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【再訪】「紅花を追って」(1)~まずは仙台へ~

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▼33年ぶりの「紅花を追って」の【再訪】の旅ととことん「雲見」にこだわる旅とどちら優先させるかに迷っていた。
 少し欲張りな私は迷うばかりであった。
 長い旅になるだろう。だから、旅を続けながら考えてみよう。
 いつものように「無手勝流」出たとこ勝負でいこうと最終的に決めたのは旅立つ前日だった。 
▼もうひとつこだわっているものかあった。
 「青春18きっぷ」だった。
  早朝始発列車(福崎5:17)に乗れば、いったいどこまでいけるだろう。
  最上の紅花にどこまで近づけるだろう。
  当初は福島まで予定していた。しかし、翌日の行動を考えると仙台の方がふさわしかった。調べてみてわかった。
 仙台着 23:22  !!
 ぎりぎりセーフだ.
 なんと料金は12,640円だ。「青春18きっぷ」料金1,1850円をたった一日で越えてしまうではないか!!
 ▼なんというタイミングのよさだ。
  近畿地方は「梅雨明け」のもようという。
 「雲見」の旅にはちょっと自信があった!
 「雲見」というのは、天井までわずか十数㎞の「大気の物理実験室」を水平に移動するのである。
 およそ「失敗」などなかった。見る雲すべてが,観察できるものすべてが大気の物理実験の結果であった。
 事実、いろいろの「雲見」をすることになるのである。
  伊吹山の近辺で空は明るくなってきた。
 まるで「梅雨明け」を追いかけるように北上していった。
 いつも見る新幹線からの「富士山」とちがう「富士山」がゆっくりと見えると楽しみであった。
 残念ながら雲いっぱいだった。(:_;)
 しかし、ゆっくりゆっくり見ることができた。
  いつの間にやら東京はすぎてしまっていた。 
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▼時間だけはたっぷりあった。
 「雲見」に飽きてきたら本を読んだ。
 旅の予習をかねて、久しぶりに引っ張り出してきた
 ●『色を染める 藍と紅』(大竹三郎著 大日本図書 1983.1.20)
 を持ってきていた。
 大竹先生のこのシリーズ「日本の科学・技術ものがたり」は実に面白い!!
 この本もそうだった。
 33年前に「紅花を追って」旅をしていたころ、なぜ「草木染め」にはまっていたか!?
 そのすべてがここに書いてあった。納得だ(゚ー゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)ウンウン
 とってもいい旅の予習になった。 
  読み終えたころにはとっくに東京をすぎていた。

 旅は順調に進んでいるかに見えた。 
 事態が急変したのは新白河に着いたときからだった。
 郡山~福島間で大雨で列車が大幅に遅れてしまったようだ。
 出発時刻の20:06をいくら過ぎても事態は変わらなかった。
  復旧の見通しはたたないという。
 「青春18きっぷ」長時間乗車記録更新の挑戦はおあずけである。
 自然災害だ。そんなこと言っている場合ではない!!
 代替案が出された。乗車券だけ購入すれば新幹線利用可能だという。
 予定より早めに仙台着いた。

 なにかいろんなことが起こりそうな予感のする旅の一日目であった。 

(つづく)

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コメント

生源寺孝浩と生源寺千加子の二人は今年の春、青春18切符を持って中尊寺金色堂の拝観のために自宅近くのバス停を06:18発に乗った。六地蔵駅⇒京都駅⇒米原・・・新白河へ22:00。宿泊し2日目は新幹線で一ノ関へ。金色堂は素晴らしかった。当時はあのガラス張りの囲いはなかったわけだから、民はその崇高さに圧倒されていただろう。それが民を治めるのに力を発揮していたのだろうと考えさせられた。
青春18切符の注意点に気づいた。それは弁当を2食分買って電車に乗りこまないと途中で買うところが少ないということだった。特に東海道線はそうだった。お気をつけて。

投稿: 生源寺 孝浩 | 2019/07/29 21:04


>生源寺 孝浩さん
コメントありがとうございます。
ご夫婦でいい旅をされたんですね。今回の私の旅は、33年前の旅の再現でした。
なかなか楽しい旅ができました。報告すでにあげていますが、少しずつ画像もあげていくつもりです。
「青春18きっぷ」の留意点、まったく同感です。どかで駅弁を楽しめばなんて考えてたらたいへんな目にあいますね。
一日目なんて、昼も夜も抜きでした。仙台に着いてから食事をしました。
それから、トイレも注意ですね。
行けるときに行っておかねば…。列車内に必ずしもトイレないですからね。
この夏はどこへ行かれますか!?

投稿: 楠田 純一 | 2019/07/30 08:40

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