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原子論的物質観と授業(4)

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▼一週間に一度、小高いこの場所に登っての「雲見」を定例化しようとしていた。
 我が町を一望できた!!
 俯瞰するところまではいかないが、暮らしている「大気の物理学実験室」をサイドから客観視できるような気がしてくるのだった。
 一週間に一度の「雲見」からもわかった。
 秋は空からやって来ていた!!

 少し「つまらないこと」にこだわる。
 このように「大気の物理学実験室」と言うとき、私たちは「見えない大気」をほんとうに「物質」として認識しているだろうか!?
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▼急がば回れ!!
 私たちの「物質」認識・「物質観」はどのように形成されてきたのか?
 学校教育の場では、どのように形成することをめざしているのか?
 一般にはあまり知られていないかも知れないが、とても参考になる資料(文献)があった。
 誰もが今すぐ目にすることができる。「学習指導要領」である。
 「中学校」【理科編】の最新版をみてみよう。

◆【理科編】中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 (文部科学省)

▼さっそく「教科の目標」を見てみよう。

  自然の事物・現象に関わり,理科の見方・考え方を働かせ,見通しをもって観察,実験を行うことなどを通して,自然の事物・現象を科学的に探究するために必要な資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1)自然の事物・現象についての理解を深め,科学的に探究するために必要な観察,実験などに関する基本的な技能を身に付けるようにする。
(2)観察,実験などを行い,科学的に探究する力を養う。
(3)自然の事物・現象に進んで関わり,科学的に探究しようとする態度を養う。

 ここでは、直接的に「物質」というコトバは出てこない。
 あえて言うなら「事物」というコトバが包括してるだろう。
 繰りかえされるキーワードは、「観察、実験」「科学的に探求」である!!
▼次に分野ごとの目標「第1分野の目標」を見てみよう。

 物質やエネルギーに関する事物・現象を科学的に探究するために必要な資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1)物質やエネルギーに関する事物・現象についての観察,実験などを行い,身近な物理現象,電流とその利用,運動とエネルギー,身の回りの物質,化学変化と原子・分子,化学変化とイオンなどについて理解するとともに,科学技術の発展と人間生活との関わりについて認識を深めるようにする。 また,それらを科学的に探究するために必要な観察,実験などに関する基本的な技能を身に付けるようにする。
(2)物質やエネルギーに関する事物・現象に関わり,それらの中に問題を見いだし見通しをもって観察,実験などを行い,その結果を分析して解釈し表現するなど,科学的に探究する活動を通して,規則性を見いだしたり課題を解決したりする力を養う。
(3)物質やエネルギーに関する事物・現象に進んで関わり,科学的に探究しようとする態度を養うとともに,自然を総合的に見ることができるようにする。

 ここに来て「物質」というコトバははっきり出てくるのである。
 「物質やエネルギーに」といつも「エネルギー」とセットで出てくるところにも注目しておきたい。
 (1)では、ついに「原子・分子」というコトバが登場する。
 (3)の「自然を総合的に」に妙に納得するのである。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

 頭が混乱してきたときの私の常套手段は、超スローダウンだ!!

(つづく)

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