、いつものようにお薦めポイント3つをあげておく。
(1) 「アオバナ」「青花紙」のすべてがわかる!!
(2) 調査・研究の姿勢に大いに学ぶべきものがある!!
(3)「常民の科学」再考のきっかけを与えてくれる!!
▼蛇足にならない程度に少し詳しく
(1) 「アオバナ」「青花紙」のすべてがわかる!!  学芸員の方がおっしゃった通りだった。
 すべてが書かれていた。わかりやすいように「目次」をあげてみる。

はじめに
第一章 アオバナとツユクサの植物学
第二章 アオバナと青花紙の歴史
第三章 アオバナの栽培
第四章 青花紙のできるまで
第五章 青花紙の販売ルート
第六章 青花紙の利用
まとめ
あとがき
主要参考文献

 これで「すべて」が出てくることがわかるだろう。さらに、その場でもコピーをしていただいのだが、資料としてあがっている図譜がとてもいい。繰りかえす!!
 この一冊で「アオバナ」「青花紙」のすべてがわかるのである。

(2) 調査・研究の姿勢に大いに学ぶべきものがある!!
 特に気に入った章がある。
第三章 アオバナの栽培
第四章 青花紙のできるまで
 である。ここは実際に今なお「アオバナ」を栽培し、「青花紙」をつくっておられる農家に入り込んでの現地ルポなんである。
 さらに、具体的な様子を多数の写真でよりリアルに「記録」されている。
 もっとも気に入ったのが、作業される農家さんは固有名詞で登場されるのである!!
 作業するのは農家さん誰かの手ではないのである。「○○さんの手」なのだ!!
 それがすごい説得力をもつことになるのである!!
 それにもうひとつ感動した説得力をもつものがあった。それは、作業の過程で使われているコトバを、そのまま「記録」していることである。
 「アオバナのキ」「カイ」「カッテバエ」
 「ハナツミ」「シル」「アラシボリ」「ナガス」「ツケル」「ネカス」等々
 全体として、農家さんの美しい青花紙づくりへのこだわりをみごとに伝えることになっている。
 根っこのところに、調査・研究をすすめる人の姿勢があるような気がした。
 大いに学びたいところである!!

▼最後にきわめて個人的感想のようなことをあげている。
(3)「常民の科学」再考のきっかけを与えてくれる!!
 「常民の科学」!!
 なんともなつかしさすらおぼえるコトバだ。草木染めにはまっていたころよくつかったコトバだ。
 もうひとつの「科学」が、人々の日々の暮らしや自然とつき合いながら営まれてきた「生産」と「労働」のなかにある!!
 それを名づけて「常民の科学」!!
 それを思い出させるような文章に出会った。

●青花紙の役目は『消えること』
 青花紙は友禅染や絞染の製作工程にかかせない材料として、いまでも確固たる地位を占めている。その理由は、下絵用絵具としてのきわめて優れた性質にある。
 アオバナ色素で描いた下絵は、そのままの状態で置いておきたいときは安定的に長い間消えないでいるのに、消したいときは霧を吹くか水につけるだけで簡単にしかもきれいに消えるという相反する特質を併せ持つ。
 このような性質を、人工的に合成された化学青花ですべて代用することは、今のところ不可能なのである。(同書p158より)

続けてこうも語られていた。

 滋賀県草津市では、いまでも農家の人たちによって毎年アオバナが栽培され、その花弁から青花紙が生産されている。できあがった青花紙は「束」という伝統的な単位で取引きされ、地元の仲買人を通じて日本各地へ出荷される。そして、友禅染や絞染といった日本を代表する華やかな染織文化の裏方としてその役目を果たす。つまりアオバナと青花紙は、滋賀県草津地方にしか存在しない貴重な文化財であるととらえることができるのである。(同書p159より)

 来年の夏には、もっと早い時期に「アオバナ」摘み、青花紙づくりの現場を訪ねたいものである。
 この一冊、今ならまだ間に合うかも!! 

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【Web更新9/15】19-37 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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仲秋や土手の菊芋背伸びして 19/09/14撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】19-37
 週末定例更新のお知らせ
 加賀への旅からまだ一週間がたっただけだった!!
 ポンコツ頭のなかでは、まだまだ旅の途中という気分だ。

◆表紙画像集2019 更新 菊芋
 中国縦貫道沿いの土手に菊芋がぎっしりと咲いていた。
 菊芋!!この黄色がみごとデアル。仲秋を告げてくれる!!
 青空に向けて精一杯の背伸びをしているがごとく。
 芋を掘り起こして、「子宝飴」に挑戦したことがある。なんともあっさりした味の記憶が…!?

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 旅の報告も、ファラデーラボ「かがく」カフェの報告も みんなみんな私のなかでは、重要なサイエンスコミュニケーターとしての「仕事」なのである。
 レポートすることを前提に、「取材」をしているという意識でものごとを見ていると、いっぱい「発見」が!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!

 9月のテーマ「ルクレチウスと科学」もあと一回を残すのみとなった。
 「中谷宇吉郎・雪の科学館」に行った。宇吉郎35歳のときに寅彦はなくなった。
 しかし、宇吉郎のなかには生涯、「寅彦」が生き続けていた!!
 あの言葉とともに、「ねえ君、不思議だと思いませんか?」
 オンライン「寅の日」も、はや8年目だ。
 うれしいことに私のなかにも「寅彦」が住み着きはじめた!!そんな気がする今日この頃デアル。

◆燐寸(マッチ)一本 化学の元!! 更新!!
 いよいよ、マッチの祖・清水誠を追い始めた。
 さて、次は何処へ。

 「彼岸の入り」が近い!!
 「暑さ寒さも彼岸まで」とはうまく言ったものだ。

 報告が遅れている大賀ハス観察池。蓮根の植え替えから25週目だった。
 華はあきらめていたが、地下の蓮根だけは太らせたかった。
 立葉が林立しつつある。はたして復活か!?
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ファラデーラボ「理科教育と実験」(2)

