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久しぶりに子グモたちの団居(まどい)を見た!! #クモ学 #コウガイビル

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▼私は生涯に一度はこの目で見ておきたいものがいくつかあった。
 そのひとつに
 「蜘蛛の子を散らしたように…」の「蜘蛛の子を散らす」があった。
 これをぜひ生で自分の目で観察してみたいと思っていた。
 アリガタイことにシロウト「クモ学」のすすめ はじめたら意図も簡単にアタリマエのように見るようになっていた。
▼「蜘蛛の子を散らす」を見るためには、まずは「蜘蛛の子」が、かたまっているところを見つけなければならない。
 子グモたちが「卵のう」から出てきて、集団でかたまって生活しているのを「団居」(まどい)という。
 2015年の夏の終りに出会った一匹のジョロウグモが、二度にわたる産卵し、そのすべてを見せてくれた。
 さらには翌年の春には、「卵のう」→「出のう」→「団居」(まどい)→バルーニング のすべてのプロセスを見せてくれた。
 うれしいことにこの偶然は数年続いた。すっかり有頂天になっていた。
 しかし、残念ことにジョロウグモがいた環境は一変してしまった。
 もうあれは観察できないものとあきらめていた。
 ところが、家の西にある金柑の木に、
 久しぶりに子グモたちの「団居」を発見したのである!!
 それも、ひとつではない!!少なくとも今のところ3つはある!!
 もちろん棒きれでちよっと突っついて
 「蜘蛛の子を散らす」を見た!!
▼それにして不思議だ!!
 こんな子グモたちが、一見リスクの高そうな集団生活をするのだろう。
 以前に作業仮説をいくつかたてていた。
 (1) 団居は集団訓練の場である。(集団訓練所説)
 (2) 団居は成長待機の場である。(「学校」説)
 (3) 団居は危機回避作戦である。(目くらまし作戦)
デアル。
 まだどの仮説が正しいのか、はたまたその複合なのかわかっていない。
 今回の観察でもいろいろ考えてみたいものだ。
 金柑の木の下の方の「団居」は、夕方には少し上の方に移動していっているようだった。
 最終的には大空にバルーニングして旅だっていくのだろう。それまでに…。
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▼「ふしぎ!?」発見といものは、よく重なってやってくるものだ。
 昨日もそうだった。
 昼すぎだ。
 妻がもったいぶって言った。『こんなやついらんか!?』
 すぐにピンときた。あいつだ!!コウガイビルだ!!
 植木鉢の周辺を掃除してみつけたらしい。「いらん」と断る理由もなかった!!
 43号コウガイビルとの出会いの日でもあった。

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「5.30」あれから35年が…[山崎断層地震]!!

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▼「5.30」を語る人はどんどん少なくなっていく!!
 だからこそ、私は語り続ける。
 それは、今から35年前の今日だった。

 昭和59年(1984年)5月30日午前9時39分!!

私は、この瞬間を見た!!まちがいなくこの眼で校舎がゆれるのを見た!!
▼35年!!
 人間の寿命から言えばけっこう長い年月かも知れない。
 しかし、動く大地の歴史から言えばどうだろう?
 寺田寅彦は「津浪と人間」(青空文庫より)のなかで次のように言った。

 こういう災害を防ぐには、人間の寿命を十倍か百倍に延ばすか、ただしは地震津浪の週期を十分の一か百分の一に縮めるかすればよい。そうすれば災害はもはや災害でなく五風十雨の亜類となってしまうであろう。しかしそれが出来ない相談であるとすれば、残る唯一の方法は人間がもう少し過去の記録を忘れないように努力するより外はないであろう。

 そうだ!!
 「忘れないこと」は防災・減災の第一歩だ!!

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▼「記憶」しているのは私だけだろうか?
 それはまったくちがっていた。
 最後に勤務した中学校の校区に震源地があった。
 2010年度、2012年度と2回、冬休みの課題(中学一年生の宿題)として、この「山崎断層地震」の「記憶」の聞き取り調査を実施した。いずれの年の報告にも驚いた!!
 実際に体験した父母の「記憶」は鮮明であった!!
 授業中であったこと
  授業の教科は そして 花瓶がころがったことまで…

◆【授業】山崎断層地震『27年前の記憶』から

▼「3.11」も「1.17」も「記憶」にとどめおくことは大切!!
 しかし、山崎断層帯の上に暮らす私たちには、
 「5.30」はもっともっと大切!!

 そして、じっくりじっくりとつくりあげていこう。
 ふるさとの「現在進行形 動く大地の物語」を…
 あの竹藪の意味は…
 あの坂道はどのようにして…
 あの山の上のフズリナ化石は何を教えてくれるのか?
 あの川はいつから、そこを流れているのか?
 あの山の上が真っ平らな丘のようになっているのはなぜ?
 あの祭りはいつから、どんなことからはじめられたの?
 …

 

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本日(2019/05/29)、第224回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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「大気の物理学実験室」!!
 この言い方が気に入っていた。誰かに教えてもらったものだろうか、それともどこかの本に書いてあったのだろうか?
 いやそれとも私の勝手な造語!?
 \(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ
 ともかくけっこうの「お気に入り」だった。自分で使える「理科準備室」=「実験室」がなくなってからなおさらであった。
 私の暮らす「大気の物理学実験室」に久しぶりの雨が降った。
 雨粒が前の田んぼの水面に落ちるのを観察していると、なかなかの見もので飽きなかった!!
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▼本日(2019/05/29)、第224回オンライン「寅の日」である。
 4・5月とかけて読んできた
 寺田寅彦「科学(理科)教育」十選!!
 の最終回である。読むのはベスト5の「物理学実験の教授について」である。

◆本日(2019/05/29)、第224回オンライン「寅の日」!!

●「物理学実験の教授について」(青空文庫より)

▼「理科は実験があるから好きだ!!」
 生徒からよく聞いたコトバだ。逆に言えば「実験がナケレバ…」(^_^;)
 「理科と言えば実験!!」「実験をやれば理科!!」 それはほんとうにアタリマエだろか!?
 昔からそうだったのだろうか!?
 チコちゃん風に言うならば
 「理科の時間に実験するのはなんで?」
 
 この問いに101年前の寅彦が答えた。それが、今回読む「物理学実験の教授について」である。
 「生徒実験のすすめ」を次のように書いていた。

ビーカーに水を汲むのでも、マッチ一本するのでも、一見つまらぬようなことも自分でやって、そしてそういうことにまでも観察力判断力を働かすのでなければ効能は少ない。


先生の方で全部装置をしてやって、生徒はただ先生の注意する結果だけに注意しそれ以外にどんな現象があっても黙っているようなやり方では、効力が少ないのみならず、むしろ有害になる虞(おそれ)がある。御膳を出してやって、その上に箸で口へ持ち込んでやって丸呑みにさせるという風な育て方よりも、生徒自身に箸をとってよく選り分け、よく味わい、よく咀嚼(そしゃく)させる方がよい。

▼寅彦のほんとうにすばらしいのは、単に持論を展開するだけでなく現場の理科教師にほんとうに役立つようなことをいっぱい書き残してくれていることだ。

  数十種の実験を皮相的申訳的にやってしまうよりも、少数の実験でも出来るだけ徹底的に練習し、出来るだけあらゆる可能な困難に当ってみて、必成の途を明らかにするように勉(つと)める方が遥かに永久的の効果があり、本当の科学的の研究方法を覚える助けになるかと思う。実験を授ける効果はただ若干の事実をよく理解し記憶させるというだけではなく、これによって生徒の自発的研究心を喚起し、観察力を練り、また困難に遭遇してもひるまずこれに打勝つ忍耐の習慣も養い、困難に打勝った時の愉快をも味わわしめる事が出来る。その外観察の結果を整理する技倆も養い、正直に事実を記録する癖をつける事やこのような一般的の効果がなかなか重要なものであろう。
 

実験をするときの注意点も具体的に語ってくれていた。アリガタイ!!

 物理実験を生徒に示すのは手品を見せるのではない。手際(てぎわ)よくやって驚かす性質のものではなく、むしろ如何にすれば成功し如何にすれば失敗するかを明らかにする方に効果がある。それがためには教師はむしろ出来るだけ多く失敗して、最後に成効して見せる方が教授法として適当であるかと思う。
もともと実験の教授というものは、軍隊の教練や昔の漢学者の経書の講義などのように高圧的にするべきものではなく、教員はただ生徒の主動的経験を適当に指導し、あるいは生徒と共同して新しい経験をするような心算(つもり)ですべきものと思う。
このような場合における教員の措置如何(いかん)は生徒の科学的精神の死活に関するような影響を有するものと思う。この場合に結果を都合のよいようにこじつけたり、あるいは有耶無耶(うやむや)のうちに葬ったり、あるいは予期以外の結果を故意に回避したりするような傾向があってはならぬ。却って意外な結果や現象に対しては十分な興味をもってまともに立向かい、判らぬ事は判らぬとして出来る限りの熱心と努力をもってその解決に勉めなければなるまい。

101年の時空を超えた理科教師に向けた熱きエールにしばし耳を傾けてみよう!!

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【Web更新5/26】19-21 Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 等 更新!!

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門田にも水入り畦庭石菖 19/05/24撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】19-21
週末定例更新のお知らせ
 5月最後の週末定例更新である。今週末ははやくも6月である。
 前の田は青田となった。
 まちがいなく季節は進む、けっして遡行はしない!!

