2019年・今年の私の「自由研究」は!?(2) #自由研究
▼昨年の秋に「自然結実」したヒガンバナの種子34個を使って実生実験をしていた。
今のところ発芽・発根したのは3個あった。安富で採集した2つはすでに植木鉢に植え替えていた。
残る一つは福崎から採集した分だった。土ポットのなかで成長を続けていた。
他の種子には今のところ変化はない。しかし、まだ完全にはあきらめきれなかった!!
一昨日、この実生ヒガンバナについてうれしい問い合せがあった。
現役高校生がTwitterで、「はじめまして。私は高校で、彼岸花について研究したいと考えている者です。インターネットで調べていたところ、楠田さんが彼岸花に詳しいと知りました。ぜひ様々なことを教えて頂きたいです。」と連絡をもらった。
また「まず疑問なのですが、楠田さんはヒガンバナを球根ではなく、種から育てられているのですか?」とこの実生ヒガンバナにも興味をもってもらったようだ。今後、一緒に「ふしぎ!?」を追いかける仲間が増えたかと思うとうれしいかぎりだ!!
▼もう21年も前にも「これからの自由研究」について次のようなことを書いていた。
インターネットが学校現場に普及しはじめたころに、これからの「自由研究」について考察したものである。
お勧めスポットとして紹介したものはすべてリンクぎれである。
21年経ってインターネット環境もずいぶん変わった。
▼今なお有効なものはないかと読み返してみた。
「これから」に4つの提言をしていた!!
(1) 研究の成果をデジタル処理をしていく。
(2) インタラクティブな研究の可能性を追求する。
(3) 遠隔地との共同研究を実現する。
(4) Webページ上に研究発表(情報発信)をしていく。
今から考えてみるとアタリマエのことばかりである。
もうすでに取り組みが進んでいることもある!!
21年前ならハードルが高かったことも、今なら誰でもその気になれば簡単に実現可能だ!!
やや自画自讃気味に言おう。
4つの提言は「これから」も有効である!!
▼今年の「自由研究」の最大テーマは
私自身の「自由研究」のこだわり!!
である。4つの提言についても、ひとつひとつ実践してみたい。
まずは
(1) 研究の成果をデジタル処理をしていく。
観察したものを画像で「記録」していこう。
「記憶」せずに「記録」しよう!!
(つづく)
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