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【Web更新4/28】19-17 オンライン「寅の日」 等 更新!!

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風吹けばちりちりゆれる花楓 19/04/21撮影@寺田寅彦記念館

 

■楠田 純一の【理科の部屋】19-17 週末定例更新のお知らせ
 4月が終わる!!
 平成が終わる!!
 2019年が1/3終わる!!
 2019年の「抱負」=「4C作戦」を今一度ひっぱり出してくる。
(1)継続(continue コンティニュー)
(2)挑戦(challenge チャレンジ)
(3)創造(creative クリエイティブ)
(4)共愉(convivial コンヴィヴィアル)

◆表紙画像集2019 更新 いろはモミジ カエデ
 恥ずかしながら「モミジ」と「カエデ」、私のなかではまだそのちがいはっきりしていない。
 私は、まだ「土佐の寅彦」詣の余韻を楽しんでいた。
 寺田寅彦記念館の庭の「いろはモミジ」に花が咲いていた。線香花火がちりちり燃えるように小さな花が風にゆれていた。
 晩秋に訪問させていただいたときの景が楽しみだ。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
   8年目の展開がはじまっていた。
 8年目展開の鍵は、サイエンスカフェ「寅の日」にあると思っている。
 サイエンスカフェ「寅の日」の可能性を追求していきたい。共愉の時空間をめざしたいものである。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 こちらの方は9年目がはじまっていた。
   どこに「力点」をおくか!?
 いつまでも迷いながら、しかし ゆっくり 前に進んでいきたい!!

 

すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくるみちはたのしい。
みちはこたえない。
みちはかぎりなくさそうばかりだ。

真壁仁『峠』より

 

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ファラデーラボ100回記念「津波のかがく」!!(2)

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▼第100回記念の「かがく」カフェ。その第二部の方も第一部に劣らず、いつものように充実しきっていた。
 私は、ここで語られる「共愉の科学」が大好きだ!!
▼第二部の最初は、第一部に関連するような発表がつづいた。これもそれぞれの立場からの「情報」「提言」「実践報告」が面白い。
 觜本さんから提案のあった『防災・減災教育の基礎としての大地の学習』については、機会をあらためてじっくりと聞きたいものだ。
 児島さんには実際に「津波発生装置」を持ってきていただき、組み立ててもらって説明を受けた。
 やっぱりモノがある話は面白い!!体験させてもらいながらの話は説得力をもつ!!
 続いて、日本気象予報士会の二宮さんの「津波発生のメカニズム」「南海トラフ地震による津波発生~大阪湾・播磨灘への侵入」の話はとても興味深いものだった。こんな話がいっきょに聞けるなんて、アリガタイ!!
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▼第二部はそれだけではなかった。
 大西さんからソテツの実を使った工作の紹介と書籍のうれしい無料「おすそ分け」があった。
 森本さんから「一家に1枚 日本列島7億年」の配布があった。
 石原さん、円尾さんの実験紹介もたいへん面白かった。こんなゼイタクでいいのというぐらいに(^^)V
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▼最後に、タイムリーな話題として、「ブラックホール初撮影」を可能にした「アロマ望遠鏡」を作製した技術者・福寿さんが駆けつけてくださり直々のお話があった。やっぱりホンモノの説明はわかりやすく面白い!!
 次回の予告にもなった。ありがとうございました。<(_ _)>
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 もう一度言う
 やっぱり100回記念「かがく」カフェも「共愉の科学」面白かった!!

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ファラデーラボ100回記念「津波のかがく」!!(1)

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▼2011.3.12にスタートしたファラデーラボの「かがくカフェ」もついに第100回を迎えていた。
その記念すべき「かがくカフェ」が昨日(2019/04/27)あった。
◆第100回記念かがくカフェ「津波のかがく」
■第1部 「津波のかがくと防災・減災教育」
●話題提供 阪本尚生さん(和歌山県印南町立印南中学校)
▼新聞記事の影響もあるのだろう。とてもたくさんの方の参加もあり、充実した内容となった。
 15年にもわたる阪本さんの取り組みはとても興味深いものだった。たくさんのことを教えられる実践であるが、私はとりわけ次の3点に感動した。
(1)中学校での実践である!!
(2)関係機関、地域を巻き込んでの実践である!!
(3)具体的なモノ(模型、実験、資料、紙芝居、防災食レシピなど)を中心にした実践である!!
▼阪本さんの話は「知っているつもり」の「稲むらの火」の話からはじまった。
 「知っているつもり」は「わかってはいなかった」と気づかされた!!
 うまい展開である。さすがである!!
 話の反芻作業をくりかえしながら、感動した3点についてもう少しくわしくふれてみる。
(1)中学校での実践である!!
 このアタリマエに私はいたく感動するのである。
 小学校、高校、大学でなく、「中学校での」実践であることに!!
 中学校の「選択理科」「総合」の授業での取り組みがはじまりであるという。
 中学生がいきいきと活動する姿が見えてくるのがスバラシイ!!\(^O^)/
 一年こっきりの取り組みでなく、先輩から後輩へ課題を引き継ぎながらの実践はみごとだ。
(2)関係機関、地域を巻き込んでの実践である!!
 いきいきと活動する中学生の姿は、多くの人の連動を引き出す。保護者、地域のアドバイス、支援は生徒たちの活動をより元気づける。
 研究者や関係機関の協力も引き出している。
 それをその都度、いろんなところに発表しているのもすごい!!
▼これらの取り組みをより魅力的にしているのが、次の3点目のことである。
(3)具体的なモノ(模型、実験、資料、紙芝居、防災食レシピなど)を中心にした実践である!!
 けっして抽象的な「お話」だけには終わらせていなかった。
 常に具体物が先行してあった。
 「地形模型」
 「浅水変形の水槽実験」
 「印定寺 合同位牌裏書き」
 「桶屋與兵の息子戎屋楠次郎(12才)記」(地方塩田家蔵)
 「安政印南のキセキ」(紙芝居) YouTube 視聴可能!!
 「防災食レシピづくり」等々
 
 とりわけ「印定寺 合同位牌裏書き」「桶屋與兵の息子戎屋楠次郎(12才)記」(地方塩田家蔵)から、先祖たちの「子孫をなんとしても津波から守りたい」という熱い思いに感銘を受け教材化したのには感動した!!