◆表紙画像集2019 更新  庭石菖
 門田に水が入り代掻きを待つばかりとなったとき、田の畦にはなんとも可憐なあの花が咲いていた。
 庭石菖である。
 その小さな花のいのちが一日だけと聞けば、なおさら愛おしさが増すばかりである。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!?  更新!!
 Flightradar24との出会いは「雲見」にどんな変化をもたらすだろう。
 「雲の高さ」ということで、あらたな「ものさし」を手に入れたことはまちがいない。
 日々暮らす「大気の物理学実験室」が具体性をおびてくる アリガタイ!!

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 まだまだ第101回ファラデーラボかがくカフェ「ソーラーパワーのかがく」の余韻のなかにいた。
 ほんとうに貴重な体験をさせてもらった。そのうえ今もっとも話題の「ブラックホール」のお話までお聞きした。
 今しばらくは反芻作業を繰りかえしたい。

◆オンライン「寅の日」 更新!!

 6月のテーマは、寅彦の「俳句入門」である。
 寅彦読みながら、俳句結社「寅の日」への道をさぐっていきたい。

◆「コウガイビル」を追う 更新!!
 無手勝流「コウガイビル」研究がちょっとしたピンチだ。いやピンチはチャンスなのかも知れない。
 コウガイビルの赤ちゃんの数は増えるばかりだ。
 次の一手もまったく思い浮かばないのに…(^_^;)

さあ、待っているのはどんな一週間だろう。
何に出会えるかな o(^o^)o ワクワク

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ファラデーラボ「ソーラーパワーのかがく」(2)

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▼「巨大望遠鏡のかがく」と題して、モノも見せてもらいながらファラデーラボで福寿さんからお話を聞いたのは、2016.5.29の第67回かがくカフェだった。アルマ望遠鏡の壮大なプロジェクトに感動し、またそのプロジェクトに技術面において中心的に関わっておられた福寿さんならではのお話はとても興味深いものだった。
 そのアルマ望遠鏡が中心になり、世界6ヶ所の望遠鏡で同時に解像度をあげ、ついに「巨大ブラックホール」の画像をとらえた。それを今年の4/10(水)に国際研究チームが発表した。
 これに大いに技術面で貢献してこられた福寿さんから直接お話が聞けるとは!! アリガタイ最高の機会だ!!
 二部のはじまりも引き続き、福寿さんから「人類がはじめて見たブラックホール」について話を聞いた。
 ホンモノの話は面白い!!
 奥が深い!!
 そしてなにより説得力をもつ!!
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▼そのあと、第一部を受けて神宮健一さんから
「モザンビークの自然保護について~太陽光調理器に期待!!~」
 の話があった。再び第一部の太陽光調理器(ソーラークッカー)の可能性の話題で大いに盛り上がった。
 また、今回のもうひとりの講師の春木さんの興味深いお話も聞くことができた。
 福寿さんの「今は、コレだ!!」と熱いコトバを聞いていて、第一部で語られていた「等身大の技術」というフレーズを思い出した。
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▼つづいて加山さんより
「両目で見ている像のちがい」の発表があった。問われてみてわかった!!
私も何もわかっていなかったことを。(^^ゞポリポリ
円尾さんからは前回につづき
「LED交流点灯用簡易電源装置」の紹介があり、また現役組にプレゼントされていた。
「自転車の空気入れをつけたペットボトル」(簡単に空気の重さ測れる!!スグレモノ)の紹介があった。
▼最後に、森本さんより先日「子どもと自然学会」で参加した小豆島の「星くずの村実験教室」の紹介が紹介された。
 なんとビックリだ!!
 実験室が7つもあるという。スゴイ!!

 

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ファラデーラボ「ソーラーパワーのかがく」(1)

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▼昨日(2019/05/25)も、アメダス(福崎)の記録によれば31.7℃まであがる「真夏日」であった。
 その暑さにまけないような熱い熱いファラデーラボ「かがく」カフェがあった。

◆第101回かがくカフェ 「ソーラーパワーのかがく」
■テーマ 「太陽熱利用の新技術 着想から実用へ」
 ― 沸騰傘、定置式クッカーを例として ―
●話題提供 福寿喜寿郎さん(シェラテクニクス代表取締役)
● 春木信韻(のぶあき)さん

案内も見せてもらっているだけでもワクワクしてくるような「かがく」カフェであった。o(^o^)o ワクワク
▼実は準備・装置組み立て、調理等は午前10時頃からはじめておられ、私が到着した13時過ぎはもう一段落したところであった。
 まずは設置された沸騰傘2台(どう表現するのか聞き忘れた。大小2つ)、定置式クッカー2台(新旧バージョン)に圧倒された。
 (゜o゜)ゲッ!!
 想像していたよりもはるかに本格的!! 
 市販の傘を工夫してここまで持ってこられたという話には、あの福寿さんならそれぐらいはされるだろうと納得はするが、やっぱりスゴイ!!
 ボックス集熱型クッカーもすごかった。
 焼き芋もあとでいただいたが、とびっきりおいしかった!!
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▼定刻になったのラボのなかに入り、福寿さんのお話を聞いた。
 誤解を恐れずに、私なりの理解でのべるが、これはアロマ望遠鏡をつくった超一流の技術屋さんの道楽話だけではなかった。
 そこには偉大なるコンセプトがあり、主張があった!!
 ・世界の電力は、太陽光で賄える
 ・化石燃料は限りある資源
・化石燃料文明の限界
 ・太陽熱エネルギー利用の可能性
 途上国支援、被災地支援、環境問題等々を熱く熱く語る福寿さんだった。
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▼再び外に出て、沸騰傘、定置式クッカーの仕組みなどについてくわしくお話を聞いた。
 コンセプト、主張を聞いたあとでは、より興味津々であった。
 ひとりひとりが解体作業させてもらいながら説明を聞いたのでより納得できた。
 そこかしこに「かがく」があった!!
 「科学技術」があった!!
 いっそく飛びにここにきたのではない。
 実際のものを見せてもらいながらのここにいたるまでの開発物語がとても面白かった!!
 
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 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから9週目であった。
 ここにも、太陽光エネルギーをみごとに活用する超達人がいた。水面まで少し緑っぽくなっていた。

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(つづく)

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「雲見」の授業を構想する。(1) #雲見

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▼いくつかの「雲見」定点を決めていた。
 Flightradar24とセットにすることにより、あらたな定点も決めた。
 でもいちばん最初に決めたこの定点だけははずことができなかった。それはこの画像におさまった鉄塔の足元の方向に、アメダス測候所(福崎)があるからだ。だからこの「雲見」の気象データは刻々と記録されているのだった。なんとラッキーな!!
 そのアメダスが教えてくれた。昨日はついに最高気温30.1℃(15:40)を記録し「真夏日」になったことを。
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▼理科ハウス訪問の刺激もあり、強く思うようになった。
 やっぱり私には「授業づくり」という方法が、いちばん有効な学びの方法なんだ!!
と。
 直接的に「授業」に携わらなくなってから月日がたってきている。
 けっしてすばらしい「授業」をやってきたわけではない。それでも「授業」に向けて悪戦苦闘の日々だった。
 切羽詰まったところでの「学び」は真剣だった。
 どんな小さなモノも、教材なるかもと思えば見逃さないように努力した。
 ちょっとした「面白い話」も授業で使えるかも とおもうとメモった。
 もともと怠惰な私はその感覚が少しずつ消えかけている(^^ゞポリポリ
 今年度「授業びらき」の授業を構想する を書いたとき、今年はいくつかの単元を決めて、具体的な授業を構想してみたいと言った。
 それを具体化してみようと思う。
 構想だけでなく、実際にも「授業」実践に挑戦してみようと思う。
 まずは二つの単元でやってみようと思う。
◆「雲見」の授業
◆「電流と磁界」の授業

▼「雲見」については、すでにWebテキスト試案を提案していた。

◆Webテキスト試案『「雲見」を楽しもう!!』

である。提案はしたが、具体的実践はまだであった。
▼これだけでは、まだ具体的な授業がイメージできない。
 どんな実験を準備すればよりわかりやすくて面白いだろう。
 最新情報も盛り込みたいな。(たとえばFlightradar24も)
 対象は、小学生、中学生、高校生、大人…、それによって「発問」はどう変えればいいだろう!?
 書いてるうちに本気度ましてくるな!!

 さあ、ゆっくり ゆっくり急ごう。

(つづく)

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「雲見」とFlightradar24は最高に面白い!!(2)

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▼雲ひとつなく青空がひろがっていた!!
 来た!!来た!!
 アタリマエだけど、このアタリマエがたまらくうれしかった\(^O^)/
 Flightradar24が教えてくれる通りに飛行機が飛んでくるのだった。
 決まったコース・時刻に!!
 それにこんなにたくさんの飛行機が頭上を飛んでいるなんてはじめて知った。
 数十メートル離れたところを走る播但線の列車の本数と比べものにならないほどたくさんの飛行機が飛んでいた。
 ここ数日、首がいたくなるほど空を見上げていた。
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▼私が家から見ることができる飛行機には大まかに二つのコースがあるようだ。
 ひとつはまったくの頭上だ!!
 もうひとつは、南の空、仰角はまだはっきりしていないが、下の風景からラインを引くことができた。
 (思っていた以上にはっきり見えるものだ。)
 カメラを向けるときには、その位置(定点)も決めた。
▼Flightradar24を使って、飛行機の飛ぶ高さから雲の高さを類推することをやってみた。
 たくさんの飛行機が飛んでくるが、高さ40,000ft→12,000m=12㎞を越えることはあまりなかった。
 次に問題としたいのは温度だった!!
  Flightradar24の有料オプションでは温度もわかるようだが、そこまで必要ないかも知れない。
 これもザックリと 
 - 0.6℃/100m
1,000m→-6℃
 5,000m→-30℃
 10,000m→-60℃ 
 あくまで、これは目安だ。
 どうしてもこれを問題にしたいのは、雲の正体にかかわるからだ。
 高いところの雲は、みんな氷(氷晶)だ!!ケンケン三兄弟(巻雲、巻積雲、巻層雲)はみんな氷晶だ!!
▼飛行機の高さの話から、「高層天気図」にツナグ展開もありかも知れない。
 「青空はどこまで」にツナグのも面白いかもしれない。 

 いずれにしても、
Flightradar24によって、私の暮らす「大気の物理学実験室」はさらに具体的イメージを描けるようになった!!
Flightradar24に夢中は当分続きそうだ!!