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▼かがくカフェの第二部が、ここのところとても充実してきた。
 第二部の面白さは、当日のその時間になるまで、誰が何を発表されるのかわからないところにある。
 定番化しつつあるメニューもあるが、予想外の発表もとびだすところが、ワクワク度を増してくれる。
 第一部と第二部の休憩時にホワイトボードに本日の発表メニーが書かれる。
 私は、ここで発表される科学を勝手に「共愉の科学」=共に愉しむ科学 と呼んでいる。
▼さて、今回はどんな「共愉の科学」が飛び出したのか!?
 私の理解した範囲で報告する。ポンコツ頭の理解の範囲を超えることも多々ある。発表の本意を理解しないで失礼な面もあることを最初にことわっておく。<(_ _)>
 
「RikaTan」
 まず橋本さんの方から、雑誌「理科の探検」=RikaTanのこれまでの取り組みと「これから」が語られた。
 編集長の左巻健男さんが参加してくださっていたので、さらに詳細について熱く語られた!!
 なんとアリガタイことに、参加者にバックナンバーの無料提供があった。深謝 <(_ _)>
◆RikaTan 

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「工作品4種」
 もう定番化してきた上橋さんの仰天工作の数々だ!!
 なんで、こうも次々と凄いモノを作られるのだろう!?その発想・工夫はどこから生まれるのだろう!?
 ひとつひとついつまで見ていても飽きない!!
 芸術作品を鑑賞している気分だ!! 生の空気感、これは目の前で見せてもらわなければ味わうことができない。
 ひとつひとつの作品がつくられるプロセス、材料、「からくり」、動画等は、次のページから見せてもらえる。
 また11月のファラデーラボでは、上橋さんの工作教室が予定されている。
◆智恵の楽しい実験・工作 メニュー 
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▼続いて「物理」教材について2つの提案があった。
「回路カード用電圧計」
大多和さん提案の電圧計は、瞬時に電圧を計測できるのでとても便利そうだ。
回路カードを使って実践するときにより有効そうだ!!

「作用・反作用」 
今回の石原さんの提案は、接触する2物体の運動方程式から、「作用・反作用」の法則はアタリマエ!!を導こうというもの。
それは、はたして有効か?
高校物理の現況は? などが話し合われた。

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▼最後に
「エナジースティク、岩石」
 觜本さんが最近手に入れた教材「エナジースティク」の紹介をした。参加者全員で手をつなぎ通電性の実験をした。
 楽しかった!!
 岩石鑑定人・觜本さんが「石ころ」を鑑定した!!(゜o゜)ゲッ!!

 最後にファラデー今後の予定が発表された。
 楽しみな企画が次々予定されている。次回はぜひ、あなたも…!!
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ファラデーラボ「理科教育と実験」(1)

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▼理科教育にとって「実験」とは!?
 こんなもっとも本質的なテーマに応える「かがく」カフェが、昨日 ファラデーラボで開催された。

■第105回ファラデーラボかがくカフェ

◆テーマ 「理科教育と実験」
●話題提供  手嶋 靜さん(山口県岩国市在住)
       元高等学校講師(化学)  (株)一屋 代表取締役
      「イルカのホームページ」 http://iruka.la.coocan.jp/index.html

 以前よりずいぶんお世話になり、いろいろ教えていただいてきたイルカさんに久しぶりにお会いできる。
 それだけでも楽しみだった o(^o^)o ワクワク
▼久しぶりにお会いするイルカさんこと手嶋さんは、あいかわらずするどかった!!
「そもそも科学ってなに!?」からはじまるイルカさんの体験的科学論・科学技術論は、いつも具体物があるから説得力があった。
 次から次へと登場してくる、モノ、「実験」はやっぱり新鮮で面白かった!!
 主なものだけでもリストアップしてみる
・「水ガラスのスーパーボール」
 事実をもって証明する!!それこそが科学の醍醐味!!
 子どもたちに伝えたい「科学」とは、そんなもの。その場でつくらせてもらったが、超簡単にスーパーボールができあがった。
 床に落とすとみごとに跳ね返った!!
 それにしてもイルカさんの超情報収集力は健在だった!!
・「いろいろの超簡単・安全スライム」
 これをはじめてお聞きしたときには、とっても感動した イルカさんの持ちネタだ。
 今も、ケースバイケースに応じた「レシピ」が見せてもらえるのはアリガタイ!!
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▼「実験」もいっぱい準備してもらっていたようだが、特にドラスティクで印象に残ったのは、次だった。
・「金属Naの実験」
 安全充分配慮しながら、感動的に見せる工夫がいろいろあった。
・「卓上でのテルミット反応」
 いろんなテルミット反応を見てきたが、こんな簡単にできて、劇的変化がみられるのははじめてかも知れない。
 また最後には、いくらの鉄が回収できるかを計算させるという展開は、実際の授業を考えるとき大いにヒントとなるだろうと思った。
 
 結合のし方で、物質の世界を概観するというのもとてもいい!!
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▼手嶋さんの発想・工夫で面白いのは、化学実験のみならず、いろんな「ものづくり」でも発揮されていた。
 いくつも面白いものがあるなかで、昨日は
・「スーパー輪投げ」 を実際につくらせてもらった!!
 楽しかった!!

 まだまだ他にもいっぱいあった!! 
 科学の醍醐味を味わうことこそ、学びの王道であり、近道でもある。そんな気がして来ました。
 イルカさん(ついそう言ってしまう(・・ゞポリポリ)  ありがとうございました。深謝 <(_ _)>

(つづく)
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本日(2019/09/14)、第233回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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▼少しせっかちになっていた。
 「なんぼなんでも遅すぎる!!」と。
 ヒガンバナ「花芽」の初見がまだだった!!雨もたっぷり降り、いっきょに秋めいていた。地温ももう臨界点には達しているはず!?
 昨日(2019/09/13)の夕方、例年の初見観察地を離れ、少し遠出をしてみた。
 ここ何年か自然結実ヒガンバナを観察している群生地(福崎)である。

 そこには、やっぱり咲いていた!!
 浮き株周辺よりスタンバイOKの「花芽」も多くある!!
 いやすでに満開もあるではないか!!走りヒガンバナは少し「ワラベノカンザシ」っぽいものもある。
 さあ、いよいよはじまる2019年ヒガンバナ観察!! きっと師走の風が吹くまでになるだろう。
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▼本日(2019/09/14)は、第233回オンライン「寅の日」である。
 今月も先月に引き続き「ルクレチウスと科学」を読んでいる。先月からカウントすると4回目である。
 今日は、第4章、第5章を中心に読む。

◆本日(2019/09/14)、第233回オンライン「寅の日」!!