 にわかにはそのすべてをまとめきれないほど多くのこと学ばせてもらった。感謝<(_ _)>
 なお、この取り組みのくわしいことを
◆かがく教育研究所研究紀要(創刊号)
 にも報告して下さっている。
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 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから5週目であった。
 待望の浮葉が次々と広がりはじめた!!水面が浮葉で覆われるのはいつだろう?
 花芽は顔をだすだろうか?それはいつ…。
 なんとこの大賀ハスも元々は阪本さんに実を「おすそ分け」してもらったものなのだ。深謝<(_ _)> (つづく)

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サイエンスカフェ「寅の日」への誘い(5) #traday #寺田寅彦

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「上がるとザアザア 下がるとカラカラ」!!
 昨日も口の中で思わずこうつぶやいていた。
 青空が支配しはじめ、今日は降らないだろうと「雲見」していた。昼過ぎたころから、少しあやしい空になった。
 そしてはげしい雨になった。
 そんなとき「上がるとザアザア」 では、どうして大気は上がったのだろう!?
 見えない大気の謎解きがはじまるのだった。

 このコトバをはじめて教えてもらったのは40年近く前だった。「発案者」の中原正木先生から直接お聞きした。
 これは使える!!と思った。そして使い続けた。
 そして 今も、「これから」も 天気は「上がるとザアザア 下がるとカラカラ」で決まりだ!!
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▼先日「情報は発信するところに集まる!!」というコトバに共感してもらうことがあった。
 あまりにうれしかったもので、ついつい 私の「専売特許」のように自慢話をしてしまった。\(__ ) ハンセィ
 なるほど、はじめてこのコトバを口にしたのは私かも知れないが、ネットの世界を体験しはじめた誰もが抱く実感だった。
 だからこそ時空を超えて今なお有効なのである!!
 「情報は発信するところに集まる」!!
▼反省するのはそれだけでなかった。どうして、もうひとつのコトバを紹介しなかったのだろう。
 もうひとつのコトバとは
 「情報は交叉するところに生まれる」!!
 まったく異質なものが出会い、響きあい、学び合い、高め合う。きっとそこにあらたな「情報」が生まれる。
 誰もが、想像することができなかったようなクリエイティブな「情報」が。
▼あまりコトバばかりを先行させると現実離れしてしまいそうだ。
 まずは小さな一歩を踏み出してみよう。
 「寅の日」に少しでも関連しそうな人の集まりがあれば語り合ってみよう。
 提案してみよう。
 サイエンスカフェ「寅の日」を!!

(つづく) 

 

 
 

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サイエンスカフェ「寅の日」への誘い(4) #traday #寺田寅彦

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▼庭の定点ヒガンバナはカラスノエンドウ、スギナ、ドクダミ等の完全包囲網のなかにあった!!
長い冬の間独り占めしてきたその場所を、他の植物に受け渡す時期が来たのだ。
それは定点ヒガンバナだけでなく、種子から育てた実生ヒガンバナでも同様だった。葉先より黄色くなり枯れ始めていた!!
季節は進む。

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▼先日、オンライン「寅の日」7年の歩みを報告したときに最後に
◆Facebook版・サイエンスカフェ「寅の日」
への参加もよびかけた。特別の参加資格があるわけではなかった。
 ただ一点、オンライン「寅の日」、科学者・寺田寅彦に興味がある だけだった。
 オンラインでの話だが、究極の目標はそこにはなかった。
 究極めざすのは、オフライン「寅の日」!!
 オフライン・サイエンスカフェ「寅の日」!!
▼【理科の部屋】を大いに牽引してくださった今は亡き友人・山本央明さんは「オフ会」を次のように言った。
 「オフ会」は「学研の付録」です!!
 あのワクワクドキドキ感をこう表現したのです。
 一度体験してしまうと病みつきになります。オンラインの交流が加速されます。
 そうしてつくられるヒューマンネットワークは、生涯の宝ものです!!
▼「オフ会」の延長線上に恒常的なサイエンスカフェ「寅の日」が見えてくると思っています。
 そして、さらには
 俳句結社「寅の日」も!!

 まずは、あなたからノックしてみてください。!!
 あなたがノックするところがドアです!!

(つづく)


 

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【Web更新4/20】19-16 オンライン「寅の日」 等 更新!!

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満天星の花灯りつけ空舞うや 19/04/18撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】19-16
週末定例更新のお知らせ
 ずいぶん遅れた週末定例更新のお知らせとなってしまった。週もなかば過ぎてからのものとなったが、それでもやっぱり2週間分まとめてとはしたくなかった。
 これはまったくの偶然であるが、本日(2019/04/25)は、私のホームページ記念日である。
 今から21年前の今日、つまり1998/04/25(土)に私のこの拙いホームページはスタートした。【理科の部屋】ですでにホームページを立ちあげていた多くの友人たちに手取り足取り教えてもらいながらはじめたのだった。ホームページの名前も、大枠のデザインも当時とまったく変えていない。
 21年間の歩みのすべてがここにあるとも言える。

◆表紙画像集2019 更新 満天星(ドウダンツツジ)
 満天星の花が目立つ季節だ。
 青空バックに下から見上げていると、ランタン(天燈)のように空を舞うかと見えた。
 寺田寅彦記念館の庭の満天星の花もみごとであった!!今年の晩秋に訪れるときはどうなっているだろう楽しみである。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 オンライン「寅の日」7年の歩みを発表させてもらう機会があった。
 にわかファンが、寅彦をこよなく愛する「友の会」メンバーを前に話をするということでとても緊張した。しかし、終わってしまえばとても貴重な機会を与えてくださったと感謝している。深謝 <(_ _)>
 さあ!!可能な限りオンライン「寅の日」を続けよう!!

