Webテキスト試案『「雲見」を楽しもう!!』(PDF版)(7)
▼台風10号の最新情報に注目しておこう!!
常に更新して、最新情報に注目しておきたいものだ。
15日3時時点での大きさは
「15m/s以上の強風域 東側 600km(325NM) 西側 500km(270NM)」
だ。単純に考えると、直径は1000㎞を超えている。「大型」である。
さらに単純に計算すると 高さ(厚さ)/直径=10㎞/1000㎞ の円盤デアル!!
厚さ1㎜直径10㎝(100㎜)のうすいCD盤のような!!
我らが寺田寅彦は「小爆発二件」のなかで、次のように言った。
ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしいことだと思われた。
▼「雲見」そのものを楽しむことも大切だが、「雲見」の究極のねらいとしては
防災・減災にツナガル!!
ということがある。
今こそ テキスト 「 4 「雲見」と天気の変化」生きてこなければ…
(1) 毎日の天気の変化を「10種雲形」の「雲見」で考えてみよう。
・雨が降る前にはどんな雲が見られましたか。
・雷が鳴っているときにはどんな雲が見られましたか。
・台風が過ぎ去った後は、どんな雲が見られましたか。
▼次は天気図だ!!
(2) 「天気図」を見ながらの「雲見」に挑戦してみよう!!
・「天気図」を見ながら明日の「雲見」を予想してみよう。
・「天気図」でどんなときどんな雲が見られるか。ルールをつくってみよう。
○作ったルールを使って明日の「雲見」を予想してみよう。
・「日々の天気図」を見ながら、記憶にある「あの日」の「雲見」を想像してみよう。
明日どんな雲が見られるか予想しながら、「雲見」ができると楽しいですね!!
▼ここ数日は、台風バージョンに特化した「雲見」ができるといいですね。
「正当にこわがり」ナガラ
まずは防災・減災を第一に考え行動したい!!
それに役立つ「雲見」でありたいものだ!!
台風が過ぎ去ってしまった後も含めて「雲見」を続けたいものである。
台風のときは、多彩な雲に出会える!!
それはまるで「雲の展覧会」!!
(つづく)
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