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2019年・今年の私の「自由研究」は!?(5) #自由研究

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▼今年13番目に出会った13号コガネグモは、これまでの場所から少し離れたところだった。
 小さな溝から小川に流れ出るところだった。
 これまでにくらべるとずいぶん広い空間に出てきていた。それにともなって張っているネットも大きい!!
 狩りもよりダイナミックにということだろう。
 現在観察継続中は9号、11号、12号、そしてこの13号コガネグモだ。
 コガネグモの世界もあらたなステージにシフトしたようだ。
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▼今年の私の「自由研究」の総合テーマは、ふたつある。ひとつは
●「動きながら」(旅をしながら)
 もうひとつは、
●「より身近に」
である。
 その「より身近に」の典型的な例として、2013年の夏からはじめたシロウト「クモ学」がある。
 そのページのはじめにこう書いた。

 最大の「ふしぎ!?」は最も身近にある!!

 「クモ学」に出会っての最初の実感であった。私の環境が急変したわけではなかった。
 ずっとずっとこんな凄いクモたちと一緒に暮らしてきていたのに…。
 今では、どうしてこれに気づかなかったのだろう!?最大の不思議である!!
▼「身近な」と言えば、大賀ハス観察池もこの11年間身近にあった。
 12年目の夏、これまでで最大のピンチを迎えていた。
 ヘタに肥料を与えすぎたのか、枯れてしまうところだった。アドバイスもらってなんとかこのピンチを脱した。
 蓮根の植え替えをして14週目の昨日は、立葉が次々と立ちだした!!
 ところが次なる大ピンチがやってきた。アブラムシだ!!
 せっかくの立葉が真っ黒になってしまうほどだ。
 はたして、今年は「あこがれの4日間」に行きつけるだろうか。
 ピンチは「研究」最大のチャンス!! となるだろうか?
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▼「身近な」庭から今年はじめて発見したコウガイビルの卵、卵から出てきた赤ちゃんたちの今後の展開は!?
 これもまた、今年の「自由研究」の大きな課題だった。

 まずは、記憶せずに「記録」しよう!!
 
(つづく)
 

 
 

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【お薦め本】『理科ハウス図録』(世界一小さな科学館 理科ハウス著 ) #理科ハウス

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▼「ワッハッハ」と思わずひとりで大笑いしたり、
 「(゜o゜)ゲッ!! そこまでやるの!?」
 「さすがだ!!パチパチ!!」
 「うーん、奥が深いな~!!」
 「ヘェー、そうなんだ!!」
 と拍手したり、感激のひとり言を繰りかえしたりしながらその本を読んでいた。
 ともかく面白い!!
 一気に読んでしまうのがちょっとモッタイナイほどだった。
▼こんな本と出会うのは久しぶりだった。いやひょっとしたらはじめてかも…。
 ちょっと自分だけの秘かな楽しみにとって置きたい気分にもなるほどだった。
 そんな面白い本が今回の【お薦め本】だ。

◆【お薦め本】『理科ハウス図録』(世界一小さな科学館 理科ハウス著 2019.06.14)

 私のヘタクソな文章では、ほんとうの面白さは伝わらないだろうと思いつつもやっぱり紹介したくてしかたなかった。
 いつものようにお薦めポイント3つを最初にあげておく。
(1) 理科ハウス10年の歩みの秘蔵アーカイブ本!!
(2) 理科室を理科ハウス化する最適のビジュアルテキスト!!
(3) 理科ハウスの「空気」を吸ってみたくなる本 !!
▼ひとつずつ少しだけ詳しく
(1) 理科ハウス10年の歩みの秘蔵アーカイブ本!!
 これは理科ハウス10年の歩みの貴重な「記録」である。
 開設当初から、私は勝手に
「ここから「科学館」の歴史が変わる」
「「理科ハウス」詣からはじまる世界がある」
と唱えておきながらも、実際には数回しか訪問できていなかった。
 他の機会にお会いして展示物のお話を聞いていても、ほんとうはよくわかっていなかった。
 この本を読ませてもらってあらためてそのことを認識した。
 理科ハウスのほんとうの面白さを!!
 理科ハウスのほんとうの凄さを!!
 ヘタな繰りかえしよりも、著者のコトバを借りよう。

 理科ハウスは10年が過ぎて、そろそろ記録を残しておかないと展示物を作った私たちの記憶からも消えてしまいそうです。備忘録として撮りためた大量の写真を見ながら、図録のようなものを作れないかと考えました。「来館者へのネタばれになるから」という理由で、これまで写真をあまり公開しないようにしてきました。けれどもここで一挙公開、放出することにしました。
 展示物を紹介したところで、理科ハウスで起こった様々な出来事が再現できるとは思いません。けれども私たちが伝えたいものが展示物なのであって、展示物が理科ハウスの主役であることは間違いありません。(同書「はじめに」より)

前半は「常設展示」「物理」「生物」「化学」「地学」「数学」の分野ごとの展示。 
後半は理科ハウスの真骨頂「企画展」の貴重なアーカイブだ。
どれもこれもがきれいなカラー写真で紹介されている。ひとつひとつ「展示」に今さらのごとく感動する。
 「これは絶対面白い!!」「うまいな~!!」「凄い!!」と思ったら付箋をつけるようにしていた。そしたら一ページに2枚、3枚の付箋つけたりして、ついには付箋だらけになってしまった。(^^ゞポリポリ)

(2) 理科室を理科ハウス化する最適のビジュアルテキスト!!
 このお薦めポイントが、実は私のいちばん力説したいところだった。
「展示」「企画」の斬新さ!!
その「問題設定」の切り口の面白さ・アイデア!!
ここもまた著者のコトバを借りよう。
 「理科ハウスの展示のアイデアはどこからくるのですか」に応えるようにして次のように語っていた。

 いつも日常の中にアンテナを張っておき、展示をわかりやすくするには、楽しんでもらうには、驚いてもらうには、どうしたらいいかと考えています。展示はできたらおしまいではなく、それに触れた人たちによって進化していくことがあり驚かされました。展示を通してたくさんの人とのつながりが生まれたと感じています。(同書「あとがき」p271より)

 理科教師である私にはここの「展示」=「教材」と読めてくるのだった!!
 そして、また「教材」が授業のなかでこそ進化していくことを語っておられるようにも思えてくるのだった。 
 事実、ここで紹介されている数々の「展示」は、即、極めてすぐれた「教材」になるものばかりだった。
 授業で使う「教材」づくりに大いにヒントになることばかりが語られていた。
 授業で直接使わなくても、理科室をこんな「展示」を真似て理科を楽しむ空間にすることができれば、きっと子どもたちは理科が大好きになってくれるだろう。
 理科室の理科ハウス化!! とはそんなことだ。
 それを試みようとするとき、この本は最適のビジュアルテキストとなるだろう。
 さらに発展して、家庭の理科ハウス化や家庭で「自由研究」を考えるときのヒントにもなるだろう。

▼最後にもうひとつだ!!
(3) 理科ハウスの「空気」を吸ってみたくなる本 !!
 この本がいかにすばらしくても、やっぱり最高に楽しいのは、実際に理科ハウスに出かけて行って、理科ハウスの「空気」を吸うことだ。
 「展示物」を見せてもらいながら、館長の森裕美子さんや学芸員の山浦安曇さんと実際に理科問答を愉しむことだ!!
 かつてから私は「理科ハウスの空気を吸う会」を呼びかけていた。   
 そして、先日はリニューアルオープンした理科ハウスの「空気」を吸わせてもらってきた。益々パワーアップした理科ハウスの「空気」は最高だった!!

 この本を読めば、きっと誰もがこの理科ハウスの「空気」を吸ってみたくなるはずだ!!

 この本を手に入れるのには理科ハウスに直接行って手に入れるのがいちばんだ。
 しかし、今すぐは行けない場合は郵送もしてもらえる。メールで申し込めばいい。
 本屋では売っていない。
 発行部数もかぎられているようだ。
 こんな面白い貴重な本、 絶対に入手しのがさないようにしたいものだ!! 

 手にとって読んでもらえば、私が言っていることが少しもオオバーでないことがすぐわかるはずだ。いや、きっともっともっと面白いことを「発見」されるはずだ。
 そのときはぜひ、私にもその「発見」を教えてください。<(_ _)>

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2019年・今年の私の「自由研究」は!?(4) #自由研究

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▼子規庵のヘチマの鉢は4つともすくすくと成長していた!!
 一ヶ月前はあんな小さな種だったのに信じられない展開である。
 アタリマエと言えばアタリマエ!!
 でもやっぱり考えてみると「ふしぎ!?」だ!!
 こんなときは、やっぱりあの「アカソナキヤ方式」だ!!
 ところでヘチマのつるって右巻! ?左巻!?
 そもそも決まっているのかな ?(゜_。)?(。_゜)?
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▼私には長いあいだ追い続けてきた「ふしぎ!?」がいくつかあった。
 置き去りにしてしまうわけにはいかない!!
 動くことによってのみ次なる展望が見えてくる「「ふしぎ!?」研究だ!!
 この夏、可能なかぎり動いて挑戦してみようと思う。
 ひとつ目は

◆「燐寸(マッチ)一本 化学の元!!」研究

である。すでに「これまで」も「これから」もまとめていた。
 あとは動くのみだった!!
▼二つ目も長いあいだの研究の歴史があった。
 そこにはライフワークとも言える遠大なるテーマもあった。

◆「「丹生」を追う」研究 

 こちらもまた「これまで」と「これから」を整理していた。
 こちらも次なる展望は、動くことによってのみ切り拓かれると思っていた。
▼最後にもうひとつだ!!
 こちらの方は、「研究」先行というよりなつかしい旅の再現だ。
 今から33年前の旅だ!!

●紅花を追って (1)「山形・最上」編
●紅花を追って (2)「京都」編
 
できれば33年前と同じコースを辿りながら、新発見はあるのだろうか!?
自分の目で確かめてみたいのだ!!

(つづく)

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43号コウガイビルは1ヶ月を待たずに 消えた!!そして… (2019/06/26)#コウガイビル

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▼やっと「梅雨入り」した昨日(2019/06/26)は、まるで「コウガイビルday」と呼んでいいほど記録しておくべき日となった。
 43号コウガイビルに最初に出会ったのは、今年の5/30だった。
 だからまだ一ヶ月とたっていなかった。
 最初に気づいたのは一昨日だったが、ゆっくり観察できずしっかり確認は昨日になってしまった。
 あのでっぷりと太っていた43号の姿がすっかり消えていた。後にはどす黒く濁った液だけになっていた。
 (゜o゜)ゲッ!! いやちがう!!
 直径5㎜程度の黒い球が…!!もうわかっていたそれがコウガイビルの卵(卵殻)であると!!
 コウガイビル本体はとろけるように消えても、卵殻は消えずに残っていたのだ。
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▼いつのまに43号コウガイビルは卵を産んだのだろう!?
 まったく気づかなかった。
 コウガイビルの卵について調べるが、まだよくわかっていなかった。
 そこでコウガイビルもプラナリアの仲間だ、プラナリアの卵について調べてみた。
 「複合卵」でそこから3~10匹の赤ちゃんが生まれてくるという。
 それは、これまでの観察結果と符合すると思った。
 では、43号が残していった卵殻から「赤ちゃん」コウガイビルはほんとうに生まれてくるだろうか!?
 前回と同じくミズゴケを入れたケースにそっと置いてみた。
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▼多数赤ちゃんがいるケースが気になっていた。
 次の一手を思いつかず、手をこまねいていた。
 「失敗」覚悟で考えられる手をいろいろ打ってみることにした!!
 これまたプラナリア飼育にならって、牛レバーを与えてみることにした。どの程度の切片を与えればいいのか見当もつかなかった。
 とりあえずこうして推移を観察してみることにした!!
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▼「コウガイビルday」の一日はまだ終わらなかった。
 本格的に雨が降ってくる前、プランタンの整理をしていた妻が、またしても小さなコウガイビルを発見した!!
 45号コウガイビルである。
 どうやら今が一年で一番のコウガイビル活動期であるようだ。

 こんなに遅れてしまった「梅雨入り」をコウガイビルはどううけとっていたのだろう!?
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【Web更新6/23】19-25 新・「自由研究」のすすめ試論 等 更新!!

