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本日(2019/04/23)、第221回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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▼昨日は10回目の「土佐の寅彦」詣最終日であった。
 暑かった!!あらたに「土佐の寅彦」詣の定番スポットに加えている「高知地方気象台遠隔露場」を訪れたときがいちばん気温があがっていたようだ。記録を見ると「26.0℃」(10:50)に達していたようだ。すっかり「夏日」だったのだ。
 寅彦が先駆的に提唱した高層気象観測のための装置「ウィンドプロファイラ」は白くまぶしく輝いていた。
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▼本日(2019/04/23)、第221回オンライン「寅の日」である。
 4月は
 ◆寺田寅彦「科学(理科)教育」十選!! を順次読んでいる。
 本日読むのは、そのベスト2にあげた「研究的態度の養成」を読む。

◆本日(2019/04/23)、第221回オンライン「寅の日」!!

●「研究的態度の養成」(青空文庫より)

▼最初にどうしても注目しておきたいことがある。
 この文章が書かれた年だ。大正7年(1918年)となっている。この年が日本理科教育史において重要な意味をもつ年である。
 それも、創刊されたばかりの『理科教育』に発表しているのである。
 今から、101年も前の話である。
 そう考えてみると、言っていることがあまりにも今日的なのに驚いてしまう。いつ読んでも今日的、それが寅彦のなのである!!

とにかく児童には、知らないことが恥でない、疑いを起さないこと、またこれを起しても考えなかったり調べなかったりすることが大なる恥である、わるいことであるといった精神を充分鼓吹(こすい)してほしいと思う。
彼等の求知心を強からしめ、研究的態度に出でしむるようにありたい。科学的の知識はそうそうたやすく終局に達せらるるものではない事を呑み込ませて欲しいものである。

 ここに『ねえ君、不思議だと思いませんか?』の精神の本意がある!!

▼いつでも「これから」にヒントをくれるのが寅彦だった。
 科学史を学ぶことの意義を次のように語っていた。

 これらの歴史を幾分でも児童に了解させるように教授する事はそれほど困難ではあるまい。かようにしていって、科学は絶対のものでない、なおいくらも研究の余地はある、諸子の研究を待っているという風にしたいと思うのである。
従来の知識を無視して無闇(むやみ)に突飛(とっぴ)な事を考えるような傾向を生ずる恐れがある。この種の人は正式の教育を受けない独創的気分の勝った人に往々見受ける事で甚だ惜しむべき事である。とにかく簡単なことについて歴史的に教えることも幾分加味した方が有益だと確信するのである。

 「これから」の理科教師必読の一編である!!

 

 「土佐の寅彦」詣の最後は、再び銅像にあいさつをし、墓所でオンライン「寅の日」の現在地と今回の旅の報告をして帰路についた。
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