◆「コウガイビル」を追う!!
 41号コウガイビルはエサなしで2ヶ月を越えても生き続けている。
 「再生」を繰り返しながら。
  貴奴等の大の苦手の夏がまもなくやってくる。42号との出会いはあるだろうか!?

さあ、22年目に向けて
ゆっくり ゆっくり 急ごう!!


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Twitterはじめて3,501日目に思うこと!!

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▼まだまだ10回目の「土佐の寅彦」詣の余韻のなかにいた!!
 今回の旅で少し意識したコトバがある。「SNS」デアル!!
 「SNSを活用して…」
 「SNSはSOSダ!!」(^^ゞポリポリ
 「SNSって!?」
 もう毎日アタリマエのように聞くコトバだ。今さらではあるが少し考えてみたい気分になった。
 私にとって、「SNS」って何!?
▼twilogが教えてくれた。
 今日で、Twitterはじめて3,501日目だよと。はじめたのは2009/09/23だからまもなく10年にもなるんだ。
 ほぼ100日ごとに
 「Twitterはじめて○○日目思うこと!!」というのを「記録」として残してきた。
今一度、その歩みをふりかえってみるのも面白いかも知れない。
 Twitterは「SNS」に含まれないという考えもあるようだが、私にはその一部に見える。
▼私とネットとのかかわりをふり返ってみるとき、有効なもう少し長いスパンでの「記録」を残していた。

◆【理科の部屋】25年史年表

である。これを見ていると、四半世紀を越える【理科の部屋】の歩みがいかにネットの歴史と深くかかわっていかがわかる。
 それは、私自身のネットライフの歩みについても同様であった。
▼Twitterをはじめたころ、このツールが、パソ通時代の【理科の部屋】的を復活させてくれると確信した。
 やがて、
 Twitter的=
 「リンク」
 「シェア」
 「フラット」
 「等身大」
 「リアルタイム」
 「アクティブ」  
 というコトバを多用するようになった。
 
 私にとって「SNS」とは!?の答えがここにあるように思う。
 今、私の最大の課題は
 オンライン「寅の日」をいかにTwitter的に展開するかである!!

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本日(2019/04/23)、第221回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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▼昨日は10回目の「土佐の寅彦」詣最終日であった。
 暑かった!!あらたに「土佐の寅彦」詣の定番スポットに加えている「高知地方気象台遠隔露場」を訪れたときがいちばん気温があがっていたようだ。記録を見ると「26.0℃」(10:50)に達していたようだ。すっかり「夏日」だったのだ。
 寅彦が先駆的に提唱した高層気象観測のための装置「ウィンドプロファイラ」は白くまぶしく輝いていた。
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▼本日(2019/04/23)、第221回オンライン「寅の日」である。
 4月は
 ◆寺田寅彦「科学(理科)教育」十選!! を順次読んでいる。
 本日読むのは、そのベスト2にあげた「研究的態度の養成」を読む。

◆本日(2019/04/23)、第221回オンライン「寅の日」!!

●「研究的態度の養成」(青空文庫より)

▼最初にどうしても注目しておきたいことがある。
 この文章が書かれた年だ。大正7年(1918年)となっている。この年が日本理科教育史において重要な意味をもつ年である。
 それも、創刊されたばかりの『理科教育』に発表しているのである。
 今から、101年も前の話である。
 そう考えてみると、言っていることがあまりにも今日的なのに驚いてしまう。いつ読んでも今日的、それが寅彦のなのである!!

とにかく児童には、知らないことが恥でない、疑いを起さないこと、またこれを起しても考えなかったり調べなかったりすることが大なる恥である、わるいことであるといった精神を充分鼓吹(こすい)してほしいと思う。
彼等の求知心を強からしめ、研究的態度に出でしむるようにありたい。科学的の知識はそうそうたやすく終局に達せらるるものではない事を呑み込ませて欲しいものである。

 ここに『ねえ君、不思議だと思いませんか?』の精神の本意がある!!

▼いつでも「これから」にヒントをくれるのが寅彦だった。
 科学史を学ぶことの意義を次のように語っていた。

 これらの歴史を幾分でも児童に了解させるように教授する事はそれほど困難ではあるまい。かようにしていって、科学は絶対のものでない、なおいくらも研究の余地はある、諸子の研究を待っているという風にしたいと思うのである。
従来の知識を無視して無闇(むやみ)に突飛(とっぴ)な事を考えるような傾向を生ずる恐れがある。この種の人は正式の教育を受けない独創的気分の勝った人に往々見受ける事で甚だ惜しむべき事である。とにかく簡単なことについて歴史的に教えることも幾分加味した方が有益だと確信するのである。

 「これから」の理科教師必読の一編である!!

 

 「土佐の寅彦」詣の最後は、再び銅像にあいさつをし、墓所でオンライン「寅の日」の現在地と今回の旅の報告をして帰路についた。
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10回目の「土佐の寅彦」詣!!(2)

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▼10回目の「土佐の寅彦」詣の主目的もこの日にあった。
 前日から土佐入りをしていたので、午前中早くから会場である寺田寅彦記念館にでかけていった。
 あの警鐘「天災は忘れられたる頃来る」が迎えてくれた。
 この前に立つと身が引き締まる。警鐘は時空を超えて今こそ…!!
 庭に入ると満天星の花が、今まさに盛りだった。カエデの花も!!
 私を最初にここへ連れてきてくれたシロバナヒガンバナの今もじっくり観察さしてもらった。
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▼午後、ここで寺田寅彦記念館友の会総会・記念講演が行われたのだ。
 記念講演の講師は、なんと私自身だった。演題はこうだ。