●「ルクレチウスと科学」(4)(青空文庫より)

▼第4章に入って、寅彦の熱い語り口調は少しトーンダウンする。

 以上紹介したところによって、私はルクレチウスの根底に存する科学的精神の一般的諸相と、彼の元子説のおもなる前提ならびにその運用方法の概念だけを不完全ながら伝えることができたように思う。以下の三巻に現われるこれらの根本的なものは、多く述べきたったものの変形であり敷衍(ふえん)であるとも見られる。

 要するに三巻までの繰りかえしが続くので、少し省略していこうというわけである。
 また、これまでも言っていたが、こんな「ことわり」を繰りかえす。

 また一方、以下各巻に現わるる具体的の自然現象の具体的説明となれば、これらはそのままでは当然現在の科学に照らした批判に堪えうるものではない。

 それにしても、「光」「音」についてたいへん興味深い論理が展開されている。
 今一度自らに問いたい。
 「ルクレチウスにまけない観察眼が我にあるだろうか?」と。
 寅彦が教育方針への疑問も投げかけている。ひょっとしたら今も有効なのかも!?

 多くの学生らは教科書に書いてない眼前の問題はあまり考えてみないものと思われる。そして教わったものなら、どんなめんどうな数式でも暗記していて、所問に当たろうが当たるまいが、そのままに答案用紙に書き並べるのである。二千年前のルクレチウスのほうがよりよき科学者であるのか、今の教育方針が悪いのか、これも問題である。

▼第5巻に入って、ルクレチウス自身も少し方向転換したようである。
 一読しただけではちんぷんかんぷんの「観念的」な言葉がならぶ。しかし、ルクレチウスの本意とはこのあたりにあるのかもしれない。

 第五巻の初めにおいて、ルクレチウスは、さらに鋒先(ほこさき)を取り直して彼の敵手たる目的論的学説に反抗している。そうして神を敬遠して世界と没交渉な天の一方に持ち込んでいる。
一は公理から演繹えんえきし一は事実から帰納するのである。この点からもルクレチウスのほうが自然科学的である。

たいへん興味深い展開もある。

最も興味あるは宇宙の生成に関する開闢論的(コスモゴニカル)考察である。元子的渾沌(こんとん)の中から偶然の結合で分離析出が起こるという考えは、日本その他多くの国々の伝説と同様であるが、それを元子論的に見た点がはなはだ近代的であることは前述のとおりである。

 この方法論は、実は、はなはだ科学的なものである。彼の考えを敷衍(ふえん)して言えば、経験によって明確に否定されないすべての可能性は、すべて真でありうることを認容してかからねばならないというのである。この事は意外にもかえって往々にして現時の科学者によって忘却される。精密という言葉、量的という標語を持ち出す前にまず考えなければならない出発点の質的のオルターネティヴが案外にしばしば粗略に取り扱われる。その結果は、はなはだしく独断的に誤れる仮定に基づいためんどうな数学的理論がひねり出されたりするような現象が起こる。そういう意味でルクレチウスのこの態度は、むしろ今の科学者に必須(ひっす)なものと考えなければならぬ。

これなど、自然科学の方法に関する重要な提言で、現代にも通用するものである。
 トーンダウンしたとは言え、寅彦はやっぱり熱く語っているのである!!

(つづく)


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2019年夏の旅を終えて(2)

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▼いっきょに秋めいてきた!!
 遅れているヒガンバナ「花芽」。いくなんでももうそろそろだろうと例年初見の場所に行ってみるが、浮き株にその気配はない。
 庭の定点ヒガンバナも同様ある。
 子規庵のヘチマは順調に大きくなり、今年豊作の石榴は赤く色づいていくというのに。
 
 空もすっかり秋めいていた!!
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▼2019年夏の旅をふりかえりながら面白いことに気づいた。
 先の『おくの細道』の舞台とけっこう重なるのである。
 それはなに!? 単なる偶然か!?
 旅の反芻作業のついでに、共通項を気づいたことなどを気まぐれにピックアップしてみた。
(1)「雲見」の旅 …究極の道楽!! 安易・安直・安価!!
(2)「青春18きっぷ」…乗り換え案内アプリ超便利だった。
(3)「○○を追って」等のテーマある旅は面白い!!
(4) JR駅観光案内所は、今なお情報基地!!
(5) ネット検索にひっかからない情報をタクシー運転手さんはもっている!!
(6)くらしのなかにこそ、ホンモノの「サイエンス」がある!! 
(7) 謎解きレポを書くつもりで旅を!! 取材の旅がキホン!!
(8) 謎解きプロセス語れば、だれもが強力な協力者に!!
(9) 人との出会いが、旅を10倍面白くしてくれる!!
(10)旅レポはサイエンスコミュニケーターのひとつの「仕事」!! 
▼気まぐれはこのあたりまでとして、さて何をこそが次につなかるだろう?
 計画しながらも実行できなかった旅は?
・「燐寸(マッチ)一本 化学の元」の旅 清水誠ははじまったばかり。
・「紅花を追って」「草津・あおばなを追って」次の「藍染めを追って」はいつ!?
・「草木染め」実験を!!
・「「丹生」を追う」旅はまったく進まなかった(^_^;)
▼2019年秋の旅は何からはじめようかな。
やっぱり
ヒガンバナかな!?
今年は特別の意味も込めて「ヒガンバナオフ」実施したいなあ!!
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2019年夏の旅を終えて(1)

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月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。

 ご存知『おくの細道』の冒頭である。
 今さらのごとく感心してしまう。さすがであるうまく言ったものである!!
 加賀の旅からもどり、少しずつ「日常」を取り戻しつつあった。
 いつもの定点からの「雲見」からはじまった!!
 そして、午後は夏の終りを告げるような激しい雷雨で、いつもの小川は急激に増水したのだった。
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▼今年の夏が終わる。
 今言う「夏」とは、「青春18きっぷ」の利用期間の[夏季]である。