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コンクリートどの隙間にも白十字 19/06/20撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】19-25
週末定例更新のお知らせ
 「梅雨入り」が記録的に遅れているという。
 例年にくらべると20日近くの遅れということになるのだろうか。
 今は梅雨前線の動き見ながらいろいろ予想をたてているが、「観天望気」だけの時代は、こんなとき何を観察しただろう?
 そのことが妙に気になりだした。

◆表紙画像集2019 更新  十薬・白十字・ドクダミ
 雨が降ってくるまでにと外回りのコンクリート溝の掃除をしていた。
 ビックリである。
 コンクリートの隙間という隙間に十薬が伸びてきている。白十字の花が咲いているのだ!!
 いつかはいつかはと思いつつ何年も延期してきた「十薬茶」への挑戦はまだ間に合うのだろうか?

◆新・「自由研究」のすすめ試論 更新!!
 今年は、徹底して私自身の「自由研究」にこだわりたい!!
 ネタに困ることはまったくなかった。
 置き去りにしてきた「ふしぎ!?」は、わんさかあった。
 喜んでいいのやら…?(゜_。)?(。_゜)? 
 時間はかぎられているのだから、ゆっくり急ごう !!

◆オンライン「寅の日」 更新!!

 7月のテーマはきめた。寺田寅彦「気象入門」デアル!!
 6月テーマの「俳句入門」からの課題、俳句結社「寅の日」結成への模索は継続中である。
 毎日「寅の日」のFB版サイエンスカフェ「寅の日」もよろしく。

◆「コウガイビル」を追う 更新!!
 あらたな展開に私自身がついていけてなかった。
 こんなときは「原点」へが鉄則だ。「コウガイビル」=陸棲「プラナリヤ」であることに注目したい!!
 「プラナリヤ」の仲間であるのだ。ナラバ…
 
 さあいよいよ「梅雨入り」だろうか!?
 継続観察中の生きものたちはどんな様子だろう。

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ファラデーラボ「中学校理科授業のかがく」(2)

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今回の二部もやはり充実していて楽しかった!!
 私は二部の「かがく」を勝手に「共愉の科学」と呼んでいる。
 共に愉しむ科学である。
 はじめて知る喜び、わかる面白さを味わうことができるのである。
 今回もポンコツ頭のキャパセティをはるかに越えるぐらい盛りだくさんであった。
▼「子ども1人ひとりの勉強に踏み込んで見えてきた課題」というレポートを持って、下末さんが遠方(広島)よりかけつけて下さった。
 「勉強」って!?
 「勉強」することの面白さって!?
 あらためて考えさせられ報告だった。

 次の高田さんの「直列つなぎで??」では頭使ったな。
 「直列つなぎでプロペラ回して負荷かけるほうがたくさん電流流れる!?」?(゜_。)?(。_゜)?
 ゆっくり私にはなかなかわからなかったな。(^^ゞポリポリ
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▼その道のプロの話というのはどうしてこう面白くわかりやすいのだろう。
 気象予報士・防災士の二宮さんが「台風について」ミニレクチャーをしてくださった。
 「ああ、そう言うことだったのか!!」
 知っているつもりのことが、ほんとうはわかっていなかったことに気づくこれもまた感動デアル!!
 最後には遅れている梅雨のお話もあった。
 わかることは面白い!!もっともっとお話を聞いてみたくなった。
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▼学校を変わったばかりの山本さんからは、授業、理科室の様子など報告があった。
 また助成金を受けての取り組み計画のお話があった。
 差し迫った授業「地震・火山」についての質問があった。さっそく具体的なアドバイスの声が…。

 次に「電子天秤の小ネタ」ということで石原さんより興味深い実験の提案があった。
 デリケートに測れる電子天秤では、電磁誘導の「力」を測ることも…
 また、簡単に「空気の重さ」も…。

 円尾さんからはいつものように「おすそ分け」の品々の紹介があった。
 手作り実験器具のリクエストも受け付けてもらえるそうだ。アリガタイ!!

 最後に神原さんより気孔が簡単に観察できる植物「シマフムラサキツユクサ」の紹介と「おすそ分け」があった。
 
 盛りだくさんの内容で未消化がいっぱいだ。
 今しばらくは反芻作業を愉しみたい!!
 
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ファラデーラボ「中学校理科授業のかがく」(1)

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▼昨日(2019/06/23)はとても楽しい一日だった!!
それはファラデーラボで第102回のかがくカフェがあったからである。
 
◆第102回かがくカフェ「中学校理科授業のかがく」

 今回の第一部はいつもにまして超ゼイタクだった。
 現役の中学校理科教師2名、数々の先駆的実践に取り組んできた超ベテラン理科教師1名、合わせて3名もの方から報告があったのだから。
▼その一番手が神原優一さんだった。
 中学校一年の物理分野(光・音・力)の教材の紹介を中心にお話を聞いた。
 まずはじめに感動したのは、そのモノの多さ、多様さについてである。
 ケースいっぱいにぎっしり詰め込んでもってきていただいた。
 ケースの外から見せてもらっているだけでもドキドキワクワクしてくることしきりだった。o(^o^)o ワクワク
 「ヘェーこんな面白いモノがあるのか!!」
 お話を聞く度に益々面白くなっていった。
 時間が少なくなって持ってきていだいたもの全部を紹介してもらえなかったのがとても残念だった。スミマセン<(_ _)>
 それにしても次々とこんな面白教材を探しだしてくる神原さんのセンスに感服である!!
 モノ(教材)が授業を変える!! 
 はほんとうだ。そう強く思った。
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▼続いて中谷幸希さんから報告があった。
「授業が、1番!!」
「理科が、面白い! 好きだ!」と生徒が思う授業をしたい!!
 授業づくりの「原点」、このアタリマエがとても新鮮に響いてきた。
 中谷さんは生徒たちにこうも言っていた。
 「先生もみんなと一緒にで勉強している」と。その姿勢・スタンスは生徒たちに響き届いていた!!
 「最もよく学ぶものが 最もよく教える」を実践していたのだ。
 事実、授業づくり、ネタさがしのためなら日本全国いや世界中どこでも出かけて行った。スバラシイ\(^O^)/
 今回は、わかる授業の工夫でということで天体分野を取り上げ、工夫点と問題点の報告があった。
 私自身いまだに苦手なところの話も出てきた。
 話をお聞きしているうちに、ぜひ中谷さんの授業を受けてみたい気分になってきた。
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▼最後は、「楽しくわかる中学校理科授業の構想(?思い出)」と題して觜本格さんから話があった。
 「授業」を語る觜本さんは熱かった。
 いつもにましていきいきとしていた!!
 觜本さんは少し謙遜して、もう中学校で授業することないので、これは「構想」でなく、「思い出」(?)だという。
 しかし、それはちがうと思った!!
 「これから」もずっとずっと有効なりっぱな「構想」である!!  
 と。話を聞くうちに強く強く思った。
 見せていただいた授業ノート、授業感想文、実験レポート、4コマ漫画等々がそれを如実に語っていた。
 先駆的な数々の実践の背景には、觜本さんのしっかりした授業観・教材観・物質観さらには科学観・世界観があった!!
 そんな話もちょっぴり
 觜本さんの話を聞いているといつも
 理科は楽しい!!
 科学は面白い!! と思えてくるから不思議だ。

(つづく) 
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2019年・今年の私の「自由研究」は!?(3) #自由研究

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▼「1.2.3…13.14…」
 「あっ開いた!!」と思ったらすぐ閉じてしまった!!
 失敗だ!!
 ハグロトンボがとまっている。しばらく時間がたつと翅をしゃくるように開いた!!
 でもそれはほんとうに瞬間だった。その瞬間を画像におさめたくてまたカウントはじめた。
 「1.2.3…」どうも周期的であるようだし、そうでもないような。?(゜_。)?(。_゜)?
 ところでハグロトンボは何をしているのだろう!?
 ずっと置き去りにされた私の「ふしぎ!?」のひとつだった。
私の「ふしぎ!?」からはじめる授業びらきを提案していた。
 そのとき生徒たちにも、このときの私の「ふしぎ!?」とツナガル「自由研究」を推奨していた。
 一般的な「ふしぎ!?」からテーマを探すのでなく、徹底的に私の「ふしぎ!?」にこだわって欲しかった。
 等身大の「ふしぎ!?」研究は面白い!!
 謎解きが完全に終わらなくても、研究の醍醐味を味わうことができる。
 そして、それは一生の「宝もの」となる。
 そのことは、私自身の「自由研究」についても言えた。
▼今年はぜひとも射程に入れて取り組みたいことがある。

 「研究」成果をWeb上に発表することをはじめから想定する!!

と言うことだ。まずは個人のHPで発表・公開することからはじめたい。
 そこから発展してよりpublicな場を創設したい。

◆大人の「自由研究」発表・公開の場を創設する!!

 あまり言い過ぎるとポンコツの法螺話になってしまうので…(^^ゞポリポリ
▼私自身の等身大の「ふしぎ!?」に話をもどす。
 これを最初から話をすると、まるで作り話のようだと疑われてしまうので少し遠慮した。
 でも事実であるので、「記録」しておく。
 41号コウガイビルが消えたことを報告したその日、昼ごろまたしても妻が叫んでいた。
 「また、あのキモチワルイあれが…」と小石にのせてそれを運んできてくれた。
 人生44番目に出会った44号コウガイビルだ!!
 小さい!! それにしても私の家の庭だけにこんなにいるとは考えにくかった。
 「コウガイビル」の「ふしぎ!?」を追っても10年を越えた。
 ここらで一度、これまでにわかったことまとめておきたいものだ。

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 大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから13週目だった。
 やっと、ついに立葉が立ってきた。
 例年であれば花芽が顔を出してきた頃なのに…。一ヶ月近く遅れているのだろうか!?
 今年もほんとうに「あこがれの4日間」はやってくるだろうか。

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(つづく)


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本日(2019/06/22)、第226回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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▼本日(2019/06/22)は、「夏至」だ。
 雲が多い蒸し暑い朝だ。せめて「日の出」の位置だけでも記録しておきたくて「雲見」定点で待ってみたが無理なようだ。

 昨日、子規庵のヘチマはグングン成長していた!!
 つるが巻き付くため棒を添えたが、うまく巻き付くかな。
 次回「寅の日」までにどこまでのびているかな!?
▼本日(2019/06/22)、第226回オンライン「寅の日」である。
 6月のオンライン「寅の日」のテーマは決まっていた。
 7年間の取り組みから生まれた  
 ◆寺田寅彦「俳句入門」十選 !! を順次読むことだった。
 本日はその第2弾!! 「天文と俳句」を読む。

◆本日(2019/06/22)、第226回オンライン「寅の日」!!