【演題】 オンライン「寅の日」の取り組みを通して
      ~今、なぜ寺田寅彦なのか!?~

  私自身もはじめての経験であったが、オンラインでネットに接続したままの状態で話をさせてもらった。

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▼話のアウトラインはこんなことだった。

・はじめに

1.オンライン「寅の日」とは
(1) はじまり(2012年4月~)
(2) いつ・どのようにして

2.オンライン「寅の日」のこれまで
(1) 実施回数 7年間で 219回
(2) 何を読んできたか 全95編 【資料1】
(3) 【お薦め随筆】寺田寅彦「○○随筆」十選!!
(4) 「今、なぜ寺田寅彦なのか!?」

3.私の「土佐の寅彦」詣
(1) これまで
(2) 私の「土佐の寅彦」詣と定番スポット

4.オフライン「寅の日」と記念オフ
(1) オフライン「寅の日」の試み
(2) 記念オフ(企画) 100回達成記念オフと200回達成記念オフ

5.オンライン「寅の日」のこれから
(1) 私の寺田寅彦「活用」方法!!
(2) オフライン「寅の日」の展開
(3) サイエンスカフェ「寅の日」実現に向けて
  ・Facebook版 サイエンスカフェ「寅の日」
  ・俳句結社「寅の日」

▼少々モタモタしながらであるが、私なりに思うところを勝手気ままに語らせてもらった。
 にわか寅彦ファンである私ごときが、寅彦を知り尽くした「友の会」のメンバーを前にお話をさせてもらうなど、ゆっくり考えてみると恥じ入りばかりである!! 
 しかし、終わってみて 今はこんな光栄な機会を与えてくださった「友の会」のみなさんに大感謝である。<(_ _)>
 総会の場でSNS利用のことが話題になったり、懇親会の場では、若い方々とのあらたな出会いがあったことは私にとって大きな収穫であった。
 これからの展開が楽しみになってきた。o(^o^)o ワクワク
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10回目の「土佐の寅彦」詣!!(1)

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▼2012年の夏の終わりに土佐の寺田寅彦を訪ねたのがはじまりであった。そのときにいちばんたよりにしたのが「土佐の寅彦 寺田寅彦記念館友の会公式HP」であった。参考にさせてもらいながら寅彦ゆかりの地を巡った。
 実に面白かった!!すっかり病みつきになってしまった。
 この土佐に寅彦を訪ねる旅を私は勝手に「土佐の寅彦」詣とよぶようになっていた。
 「土佐の寅彦」詣 は、オンライン「寅の日」7年の歩みと深くリンクしていた。
 この度の「土佐の寅彦」詣でついに10回目となった。
▼土佐の高知に着いたときは、お昼を少しすぎていた。車を駐車する場所も食事をする場所ももうきめていた。
 食事を終えて、いちぱんに向かったのは、寺田寅彦記念館だった。今回のメイン会場だった。中に入らず、通信環境の下調べだけにうかがった。
 なんとかなりそうだ。
 記念館の向かいの公園で想定外のうれしい「副産物」をみつけた。
 シロバナタンポポである。以前に友人から「四国ではシロバナタンポポはアタリマエに…」と聞いていた。
 このアタリマエを実感した!!
 複数箇所でシロバナタンポポを観察することができた。
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▼次に向かった定番スポットは高知県立文学館だった。
 文学館では、特別展「高知100年文学展~大正、昭和、平成の記録~」をやっていた。
 大きな年表が掲示してあった。前半の部分には当然、寺田寅彦の名前が多く見られた。
 また、うれしいことに寺田寅彦草稿「糸車」も初公開されていた!!
 特別展のあとは、寺田寅彦記念室に行っていつものようにあの三本のビデオを見せてもらった。
 あのビデオは最高に面白い!!
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▼昨年の7/24以来、特別で最高の「土佐の寅彦」詣定番スポットが追加された。
 寺田寅彦銅像である!!
 9ヶ月ぶりに見る銅像は、10回目の「土佐の寅彦」詣 を歓迎してくれているようだった。
 しばし、そこにとどまり台座のコトバを堪能した。

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 夕食後は、はりまや橋地下の寅彦に出会いに行った。
(つづく)

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2019年5月のオンライン「寅の日」は #traday #寺田寅彦

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▼大賀ハス観察池に待望の浮葉が一枚開きはじめた。
 後に続いて、葉芽が次々と水面からあらわれきた\(^O^)/
 蓮根の植え替えから4週目より一日だけ早い定例観察だった。
 今週は観察池にちょっとしたアクシデントがあった。何者(ケモノ!?)かがこの池に足を突っ込んだのだ。水は濁っていたが大事にはいたらなかったようだ。12年目の観察ではじめてのできごとだった。
 水面に葉芽だけでなく、泡が目立ちはじめた。これは地下の蓮根たちの「生命活動」の証だろうか!?
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▼2019年5月のオンライン「寅の日」の計画を立てる時期になっていた。
 8年目スタートの4月・5月は7年間の取り組みのなかで生まれた
 ◆寺田寅彦「科学(理科)教育」十選!!
(1) 科学者とあたま 7
(2) 研究的態度の養成 5
(3) 雑感(「理科教育」より) 5
(4) 科学上の骨董趣味と温故知新 4
(5) 物理学実験の教授について 3
(6) 方則について 1
(7) 物理学の応用について 1
(8) 知と疑い 1
(9) 疑問と空想 1   
(10) 科学に志す人へ 1
を順次読むことときめていた。5月は3回あった。
■2019年5月オンライン「寅の日」
◆第222回オンライン「寅の日」 …5/05(日)
◆第223回オンライン「寅の日」 …5/17(金)
◆第224回オンライン「寅の日」 …5/29(水)

▼4月は、十選の(1)、(2)と読んできているので、5月は
(3) 雑感(「理科教育」より) 5
(4) 科学上の骨董趣味と温故知新 4
(5) 物理学実験の教授について 3
を順次読んでいくことにする。ここまではいずれも複数回読んだものばかりである。
 今日読んでも示唆的なものばかりである。
 寅彦はいつでも今日的である!!を実感したいものだ。