[夏季]利用期間 2019年7月20日~2019年9月10日

 なんと今年は「青春18きっぷ」を2枚も買い込んでしまったのである。
 それをフルに利用して、2019年夏の旅にでかけたのである。
▼しばし、その旅をふりかえってみようと思う。
 これは偶然そうなってしまったのだが、メインになるはずの8月はまったくでかけなかった。
 前半の7月、後半の9月に集中して旅に出た。このblogに残る「記録」を見てみる。

【7月の旅】
・【再訪】「紅花を追って」(1)~まずは仙台へ~
・【再訪】「紅花を追って」(2)~紅花文化は日本遺産になっていた!!~
・【再訪】「紅花を追って」(3)~芭蕉と山寺と紅花と、そして…~
・【再訪】「紅花を追って」(4)~今回も京都編は最高!!~
・【再訪】「紅花を追って」(5)~成果と「これから」~

▼9月の旅は、期日としては集中していたが、テーマは単発的であった。
【9月の旅】
・2019年9月(長月)の俳句「歳時記」!!(静岡 「雲見」の旅)
・草津「あおばな」を追って(1) #あおばな #青花 #オオボウシバナ
・草津「あおばな」を追って(2) #あおばな #青花 #オオボウシバナ
・マッチの祖・清水誠を追う!!(1)~金沢編~ #マッチ #燐寸 #清水誠
・中谷宇吉郎 雪の科学館は最高に面白かった!! #中谷宇吉郎 #雪の科学館

(つづく)

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中谷宇吉郎 雪の科学館は最高に面白かった!! #中谷宇吉郎 #雪の科学館

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▼加賀まで来ていて、この機会をのがすわけにはいかなかった。

◆中谷宇吉郎 雪の科学館

である。これまでにも何回か訪れ、とても楽しませてもらっていた。
 オンライン「寅の日」の関係から、5年ほど前よりこちらの「友の会」にも入れてもらっていた。「友の会」の会員なってからも、ぜひ行きたいと思いながらも訪問の機会をのがしていた。

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▼それにどうしても、今回の機会に訪問したいわけがあった。それは、現在、館では

◆山田功写真展「彩氷」 2019年7月4日(木)~10月8日(火)

が開催されていた。開催期間がもう後一ヶ月を切ってしまった。
 今回の機会をのがすと、見せてもらわないうちに終わってしまう。透明なはずの氷が、偏光板二枚に挟んで観察することにより、氷の結晶がみごとな彩りを帯びて見えるのだ!!
 みごとな写真群を生で見せてもらいたかった。とりわけ、そのなかでも「ストロー氷」ができたときの画像が見たかった。
 昨年冬、私自身も2度もこの不思議な「ストロー氷」を見ていた。
 数枚の「ストロー氷」の画像を見せてもらうことにより、その不思議の謎解きができた!!
 面白い!! ナルホド(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

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▼これだけでも大満足だった。
 今回は、徹底して時間をかけて楽しませてもらおうと、開館と同時ぐらい入館した。
 まずはじめに
・「科学するこころー中谷宇吉郎の世界」(25分)
 これが実にいい!! 宇吉郎のすべてがわかる映画だ!! 必見だ!!
 次に
・雪と氷の実験観察 4つ
 (1)人工雪(ムライ式)
 (2)ダイヤモンドダスト
 (3)チンダル像
 (4)氷のペンダント
 朝が早かったので、たったひとり私のためだけに実験をしてもらった。
 超ゼイタク!!「過冷却水」のはなし、シャボン膜で氷の結晶を掬う実験、チンダル像の実験が興味深かった。
 チンダル像の実験、まだ私自身家でやって成功していなかった。また、挑戦してみようという気になってきた。深謝<(_ _)>
展示の方も、時間をたっぷりかけて繰りかえし繰りかえし見せてもらった。
 やっぱり私がいちばん気になるのは寅彦がらみのところだった。
 寅彦から譲り受けたというネクタイが展示してあった。
 年譜を見ていて気づいた。寅彦が亡くなったとき宇吉郎は35歳だった!!若い!!
 宇吉郎にとって寅彦という存在は!?
 寅彦にとって宇吉郎という存在は!?
 また、オンライン「寅の日」でもとりあげたいテーマでもある。
▼館内を存分に楽しんだ後、中庭の「グリーンランド氷河の原」を見せてもらった。
 60tもの石を現地から運び込んでの庭はインパクトがあった!!
 「人工霧」もなかなかリアルだ。
 柴山潟を一望できるティルーム『冬の華』で、スィーツセットの珈琲を飲んだ。
 ちょうど柴山潟に噴水があがっていた!! カーテンまであげてもらって絶景を楽しませてもらった。

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 バスの時刻まで少し時間があった。
 直射日光がきびしいなかではあったが、片山津温泉まで歩いてみた。
 片山津温泉には、宇吉郎の生誕地に「中谷宇吉郎誕生の碑」「宇吉郎小径」があると教えてもらったからだ。
 ここでも、また多くの人の世話になって、そこに行き着いた。
 はじめてのところというのは、近くまで行っいてもわからないものである。
 お世話になった方々に深謝 <(_ _)>

 もう存分に宇吉郎を楽しんだ一日となった!!