●「天文と俳句」(青空文庫より)

▼なぜ今さら「俳句」なのか!?
 この随筆のなかに、その答えがあるような気がしていた。
 まずは俳句の本質的テーマ 「季語(季題)」とは何か? からはじまる。
 

季節の感じは俳句の生命であり第一要素である。此れを除去したものは最早俳句ではなくて、それは川柳であるか一種のエピグラムに過ぎない。俳句の内容としての具體的な世界像の構成に要する「時」の要素を決定するものが、此の季題に含まれた時期の指定である。時に無關係な「不易」な眞の宣明のみでは決して俳諧になり得ないのである。「流行」する時の流の中の一つの點を確實に把握して指示しなければ具象的な映像は現はれ得ないのである。

さらに「時の決定」について次のように語っていた。
無常な時の流れに浮ぶ現實の世界の中から切り取つた生きた一つの斷面像を、その生きた姿に於て活々と描寫しようといふ本來の目的から、自然に又必然に起つて來る要求の一つが此の「時の決定」であることは、恐らく容易に了解されるであらうと思はれる。花鳥風月を俳句で詠ずるのは植物動物氣象天文の科學的事實を述べるのではなくて、具體的な人間の生きた生活の一斷面の表象として此等のものが現はれるときに始めて詩になり俳句になるであらう。

▼私のもっとも好きなコトバ「不易流行」はここに出てくる。
要するに俳句は抽象された不易の眞の言明だけではなくて具體的な流行の姿の一映像でなければならない。其れが爲めには一見偶然的な他物との配合を要する、しかも其配合物は偶然なやうであつても、其配合によつて其處に或必然な決定的の眞の相貌を描出しなければならないのである。

 最後には私にとっては「挑発的」な文言がならぶ!!
氣象學教科書に引用し得るものであらう。古人の句には往々かういふ科學的の眞實を含んだ句があつて、理科教育を受けた今の人のに、そのわりに少ないやうに思はれるのも不思議である。昔の人は文部省流の理科を教はらないで、自分の眼で自然を見たのである。

 寅彦流に今回の「まとめ」も語ってくれていた。
 要するに此處で所謂「天文」の季題は俳句の第一要素たる「時」を決定すると同時に「天と地の間」の空間を暗示することによつて、或は廣大な景色の描寫となり、或は他の景物の背景となる。子規が天文地理の季題が壯大なことを詠ずるに適して居ると云つたのも所由のあることである。

 俳句結社「寅の日」に向けた歩みはまだまだはじまったばかり!!
 いかに歩みが遅々たるものになろうとあきらめるつもりはない。さあ、一緒に…!!

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41号コウガイビルは4ヶ月を待たずに 消えた!!そして… #コウガイビル

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「居ない!!」  「たしか数日前にその姿を確認したはずなのに…消えた!!」
 そうやっぱり「消えた!!」という表現がピッタリだ!!
 濁った液のなかもしっかり見るが、そのあとかたもなかった!!
 41号コウガイビルは、袋に入って4ヶ月待たずに消えた!!

 はじめて出会ったのはちょうど4ヶ月前の2019/02/20であった。
 少しあたたかかったとは言え、冬真っ只中であった。
 本格的な夏の到来を待たずに消えたのは、「高温」のせいだろうか!?
 あわてて、42号、43号の姿を確認したが、まだ居てくれた。

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▼この「消える」は、なかなかコトバでは人に伝えにくかった。
 またたく間に「とろける」というか、その姿が「かたち」を失ってしまうのである。
 あのダーウィンもそれを記録しくれていた。

 

私は、南半球の各地で、陸生のプラナリアを十二種以上見た。ブァン ディーメンス ランド Van Dimen's Land
で得た若干の標本には、朽木を食わせて、約二ヶ月も生存をつづけさせた。一匹のプラナリアをだいたい相等しい大きさに横断すると、二週間のうちに双方とも完全な体となった。更に、片方が下面に開口を二つとも持ち、従って他の方は開口を一つも持たぬように切ってみた。施術後25日を経て、比較的完全に近かった方は、普通の標本と区別できぬまでになった。片方もその形がいちじるしく大きくなり、そして後端に近く柔らかい細胞集団のうちに透明な空間を生じ、その中には椀のような形の口の原基が明らかに認められた。しかし下面に裂口が開くには到らなかった。赤道に近づいたために、気温の上昇によって、すべての個体を殺すようなことがなかったならば、この最後の段階も構造を完成したに違いない。この実験はすでによく知られているところであるが、一方の個体の簡単な体の一端から、必須の器官がことごとく次ぎ次ぎに生ずるのを見るのは面白かった。プラナリア類を飼うのは極めてむずかしい。生活現象が終われば、一般に見る天然の変化の法則がここにも働いて、体は全体に柔らかくなり、液化する。そのはやさは、他に比べるものもないほどである。(「ピーグル号航海記 上」(岩波文庫)P54より)

 

▼そこで気になってきたのが、ケースの中に居るコウガイビルの赤ちゃんたちだった。
 まだ次の一手をうってはいなかった。
 ケースの外から確認するだけでも、何匹かが蠢いていた。
 フタをとると、そのフタに何匹かが…。
 ケースのなかにも何匹かが… 生きている!!
 エサはどうしたんだろう ?(゜_。)?(。_゜)? 
▼いつものことながら、私の研究は「無手勝流」だった!!
 しかし、次の一手がなかなか思い浮かばない。
 そんなとき思い出したのが、
 ●10年前にコウガイビルの「ふしぎ!?」に導かれて渡辺憲二先生の研究室を訪ねたときのことだ。  
 そこにはたくさんの水生プラナリアが飼ってあった。
 後になって知ったのだが、この研究室こそが「プラナリア研究」の「メッカ」のようなところだったのだ。
 そのとき、プラナリアのエサとして鳥のレバーを与えておられたような!?
 いや牛のレバーだったかな!?記憶が定かではない。
 コウガイビルも別名「陸棲プラナリア」だ。同じ仲間、ひょっとしたら…。

 つぎの一手がかすかに見えたかのような。

 

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2019年7月のオンライン「寅の日」は #traday #寺田寅彦

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▼私は毎日の夕方の散策ではその近くを通っていた。
 昨日は久しぶりにその間近まで行ってみた。アメダス測候所である!!  風向風速計は明らかに南からの風を示しているようだった。
 アリガタイことに、その記録は「福崎のアメダス」として残っていた!!
 まちがいない。やっぱり「南風」が吹いていたのだ。
 それだけでない「海陸風」の顕著な季節に入ったことも教えてくれていた!! Dscn3174

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▼7月のオンライン「寅の日」の計画を立てる時期が来ていた。
 この「海陸風」についてだけでなく、「大気の物理学実験室」で日々行われている「実験」について寅彦はくわしく語ってくれていた。
 7年間に読んで来たものかから「気象」関係の随筆を選び出し、寺田寅彦「気象入門」八選 をつくっていた。
◆寺田寅彦「気象入門」八選 !! (1) 颱風雑俎 6
(2) 茶わんの湯 5
(3) 夕凪と夕風 4
(4) 海陸風と夕なぎ 4
(5) 春六題 3
(6) 凍雨と雨水 2
(7) 伊吹山の句について 2
(8) 自然現象の予報 1
 7月はこのなかから順次読んでいきたい。7月は3回あった。
■2019年7月オンライン「寅の日」 ◆第227回オンライン「寅の日」 …7/04(木)
◆第228回オンライン「寅の日」 …7/16(火)
◆第229回オンライン「寅の日」 …7/28(日)

▼寺田寅彦「気象入門」八選ベスト3を順次読んでいきたい。
 ただし、3回目のときは「夕凪と夕風」「海陸風と夕なぎ」を一緒に読みたい。

■2019年7月オンライン「寅の日」

◆第227回オンライン「寅の日」 …7/04(木)「颱風雑俎」(青空文庫より)

◆第228回オンライン「寅の日」 …7/16(火)「茶わんの湯」(青空文庫より)

◆第229回オンライン「寅の日」 …7/28(日)「夕凪と夕風」「海陸風と夕なぎ」(青空文庫より)

 

▼7月もよろしくお願いします。
 読んでの感想・意見などひと言でも聞かせてもらうと大いに励みになります。
 ぜひよろしくお願いします。
 またFacebookをやっておられる方は
 ◆Facebook版・サイエンスカフェ「寅の日」 への参加お待ちしています。
 こちらでは毎日が「寅の日」です!!

 

 

 

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2019年・今年の私の「自由研究」は!?(2) #自由研究

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▼昨年の秋に「自然結実」したヒガンバナの種子34個を使って実生実験をしていた。
 今のところ発芽・発根したのは3個あった。安富で採集した2つはすでに植木鉢に植え替えていた。
 残る一つは福崎から採集した分だった。土ポットのなかで成長を続けていた。
 他の種子には今のところ変化はない。しかし、まだ完全にはあきらめきれなかった!!

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 一昨日、この実生ヒガンバナについてうれしい問い合せがあった。
 現役高校生がTwitterで、「はじめまして。私は高校で、彼岸花について研究したいと考えている者です。インターネットで調べていたところ、楠田さんが彼岸花に詳しいと知りました。ぜひ様々なことを教えて頂きたいです。」と連絡をもらった。
 また「まず疑問なのですが、楠田さんはヒガンバナを球根ではなく、種から育てられているのですか?」とこの実生ヒガンバナにも興味をもってもらったようだ。今後、一緒に「ふしぎ!?」を追いかける仲間が増えたかと思うとうれしいかぎりだ!!

▼もう21年も前にも「これからの自由研究」について次のようなことを書いていた。

◆お勧めスポットとこれからの「自由研究」(98.7)

 インターネットが学校現場に普及しはじめたころに、これからの「自由研究」について考察したものである。
 お勧めスポットとして紹介したものはすべてリンクぎれである。
 21年経ってインターネット環境もずいぶん変わった。
▼今なお有効なものはないかと読み返してみた。
 「これから」に4つの提言をしていた!!