■2019年5月オンライン「寅の日」

◆第222回オンライン「寅の日」 …5/05(日)「雑感」(『理科教育』より 青空文庫より)

◆第223回オンライン「寅の日」 …5/17(金)「科学上の骨董趣味と温故知新」(青空文庫より)

◆第224回オンライン「寅の日」 …5/29(水) 「物理学実験の教授について」(青空文庫より)

▼オンライン「寅の日」をはじめた2012年から、寺田寅彦記念館を中心とした「土佐の寅彦」詣をはじめた!!
今では、春の友の会総会・講演と秋の研修会と年に2回でかけるのが恒例となってしまった。
「土佐の寅彦」詣はこれまでついに9回となった。
 本日まもなく、10回目の「土佐の寅彦」詣に出かける!!
 どんな出会いが待っているのだろう。 o(^o^)o ワクワク 

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41号コウガイビルはエサなしで2ヶ月ー2日 生きのびた!! #コウガイビル

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季節はずれ(!?)のあいつが庭をアタリマエのように這っていた日から2ヶ月がたとうとした。
 ちょうど2ヶ月目のゆっくり観察したいが、遠方へ外出するために2日はやく観察してみた。
 冷蔵庫(農業用)から、41号コウガイビルの入ったナイロン袋を取り出してみた。
▼昨日の最高気温は、夏日寸前の23.6℃まであがった。
 そんなせいもあるのだろうか。41号くんは元気がなかった。
 なんかぐったりした感じだった。いつもの動かなくても、ナイロン袋に張り付いたようにしているのだが、居る場所を上にするとポタリと落ちた。
 それでも、しばらくすると例の逆三角形頭をヒラヒラさせなが動き始めた。
 自在に収縮するので、確かに計測はできないが、なんとなく小さくなったような気がした!!
「エサもないのに、なぜ生きのびているだろう!?」 は、ここ10年来の「ふしぎ!?」である。
 いくつもの作業仮説を立てていた。
 あの名著『切っても切ってもプラナリア』(阿形清和 文 土橋とし子 絵 岩波書店)のなかにも謎解きのヒントがあった。
 水のなかに棲む小さなプラナリアはアイドル的人気だ。我らがコウガイビル君も別名「陸棲プラナリア」!!、りっぱにあのプラナリアの仲間なんだ。それなのに…(/_;) \(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ
 その名著には、こう説明されていた。
「エサを食べなくても再生できるのか?」(同書p37から)にあった。

 

 このことは、何を意味しているかというと、プラナリアはエサがなくてちぢんでいくときも、エサを食べて大きくなっていくときも、いつも体の<つくり直し>をしているということだ。(同書P38)

 

  いつも体の<つくり直し>をするとはどういうことか!?
 つまり人はそれを「再生」という。
▼コウガイビルはナイロン袋なかで2ヶ月ー2日、自らのからだを「エサ」として食べながら、体の<つくり直し>を繰り返している。
 ツマリ「再生」し続けている!!
 というのが、私のこれまでの作業仮説の結論である。

 

 では、いつまで生きのびるのか!?
 「生きる」の臨界点は!?
 「ふしぎ!?」はまだまだつづく!!
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サイエンスカフェ「寅の日」への誘い(3) #traday #寺田寅彦

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▼朝の散策の後、東の畑で野菜の花の観察していた。
どの花もきれいだ!!そしてそれぞれの特有のかたちをしている!!
それを楽しんでいるうちに、とんでもない衝動が生まれてきた。
「この野菜(植物)たちと私たちとのつき合いの歴史が知りたい!!」
 もうひとつの持病「あれもこれも病」が発症したのかも知れない。(^^ゞポリポリ
 
 比較したら叱られるかも知れないが、昨年亡くなった板倉聖宣先生が、『白菜のなぞ』(板倉聖宣著 仮説社 1994.11.1)を書いたのは64歳のときである。今、本棚からひっぱり出してきた。パラパラとめくるだけで面白そうだ!!
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▼『サイエンスカフェ「寅の日」への誘い』を続ける。
 こちらもとんでもない提案からはじめる。

 いきなり全国展開からはじめよう!!

 これまでの常識的な発想からすると、とんでもない話だ。
 しかし、Facebook版・サイエンスカフェ「寅の日」での提案からもわかるように、ネット時代(社会)での話なんだ。
 だから必ずしも一点から拡がる必要はないんだ。
 今すぐ可能な点から拡がっていけばいい!!ダカラやっぱり 全国展開から!!
▼サイエンスカフェ「寅の日」の究極のねらいは、あくまで現実の世界だ!!
 現実に全国いろんなところに
 いろんな「かたち」のサイエンスカフェ「寅の日」ができることが理想なんだ!!

▼そこを起点として、多種多様な取り組みがはじまると楽しいだろうな。
 「寅の日」の原点。寺田寅彦と高嶺俊夫との昼食会、高嶺はその日を「寅の日」と呼んだ。
 オフライン「寅の日」こそ、「寅の日」の原点なんだ。
・オフライン「寅の日」
・科学談話室として
・俳句結社「寅の日」の起点として 句会、吟行
・「寅の日」情報発信基地として

(つづく)


 
  

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サイエンスカフェ「寅の日」への誘い(2) #traday #寺田寅彦

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▼見慣れた「一日でいちばんきれいな空」の景に、微妙な変化がおきていた。
 東の工場のシルエットが少しずつ変わってきているのだ。工場の人に聞いてみた。
 『建ってから50年以上になりますから、建て替えをしようと思って…』
 『(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン』
 
 拡大をして見るとよくわかった。
 それにしても見慣れた景が変化していくのはなぜか淋しい!!
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▼オンライン「寅の日」の取り組みは、7年間ほぼそのパターンを変えずにやってきた。
 メインの情報発信の場所は、私自身のblog=私の【理科教師日記】だった。
 「面白くなくなったすぐやめよう。」「気儘に取り組み楽しむには…」
 そんな思いではじめたこと、それがいつのまにや7年も続くことになってしまった。
 それはとりもなおさず、
 今、寺田寅彦が面白い!!
 ことの証明にほかならない。
▼しかし、7年の間にはいろいろな状況の変化もあった。その変化に対応するためにも。
 また、さらに持続的な取り組みにするためにも。
 あらたな取り組みをはじめたいと思った。
 更新し続けることこそ生きのびるための唯一の方法!!それはあの「コウガイビル」の教え!!