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マッチの祖・清水誠を追う!!(1)~金沢編~ #マッチ #燐寸 #清水誠

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「燐寸(マッチ)一本 化学の元!!」 ではすでに「これから」の課題として、宇田川榕菴 、久米通賢、川本幸民につづいて
 マッチの祖・清水誠を追うこと をあげていた。
  しかし、どこから巡るか?それをきめかねていた。
▼青春18きっぷの期限がせまっていた。
 昨日(2019/09/09)、思い切って清水誠生誕の地=金沢から巡ることにきめた。
 始発列車で福崎を出発して、金沢に着いたのは昼過ぎだった。
 昼食をすませ向かったのは
 「マッチの祖清水誠先生顕彰碑」がある卯辰山である。
 はじめて行く場所だ。例によって駅の観光案内所で尋ねることにする。とても親切に教えてもらった。
 別の情報で、卯辰山「花菖蒲園」の近くということも聞いていた。
 「花菖蒲園」まで行って、そこで作業をしておられる方に尋ねるがわからないと言う返事だった。
 しかし、とっていいことを教えてもらった。
 「地図を見てもわからないようだったら、そこに書いてある金沢市緑と花の課に電話してみたら…」
 進言に従って電話してみた。
 忙しい中、電話に出られた方はとてもわかりやすく説明してくださった。アリガタイ!!
 あった!!
 卯辰山山頂に向かう途中の道沿いだった。
 「マッチの祖清水誠先生顕彰碑」案内の標柱
 「説明案内板」
 「顕彰碑」
 「顕彰碑」裏の説明書き 等々
 ここぞとばかり写真を撮りまくった。
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▼卯辰山をくだり、次に向かったのが清水誠の墓のある「玉泉寺」である。
 寺町寺院群までの道のりは、歩いてさすが無理だった。
 時間の制限もある。バスもあるが、ここはタクシーを利用した。
 タクシーのナビを駆使してつれていってもらった。
 しかし、現地についても、どこが「玉泉寺」なのかわからないのである。
 なんとか小さな看板でそれとわかった。
 奥へ入っていった左手に、ひときわ目立つかたちで「清水誠」墓石があった。
 あらためてお寺の門にもどると
 「日本燐寸創業者従五位清水誠」の碑があった。かなり朽ちかけている。
 かろうじて読めるのは「清水」までであった。しかし、「燐寸」の文字をみつけたときは、とってもうれしい気分になった。
 金沢まで来た甲斐があった!!

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▼四時間たらずの短い時間であったが、見るべきものは見た!!
 大大満足である。
 それにしてもちょっと不思議に思ったことがある。「清水誠」の名前があまり知られていないということだった。
 金沢に来て、私は何度も「なぜ清水誠を追っているか?」を話をすることになった。
 姫路のマッチ産業のことを、そしてそのマッチ産業の創業者・清水誠のことを。
 みんな一様に言われた。
 「もう一度名前を言ってくれ」と。そしてメモされた!!

 さあ、次はどこに「清水誠」を追うのか?
 東京か? 神戸か?

(つづく)

 




 

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【Web更新9/8】19-36 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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蔓延りて世界分けるや藪枯らし 19/09/07撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】19-36
週末定例更新のお知らせ
 9月に入ってはやくも2度目の定例更新である。
 おそろしく時間が加速してきているように感じている。こんなときこそ呪文のように唱える。
 「ゆっくり ゆっくり 急ごう!!」と。
 
◆表紙画像集2019 更新 藪枯らし・ヤブガラシ
 もうワープロ使いだして久しいが、今でもときどき漢字変換してみてびっくりすることがある。
 「はびこる」と入力して、変換してみたら「蔓延る」とでてきた!!
 まさにその様をみごとに表現した漢字ではないか。これを使いたくて詠んだような句が今週の一句である。
 少し草刈りを怠っていると、そこにヤブガラシが「蔓延る」!!
 ヤブガラシが囲い込む世界とそれ以外の世界とをまるで世界を二分するように「蔓延る」!!
 「蔓延る」「藪枯らし」の語のおどろおどろしさに似合わぬかわい花が私は好きだ!!

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 今週は2度までも遠出の旅をした。
 旅のレポートを書くのも、サイエンスコミュニケーターのひとつの仕事と考えている。
 「雲見」の旅も、「○○を追って」の旅も私にとっては重要な「サイエンス」なのである!!

◆【ヒガンバナ情報2019】 更新!!
 今年も全国の開花情報を楽しみにしている。
 今年のヒガンバナは、特別の意味をもつヒガンバナとなるだろう。
 哀しい!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!

 9月は、8月に引き続き「ルクレチウスと科学」を読んでいる。
 なかなか先が見えてこない。
 それしても、寅彦をしてかくも熱く語らせたものは何!?
 たとえ、そのひとつでも…。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 今月の俳句歳時記のなかで、俳句結社「寅の日」発足宣言をした。
 期日は、子規忌・糸瓜忌 9/19(木)である。

◆「コウガイビル」を追う 更新!!
 今も生き続ける4匹のコウガイビル!!
 究極の「ふしぎ!?」=「生命」とは!? にどこまでせまれるか。
 「ふしぎ!?」を持続することこそが唯一の道。

どれも、これも
今週も
「ゆっくり ゆっくり 急ごう!!」 


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草津「あおばな」を追って(2) #あおばな #青花 #オオボウシバナ

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▼もう本来の目的は午前中に充分すぎるほど果たしていた!!
 ところが、ここが私の欲ばりなところ…(^^ゞポリポリ
 せっかくここまで来たのだから、当初予定していた「あおばな」に関連した場所をもう少し巡ってみたくなった。
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▼最初に行ったのは

◆ JA草津市農畜産物交流センター 草津あおばな館

だ。駅から少し離れていたのでタクシーに乗った。タクシー運転手さんからはいつものようにいろんなことを教えてもらった。
 草津川が天井川であったこと、宿場町草津の歴史、琵琶湖、比叡山、当地の気候等々。
 草津あおばな館では、「青花」関連商品、グッズが販売されていた。
 「あおばなしおり」「あおばな緑茶」「青花100茶」「あおばな羊羹」などを買い込んだ。
 あおばな館の方にも、いろいろお世話になった。<(_ _)>
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▼いったん草津駅にもどった。
 しかし、まだ未練があった!!
 当初から予定していた草津「あおばな」を栽培されている畑に行きたかったのである。
 「もう畑の青花は引き抜かれていましたよ!!」とは教えてもらっていた。
 でも、どうしても、そこが「青花畑」であったというその場所に行ってみたかった!!
 ずいぶんわがままなこだわりである。
 今度は、「あおばなMAP」をたよりにバスで向かった。バスの停車場からずいぶん歩きまわった。
 MAPがイラストマップだったので、そんなにくわしくわからない。
 近くの田んぼで作業をしておられた方に教えてもらい、やっとその畑にたどり着いた!!
 確かに畑の「あおばな」は引き抜かれ、耕されて石灰がまかれていた。
 ここでまた近くで農作業をしておられる方に教えてもらった。
 「8月の終りから、9月のはじめに作業をされていたよ。」
 「また、もう少し早い時期に…」と。
 何枚も畑の写真を撮っているうちに気づいた。