(1) 研究の成果をデジタル処理をしていく。
(2) インタラクティブな研究の可能性を追求する。
(3) 遠隔地との共同研究を実現する。
(4) Webページ上に研究発表(情報発信)をしていく。

 今から考えてみるとアタリマエのことばかりである。
 もうすでに取り組みが進んでいることもある!!
 21年前ならハードルが高かったことも、今なら誰でもその気になれば簡単に実現可能だ!!
 やや自画自讃気味に言おう。
 4つの提言は「これから」も有効である!!
▼今年の「自由研究」の最大テーマは
私自身の「自由研究」のこだわり!!
である。4つの提言についても、ひとつひとつ実践してみたい。
まずは
(1) 研究の成果をデジタル処理をしていく。
観察したものを画像で「記録」していこう。
「記憶」せずに「記録」しよう!!
(つづく)
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2019年・今年の私の「自由研究」は!?(1) #自由研究

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▼あれっ!?こんなところに!!
今年10番目に出会った10号コガネグモは、とんでもないところに出現した。
これまでのコガネグモとちがって草むらのなかではなかった。
そこから少し離れた橋の欄干のところだった。
なんでまたこんなところに ?(゜_。)?(。_゜)?
まさかロープの黄色と黒の縞模様が、自らの体の模様と近いから!?
そんなばかなことないか (^^ゞポリポリ
ところでクモの目は世界をどのように見ているのだろう!?
 またあらたな「ふしぎ!?」が生まれたのだった。
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▼この時期が来ると、毎年ワクワクドキドキの胸騒ぎがはじまるのである。
 言わば一種の「職業病」だろうか。
 そう、「自由研究」の季節がやってきたのだ!!
 ずいぶん長く新・「自由研究」のすすめ試論を展開したりして、「自由研究」のことを考えてきていた。
 今年は、ひとつ徹底して私自身の「自由研究」にこだわってみようと思う。
▼試論を展開するなかで、面白いことを提唱していた。
 「アカソナキヤ方式」の提唱デアル!!
◆アカソナキヤ方式
 タリマエ を当たり前として流さずに
 ンガエテミルト けっこう「ふしぎ!?」なことはいっぱいある。 
 ウイエバ そのこと教科書に、本に、Webにあったような。
 ントクナク でいい。その「ふしぎ!?」に予想をたててみよう。
 ットコウナルハズ の私の仮説をたててみよう。
 ッパリ そうだったか!!となれば、これは大発見だ。

▼今年の私自身の「自由研究」にも「アカソナキヤ方式」をあてはめてみよう。
 まず最初にくるのはテーマ選びだ。
 10号コガネグモの「ふしぎ!?」を出発点として、シロウト「クモ学」も有力なテーマになりそうだ。
 子規庵のヘチマ、三枚目の葉は勢いがあった。どう展開していくのだろう!? この観察日誌もりっぱなテーマになるかもしれない。
 夕方、少し高い所から「我がふるさと」を一望した。
 「我がふるさと」の動く大地の物語もテーマの候補だ。
 その上の「雲見」も
 「雲見」とflightradar24も
 考えればいろいろ出てきそうだ。
 テーマ選びをしばし楽しんでみよう。
(つづく) 
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【Web更新6/16】19-24 新・「自由研究」のすすめ試論 等 更新!!

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紫陽花や祠への径塞ぎたり 19/06/14撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】19-24
週末定例更新のお知らせ
 「セレンディピティ」(serendipity)といコトバがある!!
 けっこう好きなコトバのひとつである。思いもよらぬ偶然の出会いが、まったくラッキーなあらたな展開をもたらすことがある。
 そんとき これぞ「セレンディピティ」(serendipity)!!
 として使って来た。
 でもほんとうに「セレンディピティ」(serendipity)は唐突にやってくるのかな?
 なにかが臨界点に達したとき、「必然」としてやってくるようなそんな気もするのだが…。

◆表紙画像集2019 更新 紫陽花
 紫陽花という植物はほんとうに元気だ。
 昨年大幅に剪定したはずだが、むしろその枝の方が、元気に伸びて花を咲かせている。
 気づけば祠への小径を塞いでしまっていた!!
 挿し木で増やせる樹木の代表のように言われる紫陽花。
 その「再生力」はどこからやって来るのだろう?

◆新・「自由研究」のすすめ試論 更新!!
 今年の試論のはじまりに、牧野富太郎の『赭鞭一撻』を持ってきた。
 私にはこの『赭鞭一撻』がきわめてすぐれた「自由研究」心得に読めるのだが。

◆【ヒガンバナ情報2019】 更新!!
 「自然結実」ヒガンバナ実生実験、発芽・発根したふたつを植木鉢に植え替えた。
 あらたなステージに突入である。
 秋にほんとうに「出葉」してくるかな o(^o^)o ワクワク

◆オンライン「寅の日」更新!!
 6月のテーマは、寺田寅彦『俳句入門』だ。
 俳句結社「寅の日」への道を模索中である。サイエンスカフェ「寅の日」の新展開も…

◆「クモ学」のすすめ 更新!!
 8匹のコガネグモ継続観察中!!
 さて、どんな展開が…。 楽しみである。

 今週は「セレンディピティ」(serendipity)がやって来るかな。o(^o^)o ワクワク 

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【お薦め本】『青の物理学』(ピーター・ペジック 著 , 青木 薫 訳 岩波書店)

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▼まだまだ牧野富太郎の『赭鞭一撻ノート』の余韻が残っていた。

十四. 書を家とせずして、友とすべし
ー本に書かれていると安心せずに、本を対等の立場の友と思いなさい

二十歳に満たない少年(青年)がこんな域に達するなんて、さすがというしかない!!
ポンコツ頭では、「そうだな~あ」と同感はするが、現実はなかなかついていかない。
 今さら言ってもしかたないが、もう少しちゃんと勉強しておくべきだったなあ。\(__ ) ハンセィ
▼特に強くそう思ったことがある。
 それは、この本に出会ったからである。

◆【お薦め本】『青の物理学 空色の謎をめぐる思索』(ピーター・ペジック 著 , 青木 薫 訳 岩波書店 2011/02/15 )

 「この本が面白いよ」と教えてもらったのはちょうど一ヶ月前だ!!
 さっそく手に入れて読もうとした。
 たしかに面白いとは思うのだが、なかなか前に進まない。私の理解力・学力ではついていけないのだ。
 それでも、ちびりちびりと読み進めた。やっと終わった!!
 私にとってはとても難解なところが多かったが、
 やっぱり 面白い!!
 今回は、【お薦め本】と言うより、「なんとか読み終えたよ」と言う報告文だ!!
▼こんな私が最後まで読んでしまったのはやっぱりこの本がとても面白いからだろう。どこまで理解したかは別にして、いつものようにお薦めポイントを3つあげる。

(1)「空はなぜ青い!?」の謎解き長編探偵物語を楽しめる!!

(2) 「原子論」のほんとうの有効性(意味)がわかって来る!!

(3)かつて科学者たちが挑戦してきた実験レシピがオマケについている!!

 ではひとつずつボロが出ない範囲で少々書いてみる。
(1)「空はなぜ青い!?」の謎解き長編探偵物語を楽しめる!!
 「空はなぜ青い!?」誰もが一度は抱く「ふしぎ!?」だ。
 みんなはその「ふしぎ!?」にどう答えて、納得してきたのだろう? 
 いや、その「ふしぎ!?」は置き去りにされたままだろうか。 
 私の場合はどうだろう? 
 青空、夕空は「レイリー散乱」で…、雲が白いのは「ミー散乱」で… !!
 えっ、ほんとうにわかっていたのだろうか。?(゜_。)?(。_゜)?
 この本を読みながら、自分を疑ってみた。
 「空はなぜ青い!?」というアタリマエの「ふしぎ!?」が、こんなにも面白く、奥の深い不思議だとは思っていなかった。
 プラトンやアリストテレスからはじまり数え切れないほどの科学者・哲学者・芸術家がこの謎解き長編探偵物語に参加していた。
 私が知る範囲の科学者はすべてが…と言っても過言ではなかった。
 この謎解きの面白さを、こう語っていた。

空はなぜあのように見えるのだろうか?その疑問に答えるという目標に向かって、わたしたちはまだほんの数歩ほど踏み出したにすぎない。しかし、どれほど小さな一歩でも、その一つひとつには大きな意味がある。なぜならその一歩をきっかけに、より深く、より広く理解したいという思いがふくらむからだ。新しい知識がひとつ増えるたびに、はじめの疑問を見直すことにもなる。そうして知識が進展してきた歴史をひもとけば、すでに解明されたこと、そしてまだ解明されていないことが明らかになる。(同書 p169より)

▼この本でもっとも衝撃だったのは次だ。
(2) 「原子論」のほんとうの有効性(意味)がわかって来る!!
 実は正直言ってショックであった。
 「原子論的物質観を…」と力説してきていた。「原子論」の有効性・意味がわかっているつもりでいた。
 でもわかっていなかった!!
 「レイリー散乱」と言いながら、窒素分子は見えていなかった!!ツナガッテ考えることができていなかった。
 「アボガドロ数」の意味もここであらためて認識した。(^^ゞポリポリ

 青空の謎を解くための道のりは、小さな世界へと向かう旅である。なぜなら、もしも原子が実存しなかったなら、空は青色になりえなかったのだから。空に目を向けるとき、わたしたちは原子論の正しさを証明する証拠のうち、もっとも美しいものを見ているといえよう。そしてまた、青空を探求する旅は、大きな銀河の世界へと向かう旅でもある。なぜなら、夜の明るさを決定しているのは、宇宙にちらばる銀河たちなのだから。光について深く考えるとき、私たちはこの宇宙が、時間においても空間においても、いかに広大かを示す無言の証拠を受け取っているのだ。そして、昼と夜のあいだには黄昏がある。黄昏どきの天頂の色は、大宇宙と小宇宙のあいだで、壊れやすい地球が置かれている状況を告げているのだ。(同書p184より)

最後のもうひとつ。
(3)かつて科学者たちが挑戦してきた実験レシピがオマケについている!!
 できるだけ今からでも復元できるように、手に入れやすいものを紹介してくれたりしている。
 なかなかアリガタイ!!
 自分でもこの長編探偵物語に参加してみたいものだ。

 もうあまりボロが出ないうちにこれぐらいにしておく。
 ここまで書いて思った。やっぱりこれは【お薦め本】だ!!

 大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから12週目だった。最大のピンチでSOS発信をして、アドバイスをもらいながら、まだそのアドバイスに従うことができないでいた。スミマセン<(_ _)>
 雨が降るたびに元気さを回復してきているようで、どこの部分を一時退避しようかと迷ってしまうのだった。
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 さあ、青空が見えてきた。!!
 今朝は、今から屋外作業だ!! ときどき青空ながめて…「なぜ!?」を反芻してみよう。 

 
 

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牧野富太郎の『赭鞭一撻』を読む。(3)

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▼あれっ!?
 今年はじめて出会ったコガネグモ1号の近くに、もう一匹のクモが!?いや獲物だろうか!?
 近づいてじっくり見るとちがっていた。脚の模様の跡からもわかった!!
 脱皮したのだ!!
 クモは昆虫のように変態をしない。出のうしてきて、団居(まどい)をしているときからクモの姿をしたクモの赤ちゃんだ。
 脱皮を繰りかえしながら成長していくのだった。
 1号くんもこれでひとまわり大きくなったのかな。
 さあ、いつまでつき合ってくれるかな!?
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▼牧野富太郎の『赭鞭一撻』を最後まで続けよう。

〇跋渉ノ労ヲ厭フ勿レ
峻嶺岡陵ハ其攀登ニ飽カズ洋海川河ハ其渡渉ヲ厭ハズ深ク森林ニ入リ軽ク巌角ヲ攀(よ)ヂ沼沢砂場ニ逍遥シ荒原田野ニ徘徊スルハ是レ此学ニ従事スルモノヽ大ニ忽(ゆるがせ)ニス可ラザル所ニシテ当ニ務テ之ヲ行フベキナリ其之ヲ為ス所以ハ則チ新花ヲ発見シ土産ヲ知リ植物固有ノ性ト其如何ノ処ニ生ズルカヲ知ルニ足レバナリ