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「雲見」とFlightradar24は最高に面白い!!(1)

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▼「おっ!飛行機雲だ!!」
 「あの飛行雲でどのくらいの高さだろう?」
 そう、飛行機雲に限らず、「雲見」をやっていて雲の高さを知ることは最大の課題だった。
 「高さ」がわかれば、その雲の正体もわかってくる。
 だから十種雲形の名前で呼んでやったあとは、「高さ」もおよそで言ってしまおう!!
 そう呼びかけていた。でもなにか目印になるようなものが欲しかった。
 高い山でもあれば、それは「雲さし」になるだろう。
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リニューアルしたばかりの理科ハウスを訪問した。ちょうど一週間前だ。
 パワーアップした理科ハウスでたくさんのことを学ばせてもらった。今までにもいっぱいいろんなことを教えてもらってきたが、それにも増して深くゆたかに「科学」の愉しさを追求されていた。
 そのなかでも、私にはこれがいちばん印象に残った。
 「もくもくシール」の本家本元だ。とっても深いレベルの「雲見」行われていた!!
 そのなかで、「雲の高さ」を知るとても面白い方法を教えてもらった。
 「フライトレーダー」 (._.) φ メモメモ
▼たった今飛んでいる飛行機の高さから、雲の高さを類推する方法デアル。
 これなら高い山がなくても高さの「雲さし」ができる。
 今飛んでいる飛行機が、雲でかくれてしまえば、その雲は飛行機よりも下にある。
 逆に飛行機がかくれなければ、その雲は飛行機より上にあることになる。
 メモしたことをたよりに検索をかけてみた。
 みつかった!!
◆Flightradar24
 屋外で「雲見」をしながらも使いたいということでこのアプリをiPhoneに入れた。
 なんと面白い!!今上空を飛んでいる飛行機のすべての情報が瞬時にわかった!!
 それを見ているだけでも飽きない。
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▼もちろん肝心の「高さ」もリアルタイムにわかる。
 ただ単位がftだ。
 1ft=0.3048m
換算表を作って置くのも手だが、今必要な情報はもっとザックリとし数値だ。
ダカラ
飛行機の高さ(ft) × 0.3 
10,000ft→ 3,000m=3㎞
20,000ft→ 6,000m=6㎞
30,000ft→ 9,000m=9㎞
40,000ft→ 12,000m=12㎞

高さの「雲さし」を手に入れた「雲見」は益々面白くなっていく。 
(つづく)
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2019年6月のオンライン「寅の日」は #traday #寺田寅彦

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▼我らが寅彦は、子規をずいぶん敬愛していたようだ。
 例えば「子規の追憶」(青空文庫より)には次のように語っていた。

 

写生文を鼓吹(こすい)した子規、「草花の一枝を枕元に置いて、それを正直に写生していると造化の秘密がだんだん分って来るような気がする」と云った子規が自然科学に多少興味を有つという事は当然であったかも知れない。
『仰臥漫録(ぎょうがまんろく)』に「顕微鏡にて見たる澱粉でんぷんの形状」の図を貼込んであるのもそういう意味から見て面白い。
 とにかく、文学者と称する階級の中で、科学的な事柄に興味を有ち得る人と有ち得ない人とを区別する事が出来るとしたら子規はその前者に属する方であったらしい。この事は子規という人とその作品を研究する際に考慮に加えてもいいことではないかと思う。

自然科学を理解する文学者として身内意識も持っていたのかも知れない。敬愛のほどは、「子規自筆の根岸地図」を「お宝」として大切に持っていたことからもわかる。
 その根岸「子規庵」に私も先週訪問してきた。
▼2019年6月のオンライン「寅の日」の計画を考える時期が来ていた。
 4月・5月は7年間の取り組みのなかで生まれた 寺田寅彦「科学(理科)教育」十選!!を読んできたが、6月は 
 ◆寺田寅彦「俳句入門」十選 !!
(1) 俳句の精神 6
(2) 天文と俳句 6
(3) 俳諧の本質的概論 4
(4) 思い出草 3
(5) 伊吹山の句について 2
(6) 俳句の形式とその進化 1
(7) 子規の追憶 1
(8) 俳諧瑣談 1
(9) 夏目漱石先生の追憶 1
(10) 連句雑俎 1

を順次読みたい。 6月は2回ある。
■2019年6月オンライン「寅の日」
◆第225回オンライン「寅の日」 …6/10(月)
◆第226回オンライン「寅の日」 …6/22(土)

▼6月は、ベスト1.2の「俳句の精神」「天文と俳句」を読みたい。
 いずれも、寅彦が晩年に書いたものであり、寅彦の俳句に関しての到達点を示唆するものだろう。
 読み応えがありそうだ。o(^o^)o ワクワク
■2019年6月オンライン「寅の日」

◆第225回オンライン「寅の日」 …6/10(月)「俳句の精神」(青空文庫より)

◆第226回オンライン「寅の日」 …6/22(土)「天文と俳句」(青空文庫より)

根岸「子規庵」は、不思議な「空間」だ。
 「子規終焉の間」に座して庭をながめているといつしか、120年のタイムスリップを起こしてしまうのだった。
 こんな狭い空間のなかに多くの若人・文学者が集い、句会をひらき、文学を熱く語ったのだろか!!
 横たわる子規に「あいさつ」をしてみたくなってくるのだった。
 
 俳句結社「寅の日」への道を考えるひと月としたい!!
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41号コウガイビルはエサなしで3ヶ月 生きのびた!!そして… #コウガイビル

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「あ!ひもが動いた!! コウガイビルは~ヒルのなかまではありません」
 先日の目黒寄生虫館で見たこの掲示物の感動が今も残っていた。
 梅雨の前後のこのシーズン、コウガイビルをよく見かける季節なのかも知れない。
 だからこそ、寄生虫館でも「守備範囲ではないけれど…」問い合せがあったりするからこそこのような掲示物があるのだろう。
▼私が人生で41番目に出会った41号コウガイビル!!
 はじめて出会ったのはちょうど3ヶ月前の2019/02/20であった。少しあたたかかったとは言え、冬真っ只中であった。
 それから、3ヶ月まったくエサは与えていない。
 冷蔵庫から出してすぐは、黒いかたまりであったが、しばらくすると逆三角形(イチョウの葉のような)の頭をヒラヒラさせながら動きはじめた!!
 生きている!!
 まちがいなく生きている!!自らを食べながら(!?)生きている!!
 やっぱり「ふしぎ!?」だ。
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▼コウガイビルの不思議にあらたな「ふしぎ!?」が加わっている。
 42号発見のすぐそばにあった黒い卵、その卵から赤ちゃんが生まれていた。
 次なる一手を思案しているうちにも、赤ちゃんの数は増え続けている!!
 ケースの外から見ても、フタをあけて内を見ても夥しい数の赤ちゃんだ。
 コケのなかに潜り込んでいるのも含めると30匹を越えているかも知れない。
▼ひとつの卵からいったい何匹の赤ちゃんが生まれるのだろう!?
 赤ちゃんは何を食べているのだろう!?
 無手勝流コウガイビル研究を進めるなかで、プロの先達たちの研究ほど参考になるものはない。
 目黒寄生虫館の研究員の方は言われた
 「コウガイビルの研究をしている若い方もおられたと思いますよ」と。
 ナラバ知りたい!!

 コウガイビルの不思議の謎解きはどこまできているのか!?
 シロウトは何を見ればそれを知ることができるのか!?

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【Web更新5/19】19-20 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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花いばら蜂いずれから迷いけり 19/05/18撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】19-20
週末定例更新のお知らせ
 学ぶことはほんとうに愉しいことだ!!
 先週はそれを実感する一週間だった。今週は学んだことを反芻する一週間としたい。

◆表紙画像集2019 更新 野茨の花
 野茨の花がいたるところで盛りを迎えている。
 とりわけ家の前の土手の野茨は、大きな叢となっていた。
 飛んできた熊蜂も、いずこの花から訪問すればよいのやら迷うほどである。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 「サイエンスコミュニケーター」を名のりはじめて9年目。
 はやくも2ヶ月近くが過ぎようとしている。「サイエンスコミュニケーター」を名のりはじめてからも多くのことを学ばせてもらってきた理科ハウスが、先週リニューアルオープンした!!
 ずいぶんパワーアップしていた。
 より深い学びがそこにはあった。
 より愉しいサイエンスコミュニケーションがそこにあった!!
 私自身のサイエンスコミュニケーターとしての道のヒントもそこにあるように感じた!!

