原子論的物質観と授業(6)
▼最近、とても気に入って愛用しているトートバッグがある。
先日の「雲見」の旅にも持って行ってとても便利だった。理科ハウスの
だ。何が便利と言ってポケットひとつだからどこに入れたか迷うことがない。年をとるとこれってけっこう重要なこと!!
リュックのようにいちいち背負っていたものを下ろす必要がない。モノの出し入れ超簡単!!
それにオシャレだ。(私が言ってもあまり説得力ないけれど(^^ゞポリポリ)
それに、ひまなときは、ぼーっとこの「周期表」ながめているといろんなことがわかってきて面白い!!
「この世界は、たったこれだけでできているのか!!」
「Alの階段がここに…!!左は 右は 」
「金属って多いな!!」
「周期表は 物質探検の地図 !!」
等々
▼「学習指導要領」に見る「物資探検」の課程をつづけよう。
◆【理科編】中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 (文部科学省)
続けて「(4)化学変化と原子・分子」を見てみよう。
もうここではダイレクトに「原子・分子」を問題としていた。
(4)化学変化と原子・分子 化学変化についての観察,実験などを通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。 ア 化学変化を原子や分子のモデルと関連付けながら,次のことを理解するとともに,それらの観察,実験などに関する技能を身に付けること。 イ 化学変化について,見通しをもって解決する方法を立案して観察,実験などを行い,原子や分子と関連付けてその結果を分析して解釈し, 化学変化における物質の変化やその量的な関係を見いだして表現すること。
▼さらに具体的に次のように続く。
(ア)物質の成り立ちア◯ 物質の分解
物質を分解する実験を行い,分解して生成した物質は元の物質とは異なることを見いだして理解すること。
イ◯ 原子・分子
物質は原子や分子からできていることを理解するとともに,物質を構成する原子の種類は記号で表されることを知ること。
(イ)化学変化ア◯ 化学変化
2種類の物質を反応させる実験を行い,反応前とは異なる物質が生成することを見いだして理解するとともに,化学変化は原子や分子のモデ
ルで説明できること,化合物の組成は化学式で表されること及び化学変化は化学反応式で表されることを理解すること。
イ◯ 化学変化における酸化と還元
酸化や還元の実験を行い,酸化や還元は酸素が関係する反応であることを見いだして理解すること。
ウ◯ 化学変化と熱
化学変化によって熱を取り出す実験を行い,化学変化には熱の出入りが伴うことを見いだして理解すること。
(ウ)化学変化と物質の質量ア◯ 化学変化と質量の保存
化学変化の前後における物質の質量を測定する実験を行い,反応物の質量の総和と生成物の質量の総和が等しいことを見いだして理解するこ
と。
イ◯ 質量変化の規則性
化学変化に関係する物質の質量を測定する実験を行い,反応する物質の質量の間には一定の関係があることを見いだして理解すること。
▼「はじめに原子ありき!!」で物質探検を進めるというのが、「これまで」の私の構想だった。
これまた繰りかえしになるが、これまでの授業をあげてみる。
物質探検における「地図」=「周期表」は、いつでも目に触れられるところに置いておきたい!!
物質探検の旅に「地図」=「周期表」は必須!!
折しも今年はメンデレーフが周期律発見してから150年の記念すべき年だ!!
◆国際周期表年2019
もっと身近に「周期表」を!!
(つづく)
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