○植物園ヲ有スルヲ要ス
遠地ノ産ヲ致シ稀有ノ草木ヲ輸スルトキハ皆之ヲ園ニ栽(うえ)テ之ヲ験スベキナリ又賞玩ノ草木ニ至テハ随在之ヲ自生スルモノニ非ズ故ヲ以テ之ヲ園ニ培養セザルヲ得ズ又山地沼沢等ノ草木ヲ栽蒔(さいじ)シテ他日ノ考ニ備フルハ大ニ便ヲ得ル有ルナリ故ニ植物学ヲ修スルノ輩ハ其延袤(えんぼう)ノ大小ヲ問ハズ当ニ一ノ植物園ヲ設置スルヲ以テ切要トスベシ既ニ園ヲ設クレバ則チ磁盆鋤鍬(じょしょう)ノ類ヨリシテ園ニ俟(ま)ツノ物ハ一切予置スルハ更ニ論ヲ俟ザルナリ

○博ク交ヲ同志ニ結ブ可シ
道路ノ遠近ヲ問ハズ山河ノ沮遮ヲ論ゼズ我ト志ヲ同クスルモノアレバ年齢ノ我ニ上下スルニ論ナク皆悉ク之ト交ヲ訂シ長ヲ補ヒ互ニ其有スル所ヲ交換スレバ其益タル少小ニ非ズシテ亦一方ニ偏スルノ病ヲ防グニ足リ兼テ博覧ノ君子タルコトヲ得ベシ

○邇言ヲ察スルヲ要ス
農夫野人樵人漁夫婦女小児ノ言考証ニ供スベキモノ甚ダ多シ則チ名ヲ呼ビ功用ヲ称シ能毒ヲ弁ズルガ如キ皆其言フ所ヲ記シ収ムベシ他日其功ヲ見ズンバアラザルナリ故ニ邇言(じげん)取ルニ足ラズト云ガ如キニ至テハ我ノ大ニ快シトセザル所ナリ

○書ヲ家トセズシテ友トスベシ
書ハ以テ読マザル可ラズ書ヲ読マザル者ハ一モ通ズル所ナキ也雖然其説ク所必ズシモ正トスルニ足ラザルナリ正未ダ以テ知ル可ラズ誤未ダ以テ知ル可ラザルノ説ヲ信ジテ以テ悉ク己ノ心ニ得タリト為シ独(た)ダ一ニ書ヲ是レ信ジテ之ヲ心ニ考ヘザレバ則点一ニ帰スルナク貿貿乎トシテ霧中ニ在リ遂ニ植学ヲ修ムル所以ノ旨ニ反シテ其書ノ駆役スル所トナリ其身ヲ終テ後世ニ益スルナシ是レ書ヲ以テ我ノ家屋ト為スノ弊タルノミ如此(かくのごと)クナラザル者ハ之ヲ心ニ考ヘ心ニ徴シテ書ニ参シ必シモ書ノ所説ヲ以テ正確ニシテ従フベキト為サズ反覆討尋其正ヲ得テ以テ時ニ或ハ書説ニ与シ時ニ或ハ心ニ従フ故ヲ以テ正ハ愈(いよい)ヨ正ニ誤ハ益(ますます)遠カル正ナレバ之ヲ発揚シテ著ナラシメ誤ナレバ之ヲ擯(しりぞけ)
テ隠ナラシム故ニ身ヲ終ルト雖ドモ後世ニ益アリ是レ書ヲ以テ家屋ト為せズシテ書ヲ友トナスノ益ニシテ又植学ヲ修ムルノ主旨ハ則チ何ニ在ルナリ

○造物主アルヲ信ズル毋(なか)レ
造物主アルヲ信ズルノ徒ハ真理ノ有ル所ヲ窺フ能ハザルモノアリ是レ其理隠テ顕レザルモノアレバ其理タル不可思議ナルモノトシ皆之ヲ神明作為ノ説ニ附会シテ敢テ其理ヲ討セザレバナリ故ニ物ノ用ヲ弁ズルコトハ外ニ明ナリト雖ドモ心常ニ壅塞ようそく丕閉(ひへい)シテ理内ニ暗シ如此ノ徒ハ我植学ノ域内ニ在テ大ニ恥ヅベキ者ナラズヤ是レ之ヲ強求スレバ必ズ得ルコトアルモ我ノ理ノ通ゼザル処アレバ皆之ヲ神明ノ秘蘊ニ托シテ我ノ不明不通ヲ覆掩修飾スレバナリ

▼これまでと同様、今回も『赭鞭一撻ノート』から現代語訳の一部を引用させてもらおう。

十. 跋渉(ばっしょう)の労を厭ふなかれ
ー方々の山野を歩きまわる努力を嫌がるな

十一. 植物園を有するを要す
ー植物園が必要である

十二. 博く交を同士に結ぶ可(べ)し
ー多くの同好者と友達になりなさい

十三. 迩言(じげん)を察するを要す
ー一般の人が使う名前や呼び名から推測することも必要である

十四. 書を家とせずして、友とすべし
ー本に書かれていると安心せずに、本を対等の立場の友と思いなさい

十五. 造物主あるを信ずるなかれ
ー神を信じてはいけない

▼今回もやっぱり納得することばかりだ!!
 二十歳前の少年(どう考えても青年)がこんなことを書いたのだろうか!?
 やっぱり牧野富太郎は知の巨人だ。
 どれも納得し、学ぶことばかりだが 特に次の三ついたく同感し感動するのである。

十一. 植物園を有するを要す
ー植物園が必要である
 大がかりな「植物園」とは限らない。
 身近にあって、自分の手で育ててみてはじめて「発見」することも多々あるのである。
 私にとって大賀ハス然り、実生ヒガンバナ然りなのである。
 先日、子規庵のヘチマ 発芽した4つを、大きな植木鉢に植え替えた。
 はたしてどこまで…
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 「植物園」にかぎらない!!毎日の散策コースは「クモ観察園」でもあった。
 少しだけ見方を変えたら、まわりは全て「自然観察園」だ!!

十二. 博く交を同士に結ぶ可(べ)し
ー多くの同好者と友達になりなさい

 これは日々実感しているところである。
 牧野富太郎のつくり出したヒューマンネットワークを知ればこのコトバがよりいっそう説得力を持ってくる。

十三. 迩言(じげん)を察するを要す
ー一般の人が使う名前や呼び名から推測することも必要である

 ここにこそ、生涯熱く学び続けた牧野富太郎の「原点」を見る思いだ。
 
 シロウト「研究」、私の「自由研究」の方向が見えなくなったら、またこの『赭鞭一撻』を読んでみよう!!


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牧野富太郎の『赭鞭一撻』を読む。(2)

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▼昨日(2019/06/13)、朝から日射しがきびしかった。
 でもやっぱり、やつらはその場所に居てくれた!!
 だから「クモ学」は大好きだ!!なんでもゆっくりな私にはこれがアリガタイ!!
 それにしても、紫外線対策どうしているのかな!?
 今年も出会ったコガネグモ!!出会った順番に号数をつけていた。
 昨日の段階で、9号にまでなっていた。そのうち3号だけ行方不明になったが、あと8匹は継続観察中だ!!
 8号はより家に近づいてきた。どうやら狩りを追え、獲物を捕獲しているようだ。
 2号は、少し場所を移動してネットを張り替えたようだ。
 家の庭とよんでもいいような場所に9号が出現していた。
 どのコガネグモも「X」字の隠れ帯がはっきりしてきたように思えた。
 どうして  ?(゜_。)?(。_゜)?
 そうだ隠れ帯の「ふしぎ!?」も完全には解決していなかった。
 
 シロウト「クモ学」研究はまだまだ続くのだった。
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▼このようにシロウト研究をすすめるときにも「赭鞭一撻」は、けっこう役に立ちそうだ。
 引用をつづけよう。

○書籍ノ博覧ヲ要ス
書籍ハ植物記載〔所載ノ意ナリ〕ノ書ニシテ仮令(たと)ヒ鶏肋ノ観ヲ為スモノト雖ドモ悉ク之ヲ渉猟閲読スルヲ要ス故ニ植学ヲ以テ鳴ラント欲スルモノハ財ヲ吝(おし)ム者ノ能ク為ス所ニアラザルナリ

○植学ニ関係スル学科ハ皆学ブヲ要ス
曰ク物理学曰ク化学曰ク動物学曰ク地理学曰ク天文学曰ク解剖学曰ク農学曰ク画学是皆関係ヲ植物学ニ有ス数学文章学ハ更ニ論ヲ俟(また)ザルナリ

○洋書ヲ講ズルヲ要ス
其堂ニ造ラント欲シ其※ししむらヲ啖(くら)ハント欲スル者ハ当(まさ)ニ洋籍ヲ不講ニ置ク可カラザルナリ是レ洋籍ノ結構所説ハ精詳微密ニシテ遠ク和漢ノ書ニ絶聳スレバナリ雖然(しかりといえども)是レ今時ニ在テ之ヲ称スルノミ永久百世ノ論トスルニ足ラザルナリ

○当ニ画図ヲ引クヲ学ブベシ
文ノミニテハ未ダ以テ其状ヲ模シ尽スコト能ハズ此ニ於テカ図画ナル者アリテ一目能ク其微妙精好ノ処ヲ悉(つく)ス故ニ画図ノ此学ニ必要ヤ尤(もっとも)大ナリ然而(しかりしこうして)植物学者自ラ図ヲ製スル能ハザル者ハ毎(つね)ニ他人ヲ倩(やとう)テ之ヲ図セシメザルヲ得ズ是レ大ニ易シトスル所ニ非ザルナリ既ニ自ラ製図スルコト能ハズ且加フルニ不文ヲ以テスレバ如何シテ其蘊(うん)ヲ発スルコトヲ得ルヤ決シテ能クセザルナリ自ラ之ヲ製スルモノニ在テハ一木ヲ得ル此ニ※もシ一草ヲ得ル此ニ写シ更ニ他人ノ労ヲ仮ラズ且加ルニ舞文ヲ以テセバ恰(あたか)モ晶盤ニ水ヲ加フルガ如ク彰々瞭々其微ヲ闡ひらキ其蘊ヲ発スルハ是レ易シトスル所ナリ之ヲ自ラ製スル能ハザルモノニ比スレバ難易ノ懸絶スルヤ一目其大ナルコトヲ知ルナリ

○宜ク師ヲ要スベシ
書籍ノミニテハ未ダ以テ我疑ヲ解クニ足ラズ解疑スルニ足ラザレバ師ニ就テ之ヲ問フノ外ニ道ナキナリ其師トスル処ハ必ズ一人ヲ指サズ我ヨリ先ニ之ヲ聴クモノバ生ルヽノ我ヨリ先後ニ論ナク皆悉ク之ヲ師トシテ可ナリ若シ年ノ我ヨリ幼ナルヲ見テ曰ク我ニシテ彼幼者ニ問フ羞ヅ可キノ至リナリト如此(かくのごとく)ニ至テハ如何シテ其疑ヲ解クヲ得ルカ其疑タル死ニ至テ尚未ダ解ケザルナリ

○吝財者ハ植学者タルヲ得ズ
書籍ヲ購(あがな)フ財ヲ要スルナリ器械ヲ求ムル財ヲ要スルナリ苟(いやしく)モ此学ノ考証ニ備ヘ此学ヲシテ益(ますます)明ナラシムル所以ノモノハ皆一トシテ財ヲ要セザルナシ財ヲ投ゼザレバ書籍器械等一切求ムル所ナシ故ニ曰ク財ヲ吝(おし)ム者ハ植学者タルヲ得ズト