 畑の畦に引き抜かれなかった「あおばな」が数株残っていのだ\(^O^)/

 もちろん午後だから萎んではしまっていたが、午前に見た「あおばな」であることはまちがいなかった!!
 大満足で「青花畑」を後にしたのである。
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▼草津駅にもどり、観光案内所のMさんに、みごとに「あおばな」に出会えたこと。
 「あおばな」に関するたくさんの情報を得ることができたことを報告した。
 すべてが、朝にMさんに教えていただいたおかげである!! 深謝 <(_ _)>

 昨日(2019/09/07)。大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから24週目であった。
 ひ弱であるが立葉も再びでてきた。復活のきざしが少しだけ見えてきたのかも!?

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草津「あおばな」を追って(1) #あおばな #青花 #オオボウシバナ

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▼そもそものはじまりは33年前の「紅花」を追っての旅にあった。
◆「紅花を追って(2)京都編」
 このとき「古代友禅苑」で下絵描いておられてれたおじさんの「青花紙」の話が忘れられなかった。
 いつかは草津へ行こうと思っていた。
 しかし、その「いつか」は訪れることなく、33年も経ってしまった。今年の夏の「紅花を追って」の旅では、田中直染料店で、ホンモノの「青花紙」も手に入れていた。
 益々、ホンモノの「青花」が見たいという気持ちになっていた。時期が少し遅いことも充分承知していた。
 しかし、今をのがしたら「いつか」は永遠に訪れないのではという気分になっていた。
▼昨日(2019/09/06)早朝、草津に向かった。
 青花はツユクサの一種。ダカラ朝が早いのだ!!
 これからの話は、まるで「作り話」のように、数々の偶然(失敗)が作用してみごとにホンモノの「あおばな」に出会ったのだ。
 まずひとつめの失敗は、始発列車で計画していたところ、準備に手間をとって遅れてしまったこと。
 次は、ネットで検索してみつけた「あおばなMAP」、勝手に見誤って「南草津」で下車してしまったのだ。
 このふたつの失敗が重なり、草津に着いたのが、9時を過ぎていたのだった。
 これが滅茶苦茶ラッキーだった。
 ちょうど草津駅の「観光案内所」が開く時間だったのである。それより前に着いていたら、自分の判断で動き出していただろう。
 観光案内所のMさんのお話はとても興味深いものだった。
 「青花紙」についても、とてもくわしくいろいろ教えていただいた。Mさんとの出会いが、この旅のすべてを決定づけた。
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▼最初に向かったのは、Mさんの紹介で草津市役所物産課に行った。
 「草津あおばな会」の事務局はここにあるようだ。
 朝の忙しい時間帯にもかかわらずとてもくわしくお話を聞かせてもらった。

◆草津あおばな|草津市 

 どうしても今も咲いている「あおばな」が見たいというと、市役所正面玄関のそばで育てているのでと言うことだった。
 そして、ついに見た!! 生の「あおばな」を!!
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▼そして次に訪れたのは、市役所でも紹介していただいた

◆草津宿街道交流館

 ここでもたいへん詳しく、参考文献等も教えていただい。
 2階には、「青花摘み」「青花紙づくり」の用具の展示もあった。 
 教えていただいた参考文献あまりに面白そうだったので入手することにした。

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 その近くの「くさつ夢本陣」には、今もたくさんの「あおばな」が咲いているということを教えてもらったので行ってみた!!
 ここはほんとうにみごとだった!!
 こちらには、今なお咲き誇る「あおばな」をたっぷり見せてもらった!!
 大満足だった!!
 無料休憩所のなかに入って、この「あおばな」育てておられる方の貴重なお話も聞かせてもらった。
 「今年は、遅くまで咲いているんですよ!!」アリガタイ!!
 冷たいお茶までご馳走になって 無料!!とは 深謝 <(_ _)>

(つづく)

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2019年・今年のヒガンバナはまだか!? #ヒガンバナ

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▼ついに子規庵のヘチマに実ができた\(^O^)/
 小さな小さなヘチマである。でも私にはりっぱな第1号ヘチマである!!
 たくさんの雄花が咲き、そして遅れて小さな雌花が咲いていた。
 受粉をし実になっていく!!
 今は、このアタリマエがいたく感動的であり、うれしかった。
▼秋のお彼岸が近づくと地下から花芽をだし、またたくまに花茎をスルスルとのばし開花するヒガンバナ!!
 毎年繰りかえすアタリマエの秋の風物詩だ!!
 このヒガンバナの「ふしぎ!?」を追い始めてもう何年になるのだろう?
「記録」に残しているものだけを見てもかなり古かった。
◆98ヒガンバナ情報(春~初夏編)
◆98「ヒガンバナ情報(秋編)へ
▼それからでも21年!!
 やっぱり今年もヒガンバナの「ふしぎ!?」を追うのである。
 例年初見をしてきた場所に行ってみるが、まだその気配はない。
 地下に眠る鱗茎(球根)のなかにスタンバイしている「花芽」はいつ顔をだすのか!?
 そのシグナルは何か。今のところ2つを考えていた!!
・地下の温度
・水分
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▼連日巨大積雲を観察していた。
 あそこから湿りが与えられれば「花芽」は顔をだすだろうか!?
 今のところ、今年も九州大分からの開花情報が届いている。
 さて、今年の私の初見はいつ?
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2019年秋・コウガイビルは今!!(2019/09/04) #コウガイビル