 よりパブリックな展開をはじめたい!!
 その第一歩として

◆Facebook版・サイエンスカフェ「寅の日」

がある。
▼「説明」に次のように記した。

 やりたいこと思いつくままに列挙してみる。
(1) オンライン「寅の日」(寺田寅彦の随筆をオンラインで読む会)をサポートする。
※オンライン「寅の日」については、こちらを参照してください。
http://kusudahome.on.coocan.jp/KENKYU/traday/traday-index.html
(2) オフライン「寅の日」の企画を提案する。
(3) サイエンスカフェ「寅の日」実現に向けて、日常的な情報交換をする。
(4) 「寅の日」をめぐるヒューマンネットワークを構築する。
(5) 俳句結社「寅の日」準備会
(6) 寺田寅彦の随筆をきっかけに「科学」を愉しむ。
まずはやりながら、愉しみながらみんなで軌道修正をしていきたい。 

 
 自分にとってはアタリマエの「情報」も他の人にとってはとても貴重な「情報」であることも多々ある。
 今一度あのコトバを
 「情報は発信するところに集まる!!」
 「あなたがノックするところがドアです!!」
(つづく)
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サイエンスカフェ「寅の日」への誘い(1) #traday #寺田寅彦

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ついにkindleを手に入れてしまった!!
 最初は躊躇していた。今さら私のような人間に使いこなせるか不安もあった。
 また、本は実際の紙の方がやっぱり実感があっていいしと思っていた。また「青空文庫」のものは、パソコン、iPhoneで読めるしそれで充分と思っていた。しかし、少し不満もあった旅先などで「青空文庫」読むときには、iPhoneで読んでいたが、メールやFacebookなどの切り替えがうまくいかなくてわずらしいと思っていた。
 「読書」特化したkindleに少々興味があった。先日教えてもらって、いっきょにその気になった。
 ナルホド便利だ!!
 文字のサイズも自由自在だ!!
 いつまでもパソコン超初心者の私にも比較的簡単に設定ができた!!
オンライン「寅の日」は、前回の第220回で8年目に入った。
 7年間で219回実施した。「寅の日」は12日に一度は必ず巡って来る。
 時には旅先で「寅の日」を迎えるということもあった。あらかじめ指定されて随筆を読んでおいて、その記事の下書きをしておいてのぞんだこともある。それにしても、リアルタイムにその随筆を読みたいこともあった。
 またすき間時間を利用して、次の回の随筆を読みたいこともある。
 そんなとき、このkindleは便利そうだ!!
 寺田寅彦リーダーとして特化したアイテムになりそうだ!!
▼実はこのことを具体的にわかりやすく教えていただいたのは

◆Facebook版・サイエンスカフェ「寅の日」

での書き込みによってであった。村松さんは、koboを利用して、「寺田寅彦リーダー」を構築されていた。
 また、8インチのタブレットを利用して、kindleの導入もされていた。
 こんな情報が欲しかった アリガタイ!!<(_ _)>
◆Facebook版・サイエンスカフェ「寅の日」がスタートして一ヶ月あまりがすぎた。
 オンライン「寅の日」8年目の取り組みの目玉企画としたいと思っている。
 そのねらいは、このようにオンライン「寅の日」に関係する情報を日常的に交換することにある。
 12日に一度のオンライン「寅の日」の当日だけでなく!!

 まずは、グループへの参加を…<(_ _)>
(つづく)
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【Web更新4/14】19-15 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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友来たり熱く語るや竹の秋 19/04/13撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】19-15
週末定例更新のお知らせ
 新年度に入ってはや半月だ!!
 あの峠(真壁仁)の一節が頭をよぎった。
 「みちはこたえない。 みちはかぎりなくさそうばかりだ。」

◆表紙画像集2019 更新  竹の秋
 いつか使ってみたい季語というのがある。この「竹の秋」もそのひとつだった!!
 古の人の観察眼を象徴するような季語だ。筍が顔を出すようになると、栄養はそちらに吸い取られ親竹は枯れ始める。
 それはまるで「秋」のようだ!!
 ダカラ「竹の秋」!!おみごと!!
 家の前の竹藪はまさに今、その季節だった。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 自らを「サイエンスコミュニケーター」と名のり始めて9年目である。
 名のってはみたもののどこか違和感があった。ホンモノの「サイエンスコミュニケーター」を求めて彷徨がはじまった。
 そのなかで、ひとつの結論に達した。
 「サイエンスコミュニケーションの最前線は現場の理科の授業である!!」
 「すべての理科教師は、最前線のサイエンスコミュニケーターである!!」
 なんとも自分にとって都合のいい強引な結論であった。でも、これは真実であると今も確信している。
 「私の「ふしぎ!?」」「立春の卵」「コウガイビル」「雲見」「マッチ」「タンポポ」と手前味噌のネタばかりを使っての「授業びらき」を構想するという試みをやってみた。「授業」は構想するだけでもやっぱり面白い!!
 今年度は、いくつかの「単元」で挑戦してみたい!!

