ファラデーラボ「中学校理科授業のかがく」(1)
▼昨日(2019/06/23)はとても楽しい一日だった!!
それはファラデーラボで第102回のかがくカフェがあったからである。
◆第102回かがくカフェ「中学校理科授業のかがく」
今回の第一部はいつもにまして超ゼイタクだった。
現役の中学校理科教師2名、数々の先駆的実践に取り組んできた超ベテラン理科教師1名、合わせて3名もの方から報告があったのだから。
▼その一番手が神原優一さんだった。
中学校一年の物理分野(光・音・力)の教材の紹介を中心にお話を聞いた。
まずはじめに感動したのは、そのモノの多さ、多様さについてである。
ケースいっぱいにぎっしり詰め込んでもってきていただいた。
ケースの外から見せてもらっているだけでもドキドキワクワクしてくることしきりだった。o(^o^)o ワクワク
「ヘェーこんな面白いモノがあるのか!!」
お話を聞く度に益々面白くなっていった。
時間が少なくなって持ってきていだいたもの全部を紹介してもらえなかったのがとても残念だった。スミマセン<(_ _)>
それにしても次々とこんな面白教材を探しだしてくる神原さんのセンスに感服である!!
モノ(教材)が授業を変える!!
はほんとうだ。そう強く思った。
▼続いて中谷幸希さんから報告があった。
「授業が、1番!!」
「理科が、面白い! 好きだ!」と生徒が思う授業をしたい!!
授業づくりの「原点」、このアタリマエがとても新鮮に響いてきた。
中谷さんは生徒たちにこうも言っていた。
「先生もみんなと一緒にで勉強している」と。その姿勢・スタンスは生徒たちに響き届いていた!!
「最もよく学ぶものが 最もよく教える」を実践していたのだ。
事実、授業づくり、ネタさがしのためなら日本全国いや世界中どこでも出かけて行った。スバラシイ\(^O^)/
今回は、わかる授業の工夫でということで天体分野を取り上げ、工夫点と問題点の報告があった。
私自身いまだに苦手なところの話も出てきた。
話をお聞きしているうちに、ぜひ中谷さんの授業を受けてみたい気分になってきた。
▼最後は、「楽しくわかる中学校理科授業の構想(?思い出)」と題して觜本格さんから話があった。
「授業」を語る觜本さんは熱かった。
いつもにましていきいきとしていた!!
觜本さんは少し謙遜して、もう中学校で授業することないので、これは「構想」でなく、「思い出」(?)だという。
しかし、それはちがうと思った!!
「これから」もずっとずっと有効なりっぱな「構想」である!!
と。話を聞くうちに強く強く思った。
見せていただいた授業ノート、授業感想文、実験レポート、4コマ漫画等々がそれを如実に語っていた。
先駆的な数々の実践の背景には、觜本さんのしっかりした授業観・教材観・物質観さらには科学観・世界観があった!!
そんな話もちょっぴり
觜本さんの話を聞いているといつも
理科は楽しい!!
科学は面白い!! と思えてくるから不思議だ。
(つづく)
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