▼続けて『赭鞭一撻ノート』より現代語訳の一部を引用させてもらおう。

四. 書籍の博覧を要す
ーたくさんの本を読むことが必要である

五. 植学に関係ある学科は皆学ぶを要す
ー植物に関係ある学科は全て学ぶことが必要である

六. 洋書を講ずるを要す
ー洋書を理解する必要がある

七. 当に画図を引くを学ぶべし
ー理屈にあった画図を引くを学ぶべし

八. 宜(よろ)しく師を要すべし
ー状況に適した先生が必要である

九. りん財者は植物学たるを得ず
ー植物学者はケチではいけない

▼このなかでは特に2つが強く納得する。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

五. 植学に関係ある学科は皆学ぶを要す
ー植物に関係ある学科は全て学ぶことが必要である

シロウト「クモ学」でもまったくそのとおりである。
ひとつの「ふしぎ!?」は、次々と別の「ふしぎ!?」とツナガッテイタ!!
それはあらゆる学問に言えることかも知れない。

八. 宜(よろ)しく師を要すべし
ー状況に適した先生が必要である

ほんとうにアリガタイことに私のシロウト研究には必ずすばらしい師がついていてくださった。
シロウト「クモ学」については、最初から鈴木勝浩先生がついていてくださった。
ヒガンバナ研究では、日本のヒガンバナ研究の第一人者・栗田子郎先生にいろいろ教えてもらっていた。
ほんとアリガタイかぎりだ!! 深謝<(_ _)>


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牧野富太郎の『赭鞭一撻』を読む。(1)

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▼2012年の夏よりはじめた「土佐の寅彦詣」は今年の4月で10回になっていた。
 そのうち2回、高知県立牧野植物園を訪れた。その充実ぶりに圧倒され感動した。2回ともミュージアムショップに寄って一冊のノートを手に入れていた。

◆赭鞭一撻ノート

である。「赭鞭一撻」(しゃべんいったつ)の現代語訳もついていてとてもいい!!
 大のお気に入りである。
 先日、毎日の「自然観察ノート」を新しくしたのをきっかけにこのノートを引っぱり出してきて、「赭鞭一撻」を読みなおしてみた。
▼現代語訳を読むうちに、この原本は読むことができないのか?と思うようになった。
 青空文庫でさがしてみた。あった!!

◆牧野富太郎自叙伝・第二部 混混録 (牧野富太郎)(青空文庫より)

 ここに「余ガ年少時代ニ抱懐セシ意見」として出てくるのである。
 「赭鞭一撻」までの「所感」等を読んでいるとあの牧野富太郎の学問への情熱が伝わってくるようでたいへん面白い!!
「余ガ年少時代ニ抱懐セシ意見」では、「赭鞭一撻」のことを次のように説明していた。

左の一篇は私が年少時代にわが郷里土佐高岡郡佐川町の自宅に於てその当時私の抱懐していた意見を書き附けたもので、「赭鞭一撻(しゃべんいったつ)」と題してあった。これは今から六十六、七年前の明治十四、五年、私が二十歳頃に書いたものである。そして今日これを読んでみると私は実に感慨に堪えないものがある。

またこのようにも書いていた。
 今左にわざとその「赭鞭一撻」の一字一句も改竄せずに、極めて拙文のままその全篇を掲げて、読者諸君の一粲(いっさん)に供えてみよう。私は上に述べたように今は何んにも出来ていないが、それでも一度はこのような希望に燃えていた少年であった事を思い遣って下さい。

アリガタイ!!
▼「赭鞭一撻」は現代に通用する「勉強心得」「研究心得」デアル!!
 この機会に原文と「赭鞭一撻ノート」の現代語訳をならべて読ませてもらいながら、少年牧野富太郎にじっくり学んでみたい。
 全部で15項目ある。今日のところは3つだけにしておく。

赭鞭一撻       結網子 稿

○忍耐ヲ要ス
堅忍不撓ノ心ハ諸事ヲ為スモノノ決シテ欠クベカラザル者ニシテ繁密錯雑ナル我植学ニ在テモ資ヲ此ニ取ラザルハ一トシテ之ナキナリ故ヲ以テ阻心ヲ去テ耐心ヲ存スルモノハ其功ヲ就(な)ス易々タルナリ

○精密ヲ要ス
周密詳細モ亦決シテ失フ可ザルモノニシテ之ニ忍耐ヲ添加シテ其功正ニ顕著ナリ精細之ヲ別テ両トナス心ト事ト是ナリ解剖試験比較記載ヨリ以テ凡百ノコトニ至テ皆一トシテ此心ノ精ヲ要セザルナク又事ノ精ヲ要セザルナシ故ヲ以テ此心ヲシテ恒つねニ放逸散離セシメザレバ一睹(いっと)スル者此ニ瞭然一閲スル者此ニ粲然

○草木ノ博覧ヲ要ス
博覧セザレバ一方ニ偏辟ス一方ニ偏在スレバ遂ニ重要ノ点ヲ決スル能ハズ要点ヲ発見スル無キハ是レ此学ノ病ニシテ其病タル博覧セザルニ座スルモノナリ

現代語訳(「赭鞭一撻ノート」より一部のみ引用させてもらう)では

一. 忍耐を要す
-我慢することが必要である

二. 精密を要す
ー正確であることが必要である
   
三. 草木の博覧を要す 
ー草や木についての豊かな知識が必要である

(つづく)


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実生ヒガンバナを鉢に植え替えた!!(2019/06/11) #ヒガンバナ

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▼今年の実生ヒガンバナの観察は、これまで以上に徹底していた。
 34個の「自然結実」種子を土ポットに蒔いた(?)ものは、毎日いやそれどころか一日に何度も自然と目にする場所に置いていた。
 だから、少しの変化もいちはやく気づいた。
 最初に発芽・発根した2つは今、急速に緑を失いつつあった!!
 それにして、あのわずかな緑が発芽したばかりのヒガンバナをここまで育てたとは感動するばかりだ。
 やっぱり光合成は偉大ナリ!!
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▼緑を失いつつある今こそが、植木鉢に植え替えるチャンスだと思った。
 普通にヒガンバナの球根(鱗茎)を引っ越しするのもこの梅雨時が最適というから同様であろう。
 土ポットをカップから出して繁々と観察してみた。
 こんなにじっくりと「発芽・発根」のようすを観察できるとはアリガタイ!!
 あらためて楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法の正しさを実感するのだった。(自画自讃!!(^^ゞポリポリ)
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▼土を入れた植木鉢に入れようとして気づいた。
 土ポットの底まで、両方とも根が伸びていた!!
 やっぱり「発芽・発根」で正しいのだ。
 上に白く見えていたものは「球根」(鱗茎)の赤ちゃん(!?)だろう。
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▼植木鉢に入れた土ポットに上からさらに土をかぶせ、たっぷり水をやった。
 正直言ってこうして実生実験に取り組むまで知らなかった。
 春(初夏) 「発芽・発根」
 秋    「出葉」
 の二段階で成長していくなんて!!

 さあ、今年の秋、ヒガンバナ咲き終わったころ、ほんとうにここから「出葉」してくるだろうか!?
 o(^o^)o ワクワク
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【Web更新6/09】19-23 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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今しばしや青空ながむ栗の花 19/06/06撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】19-23
週末定例更新のお知らせ
 一日の計画をその日の空模様と相談しながら決めるという日が続いている。
 まさに「観天望気」の暮らしである。
 「観天望気」こそほんとうの「科学」のはじまりなのかも!?
 そんなことぼんやりと考えている。

◆表紙画像集2019 更新 栗の花
 「墜栗花」とかいて「ついり」と読むそうです。
 また「栗花落」、これで「つゆ」と読む姓があると聞いたことがあります。
 そう、栗の花が落ちる頃に梅雨に入るということですね。たいした観察眼ですね。
 いつもの場所の栗の花は青空めざして盛り上がっていました。
 先週末の近畿地方の梅雨入り宣言は見送りになったようです。
 はたして、いつだろう!? 栗の花は!?
 
◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 5つの「座標軸」で、サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」を確かめてみた。
 「現在地」確認したあと次にどんなアクションを起こすか?
 そこがいちばん問われている。

◆「クモ学」のすすめ 更新!!
 2013年の夏からはじまったシロウト「クモ学」!!
 今年で7年目だ。私はつくづくとラッキーな人間だと思う。
 今年もはやくも7号コガネグモに出会った。7号はより家に近づいてきた!!
 さて今年は何を見せてもらえるのかな o(^o^)o ワクワク

◆「コウガイビル」を追う 更新!!
 41号、42号、43号コウガイビルがエサなしで現在生き続けている。
 多数のコウガイビルの赤ちゃんも!!
 次なる一手が思いつかない。いちばん最初の「ふりだし」にもどってのアクションを起こしてみたいと思っている。

◆【ヒガンバナ情報2019】 更新!!

 34個の「自然結実」ヒガンバナ「種子」のうち、3つが発芽・発根した!!
 先行した2つはもう植木鉢に植え替える時期がきているのかもしれない。

さて、今日の屋外での作業はいつやろうかな!?


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本日(2019/06/10)、第225回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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をとゝひの へちまの水も 取らざりき

 

糸瓜咲きて 痰のつまりし 佛かな

 

痰一斗 糸瓜の水も 間にあはず

 「子規絶筆三句」である。子規と糸瓜には浅からぬ縁があった。
 先月、二度目の訪問をした「子規庵」の庭には子規の愛した糸瓜棚があり、今も糸瓜を育てられていた。
 そのとき、糸瓜の種5粒を「おすそ分け」にいただいた。
 5/30に蒔いて、4粒まで今 発芽してきた。さて、うまく大きく育てることができるだろうか!?
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▼2019年6月のオンライン「寅の日」のテーマは決まっていた。
 7年間の取り組みから生まれた  
◆寺田寅彦「俳句入門」十選 !!  を順次読むことだった。
 今回はそのベスト1、「俳句の精神」を読む。

◆ 本日(2019/06/10)、第225回オンライン「寅の日」!!

●「俳句の精神」(青空文庫より)

 

▼今回の作品の発表年月を見てみると

(昭和十年十月、俳句作法講座)

となっている。寅彦は昭和十年の大晦日に亡くなっている。
つまり、これは最晩年の作品である。
 俳句に関する寅彦の考えのすべてがここに集約されていると言ってもいいぐらい濃厚な作品である。
 何度読んでも、読むたびにあらたな発見がある。
 
 「俳句」に対する考えのみならず、そこには日本人の自然観・科学観についても深く考察されていた。

  日本人は西洋人のように自然と人間とを別々に切り離して対立させるという言わば物質科学的の態度をとる代わりに、人間と自然とをいっしょにしてそれを一つの全機的な有機体と見ようとする傾向を多分にもっているように見える。
 この自然観の相違が一方では科学を発達させ、他方では俳句というきわめて特異な詩を発達させたとも言われなくはない。

「季題」の重要性、俳句の必然性、可能性についても語ってくれていた。

俳句における季題の重要性ということも同じ立場からおのずから明白であろう。限定され、そのために強度を高められた電気火花のごとき効果をもって連想の燃料に点火する役目をつとめるのがこれらの季題と称する若干の語彙(ごい)である。
十七字のパーミュテーション、コンビネーションが有限であるから俳句の数に限りがあるというようなことを言う人もあるが、それはたぶん数学というものを習いそこねたかと思われるような人たちの唱える俗説である。少なくも人間の思想が進化し新しい観念や概念が絶えず導入され、また人間の知恵が進歩して新しい事物が絶えず供給されている間は新しい俳句の種の尽きる心配は決してないであろう。

▼私は今、「俳句」というものにこだわりながらも、人に「今、なぜ俳句なのか!?」と問われれば答えに窮してしまう。
 寅彦の「俳句の精神」を読んでください!!  と答えるようにしようと思う。
 私にはなかなかコトバにならないところを、きっちりと代弁してくれていた。
 「俳句のキモ」についてこうだ!!