◆「コウガイビル」を追う 更新!!
 コウガイビルの赤ちゃんたちとの偶然の出会いは、新たな展開をもたらしそうだ。
 どんな展開になるのだろう。 o(^o^)o ワクワクドキドキ

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 オンライン「寅の日」→寺田寅彦→石原純→理科ハウス→「雲見」「もくもくシール」→「雲見」の寅彦→…
 バラバラに見えていたことが、妙にツナガルことがある。
 寅彦→子規→子規庵→俳句結社「寅の日」→…
 どこへツナガッテいくだろう。

 またまたあらたな展開の予感がする一週間がはじまる。
 さて、それは…。 

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東京スカイツリー「雲見」・子規庵・目黒寄生虫館を巡った!!

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リニューアルオープンした理科ハウスを存分に愉しませてもらった翌日(2019/05/17)。
 せっかく東京まで出て来たのだから、今最も気になる3ヶ所を巡ってみた。
●東京スカイツリー「雲見」
●子規庵
●目黒寄生虫館
 てんでバラバラのように見えるが、私のなかではツナガッテイタ!!

▼まずは東京スカイツリーで「雲見」だ!!早朝より出かけていったのは正解だった。
 理科ハウスで指南を受けた「雲見」が気になってしかたなかった。
 今回は富士山より、飛行機ばかりを探してしまっていた。
 羽田空港から飛び立つ飛行機が高度をどのようにあげていくのか!?
 それと雲の高さの関係は!?
 これはいくらやっていても飽きないな。面白い!!
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▼次は子規庵だ!!
 今回は二度目の訪問だった。どうしても思い出してしまうのは二月前の伊予松山への旅だった。
・子規を訪ねて~伊予松山へ~(1)
・子規を訪ねて~伊予松山へ~(2)
 どんなツナガリが!?
 それは、俳句結社「寅の日」への道を考えるとき、きわめてアタリマエの必然性があった。
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▼最後が、今回の目玉だった。
「目黒寄生虫館」!!
 以前からずっと気になっていた。いつかはぜひと思っていた。
 理科ハウスでもお薦めの科学館でもあった。
 今回はじめて訪ねてみることにしたのは、ちょっとした「下心」があった!!
 コウガイビルである。10年つき合ってきた不思議のかたまりのような生きもの=コウガイビル!!
 今あらたな展開に出会っている。たくさんの赤ちゃんコウガイビルに出会っている。
 どうしたものやら ?(゜_。)?(。_゜)?
 もちろんコウガイビルはヒルでもないし、寄生虫でもない!!
 しかし、なにかここにヒントがありそうな気がしたのだ。

 これも結論から行こう。
 ほんとうにすばらしい科学館である!!
 超人気の科学館であることのわけは、入館するとすぐわかってきた!!
 確かに伝わって来るくるものがあるのだ。
 そんな広いスペースがあるわけではない。しかし、展示された標本に、添えられたコメントに確かに「伝えたい」ものが凝縮されていた。
 面白い!!
 ここが単なる科学館だけでなく、研究機関も兼ねていることがここの魅力のひとつとなっているのだろう。
 超人気ぶりには正直驚いた!!次から次へと来館者が続くのだ。
 男女問わず若者が次から次へと、いや若者だけでない高齢者も。
 そしてずいぶん多いのが外国からの来館者だ。とても熱心にメモをとりながら標本をみておられた。
 本を一冊購入してしまった。本館監修の『増補版 寄生蟲図鑑』これが面白い。
 そして、思いきって聞いてみた。
 「寄生虫ではないんですが、コウガイビルのことについてちょっとしたことでも、なんでも知りたいのですが…」
 「それでは誰か研究員を呼びますので…」
 そう言われた瞬間だ。まったく偶然、とんでもないものが目に入った!!
 「あ!ひもが動いた!! コウガイビルは~ヒルのなかまでありません」という掲示物が写真とともにはられていたのだ。
 説明してくださった研究員(学芸員)の方の話では、ときどきコウガイビルを寄生虫と間違って持ち込まれたり、問い合せがあったりするそうである。専門ではないのでと前置きしながらも、それに関連して興味深いお話も聞かせてもらうことができた。
 アリガタイ!!深謝。
 それにしても、こんな偶然ってあるものなんですね。
 帰ってケース見たら、コウガイビルの赤ちゃんはさらに増えているように見えた。(^_^;)

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 今、私の最も気になる東京サイエンススポット巡りは楽しかった。

 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから8週目だった。連日のきびしい日射しで、池の水はすっかり少なくなってしまっていた。
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リニューアルオープンした理科ハウスは最高に面白かった!! #理科ハウス

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▼ついに待望のその日が来た。
 理科ハウス リニューアルオープン!!
 その日(2019/05/16)、私は一番列車で向った。
 開館時間より少し早めに到着した。
 待っている間に、外観の写真を撮らせてもらった。
 それだけでもワクワク感は増すばかりであった!!
▼開館時間から閉館時間いっぱいまで居座ってしまった。
 結論から行く。
 リニューアルオープンした理科ハウスはパワーアップして最高に面白かった!!
 
 私の個人的感想 3つ!!
(1) 徹底したサイエンスコミュニケーションの場となっていた!!
(2)対象がグレードアップされていた!!
(3)深い科学のほんとうの面白さを追求されていた!! 
▼蛇足にならない程度にもう少しだけくわしく。
(1) 徹底したサイエンスコミュニケーションの場となっていた!!
 平日にもかかわらず、次々と来館者があった。
 まずそれに驚いた。
 次に驚いたのは、来館者と森さん山浦さんとの「問答」だった。
 単に展示されているものを解説するというのでなかった。
 適当なコトバがすぐさまみつからなくて、仮に「問答」と言ってみた。
 それは、「授業」と言う方が近いかも知れない。
 いや、これぞ「サイエンスコミュケーション」!!
 もっと驚いたのは、その面白さだ!! けっして一方通行ではなかった。
 守備範囲の広さにも感動だ。いろんなコミュニケーションの展開を考えて準備されているものもスゴイ!!

(2)対象がグレードアップされていた!!
 「対象年齢13歳から大人までだれでもりようできます」の本意をお聞きした。
 とてもとても共感できるものがあった!!
 そのことを具現化していくようなイベントも考えておられるようだ。
 楽しみである。
▼ちょっと危惧した「蛇足」気味になってきている。(^^ゞポリポリ
(3)深い科学のほんとうの面白さを追求されていた!!
 最後のひとつだけ、もう少しだけ具体的に行きたい。
 私は完全に負けていた!!いや勝ち負けの問題でない。それでも言う!!
 私は感服した。
 私もここで作られた「もくもくシール」セットを使わせてもらって、毎日「雲見」楽しんでいる。
 そこで「雲見」に関連していくつかのことについて質問してみた。
 びっくりだ。私の「雲見」よりもはるかにレベルが高い。
 深い!!
 ずっとずっと気になっていた「雲の高さ」についてのこと、飛行機利用のこと 感動の連続だった。
 ありがとうございました。<(_ _)> 

 どこかで聞いたふうの言い方だが、これは「あくまで個人的感想」です。
 ほんとうの面白さは、あなたがリニューアルオープンした理科ハウスの「空気」を吸ってみることで発見されるだろう。
 ぜひぜひ…。
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本日(2019/05/17)、第223回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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▼先日、オンライン「寅の日」7年の歩みを報告したときにも、オンライン「寅の日」をはじめるまでの、私と寺田寅彦の強いての「接点」として、石原純のことついて少しだけ触れた。
そうして見ていくと、オンライン「寅の日」も、どこかで理科ハウスとツナガッテイタ!!
不思議なもんだ。
▼ 本日(2019/05/17)は、第223回オンライン「寅の日」である。
 4月、5月かけて
 ◆寺田寅彦「科学(理科)教育」十選!! を順次読んでいくことにしていた。
本日読むのは、そのベスト4にあげた「科学上の骨董趣味と温故知新」を読むことにしていた。

◆ 本日(2019/05/17)、第223回オンライン「寅の日」!!

● 「科学上の骨董趣味と温故知新」(青空文庫より)

▼オンライン「寅の日」でこの随筆を読むのは5回目である。それだけ何度も読むのはとても気に入っているところが随所にあるからである。
書かれたのは大正8年(1919)ちょうど100年前だ!!  
寅彦はいつ読んでも今日的である!!を実感するのである。 

ズバリこの指摘は、さすが寅彦である。

科学上の真理は常に新鮮なるべきもので骨董趣味とは没交渉であるべきように見える。しかし実際は科学上にも一種の骨董趣味は常に存在し常に流行しているのである。
    寅彦の指摘は100年経った今も有効である。

その種類の人には歴史という事は全く無意味である。古い研究などはどうでもよい。最新の知識すなわち真である。これに達した径路は問う所ではないのである。実際科学上の知識を絶対的または究極的なものと信じる立場から見ればこれも当然な事であろう。また応用という点から考えてもそれで十分らしく思われるのである。しかしこの傾向が極端になると、古いものは何物でも無価値と考え、新しきものは無差別に尊重するような傾向を生じやすいのである。


 
しかし自分の見る所では、科学上の骨董趣味はそれほど軽視すべきものではない。この世に全く新しき何物も存在せぬという古人の言葉は科学に対しても必ずしも無意義ではない。

▼いつものことだが、後半になると寅彦の本意も益々ヒートアップしていく。

このような類例を探せばまだいくらでもあるだろう。新しい芸術的革命運動の影には却って古い芸術の復活が随伴するように、新しい科学が昔の研究に暗示を得る場合は甚だ多いようである。これに反して新しい方面のみの追究は却って陳腐を意味するようなパラドックスもないではない。かくのごとくにして科学の進歩は往々にして遅滞する。そしてこれに新しき衝動を与えるものは往々にして古き考えの余燼(よじん)から産れ出るのである。

しかしその半面の随伴現象としていわゆる骨董趣味を邪道視し極端に排斥し、ついには巧利を度外視した純知識慾に基づく科学的研究を軽んずるような事があってはならぬと思う。直接の応用は眼前の知識の範囲を出づる事は出来ない。従ってこれには一定の限界がある。予想外の応用が意外な閑人的学究の骨董的探求から産出する事は珍しくない。

そして、本意中の本意を繰りかえす!!