◆オンライン「寅の日」更新!!
 こちらも8年目の取り組みをはじめた。今年はよりパブリックの場での展開をめざしたい。
 サイエンスカフェ「寅の日」での展開はそのひとつである。

 さあ4月後半にはいる。
 ゆっくり 急ごう!! 10連休まで。


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俳句結社「寅の日」への道(6) #traday #寺田寅彦

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「さまざまのこと思い出す桜かな 芭蕉」

 地域で毎年「花見」する公園にでかけた。
今年最後の「花見」を楽しむために。雲ひとつない青空が応援してくれた。「満開」は確かに少し過ぎていた。
 散りゆく花吹雪がこれまたみごとなものだった!!
 そんなときいつも思い出すのか、この芭蕉の名句だった。
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▼私の手持ちの歳時記は、『第4版 俳句歳時記』(角川学芸出版編 角川文庫)である。第3版も一冊だけもっていた。
 その第3版の「序」がとても興味深かった。

 「歳時記は日本人の感覚のインデックス(索引)である」と詩人寺田寅彦は言った。季語には日本の風土に生きてきた日本人の生活の知恵が凝縮されている。季節感はもちろんのこと、倫理観・美意識、ありとあらゆる日本人の感情が短い文言に収約されて季語になった。

とはじまっていた。ところが第4版では、この寅彦のコトバは消えていた。
オンライン「寅の日」7年の歩みなかで、95編の随筆を読んできた。
 私はずっと、この寅彦のコトバを探していた。しかし、今のところこのコトバ、そのものズバリは見つけることができないでいる。
 しかし、きわめて近いコトバはみつけていた。それは毎年大晦日(寅彦の命日)に読む「日本人の自然観」(青空文庫より)のなかにあった。
短歌俳諧(はいかい)に現われる自然の風物とそれに付随する日本人の感覚との最も手近な目録索引としては俳諧歳時記(はいかいさいじき)がある。

 さらに補足説明してこう言っていた。
私のいわゆる全機的世界の諸断面の具象性を決定するに必要な座標としての時の指定と同時にまた空間の標示として役立つものがこのいわゆる季題であると思われる。

と。
▼俳句結社「寅の日」の話、少し前にすすめよう。
 寅彦がこう教えてくれた歳時記(もちろん手持ちのもので可)を持って集まり、
◆寺田寅彦「俳句入門」十選 !!
(1) 俳句の精神 6
(2) 天文と俳句 6
を一緒に読むぐらいのところからはじめませんか?
 いきなり句会、吟行ではなく、言わば 俳句結社「寅の日」準備会 のようなものを。

 時は刻々と過ぎていく。蓮根の植え替えから3週目の大賀ハス観察池の水はやっと澄み、水面から葉芽がひとつふたつと顔を出しはじめた!!
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2019年版・授業びらきを構想する!!(7)#タンポポ

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▼教材には旬というものがある。
 野で最も旬なものと言えば、ツクシとタンポポだろう。
 ツクシの胞子の観察は、顕微鏡観察事始めとしては面白いかもしれない。
◆胞子(つくし)のダンス - YouTube

▼もうひとつの旬であるタンポポについて考えみたい。
 これまでは、5月の連休間の課題研究として提案してきたことがある。
 今年は10連休となり、いつもの年よりも時間的なゆとりがあるかも知れない。「授業びらき」でいきなりというわけにはいかないかも知れないが、できるだけ早めに提案しておいた方がよいかもしれない。
 今が旬!!というあいだに。

◆『タンポポの研究』

▼『タンポポの研究』で提案された課題は8つだ!!
1. まず、タンポポの花を「ひとつ」とってみよう。
2.ひとつの花の集まりにはいったい、いくつぐらいの小さな花(舌状花)からできているのかな。
3.花の開き方について調べてみよう。
4.タンポポはどんな場所に多く見られるかな。
5.日本のタンポポとセイヨウタンポポをさがそう。
6.君は、タンポポの根っこを見たことがありますか。
7.タンポポの花が咲いた後に、綿毛のような種子(果実)ができます。
8.タンポポを食べてみよう。

「課題」は、きっかけにすぎない。生徒たちは提案以上の「発見」をいっぱいしてくれることだろう。
 この「課題」のレポート報告をあらかじめ予告しておこう。
▼連休明けには、ぜひぜひ『タンポポの研究』発表会をやりたいものだ。
 また、理科室前に、仮設の展示コーナーを設けて研究成果を楽しみたいものだ。

 2019年版・授業びらきを構想する!!はこれまでとしたい。
 今年度は気まぐれにいくつかの「単元」をとりあげて、授業を構想する試みに挑戦したいと思っている。
 やっぱり「授業」のこと考えているときがいちばん楽しいもので…(^^)V

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2019年版・授業びらきを構想する!!(6)#マッチ

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▼一時間の「授業」を構想するということは、なかなかクリエイティブな作業である。
 ましてはその一時間が「授業びらき」の「授業」であるなら、なおさらである。
 なにをメインのネタ(教材・実験・観察・資料)とするのか?
 どんな発問からはじめるのか?
 どんなシナリオ展開にするのか?(「起承転結」)
 どこに山を持ってくるか?(「感動」を与えられるのはどこか?)
 時間の配分はどうするのか?
 等々 考えていると時間がかかるが、なかなか楽しい作業でもある。
▼はじめにやってこそ、効果的であり、意義ある「授業」というのがある。
 それが「安全」に関する授業だ。
 すぐれた教材の法則=3K1A(感動・簡単・きれい・安全)にもあげたように「安全」は重要である。
 実験なども可能な限り体験してもらいたいが、「安全」であることが大前提である。

 そんなことを考えるとき、ぜひやってみたいのが
●「燐寸(マッチ)の授業」 である。
▼ここからは少し、いやかなり強引な我田引水の話だ。
 私はマッチにはまっていた。(^^ゞポリポリ

◆燐寸(マッチ)一本化学の元!! 

 まだまだ「マッチを追う旅」は道半ばである。しかし、ふたつの確信に達していた。
(21) 「マッチの歴史」は日本近代「化学」の歴史そのものである!!
 
(22) 「燐寸(マッチ)一本 化学の元!!」は本当だ!! 
デアル!!