このように自然と人間との交渉を通じて自然を自己の内部に投射し、また自己を自然の表面に映写して、そうしてさらにちがった一段高い自己の目でその関係を静観するのである。

 またその「俳句修業」の効用についてこうだ!!

 俳句の修業はその過程としてまず自然に対する観察力の練磨(れんま)を要求する。俳句をはじめるまではさっぱり気づかずにいた自然界の美しさがいったん俳句に入門するとまるで暗やみから一度に飛び出してでも来たかのように眼前に展開される。今までどうしてこれに気がつかなかったか不思議に思われるのである。これが修業の第一課である。

さらに続けて

しかし自然の美しさを観察し自覚しただけでは句はできない。次にはその眼前の景物の中からその焦点となり象徴となるべきものを選択し抽出することが必要である。これはもはや外側に向けた目だけではできない仕事である。自己と外界との有機的関係を内省することによって始めて可能になる。

そして極めつけがこうだ!! 

  一般的に言って俳句で苦労した人の文章にはむだが少ないという傾向があるように見える。これは普通字句の簡潔とか用語の選択の妥当性によるものと解釈されるようであるが、しかしそれよりも根本的なことは、書く事の内容の取捨選択について積まれた修業の効果によるのではないかと思われる。俳句を作る場合のおもなる仕事は不用なものをきり捨て切り詰めることだからである。

なんと「断捨離」こそ俳句の極意である!!と説くのデアル。
勉強にナリマス!!

俳句結社「寅の日」発足会をひらいて、この「俳句の精神」一緒に読みませんか (^^)V

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サイエンスコミュニケーター宣言(408)

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大賀ハス観察池がピンチだ!!
 【大賀ハス観察日記】をつけだして今年で12年目に入っている。この12年間で、今が最大のピンチかも知れない。
 今年の蓮根の植え替えをしてから11週目だった。
 昨年、小さな観察池に分散していたものを再び大きな観察池にもどした。今年の観察に大いに期待していただけにショックだった。
 例年の成長にくらべ今年は少し元気ないと感じていた。それで追肥を加えすぎたのかも知れない。
 池の水は黒く濁り、どぶ沼のようになってしまった。浮葉も枯れ始めるものも出てきたので、あわてて池の水の入れ替えもしてみた。
 この大賀ハスの元々の「ハスの実」のおすそ分けをしていただいた本家本元の阪本さんにSOS発信をして、ていねいなアドバイスをもらった。
 ナルホド!!(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン さすがだ。深謝
 一昨日の大雨で洗われ少し元気を回復したかに見えるが…。なんとしてもこのピンチから救出したい!!
▼サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」確認の作業を続ける。
 次なる座標軸はこうだった。

(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!

 これについては、ここ数年で私はひとつの結論めいたものを持っていた。
 寺田寅彦流に言うならば
 「新しい事はやがて古い事である。古い事はやがて新しい事である。」
 デアル!!
 古くて常に新しいモノ、常に「あらたな」展開をめざすもの!!
 それが私にとっては【理科の部屋】だ。

▼最後の座標軸に行く。

(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。
 
 ゆっくり読んでみると、自分でも赤面してしまうほど大げさなことを言ったものである。
 一介のポンコツ理科教師が語るようなことではないのかもしれない。
 でも私は力説したい。
 「日本理科教育史」を専門家だけに任しておく時代ではない!!
 もっともっと等身大の「日本理科教育史」が語られなければならない!!
 幸いなことに、それを語りはじめる手段とツールを誰もが手に入れた時代だ!!

▼「日本理科教育史」ということで、これまでずいぶんと参考にさせてもらった書籍がある。

■「増補 日本理科教育史」(板倉聖宣著 仮説社 2009.4.1)

1968年版の増補版である。本文もさることながら、この付録の「年表」がとても参考になった!!
「日本理科教育史」を俯瞰するとき、必見である!!
  
 しかし、その年表も2009.4.1で終わっていた。
 誰かがこのあとを「記録」されているのだろうか?それが知りたい!!

 なにかここで一緒に書くことがちょっと恥ずかしいが、私にとってはより等身大の「日本理科教育史」年表があった。

◆【理科の部屋】25年史年表

【理科の部屋】30年史年表に向けて少しずつ少しずつ更新をつづけよう。
 ゆっくり 急ごう!!

 今回の「現在地」確認作業はここまででいったん終了する。

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サイエンスコミュニケーター宣言(407) #クモ学

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▼もう雨は降りはじめていた!!
 しかし、あのコガネグモたちのことが気になってしかたなかった。
 こんな天気のときはどうしているのだろう!? 
 「記憶」せずに「記録」せよ!!を思い出した。
 傘をさして、その場所に行ってみた。
 居た!!案外平然とした顔(?)をして…
 行った方向から見ていくとまずは2号コガネグモ、そして1号、3号号コガネグモだ。
 いずれもネットのセンター(「こしき」というらしい)に雨粒を受けながらいつもの姿勢で居た!!
 体表で雨粒をはじいているようにも見える。防水のしかけがしてあるのだろうか。
 驚くべきは次だった。
 この雨のなか、あらたなるコガネグモを見つけたのだった。
 一昨日、別の場所(図書館の近く)で一匹みつけていたので5号コガネグモということになる。
 ほぼ同じ場所に4匹ものコガネグモが!? どうしてだろう?(゜_。)?(。_゜)?
 雨はこのあと、どしゃ降りの雨となった。
 彼女たちはどうしただろう?
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▼サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」確認の作業を進めよう。
 次なる座標軸は、
(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
である。
 アリガタイことに、今もなおいくつかの企画に参画させてもらっていた。
 さしたる貢献はできないが、参加させてもらっているだけで実に愉しい!!
 ひとりで思案するより、何倍何十倍も楽しみは膨らむ!!
 私の最高の学びの場となっている。
 アリガタイ!!深謝<(_ _)>
▼次なる座標軸は
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
である。
 これについては2016年度に次なる構想を発表していた。

◆私の「ふしぎ!?」からはじめて「卒業論文」にいたるまでの中学校3年間「理科」全課程を構想する!!
新・中学校「理科」を構想する(2016年版)

 けっして完了したとは思っていなかった。
 しかし、また私のやってきたこと、やろうとしたことはこれ以上でも、これ以下でもなかった。
 その全てがここにあった!! これもまた事実だった!!
▼いっぽうで
 具体的に【授業】を構想することが、私にとっては最高の学びの方法である!!
 ことに気づいていた。
 そこで、2019年度は二つの単元を取り上げて具体的【授業】を構想しようと思っている。

◆【天気の変化】

◆【電流と磁界】

さて、どこまで…!?

(つづく)

 

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42号コウガイビルはエサなしで1ヶ月 生きのびた!!そして… #コウガイビル

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あの日から一ヶ月が過ぎた!!
 あの42号コウガイビルをナイロン袋のまま直射日光のあたるところに出してみた。
 シマッタ!!
 これはちょっと不用意だった。
 いっきょに42号君は元気をなくしてしまった。
 紫外線も一年中でいちばんきびしい季節だというのに。
 ゴメン!!
▼それにしても、この一ヶ月は10年以上にわたる私のコウガイビル研究にとっても衝撃の一ヶ月であった。
・はじめてコウガイビルの卵を見た!!それも複数個!!
・卵から生まれた赤ちゃんを多数見た!!
・成長する赤ちゃんを見た!!
・目黒寄生虫館に行った。コウガイビルについて聞いた。
・43号コウガイビルと出会った。
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▼次の一手がきまらぬままにしているケースを冷蔵庫から出してみた。
 ケースのフタにかたまったようにへばりついていた赤ちゃんたちは、しばらくすると動き始めた!!
 なんと赤ちゃんたちは大きくなっている!!元気だ!!
 どうして ?(゜_。)?(。_゜)?
▼ケースのなかには、まだ変化のない黒い卵もあった。
 ちかくにはミズゴケにかくれながら何匹かの赤ちゃんコウガイビルが動いている。
 なんとかはやいうちに 次の一手を考えたい!!
 
 コウガイビル研究に関する情報が欲しい!!
 どんなに小さな情報でも ヨロシクお願いします <(_ _)>

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サイエンスコミュニケーター宣言(406) #クモ学

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▼今年1号、2号コガネグモは、申し合わせたようにそろってネットの張り替えをしていた。
 どうしてだろう?
 単なる偶然であろうか、それとも何かを感知してことであろうか?
 いずれにしてもこのこの巧みの糸技!!
 スバラシイ!!
 いくら見ていても飽きることがなかった。
 1号、2号からまた少しだけ離れたところに3号も発見した!!
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▼コガネグモも面白いが、今、最も旬のクモはこいつだった。
 出現数で圧倒的多数である。
 狩りも活発にやっていた。
 背も腹もギンギラの金属色をしている。ネットは水平円網のように見える。
 すぐさま名前が同定できない。
 帰ってから図鑑をながめてみてもまだ決めかねる。ここらがシロウトの域を出しきれないところだ。(^^ゞポリポリ
 最も近いのは 「コシロカネグモ」か ?(゜_。)?(。_゜)?
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▼ここからは、まったくのこじつけ。
 クモに限らず何ごとも、この旬、タイミングが大切!!
 旬、タイミングをつかまえるためには、自分が今どこに居るのか?
 自分の「現在地」を把握しておく必要がある。
 サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」を把握するために、5つの座標軸を作っていた。
 またしてもこれをひっぱり出して来た。

(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。

▼しばし、この5つの座標軸を使って、現在地把握の作業をしてみようと思う。
 まず、最初は
 (1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!

 「○○の科学」の遍歴を繰りかえし、到着したところが

 「共愉の科学」=「covivial science」(?) !!

 その認識は、サイエンスコミュニケーター9年目になっても変わっていなかった。
 しかし、今さらであるがこの「科学」そのものを問い返したい気分になっていた。
 そもそも
 「科学」って何!?
 「#科学」
 「#カガク」
 「#かがく」
 「#サイエンス」
 「#science」
  これって表記だけの問題、それとも…!?
 私にとっては…!?
(つづく) 

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今年もコガネグモに出会えた!!(2019/06/03) #クモ学

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▼一昨日(2019/06/03)の朝、金柑の木に団居(まどい)していた子グモたちのほとんどが、バルーニングによって大空に向けて旅立ってしまった。もっともっと観察していたかったのに…(/_;)

 少しさみしい思いで朝の散策に出た。
 そして、今年はじめてのあいつに出会った!!
 コガネグモである。まだまだ小さい!!
 コガネグモの小さいタイプに「コガタコガネグモ」というのがいるが、それもこれまでによく出会ってきたのでわかる。それではない、出会ったのはやっぱり小さいコガネグモだ!!