自分は繰返して云いたい。新しい事はやがて古い事である。古い事はやがて新しい事である。

思わず調子にのって自説をひっぱりだして
ホンモノの「流行」は、「不易」を内包する!!

ホンモノの「不易」は、「流行」を創造する!!

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【祝】本日(2019/05/16)、理科ハウスはリニューアルオープンだ \(^O^)/ #理科ハウス

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▼大賀ハス観察池の浮葉は数が増えるだけでなく、ひとつひとつの葉も大きく広がってきている。
今年も待望の「あこがれの4日間」はいくつやってくるだろうか。楽しみである。
 私にとっては、この大賀ハスと本日(2019/05/16)リニューアルオープンする理科ハウスに浅からぬ縁があった。
 理科ハウスは11年前の今日オープンした。
 気持ちとして、何をさておき駆けつけたかった。しかし、残念ながらそれはできなかった。その代わりに翌日の朝、たったひとりのオープンセレモニーを行った。前年に阪本さんから「おすそ分け」してもらっていた大賀ハスの種子の発芽処理を行ったのである。
 それが11年の時間を越えて、今、大賀ハス観察池にあるのである。
▼理科ハウス11年の歩みのなかで、実に多くのことを学ばせてもらってきた。
 ひとつひとつあげればきりがない!!
 クマムシに出会わせてもらったのも、今も毎日楽しませてもらっている「もくもくシール」も、
みんなみんな理科ハウスのおかげである。
▼これはなんとしても、実際に理科ハウスの空気を吸ってみなければわからないと、「理科ハウスの空気を吸う会」でお邪魔したこともある。
・ここから「科学館」の歴史が変わる!!  
・「理科ハウス」詣でからはじまる世界がある !!
はほんとうだと実感できた。
▼理科ハウス リニューアルオープンほんとうにおめでとうございます。
 ( ^_^)/□☆□\(^_^ )
11年前の悔しさを挽回すべく、今から理科ハウスに向けて出発する。 

 理科ハウス第二幕が上がる。
 今度は何を学ばせてもらえるだろう。楽しみであるo(^o^)o ワクワク

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カマキリ・コウガイビルの赤ちゃんは何を食べるのか!? #コウガイビル

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「食べる」は動物の世界の謎解き第一方程式である!!
 私はそのようにかたく信じつづけてきた。ところが、それに異議を唱える生きものに出会ってしまった。
 コウガイビルである。
 第1号コウガイビルはエサなしで、「261日」生きのびた。
 さらに第36号コウガイビルはエサなしで、「385日」生きのびた。
 \(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ
▼今、私は2種類の生きものの赤ちゃんに出会っている。
 それも両方とも多数の赤ちゃんにである。
 カマキリとコウガイビルである。
 カマキリの方は、2019/05/10に飼育ケースに入れたそのままである。水はときどき霧吹きでかけるが、エサは何も与えていない。
 共食いで少し数が減ったかも知れないが、何匹かは元気な姿を見せていた。
 体も心持ち大きくなったような気がする。
▼山下学級の実践では、エサの確保がひとりひとりの課題となり、そのことによりmyカマキリとのツナガリを深めていくことが感動的に語られていた。
 では、今、私はどうすればいいだろう?
 何をエサとして与えればいいのだろう?
 そもそもこの小さな赤ちゃんたちが、何を食べるのだろう。?(゜_。)?(。_゜)?
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▼もうひとつの赤ちゃんたちにも悩んでいた。
 コウガイビルがエサなしで生きのびたと言っても、それは大人のコウガイビルのことである。
 自らを「食べて」、体全体をつくりかえる=「再生」!!
 とは言っても、赤ちゃんたちにとってそれをやれば消えてしまう!?

 私はこれまでにコウガイビルがカタツムリを「食べる」のを目撃したことがある。
 しかし、今、この赤ちゃんたちにカタツムリは少しデカすぎる気がする。
 ナラバ何を… ?(゜_。)?(。_゜)?
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コウガイビルの赤ちゃんの数は増えていた!!(2019/05/13) #コウガイビル

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▼ケースのフタを開けるまでもなかった。
 フタに3匹のコウガイビルの赤ちゃんがへばりついていた!!
 ずいぶん成長したように思うものもいる。
 ケースのなかには、ケースの壁にへばりつくもの、ミズゴケにもぐり込むものいろいろである。
 あきらかに数は増えてきている!!
 見えている範囲だけでも10匹を上回る数のコウガイビルの赤ちゃんがいた!!
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▼一方、ちょうど一週間前に出会った第42号コウガイビルのナイロン袋の方を見てみる。
 卵と思われた「黒い玉」は黒さを増していた。近くに赤ちゃんの姿はまだなかった。
 (゜o゜)ゲッ!!
 驚いたことにもうひとつ赤っぽい玉があるではないか!!
 42号はまたしても卵を産んだのだろうか!?
 問うてみたが、答えてはくれなかった。
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▼コウガイビルの赤ちゃんと出会って、コウガイビルの「ふしぎ!?」はますます増えるばかりだ!!
 一匹のコウガイビルは何個ぐらいの卵を産むのか?
 ケースのなかの卵はすべて42号の産んだものなのか、それとも?
 1個の卵から何匹の赤ちゃんが出てくるのか?
 …
▼次々とわき出てくる「ふしぎ!?」をどう解決すればいいのか。
 いつも無手勝流の私には、先が見えてこない。(^^ゞポリポリ
 コウガイビルの研究はどこまで進んでいるのだろう。
 水生プラナリアだけでなく陸棲プラナリアにも注目して欲しいな!!

 まずは、黒い卵から赤ちゃんが出てくる瞬間が見たいな!!

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【Web更新5/12】19-19 「コウガイビル」を追う 等 更新!!

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SLのけむりたなびき麦の秋 19/05/11撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】19-19
週末定例更新のお知らせ
 同じ一週間でも、いろいろな一週間がある。
ささやかに自然観察を続ける私にとって先週一週間ほどドラスティクな展開もめずらしかった。

◆表紙画像集2019 更新 麦の秋
 「麦の秋」のシーズンが近づいて来ると妙になつかしい気分になる。
 昔、家のすぐ側を走る播但線にもSL が走っていた。
 C55やC11が走っていたそうだ。
 SLが出すけむりが麦畑のうえにたなびく景を思い出してしかたない。
 その景はいつから見られなくなったのだろう。

◆「コウガイビル」を追う 更新!!

 この「ふしぎ!?」のかたまりような生きものにはじめて出会ったのは、2008.11.14である。
 もうそれから、10年以上の歳月が経った。これまでに42匹のコウガイビルに出会ってきた。
 たくさんの「ふしぎ!?」を見せてもらってきた。私の生きもの観を変えるような「生きる」も教えてもらった。
 先週は、はじめてコウガイビルの卵、赤ちゃんを見せてもらった!!
 まだまだあらたな「ふしぎ!?」が続きそうだ。

◆【ヒガンバナ情報2019】 更新!!

 「ふしぎ!?」と言えば、こちらの方にも新展開があった。
 2018年採集・回収の「自然結実」ヒガンバナの「種子」、二つ目も発芽・発根してきたのだ。
 「自然結実」ヒガンバナ群落発見以来、これで私は8個の「種子」の発芽・発根をこの目で確かめたことになる。
 もう「たまたま」「偶然」とは言えないのかも!?

さあ、今週はどんなドラマが待っているだろう。
o(^o^)o ワクワク

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コウガイビルの赤ちゃんをはじめて見た!!(2019/05/10) #コウガイビル

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その姿かたちから見ても間違いなかった!!コウガイビルの赤ちゃんだ!!
 それも一匹だけでなく何匹も同時にだ!!
 私は生まれてはじめてコウガイビルの赤ちゃんを見たのだ!!

 私は、この感動と仰天の事実をどのように語れば人に伝わるのかわからない。変な言い方であるが、私はこの話を人から聞いたならきっと「ほんとうかな?」と疑うだろう。しかし、これは自分の目の前でおこった事実だから信じるしかなかった。
 10年以上コウガイビルとつきあってきてはじめての経験であった!!
 ことが発覚したのは、カマキリの赤ちゃんに興奮したそのすぐ後だった。
 最初に見たときは、自分の目を疑った。
 ケースの外から見てもわかった。フタを開けてみても複数のコウガイビルの赤ちゃんがいた!!
 少なくとも5~6匹の赤ちゃんがいた!!
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▼そもそもの「ふりだし」から語ってみよう。
 2019/05/06、私はひょんなことから第42号コウガイビルに出会った。そのことをここに報告した。
そのなかで、「卵かも!?」と発言した。それに答えてTwitterでたいへん興味深い情報が寄せられた。
『卵は発生当初は白で、産卵時までにオレンジ、産卵後半日程で黒になりますので、高確率で卵です。』と。
そこで、もういちど
◆『プラナリアの形態分化~基礎から遺伝子まで~』(手代木渉、渡辺憲二著、共立出版 1998.3.25)
 14.陸産プラナリア,コウガイビルの種類・生態並びに形態分化 (p259 白澤康子・牧野尚哉)
を引っぱり出して、卵について調べてみたがくわしくはわからなかった。
 ただ気になる写真が1枚あった。コウガイビルのすぐそばに1個の「黒い玉」が転がっている写真だった。
「黒い玉」=コウガイビルの卵!?
 思い当たる事実があった。敷板にと思った板ぎれの裏に42号コウガイビルを発見したのだったが、その板ぎれの下の地面に複数個の「黒い玉」が転がっていたのを思い出した。
 そのときは、植物の種子のように思った。「こんなところに何の種子だろう?」と思いながらも、そのままにして、その上に再び板ぎれを敷き、本来の作業である肥料を積んでしまっていた。
 ひょっとしたら、あれがコウガイビルの卵かも!?
 私はいささかあわてた!!
 再びその場に行き、積んである肥料をすべてのけて板の下の地面をみた。
 まだ、あった!!
 6~7個の「黒い玉」が転がっていた。
 ケースを持って行き、近くにあったミズゴケを敷き、そのうえにそっと「黒い玉」を置いた!!
 2019/05/08のことであった。