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▼2019年秋!!
 秋になってもやっぱり私の持病は、「ばっかり病」と「あれもこれも病」を交互に繰りかえしていた。
 すっかりご無沙汰になってしまっているコウガイビル!!実は冷蔵庫のなかで粛々とあらたな展開をしていた。
 43号までのコウガイビルはすべてすでに液状化して消えてしまっていた。
 43号が残していた黒い卵は、コケのマットのうえで変化はなかった。
 もうコウガイビルの赤ちゃんがここから出てくる可能性はないのだろうか!?
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▼実は2019年夏の観察はそれで終わってはいなかった。次々と家の庭先でコウガイビルを発見し、これまでと同様、少量の水とともにナイロン袋に入れ冷蔵庫(10℃前後)のなかで継続観察をしていた。これまで人生で出会ったコウガイビルは47号に達していた。
・44号  2019.6.21
・45号  2019.6.26
・46号  2019.7.21
・47号  2019.7.28
 4匹同時にというのはこれまでになかった展開かも知れない。
▼冷蔵庫から出してすぐは動かなかった。
 黒いかたまりとなり、生きているのかわからない状態だ。しかし、しばらくするとあの逆三角形の頭(これが笄(コウガイ)に似ているとか)をヒラヒラさせながら動き出す。
 生きている!!
 まちがいなく生きている!!
 エサはない。自らを食べながら再生を続けている!!
 
 生きるとは、「再生」「更新」し続けること!!

 それがコウガイビルの教え!!
▼これまでコウガイビルにはたくさんのことを教えられたが、まだまた「ふしぎ!?」は続いていた。
 2019年・夏の観察の最大の収穫は、
・コウガイビルの卵
・コウガイビルの赤ちゃん
だった。
 2019年秋 コウガイビルの「ふしぎ!?」はどのように展開していくだろう。
 「ふしぎ!?」レセプター全開しておこう!!

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2019年9月(長月)の俳句「歳時記」!!

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▼9月最初の「雲見」の旅に出た!!
 列車で静岡まで往ってもどるだけの旅だった。列車の車窓からの「雲見」は、空の下の景が次から次と変わるからいつも新鮮だった!!
 列車の混み具合で、「雲見」がかなわぬときは本を読んでいた。
 
 昨日(2019/09/03)の「雲見」の旅は、生涯忘れることのない哀しい旅でもあった。
 語り始めるには、もう少し時間が必要なようだ。
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▼さあ、今月もシロウト俳句修業にはげもう。
 まずは、いつものように名句を楽しむところからはじめよう。
 名句の参考にさせてもらうのは

◆NHK「俳句」 テキスト 

である。ここより巻頭名句11句を引用させてもらう。

(1) 秋風といはれおどろく秋の風 寺澤一雄
(2) 秋の航一大紺円盤の中 中村草田男
(3) 鰯雲人に告ぐべきことならず 加藤楸邨
(4) 夕花野風より水の急ぎけり 黛執
(5) 落日の燃え尽きさうな稲田かな 本宮哲郎
(6) 白萩の走りの花の五六粒 飴山實
(7) 桃冷す水しろがねにうごきけり 百合山羽公
(8) ゆれ交しゐてコスモスの影もなし 大橋宵火
(9) 臥して見る子規忌の草の高さかな 南うみを
(10) うすうすとしかもさだかに天の川 清崎敏郞
(11) かたまりて通る霧あり霧の中 高野素十

▼ 私の俳句修業の第一歩は、勝手気ままな「選句」である。
  誰にとっても絶対的「名句」はない。私の「お気に入り」句をこの名句群のなかから選ぶのである。
  自分の「名句」を選ぶ作業 =「選句」!!
 今月も恥をかえりみることなく、「選句」に挑戦してみよう!!

【私の選んだ名句ベスト3】
(3) 鰯雲人に告ぐべきことならず 加藤楸邨
(2) 秋の航一大紺円盤の中 中村草田男
(5) 落日の燃え尽きさうな稲田かな 本宮哲郎

(3)今の心境にピッタリ!!
 詠み人で「選句」するのは邪道なのかも知れないが、なぜか私は(2)の草田男の句はそれだけで全部好きだ!!

【次点】
(9) 臥して見る子規忌の草の高さかな 南うみを

 そうだ!!今月は「子規忌」だ!!
 それまでに子規庵の糸瓜はどこまでおおきくなるだろう!?

▼ずっと保留にして来たことがある。
 俳句結社「寅の日」の発足デアル!!
 この度の「雲見」の旅で決心した!!「いつか」は必ず訪れる保証はどこにもないのである。
 もう決めてしまおう!!
 今月は子規忌・糸瓜忌(9月19日)だ!!
 これに日にちだけでもあわせよう。ともかくはじめてしまう!!

 俳句結社「寅の日」2019年9月19日 発足デアル!! 
 
 よろしく<(_ _)>


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【Web更新9/1】19-35 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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青花の流れて下絵浮かぶかな 19/08/31撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】19-35
週末定例更新のお知らせ
 はやくも9月(長月)も3日目である。
 ステージが変わっているのに「大きな喪失」たえかねて、なかなか次なる風景に入っていけない。
 
◆表紙画像集2019 更新 青花・ツユクサ
 33年ぶりに「古代友禅苑」を訪ねた。しかし、もうそれはなかった。あったのは「古代友禅株式会社」のみだった。
 ていねいに「友禅染め」のビデオを見せてもらいお話も聞けた。
  33年前に教えてもらった下絵を描くための「青花」について再度質問した。そして、それを入手することはできるかを聞いてみた。
 そこでは無理だったが、次に行った「田中直染料店」では実際に手に入れることができた。
  今度は、この「青花」のもとオオボウシバナ(ツユクサの一種)を追って草津へ行きたいと思っている。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 「原子論的物質観と授業」を連載している。ねらいは二つある。
 ひとつは今一度、自分自身の物質観を問い直すこと、もうひとつはオンライン「寅の日」で読んでいる「ルクレチウスと科学」をより深く読み解くためである。
 連載のタイトルにつけた「授業」は、私の最も有効な学びの手法を意味する。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 次なるWebテキスト試案「アメダス」(PDF版)の検討に入りたいと思う。
 【「雲見」の連帯】については、実践あるのみ!!

 あらたなステージであること認識するため、今から「雲見」の旅に出る。
 「雲見」の景は何を教えてくれるだろう。
 車窓からヒガンバナ見えることあるかな!?

