2019年版・授業びらきを構想する!!(6)#マッチ
▼一時間の「授業」を構想するということは、なかなかクリエイティブな作業である。
ましてはその一時間が「授業びらき」の「授業」であるなら、なおさらである。
なにをメインのネタ(教材・実験・観察・資料)とするのか?
どんな発問からはじめるのか?
どんなシナリオ展開にするのか?(「起承転結」)
どこに山を持ってくるか?(「感動」を与えられるのはどこか?)
時間の配分はどうするのか?
等々 考えていると時間がかかるが、なかなか楽しい作業でもある。
▼はじめにやってこそ、効果的であり、意義ある「授業」というのがある。
それが「安全」に関する授業だ。
すぐれた教材の法則=3K1A(感動・簡単・きれい・安全)にもあげたように「安全」は重要である。
実験なども可能な限り体験してもらいたいが、「安全」であることが大前提である。
そんなことを考えるとき、ぜひやってみたいのが
●「燐寸(マッチ)の授業」 である。
▼ここからは少し、いやかなり強引な我田引水の話だ。
私はマッチにはまっていた。(^^ゞポリポリ
まだまだ「マッチを追う旅」は道半ばである。しかし、ふたつの確信に達していた。
(21) 「マッチの歴史」は日本近代「化学」の歴史そのものである!!
(22) 「燐寸(マッチ)一本 化学の元!!」は本当だ!!
デアル!!
▼こんなすぐれもの教材=マッチを理科室から消してはならない!!
それを繰り返し力説だけでは説得力を持たない。
「マッチの授業」をつくらなければならない。思案中をとりあえず列挙したみる。
・『安全なマッチの使い方』(実験・体験)
マッチ軸の持ち方、マッチ箱の持つ方向(頭が手前に)、擦りつける方向(絶対に人のいる方向に向けない)
火の消し方(水を入れた容器準備)、長く火を保つためにはどのように…
・必ずひとりひとりが体験してみる。(ひとり3回!?)
・所要時間は…?
・こちらが想定する以上に未体験者は多い。そして、想像以上に楽しい!!
・マッチによって火をつけるもの(たとえばロウソク)を用意するかは検討中(?)
・『安全なマッチの使い方』単独で授業を考えるか? それとも『ガスバーナーの使い方』とセットで考えるかは状況による。
・THE MAKING (101)マッチができるまで (サイエンスチャンネル 科学技術振興機構)は見るに値する!!
・マッチの歴史(「マッチの世界」 日本燐寸工業会)も。
・マッチのキャラクター「モンキーマッチ」公式PVも聴いてみたいな!!
いやいやこんなこと言っていたら、完全に時間オーバーだ!!
もっともっとスリム化が必要だ。しばらく吟味をしてみよう!!
(つづく)
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