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▼昨日(2019/05/11)再びケースを見た。
 心持ちコウガイビルの赤ちゃんたちは成長したかに見えた。
 まだ何の変化も見られない「黒い玉」もあるように思えた。
 さて、この後どうすれば… それもあるが、まずは赤ちゃんたちとの出会いを喜ぼう\(^O^)/

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 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから7週目だった。浮葉はついに20枚に達していた。
 一枚一枚も大きく成長していた。

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カマキリの赤ちゃんを見た!!(2019/05/10) #カマキリ

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▼先日(2019/05/08)、西の庭の掃除をしたときのことだった。
 草むらのなかにカマキリの卵のうをみつけた。
 ほんの気まぐれであった。実は今まで、じっくりとカマキリの赤ちゃんが生まれてくるの観察したことがなかった。
 透明なフタつき瓶の中に卵のうのついたつるごと入れて置いた。
 目立ちやすいところに置いたつもりだったが、はやくも忘れてしまうところだった。
 昨日(2019/05/10)、何気なくそこに目をやった。 (゜o゜)ゲッ!

 ほんとうに孵化したのだ!! カマキリの赤ちゃんだ!!

▼ともかくすごい数だ!!
 ちょっと数えただけでも50匹を越えているように見えた。
 こんなにじっくりとカマキリの赤ちゃんを観察するのははじめてだった。
 赤ちゃんはかわいい!!
 いくら見ていてもあきない!!
 当人(いや当カマキリ)にとってはそのつもりはないのだろうが、なんともそのしぐさがひょうきんである。
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▼観察をしていてすぐ思い出したことがある。
 ちょうど一年ほど前に、ファラデーラボで山下浩之さんにお聞きした実践だった。
 ◆第二幕『初等教育での飼育体験がもたらすもの』(「オオカマキリ飼育物語」!!)
  これが実に面白かった!!
  小さな赤ちゃんカマキリを指のうえにのせ、契りの水を与えるシーンが印象的だった。
  学級のひとりひとりが家庭も巻き込みながら自分のオオカマキリを飼育するのである!!
  いつしか、山下学級の一員になりたいと思ったものだ。
▼思えば、そのチャンスが今やって来たのだ!!
 まずは、もう少し広いスペースをと飼育ケースに移すことを考えた。
 飼育ケースのなかに卵のうがついていたつる草を入れた。つる草に水をふりかけた。
 そして、そのなかに透明の瓶をまるごと入れ、フタをとった。
 赤ちゃんカマキリたちは、続々とひろい空間へと移動していった!!
 さて、次は… エサは!?
 はたして、念願の山下学級の一員になれるかな o(^o^)o ワクワクドキドキ

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実生コヒガンバナは今!?(2019/05/09)#ヒガンバナ

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▼久しぶりに西庭の草むらの掃除をした。
 そのなかに、今年の2月(2019/02/07)にすべて植木鉢に植え替えをした実生コンガンバナがあった。
 全部で17鉢あった!!
 明るいところにひっぱり出してきてならべてみた。もうそれだけで圧巻だった!!
▼コヒガンバナの葉はいろいろだった。
 なんと葉が4枚にもなっているものがあるかと思えば、もうすっかり枯れてしまいその存在すら確認できないものもあった。
 葉の数で17鉢を分けてみるとこうだ。
・葉4枚…1鉢
・葉2枚…9鉢
・葉1枚…5鉢
・葉0枚…2鉢
植え替えたときにくらべるとずいぶん枯れが進んでいることは確かだった。
▼私にとってこの実生コンガンバナ実験の意味は大きい。
「自然結実」ヒガンバナの実生実験方法の道を切り拓いててくれた。
 なにより、2倍体と3倍体のちがいを具体的に見せてくれた!!

◆「実生コヒガンバナを咲かせよう!!」プロジェクト展開中である。
▼全国に散った実生コヒガンバナの今が知りたい。
 葉が4枚以上になったのはあるのだろうか!?

 どこに「おすそ分け」した実生コンガンバナがいちばん先に花茎がのびてくるだろうか!?
 それはいつだろう?
 その花はまたアタリマエに「種子」をつくるのだろうか!?
 楽しみだ o(^o^)o ワクワク
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実生ヒガンバナ「種子」二つ目も発芽・発根だ!!(2019/05/08) #ヒガンバナ

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▼それはもう一つ目のま隣であった!!
 一つ目をずっと毎日観察していたはずなのに気づかなかった。二つ目にはじめて気づいたのは2019/05/06だった。
 昨日(2019/05/08)あらためてじっくり観察した。白い芽は土ポットにめり込むようにのびていた。二日間で成長したように見える。
 もうまちがいない!!
 2018年採集の「自然結実」ヒガンバナの「種子」、二つ目が発芽・発根した\(^O^)/
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▼一つ目に発芽・発根した土ポットのま隣だから、採集場所・花茎採集日も同じだ。さらには水栽培して「種子」を回収した日まで同じだった。
 「2018 10/20 12/10 安富」
 今一度、「自然結実」ヒガンバナ花茎採集の日の記録を見たくなった。
 もうたまたまの偶然とは言い切れなくなってきた。
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▼0と1では大違い!!有無の問題だ!!
 1と2ではこれまた大きな違いがある!!
 発芽・発根率は倍になる。
 「たまたま」「偶然」が「科学」に近づく!!
 楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法に自信が生まれてきた!!
▼それにしても「自然結実」ヒガンバナに何が起きているのだろう?
「仮説」だけは立てていた。
【仮説 1】「自然結実」するヒガンバナは、2倍体(2n=22)になっている。
【仮説 2】無融合種子形成をするようになっている。3倍体(2n=33)のままである。
【仮説 3】【仮説 1】と【仮説 2】とが入り交じっている。

 どの仮説が正しいのだろうか。
 今の私の環境では、染色体数も数えることもできない。それどころか私はまだ、実際にヒガンバナの染色体の顕微鏡観察もしたことがない。でも私はあきらめてはいなかった。私に可能なことを粛々と…。

 一つ目に発芽・発根を確認したものは緑を増し、伸びた先は土ポットにめり込みブリッジをつくっていた!!
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第42号コウガイビルに出会った!!(2019/05/06) #コウガイビル

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▼それは「立夏」の昼前のできごとであった。
 購入してきた肥料などを東の畑に運ぶように言われていた。その作業をしているときだった。
 肥料を地面に直接置くのもなんなので、下敷きになるものを探していた。そのときたまたま適当な板ぎれを近くで見つけた。
 その板ぎれをめくってみて仰天 (゜o゜)ゲッ!!
 あいつが居るではないか!!咄嗟にはわからなかった。少し、動き始めた!!
 イチョウの葉のような、逆三角形の頭!!
 コウガイビルだ。私の人生、42番目に出会ったコウガイビル!!
 第42号コウガイビルだ。
▼作業中断!!
 カメラとナイロン袋、ピンセットをとりに走る。急がねば逃走(走るのではないが、けっこう速い)してしまう。
 なんとか間に合った。
 ちょっと今までとは何かがちがう。背中に三本のスジがあるようにも見える。
 ひよっとしてオオミスジコウガイビル!?
 もうひとつ「ふしぎ!?」があった。体の真ん中あたりの白い膨らみは何!?
 卵 ?(゜_。)?(。_゜)? それとも…?
▼第1号コウガイビルと偶然出会ってからもう10年以上経つ。
 これがとんでもない不思議な生きものであることに気づいてきた。教えられることもたくさんあった。
 さりとて、私に特別な研究方法があるわけではなかった。
 ただナイロン袋に少量の水に入れ、そのなかでエサなしで飼育(!?)ときおり観察するのみだ。
 高温苦手はわかっているので、ナイロン袋は農業用冷蔵庫(10℃前後)に入れている。
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▼ほんとうに卵だろうか?
 オオミスジコウガイビルだろうか?
 私の唯一のそして最高の参考文献をひっぱり出してきた。

 ◆『プラナリアの形態分化~基礎から遺伝子まで~』(手代木渉、渡辺憲二著、共立出版 1998.3.25)
 14.陸産プラナリア,コウガイビルの種類・生態並びに形態分化 (p259 白澤康子・牧野尚哉)

 たしかに産卵はクロイロコウガイビルでは5~7月、オオミスジコウガイビルでは6~8月 と書いてある。
 ではどのようにして産卵にいたるか ?(゜_。)?(。_゜)?
 私にはまだまだわからないことばかりだ。
 昨日(2019/05/07)、ナイロン袋を外に出して観察してみた。
 あの白いかたまりは外に出ているように見える。はたして、そのかたまりは?

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【Web更新5/5】19-18 オンライン「寅の日」 等 更新!!

