Webテキスト試案『「雲見」を楽しもう!!』(PDF版)(5)
▼一日でいちばんきれいな空の「雲見」からはじまって、日が沈むまでの「雲見」は実に多種多様の雲との出会いであった。
刻々と「雲見」の空は変化していた。
「十種雲形」に分類しての名前を知ることも大切であるが、ときにはそれ以上に「雲見」とって大切なことがあった。
それが
雲の「高さ」デアル!!
▼雲の高さを知るにはいくつかの方法がある。
まずは「雲」そのものによって知る方法だ。
<上層>5000m~1万3000m
<中層>2000m~7000m
<下層>地表 ~2000m
「十種雲形」のどの雲が<上層><中層><下層>に属するかを知っておく必要があるが、これもまた慣れデアル!!
出会った雲に向かって「十種雲形」で名前で呼びかけてやる!!
必ずそのとき当てずっぽうでいいから「高さ」も言ってやる!!
あるとき、きっと気づくはずである。(゜o゜)ゲッ!! そんな「高さ」しかないのか!!
▼最近、雲の「高さ」を知る強力なツール(アプリ)の存在を教えてもらった。
それは近くに高い山などない地域に住む私にはとても便利なものだった。
飛行機デアル!!
飛行機はだいたい高度1万m前後を飛行するものだが、必ずしもそうでもない場合もある。
リアルタイムに今、上空を飛んでいる飛行機の「高さ」がわかったらどんなに便利だろう!!
それに応えるアプリがあった!!
◆Flightradar24
スマホにインストールしておけば屋外でも瞬時にその「高さ」を確認できる。
▼ただ「高さ」の表示の単位がftだ。
1ft=0.3048m
換算表を作って置くのも手だが、今必要な情報はもっとザックリとし数値だ。
ダカラ
飛行機の高さ(ft) × 0.3
10,000ft→ 3,000m=3㎞
20,000ft→ 6,000m=6㎞
30,000ft→ 9,000m=9㎞
40,000ft→ 12,000m=12㎞
で十分デアル!!
「高さ」の「雲さし」を手に入れた「雲見」は益々面白くなっていく。
蛇足をひとつ
「高さ」がわかると次にわかってくるのが「温度」だった!!
Flightradar24の有料オプションでは温度もわかるようだが、そこまで必要ないかも知れない。
これもザックリと
- 0.6℃/100m
1,000m→-6℃
5,000m→-30℃
10,000m→-60℃
あくまで、これは目安だ。
これがわかるとさらにうれしいことがわかってくる!!
「雲の正体」だ。
その雲は 水滴or氷晶!?
(つづく)
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