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本日(2019/09/02)、第232回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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▼ヒガンバナの月がはじまった!!
 庭のヒガンバナは少々「浮き株」気味だ。花芽が顔を出し花茎が伸び始める気配はまだなかった。
 走りヒガンバナは、もうどこかに顔をだしているのだろうか!?
 
 ヒガンバナの月のはじまりと同時に、とても哀しい情報が入ってきた。
 これが確かであれば… 
▼本日(2019/09/02)、第232回オンライン「寅の日」である。
 9月のオンライン「寅の日」「ルクレチウスと科学」を続けて読むことを決めていた。
 今回は、第二章・第三章を中心に読む。

◆本日(2019/09/02)、第232回オンライン「寅の日」!!

●「ルクレチウスと科学」(3)(青空文庫より)

▼ここまでで感じている結論からいく。
 人は自らの「文脈」にひきつけて他人の「文脈」を読み解くことしかできない!!
 私自身は、私の「文脈」にひきつけてなんとか、寅彦のそしてルクレチウス「文脈」を読み解くために 「原子論的物質観と授業」という連載まではじめてしまった。
 残念ながら、私の「文脈」は、寅彦の「文脈」に追いついていなかった。
 二章と三章では、ちょっとニュアンスがちがっていた。
 二章では寅彦も熱くルクレチウスを礼賛してように読めた。
「物質不滅説」

 元子は結合するが、その結合は固定的ではなく、不断に入れ代わり、離れまた捕われる。eternal give and take である。しかしその物質の総和は恒久不変であると考える。ここの考えは後代の物質不滅説を思わせる事はだれも認めるであろうが、また見方によっては、たとえば溶液分子のようなものの化学的平衡を思わせる何物かを含んでいるからおもしろい。

「三態変化」
 元子は互いに衝突する。その速度は一部は固有のものであり、一部は衝突によって得るものである。衝突の結果はいろいろである。ある元子はその複雑な形状のために互いに引っ掛かって結合して剛(かたい)物を造るが、あるものは反発して柔らかい物質となりあるいは全然離れ合ってしまう。これは言わば固液気三態の原子構造の説明と見られる。

「ブラウン運動」
 日光に踊る微塵(みじん)の有名な譬喩(ひゆ)の出て来るのはこの条である。私のおもしろいと思ったのは、元子の寄り合ってできる細粒が、不可視的元子の衝動によって動かされて、粒全体としての運動を生ずるという考えが述べてあることである。それがちょうどブラウン運動の記述に相当する事である。

「光の速度」
「物体の落下」
「分子生物学」(!?)
「百年後の整理学」
「近代科学精神の発現」 
「原子数」「原子模型」
 等などとつづき、とどまるところをしらない!!
 しかし、寅彦はすべてを闇雲に礼賛しているのではなかった。
 二章最後にこう書いた。
この条下にこの世界の誕生、生長、老衰、死滅に関することも述べられている。これらを省略して直ちに第三巻に移ろう。

寅彦も「省略」するところは省略し、自らの「文脈」に沿って読み解こうとしていたのだ。
▼三章では、そのスタンスはより顕著になっていた。
三章では、ぜひとも引用させてもらいたい一文があった。
 私は思う。直観と夢とは別物である。科学というものは畢竟(ひっきょう)「わかりやすい言葉に書き直した直観」であり、直観は「人間に読めない国語でしるされた科学書の最後の結論」ではないか。ルクレチウスを読みながら私はしばしばこのような妄想(もうそう)に襲われるのである。

 ここに「ルクレチウスと科学」のひとつの結論が書かれているような気がするのである。

 もう一度言う!!
 私は私の「文脈」にひきつけてしか、寅彦の「文脈」を読み解けない!!

(つづく)

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2019年9月(長月)の「雲見」は!?

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▼9月1日。二百十日だ!!
9月(長月)の「雲見」がはじまる。その前に
2019年8月(葉月)の「雲見」をもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返ってみよう。
使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴   3
・巻雲   2
・巻積雲  4   
・巻層雲  0  
・高積雲  3 
・高層雲  0 
・層積雲  2 
・積雲  10
・層雲   1    
・乱層雲  6   
・積乱雲  0

 「積雲」10+「快晴」3=13!!どんな夏空が続いたか想像できる!!
 ここ数年で最大規模の雷雨があったが、「積乱雲」が0になっている。これはあくまで午前9時という観測時間にこだわった結果。
 これについては今後検討してみたい。
 上・中旬の連続した猛暑日!!
 台風10号・下旬の秋雨前線にともなう雨!!「乱層雲」6がそれをあらわしていた。
▼9月(長月)の「雲見」の予想に入ろう。
 まずは昨年9月の天気図を見てみる。

◆日々の天気図 2018年9月 (気象庁)

 動向が気になるのは
「秋雨前線」
「残暑」
「台風」
「偏西風」 等デアル!!
これらがどのように「雲見」の景を演出してくれるかである。
「暑さ寒さも彼岸まで」はやっぱりとなるだろうか!?
▼もうひとつの「雲見」の景に関する定番を参考にさせてもらおう。

◆『12ヶ月のお天気図鑑』(武田康男・菊池真以著 河出書房新社)

ページをめくる毎に9月を象徴するようなすばらしい「雲見」画像に出会える。
今月も画像タイトルだけを引用させてもらう。

「夜の波状雲」
「秋の気団」
「月の霧虹」
「雲海」
「秋雨」
「野分」
「台風一過」
「残照」
「大潮」
「すじ雲」
「中秋の名月」
「富士登山」
「爽やか」
「放射冷却」

さて、このうちいくつの「雲見」の景と出会うことができるだろう。
▼9月(長月)の「雲見」に関連していくつかの計画を立ててみる。
思いつくままに
・ビカンバナオフと「雲見」の旅
・ヒガンバナオフと吟行
・「雲見」の旅 秋編は何処へ!?
・【「雲見」の連帯】加速!!

仕切りなおしの大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから23週目であった。
再び立葉が林立するまでになるだろうか!?
せめて蓮根を太らせるまでにと祈らずにおれない。
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