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2019年6月(水無月)の俳句「歳時記」!!

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たしかに子グモたちは大空をめざしていた!!
 先日発見した子グモたちの団居(まどい)の位置もだんだん金柑の木の上の方に移動していた。
 そして、昨日(2019/06/01)の朝はついに大空めざして旅立とうとしていた!!
 バルーニングである!!
 下の方の枝でも動きが活発であった。
 しかし、一時間もするとすっかり動きをとめて再び団子状態になった。その状態は夕方まで続いた!!
 次なるチャンスを待っているかのようだった。次なるチャンスとは!?
 大気が上昇するとき→気圧が下がるとき→低気圧→天気が悪くなるとき!!
 子グモたちはいかなるレプターを持ってそれを判断するのか!?
 「ふしぎ!?」は深まるばかりだ!!
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▼私たちはいかなるレセプターを用いて、季節の移り変わりを読み取るのか!?
 「俳句」をレセプター候補のひとつとしよう!! というのが私の主張だ。
 今月も名句を楽しませてもらうところからはじめよう。
 名句の参考にさせてもらうのは

◆NHK「俳句」 テキスト 

である。ここより巻頭名句11句を引用させてもらう。

(1) 翅わつててんたう虫の飛びいづる 高野素十
(2) 青田にはあをき闇夜のありぬべし 平井照敏
(3) あぢさゐのどの花となく雫かな 岩井英雅
(4) 藻の花の流れになびき流れざる 岸原清行
(5) 梅雨に入るいく日も雨の降りし後 山口波津女
(6) 水面の硬さの上の水馬 山上樹実雄
(7) 翡翠の影こんゝと溯り 川端茅舎
(8) 郭公の己が谺を呼びにけり 山口草堂
(9) 夏河を電車はためき越ゆるなり 石田波郷
(10) 夏至の日の手足明るく目覚めけり 岡本眸
(11) 短夜や空とわかるゝ海の色  几董

▼ 私にとって俳句修業の第一歩!!
 今月も恥をかえりみることなく、「選句」に挑戦してみよう!!

【私の選んだ名句ベスト3】
(2) 青田にはあをき闇夜のありぬべし 平井照敏 
(3) あぢさゐのどの花となく雫かな 岩井英雅 
(11) 短夜や空とわかるゝ海の色  几董 

【次点】
(1) 翅わつててんたう虫の飛びいづる 高野素十 

 ほんとうに困ったものだ。読むたびに「お気に入り」ベスト3はコロコロ入れ替わる。
 どうやらその鍵をにぎるのは「季語」のようだ。
 「青田」「あぢさゐ」「短夜」「てんたう虫」…
 やっぱりうまいもんだなあ~!!
▼6月は、オンライン「寅の日」でも、寺田寅彦「俳句入門」十選!!を読む。
 私のとんでもない野望=
 俳句結社「寅の日」への道を大いに加速していきたい!!

 大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから10週目であった。
 立葉もそろそろと思うが、例年にくらべてちょっと元気がなさそうに見えるのが心配である。
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 さあ今朝も子グモたちは旅立とうとしているだろうか!?

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