 昨日(2019/06/04)の朝も、その場所に行ってみた。
 きっちりとあいつはまだそこに居てくれた。一匹が居るのなら…と近くをていねいに見ていると、二匹目のあいつが居た。
 二匹目のあいつの近くには、はやくもシロカネイソウロウグモまで姿を見せていた。

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▼アリガタイ!!
 私はこれで連続して7年、家の近くでコガネグモに出会ったことになる!!
 そもそも、7年前にはじまった私のシロウト「クモ学」は、
 このコガネグモの狩りに偶然出会ったことからはじまる!!
 それまでは、こんなに身近にいながらもまったくクモには関心はなかった。
 だから、私にとってコガネグモこそが、「クモ学」の面白さを最初に指南してくれた師匠でもあった。
▼それにしても今もって不思議だ!!
 どうしてこんなに面白い「クモ学」に気づかずに生きてきたのだろう!?
 ちょっとその気になって観察すれば、次々と面白いことを教えてくれるクモたち!!
 理科の教師でありながら、またこんなめぐまれた環境に暮らしてきていながら、「昆虫少年」であった記憶はない!!
 そんな私が、この7年間、クモには夢中デアル!!
 「クモ少年」ならぬ「クモ爺」を自認する!!
 クモのことならなんでも知りたい!!
 なぜ、そんなに「クモ学」が面白いのか!? 思いつくままにならべてみる。
(1) クモは急に動かない!!ジックリ観察させてくれる。(なんでもゆっくりな私には最高にウレシイ)
(2) その気になって探せば、必ず身近に誰でも見つけることができる。
(3) 巧みな糸技の数々を見せてもらえる。
(4) 「昆虫」以上に知らなかった面白いことをいっぱい教えてくれる。
等々 シロウトにはなかなか伝えきれない!!

 プロたちに強く言いたい
  はやく『クモはすごい』を書いてくれ!! 

▼二匹のコガネグモのすぐ近くで名前の知らないクモが、巨大なカマキリ(?)の狩りをしていた。
 さあ、今年のシロウト「クモ学」では、どんな出会いがあるだろう。
 もうあのゲホウグモと出会うことはないのかな。
 いや、もっとちがうクモとの出会いがあるかな。 o(^o^)o ワクワク

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実生ヒガンバナ「種子」三つ目も発芽・発根か!?(2019/06/03) #ヒガンバナ

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▼2018年の晩秋に採集した「自然結実」ヒガンバナの「種子」34個を育てていた。
 そのうちすでに2個が発芽・発根して成長していた。
 発芽・発根した2個の「種子」は、採集場所・花茎採集日も同じだ。さらには水栽培して「種子」を回収した日まで同じだった。
 「2018 10/20 12/10 安富」である。
 緑の部分がはっきりするだけでなく、太くたくましく成長した根っこが土にめり込んでいるようだった。
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▼まったくにわかには信じられないようなことが起きていた!!
 成長する2つの実生ヒガンバナのすぐ隣の「種子」から白い芽が!?
 今年、第3の「発芽・発根」である!!
 驚くことがふたつあった。
 ・第1、第2のすぐ隣である!!
 ・第1、第2の「種子」と採集場所・花茎採集日がちがうこと。もちろん「種子」回収日も。!!
  「2018 11/6 11/16 福崎」
  となっていた。
 11/6の採集の記録を残していた。この日採集した花茎は一本だけだ。だから「自然結実」した姿も特定できた。
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▼この3つ目の「発芽・発根」の意味するところは大きい。
 発芽率は 3/34=8.8% !!
 いっぺんにはね上がった。それだけではない。「自然結実」種子の採集場所がちがうのである。
 たまたまその場所の自然結実「種子」が…という話から
 どこの「種子」も「発芽・発根」はアタリマエ!!
 に近づくのである。
▼楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法にもますます自信ができてきた\(^O^)/
 それにしても不思議だ!!
 「発芽・発根」した種子3つがまったく隣り合わせのものだったとは!?
 単なる偶然となかなか考えにくかった。
 半分室内のようなところに置いている。水は霧吹きで定期的に与えていた。
 第1、第2が発芽・発根したことによりその近くは頻度よく水を与えたせいだろうか?
 ナラバ他のやつにももう少し水を与えれば…???

 もうしばらく観察して、植木鉢に植え替えたい。とりあえず植木鉢は3つを準備した。

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【Web更新6/02】19-22 「クモ学」のすすめ 等 更新!!

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金銀に藪飾るかな忍冬 19/05/30撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】19-22
週末定例更新のお知らせ
 誰でもできることを誰もやらないほど繰りかえしやり続ける!!
 これがWeb更新における私の唯一のコンセプトであった。
 もう20年以上同じことを繰りかえしていることになる。寅彦のコトバを借りよう。

 「新しい事はやがて古い事である。古い事はやがて新しい事である。」

◆表紙画像集2019 更新 忍冬(スイカズラ)
 ホタルが舞うこの時期になると竹藪の裾からはみ出して来て、この蔓が金銀の花で飾ってくれる。
 必ず二つずつセットで咲くように見える。
 朝日にあたって、スイカズラが輝きを増していた。

◆「クモ学」のすすめ 更新!!

 久しぶりの子グモたちの「団居」(まどい)との出会いは、「クモ学」の面白さを思い出させてくれた。
 子グモたちの多くは、はやくも大空にむけて旅立ってしまったようだ。
 「団居」はなんのため!?
 の謎解きが深まらないうちに…!?
 でもよく観察しているときっと次なる「ふしぎ!?」がやってくるはず。それがシロウト「クモ学」の面白さ!!
 草むらにクモの糸の輝きをみつけることが多くなってきていることはたしかだ。

◆Webテキスト『天気の変化』 更新!!
 具体的な授業実践を射程に入れて、テキストづくりを加速していきたい。
 どんな「発問」から…!?
 「実験」は…!? 
 
◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 サイエンスコミュニケーターとしての取り組みは9年目に入って、はや2ヶ月を過ぎた。
 久々に「現在地」を確認してみたい。
 今週中にはなんとか…。でも ゆっくり急ごう!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 6月のテーマは、寺田寅彦「俳句入門」十選!!だ。
 俳句結社「寅の日」への道を加速しよう。
 発足の会はいつ? どこで?

 どんな「出会い」が待っている一週間だろう o(^o^)o ワクワク

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2019年6月(水無月)の俳句「歳時記」!!

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たしかに子グモたちは大空をめざしていた!!
 先日発見した子グモたちの団居(まどい)の位置もだんだん金柑の木の上の方に移動していた。
 そして、昨日(2019/06/01)の朝はついに大空めざして旅立とうとしていた!!
 バルーニングである!!
 下の方の枝でも動きが活発であった。
 しかし、一時間もするとすっかり動きをとめて再び団子状態になった。その状態は夕方まで続いた!!
 次なるチャンスを待っているかのようだった。次なるチャンスとは!?
 大気が上昇するとき→気圧が下がるとき→低気圧→天気が悪くなるとき!!
 子グモたちはいかなるレプターを持ってそれを判断するのか!?
 「ふしぎ!?」は深まるばかりだ!!
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▼私たちはいかなるレセプターを用いて、季節の移り変わりを読み取るのか!?
 「俳句」をレセプター候補のひとつとしよう!! というのが私の主張だ。
 今月も名句を楽しませてもらうところからはじめよう。
 名句の参考にさせてもらうのは

◆NHK「俳句」 テキスト 

である。ここより巻頭名句11句を引用させてもらう。

(1) 翅わつててんたう虫の飛びいづる 高野素十
(2) 青田にはあをき闇夜のありぬべし 平井照敏
(3) あぢさゐのどの花となく雫かな 岩井英雅
(4) 藻の花の流れになびき流れざる 岸原清行
(5) 梅雨に入るいく日も雨の降りし後 山口波津女
(6) 水面の硬さの上の水馬 山上樹実雄
(7) 翡翠の影こんゝと溯り 川端茅舎
(8) 郭公の己が谺を呼びにけり 山口草堂
(9) 夏河を電車はためき越ゆるなり 石田波郷
(10) 夏至の日の手足明るく目覚めけり 岡本眸
(11) 短夜や空とわかるゝ海の色  几董

▼ 私にとって俳句修業の第一歩!!
 今月も恥をかえりみることなく、「選句」に挑戦してみよう!!

【私の選んだ名句ベスト3】
(2) 青田にはあをき闇夜のありぬべし 平井照敏 
(3) あぢさゐのどの花となく雫かな 岩井英雅 
(11) 短夜や空とわかるゝ海の色  几董 

【次点】
(1) 翅わつててんたう虫の飛びいづる 高野素十 

 ほんとうに困ったものだ。読むたびに「お気に入り」ベスト3はコロコロ入れ替わる。
 どうやらその鍵をにぎるのは「季語」のようだ。
 「青田」「あぢさゐ」「短夜」「てんたう虫」…
 やっぱりうまいもんだなあ~!!
▼6月は、オンライン「寅の日」でも、寺田寅彦「俳句入門」十選!!を読む。
 私のとんでもない野望=
 俳句結社「寅の日」への道を大いに加速していきたい!!

 大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから10週目であった。
 立葉もそろそろと思うが、例年にくらべてちょっと元気がなさそうに見えるのが心配である。
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 さあ今朝も子グモたちは旅立とうとしているだろうか!?

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2019年6月(水無月)の「雲見」は!?

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▼6月(水無月)がはじまる!!今月の「雲見」を予想してみよう。
 その前に、5月(皐月)の「雲見」の報告である。
 2019年5月(皐月)の「雲見」をもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返ってみよう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴  5
・巻雲  4
・巻積雲  1   
・巻層雲  2  
・高積雲  0 
・高層雲  4 
・層積雲  2 
・積雲   11
・層雲   0     
・乱層雲  2   
・積乱雲  0

 圧倒的に目立つのは「積雲」11、「快晴」5である。ともかく後半は暑かった!!
 24日~26日連続三日の「真夏日」は異常とも思えた。

▼6月(水無月)の「雲見」の予想に入ろう。
 まずは昨年6月の天気図を見てみる。

◆日々の天気図 2018年6月 (気象庁)
 
 なんと言ってもいちばん気になるのが「梅雨」である。
はたしてこの地域の「梅雨入り」はいつだろう。5月後半の異常な暑さと今年の梅雨はどう関係しているだろう。
 もくもくシールは、何が多くなるのかな?

▼もうひとつの定番を参考にさせてもらおう。

◆『12ヶ月のお天気図鑑』(武田康男・菊池真以著 河出書房新社)

ページをめくる毎にすばらしい「雲見」画像に出会える。
今月もタイトルだけを引用させてもらう。
「夏の満月」
「梅雨空」
「驟雨」
「朝もや」
「夏至」
「梅雨の中休み(五月晴れ)」
「紫外線」
「さば雲」
「麦秋」
「山雲」
「雨上がり」
「環水平アーク」
「暖湿流」
「夜光虫」
「短い夜」

このうちいくつの景に出会えるだろう。

▼5月19日より、「雲見」にあらたなツールを導入した。
 Flightradar24である。
 これを利用することにより「雲の高さ」の目印ができた。
 飛行機雲もその高さを具体的に教えてくれることとなったアリガタイ!!
 さあ!!
 6月、私の暮らす「大気の物理学実験室」で、どんな「実験」が展開されるのだろう o(^o^)o ワクワク
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