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華麗なるや藪占拠して藤の花 19/05/04撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】19-18
週末定例更新のお知らせ
 「立夏」が過ぎた!!
 このごろ切に「二十四節気」の「科学」を実感することが多い!!
 これは、この暦の成り立ちから考えればアタリマエ!!
 暮らしに密着した「科学」を感じる。
 「二十四節気の科学」の復権は、古くて新しい課題だ。

◆表紙画像集2019 更新 藤の花
 前の竹藪のいたるところに藤の花が目立つ。
 「きやつら」の最強の武器はつるだ。竹という竹に、さらに木にも巻き付き締め上げる。さらに上にゆけば光を横取りする。
 なんとも、まさに「づる植物」なんだ。
 花は華麗だが、前の竹藪を占拠してしまいそうな勢いだ。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 元祖サイエンスコミュニケーターである寅彦を読むことは、自らのサイエンスコミュニケーターとしての道をみつける作業でもあった。
 読むたびに新「発見」がある!!
 寅彦はいつ読んでも今日的である!!ダカラ 元祖サイエンスコミュニケーター!!

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 月毎の「雲見」「俳句歳時記」だけの更新である。
 次なる一歩を…。

◆【ヒガンバナ情報2019】 更新!!

 20年以上続けるページの更新だ。
 「自然結実」ヒガンバナの「種子」から育てる実生実験、今年も発芽・発根が見られたことにより、楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法により確信が持てるようになってきた。次なる展開に期待をツナグ!!

 粛々と日は過ぎていく。
 地球は回転をやめることも、スピードを落とすことも、加速することもない。
 もちろん逆転も遡行もしない!!
 あくまで…。

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2019年・今年もやっぱり坂本遼『たんぽぽ忌』に行った!!

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坂本遼
 春
遠い峠田のてっぺん
あれはおかんかいな
鳥かいな

 今年もやっぱり5/5はこの詩碑の前に立っていた。
 なぜ!?
 と問うまでもない。それは私のあらたな「年中行事」となっていた。
 この詩碑の前に立つとき、私は40年の時空をタイムスリップするのである。
「たんぽぽの詩人 坂本遼」を訪ねる本当の意味は、私自身の<原風景>を訪ねているのかも知れない!!
 ここ数年の訪問でそう思うようになっていた。
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▼今年は特に
「傑れた農民詩人 坂本遼の碑 草野心平誌す」の碑が気になった。
とりわけ「草野心平誌す」が気になった。
坂本遼→草野心平→『銅鑼』→宮沢賢治!!
私のタイムスリップは未知なる90数年前にさかのぼろうとしていた。 
▼詩碑の前のたんぽぽはすっかり綿毛ばかりになっていた。

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本日(2019/05/05)、第222回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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▼昨日(2019/05/04)も暑かった!!
 アメダスによれば、最高気温27.7℃(14:50)まであがったようだ。
 立夏を前に、庭も山もすっかり初夏の様相だ。
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 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから6週目だった。浮葉の数は、開きはじめを加えると16枚に達していた。
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▼本日(2019/05/05)は、第222回オンライン「寅の日」である。
 5月は4月に引き続いて
 ◆寺田寅彦「科学(理科)教育」十選!! を順次読んでいくことにしていた。
本日読むのは、そのベスト3にあげた「雑感」(『理科教育』より )を読むことにしていた。

 

◆本日(2019/05/05)、第222回オンライン「寅の日」!!

 

●「雑感」(『理科教育』より  青空文庫より)

 

▼最初に注目しておきたいのは、前回の「研究的態度の養成」も今回の「雑感」も、雑誌『理科教育』に寄稿されたものであることだ。
 まずは雑誌『理科教育』について、その歴史について簡単にふれておきたい。(『日本理科教育史 付・年表』(板倉聖宣著)より)
●1918年(大正7) 1.19 理科教育研究会、東京帝国大学で発会式(会長 林博太郎)。
●1918年(大正7) 4.△ 理科教育研究会『理科教育』創刊。
 その10月号に「研究的態度の養成」が、そして10年後1928年(昭和3)の11月号に「雑感」が寄稿されたのである。
 このふたつを貫くものは何か!?変化したことはあるのか?
 
 「雑感」にもどろう。「科学魂」というコトバに少し時代的背景を感じる。
 それを差し引いても、やっぱり響いてくるものがある。それは何!?

 

 子供の時代から現在までに自分等の受けた科学教育というものの全体を引くるめて追想してみた時に、そのうちの如何なるものが現在の自分等の中に最も多く生き残って最も強く活きて働いているかと考えてみると、それは教科書や講義のノートの内容そのものよりも、むしろそれを教わった先生方から鼓吹された「科学魂」といったようなものであるかと思われる。
 ある先生達からは自然の探究に対する情熱を吹き込まれた。ある先生方からは研究に対する根気と忍耐と誠実とを授けられた。

 

 時代を超えて響いてくるものがある!!

 

科学教育の根本は知識を授けるよりもむしろそういう科学魂の鼓吹にあると思われる。しかしこれを鼓吹するには何よりも教育者自身が科学者である事が必要である。先生自身が自然探究に対する熱愛をもっていれば、それは自然に生徒に伝染しないはずはない。実例の力はあらゆる言詞より強いからである。

 

ただ先生自身が本当に自然研究に対する熱があって、そうして誤魔化さない正直な態度で、生徒と共に根気よく自然と取込み合うという気があれば十分である。先生の知識は必ずしもそれほど広い必要はない。いわゆる頭の良い必要はない。

 

時空を超えた理科教師への熱きエールは続く!!

 間違いを教えたとしてもそれはそれほど恥ずべき事ではない。また生徒の害にもならない。科学の歴史は一面から見れば間違いの歴史である。間違える事なしには研究は進められない。誤魔化さないことだけが必要である。

   

先生の分らない事は大抵誰にも本当はよく分らない事である。分らない事は恥でも何でもない。分らない事を分ったような顔をするほど恥ずべき事はない。

 

 これだけではない。具体的な展開についてのヒントも書いてくれていた。
 反駁したいところがないわけではない。でもやっぱり今日においても示唆的だ!!
 またしても思ってしまうのだった。
 「こんなことほんとうに90年、いや100年も前から言っていたのか!!」
 
 寅彦はやっぱりいつも今日的だ!!

 

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【お薦め本】『科学絵本 茶わんの湯』(文:寺田寅彦 解説:髙木隆司/川島禎子 絵:髙橋昌子 窮理舎)

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▼実はまだ4月の10回目の「土佐の寅彦」詣の余韻のなかにいた。
 今回の「土佐の寅彦」詣の余韻がこう長く尾を引いているのにはわけがあった。
 今年度の寺田寅彦記念館友の会の総会の場で、7年間続けてきたオンライン「寅の日」について少し話をさせてもらう機会があったからである。
 いつも話を聞かせてもらう立場の人間が話をしたのである。まとまらない話であったが、それなりに緊張もした。
 そのぶんそれだけ印象深く、今もなおその反芻作業を繰りかえしているのだった。
▼その総会のとき、一冊の面白そうな本が紹介されていた。
 
◆【お薦め本】『科学絵本 茶わんの湯』(文:寺田寅彦 解説:髙木隆司/川島禎子 絵:髙橋昌子 窮理舎 2019.05.01)

 である。さっそく入手して読んでみた。
 これが実に面白かった!!
 ぜひ【お薦め本】にあげたいと思った。
 面白いところはあれもこれもといっぱいあるので、きっとまとまらない紹介になってしまいそうだから、いつものようにお薦めポイント3つ先にあげておく。
(1)子どもから大人まで科学絵本である!!
(2)『茶わんの湯』すべてがわかる本である!!
(3)きっと、今一度「茶わんの湯」を自分の眼で観察してみたくなる本である!!

▼名著『茶わんの湯』は、寺田寅彦の作品のなかでももっともよく知られた一編だろう。
 現にオンライン「寅の日」でも、これまで5回も読んできている。
 文章を読むだけなら、今すぐ青空文庫でも読める。
●『茶わんの湯』(青空文庫より)
 
そこをあえてこの本を【お薦め本】としてとりあげたのは、先にあげたお薦めポイント3つをはじめとしてすばらしいところがいっぱいあるからだ。
 少しくわしくのべてみよう。

(1)子どもから大人まで科学絵本である!!
 先に目次をあげてみよう。

(目次構成)
茶わんの湯(絵本版)――寺田寅彦
科学解説:「茶わんの湯」には何が書かれているのか――髙木隆司
文学解説:「茶碗の湯」について――川島禎子
茶碗の湯(初出原文)――八條年也
付録:『茶碗の湯』のことなど――中谷宇吉郎

目次を見るとわかるように、これは単なる「科学絵本」ではないんです。
 まず『茶わんの湯』(絵本版)には寅彦のあの名文に30枚を越えるやさしい絵(イラスト)が加えられているのです。
 ひとつひとつの絵もとてもすばらしいです。寅彦の書いている文章が具体的にイメージしやすくなっています。これなら子どもが読んでも充分に理解できます。もちろん大人にも…。(「子どもにとって名著こそ、大人にとっては最高の名著である!!」は私の持論)
さらにうれしいのは、この本には「科学解説」と「文学解説」がついていることです。
 髙木隆司さんの「科学解説」にも、髙木さん直筆の画、図が追加されていてわかりやすい解説になっています。
 髙木さん言っていた。
 

これらには難しい科学の用語は出てきません、しかし、説明が短いためにわかりにくいところや、見たことがなくて想像しにくいところもあると思います。そこで、私が描いた図を追加して、「茶わんの湯」の内容をわかりやすく説明することにしましょう。
(同書P38より)


(2)『茶わんの湯』すべてがわかる本である!!
 この本を類書に比べて特別面白くしているのは、「科学解説」だけでなく「文学解説」を加え、さらには茶碗の湯(初出原文)――八條年也、付録:『茶碗の湯』のことなど――中谷宇吉郎 まであることだ。
 この本で、名著『茶わんの湯』のすべてがわかるようになっていた。 
 寅彦ファン必読の一冊だ!!
 私には、「文学解説」:「茶碗の湯」について――川島禎子 がとりわけ面白かった。
 鈴木三重吉の創刊した雑誌『赤い鳥』に記載されるまでの経緯、初出のペンネーム「八條年也」は三重吉の命名であったこと等々。
 はじめて知ることも多かった。
 また、とりわけ次の2つの読み解きが面白かった!!

 しかし、図を使うことに対する寅彦のこだわりは、教育者としての問題意識がより強く関係しているように思われます。(中略)とあり、他人の目を通してでなく自分の目で見て興味をもつことの大切さを述べています。当時は相対性理論などが発表されてるなど古典物理学から現代物理学へ移っていく最中で、そのため人間の五感が軽視されていた時期でもありますので、余計にそうした危機感を持っていたのではないでしょうか。 (同書P71より)

 もうひとつあります。
 

 自然現象の不思議を次々に提示してみせる「茶碗の湯」は、若い頃に親しんだ正岡子規らの俳句に対する感動が少なからず影響しているのではないかと思います。(中略)子規同様、西洋科学に基づく学校教育を受けていた寅彦は、見立てなどの技巧を駆使した近世的な俳句を喜ぶ父と違って、自然そのものの美しさがそのまま文学になるということを感動とともに味わった人です。また自然の美への感動のみならず、表現の方法においても子規の影響が読み取れます。
(同書P71・72より)

この読み解きが実に面白い!!
▼ちょっと長くなってしまっている。最後のお薦めポイントにいこう。
(3)きっと、今一度「茶わんの湯」を自分の眼で観察してみたくなる本である!!
 ともかく『茶わんの湯』の面白さ・すばらしさは、寅彦をもっともよく知るあの中谷宇吉郎も認めるところである。その文章も「付録」についていた。 アリガタイ!! 「付録」:『茶碗の湯』のことなど――中谷宇吉郎

恐しいもので、この「茶碗の湯」を数行よみかけたら、これは寺田先生以外には誰も書けないものだとすぐ直観された。それは、文章の良い悪いなどの問題では勿論なく、又内容が高級で表現が平易であるなどということを超越したものであった。強いて言へば、それは藝が身についた人の藝談にあるような生きた話であった。(同書P89より)

 この本を読めば、まちがいなく誰もが、今一度一杯の「茶わんの湯」を自分の眼でじっくり観察してみたくなる!!
 髙木さんの解説に登場する簡単な実験も自分で挑戦してみたくなる!!

 もう一度繰り返し言う。
 寅彦ファン必読の一冊だ!!
 いや
 「科学」に興味あるすべての人の必読の一冊だ!!

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ついに実生ヒガンバナ「種子」が発芽・発根か!?(2019/05/02) #ヒガンバナ

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ついにひとつの「種子」が発芽・発根か!?
 実は少しあきらめかけていた。
 はじめて気づいたのは2019/04/29の朝だった。まだ半信半疑だった!!
 昨日(2019/05/02)じっくり観察してみた。芽はかなり大きく長くなっていた!!
 それに緑っぽくもなっていた!!
 もう間違いない。
 実生ヒガンバナの「種子」が発芽・発根したのだ!!
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▼昨年の晩秋に採集した34個の「種子」を使って種子から育てる実生実験に入ったのは、2019/02/06だった。
◆楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法!!
などと大きなことを言いながらも、私はいささか不安になっていた。
 昨年度もひとつとして、発芽・発根を見ることがなかった。もし、今年ひとつも見ることがなかったなら根本的に考えなおす必要があるかと思っていた。それだけに、今回の発芽・発根はうれしい\(^O^)/
昨年採集・回収した「自然結実」ヒガンバナの種子は34個だ。
 種子を保存しておいたナイロン袋には花茎採集日、種子回収日、採集場所を記していた。
 今回、発芽・発根にこぎつけた種子の袋には次のように記してあった。
 「2018年 10/20 12/10 安富」
 ナラバわかった!!
 このとき(2018/10/20)に採集したものだ!! 
▼2013年の「自然結実」ヒガンバナ群生地の発見以来取り組んできた実生実験も7年目になる。
 これまで発芽・発根までこぎつけた種子は2014年採集の3つ、2016年採集の3つ
 そして、今回の1つである。従ってこれが7個目になる。
 他の種子をふくめて注意深く観察をつづけたい。
 これもまた「出葉」までもっていけるだろうか!?

 道は遠い!!
 しかし、ヒガンバナになにかが起きていることは確かだ!!
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2019年5月(皐月)の俳句「歳時記」!!

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「客観写生」とは!?
 「存問」とは!?

雨は完全にやんだというわけではなかった。しかし、雨に洗われた新緑に誘われてひとり吟行に出かけた。
なにがなくてもこの緑があればいい!!
スバラシイ!!
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▼今月も名句を楽しませてもらうところからはじめよう。
 名句の参考にさせてもらうのは

◆NHK「俳句」 テキスト 

である。ここより巻頭名句11句を引用させてもらう。

(1) 郭公や男合わせのシャツを着て 内田美紗
(2) 新緑の香に新緑の風を待つ 稲畑汀子
(3) 教室にわつと歓声椎若葉 谷野与志
(4) 母の日の母にて母の娘にて 京極杜藻
(5) ぼうたんの吐息おほきく崩れけり 西宮舞
(6) 薔薇剪るや深きところに鋏入れ 島谷征良
(7) 夏場所やひかへぶとんの水あさぎ 久保田万太郎
(8) 鮒ずしや彦根の城に雲かゝる 蕪村
(9) ペーロンの舳先揃へてまだ発たず 中村孝一
(10) 金雀枝の咲きあふれ色あふれけり 藤松遊子
(11) 跳ね橋の戻るを待ちぬ麦の秋 戸恒東人

▼名句のなかから、さらに選句をするなんてシロウトのやることでないのかもしれない。
 いや、それはちがう!!
 それが許されるというか、それこそが俳句の世界の醍醐味なのかもしれない。
 私にとって俳句修業の第一歩だ。
 「お気に入り」の選句を今月もやってみた。

【私の選んだ名句ベスト3】
(2) 新緑の香に新緑の風を待つ 稲畑汀子
(5) ぼうたんの吐息おほきく崩れけり 西宮舞
(6) 薔薇剪るや深きところに鋏入れ 島谷征良

【次点】
(11) 跳ね橋の戻るを待ちぬ麦の秋 戸恒東人

 寅彦流に言うならば、今月の私のインデックスは「新緑」「ぼうたん」「薔薇」「麦の秋」だ。
 ちょっとさみしいことがある。毎年の庭の「ぼうたん」が見られない(/_;)
▼3月「子規を訪ねて」「虚子を訪ねて」の旅!!
 4月10回目の「土佐の寅彦」詣!!
 と続き、私の俳句結社「寅の日」への思いはかたまってきていた。
 いよいよ具体的な動きをはじめるときが来ていた。
 
 「はじまり」とは、いつもそんなものだ!!

 

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2019年5月(皐月)の「雲見」は!?

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▼4月(卯月)は終わった。同時に平成も終わった。
5月(皐月)がはじまった。令和がはじまるのだ!!
 さて今月はどんな「雲見」になるだろう!?
 その前に2019年4月(弥生)の「雲見」をもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返ってみよう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴 4 
・巻雲 3 
・巻積雲  1   
・巻層雲  5  
・高積雲  1 
・高層雲  3 
・層積雲  3 
・積雲   4
・層雲   2    
・乱層雲  4   
・積乱雲  0

 「巻層雲」5、「乱層雲」「快晴」4が目立つ。雨と晴れが交互に繰り返しやってきたのがわかる。そのあいだのぼんやり「巻層雲」が多いのはなんとなくナットク!!
▼5月(皐月)の「雲見」の予想に入ろう。
 まずは昨年5月の天気図を見てみる。
◆日々の天気図 2018年5月 (気象庁)  
そうだ地方によっては「梅雨入り」の声が聞こえてくるころなんだ。
ここではどうだろう?
もうすでに「夏日」はあった。ナラバ「真夏日」はやってくるのだろうか!?
▼もうひとつの定番を参考にさせてもらおう。
◆『12ヶ月のお天気図鑑』(武田康男・菊池真以著 河出書房新社)
ページをめくる毎にすばらしい「雲見」画像に出会える。
今月もタイトルだけを引用させてもらう。
「春雷」
「光る残雪」
「グリーンフラッシュ」
「若葉寒」
「雪形」
「薫風浴」
「帯状高気圧」
「わた雲」
「メイストーム」
「暈(ハロ)」
「凪」
「二重の虹」
「田毎の星」
「走り梅雨」
「初夏」

さて、このうち私はいくつの景をとらえることができるだろう。
▼さあ、今月の「雲見」の旅は何処へ!?
 西日本・四国方面がつづいているので、今月は東日本かな。
 「雲見」の写真を撮る技術はいっこうに向上の兆しなしだ。もうここまでくると「下手な鉄砲方式」を貫くしかないかとも思っているが、ときに「私にも…」と欲が出ることがある。
 今月はそんな欲が出る景といくつ出会えるだろう。o(^o^)o ワクワク
 

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