こんなすぐれもの教材=マッチを理科室から消してはならない!!
 
それを繰り返し力説だけでは説得力を持たない。
 「マッチの授業」をつくらなければならない。思案中をとりあえず列挙したみる。

・『安全なマッチの使い方』(実験・体験)
 マッチ軸の持ち方、マッチ箱の持つ方向(頭が手前に)、擦りつける方向(絶対に人のいる方向に向けない)
 火の消し方(水を入れた容器準備)、長く火を保つためにはどのように…
・必ずひとりひとりが体験してみる。(ひとり3回!?)
・所要時間は…?
・こちらが想定する以上に未体験者は多い。そして、想像以上に楽しい!!
・マッチによって火をつけるもの(たとえばロウソク)を用意するかは検討中(?) 
・『安全なマッチの使い方』単独で授業を考えるか? それとも『ガスバーナーの使い方』とセットで考えるかは状況による。
THE MAKING (101)マッチができるまで (サイエンスチャンネル 科学技術振興機構)は見るに値する!!
マッチの歴史(「マッチの世界」 日本燐寸工業会)も。
マッチのキャラクター「モンキーマッチ」公式PVも聴いてみたいな!!

いやいやこんなこと言っていたら、完全に時間オーバーだ!!
もっともっとスリム化が必要だ。しばらく吟味をしてみよう!!

(つづく)
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本日(2019/04/11)、第220回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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次は「にゅうの」「にゅうの」!!
車内アナウンスは確かにそう聞こえた。瀬戸内「雲見」の旅の途上でのことだ。列車が尾道・三原を過ぎたあたりでのことだった!!
 「にゅうの」と聞いて、ポンコツレセプターが反応した!!これをただ聞き逃すわけにはいかなかった。カメラを持ってすぐ立ち、停車すればドアが開く位置に移動し、駅名「入野」を写真におさめた。
 33年前(1986年)の生徒の「夏休みの自由研究」からはじまる
◆「丹生」を追う
の旅とツナガッタ!!
 帰ってから調べたら、『丹生の研究』(松田壽男著 早稲田大学出版部)には確かに、「安芸の入野」(p348)が出ていた。
▼いよいよオンライン「寅の日」が8年目に入る。
 8年目のはじめは、7年の歩みのなかでまとめた
◆寺田寅彦「科学(理科)教育」十選!!
 を読むこととしていた。そのなかでもベストワンの「科学者とあたま」を本日は読む。

◆本日(2019/04/11)、第220回オンライン「寅の日」!!

●「科学者とあたま」(青空文庫より)

▼ほんとうに名文というものは、何度読んでも読むたびにあらたな感動があり、発見がある。!!
 お薦めナンバーワンの随筆である。

しかしまた、普通にいわゆる常識的にわかりきったと思われることで、そうして、普通の意味でいわゆるあたまの悪い人にでも容易にわかったと思われるような尋常茶飯事(さはんじ)の中に、何かしら不可解な疑点を認めそうしてその闡明(せんめい)に苦吟するということが、単なる科学教育者にはとにかく、科学的研究に従事する者にはさらにいっそう重要必須(ひっす)なことである。この点で科学者は、普通の頭の悪い人よりも、もっともっと物わかりの悪いのみ込みの悪い田舎者いなかものであり朴念仁(ぼくねんじん)でなければならない。

示唆的な文章がつづく。
自然は書卓の前で手をつかねて空中に絵を描いている人からは逃げ出して、自然のまん中へ赤裸で飛び込んで来る人にのみその神秘の扉(とびら)を開いて見せるからである。
 頭のいい人には恋ができない。恋は盲目である。科学者になるには自然を恋人としなければならない。自然はやはりその恋人にのみ真心を打ち明けるものである。

科学の歴史はある意味では錯覚と失策の歴史である。偉大なる迂愚者(うぐしゃ)の頭の悪い能率の悪い仕事の歴史である。  頭のいい人は批評家に適するが行為の人にはなりにくい。
▼ナラバと「頭の悪さ」だけをうりものとしようとする私のような「愚か者」には、きびしいコトバもあった。
 頭がよくて、そうして、自分を頭がいいと思い利口だと思う人は先生にはなれても科学者にはなれない。人間の頭の力の限界を自覚して大自然の前に愚かな赤裸の自分を投げ出し、そうしてただ大自然の直接の教えにのみ傾聴する覚悟があって、初めて科学者にはなれるのである。しかしそれだけでは科学者にはなれない事ももちろんである。やはり観察と分析と推理の正確周到を必要とするのは言うまでもないことである。
最後の
 この老科学者の世迷い言を読んで不快に感ずる人はきっとうらやむべきすぐれた頭のいい学者であろう。またこれを読んで会心の笑(え)みをもらす人は、またきっとうらやむべく頭の悪い立派な科学者であろう。これを読んで何事をも考えない人はおそらく科学の世界に縁のない科学教育者か科学商人の類であろうと思われる。
は、86年の時空超えて、寅彦から私たちに向けられた熱きエールに読めてくるのだった。

あなたは「頭のいい人」「頭の悪い人」それとも…!?

8年目は、【理科の部屋】7やFacebook版・サイエンスカフェ「寅の日」でも大いに語り合いたいですね!!

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瀬戸内「雲見」の旅は楽しかった!! #雲見

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▼宮島の上の雲がどう見ても色づいているように見えてしかたなかった。
 彩雲だろうか!?
 「雲見」の旅だからと、無理やりにでもそう思い込もうとしていたのだろうか。
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▼「青春18きっぷ」の「ご案内1」のふたつめ項目にこう書いてあった。
「○快速・普通列車の普通車自由席・BRT・JR西日本宮島フェリーが利用できます」
と。この「JR西日本宮島フェリー」がずっと気になっていた。まだ利用したことがなかった。
 いつかは、ぜひ利用したいと思っていた。
 春の「青春18きっぷ」のタイムリミットが迫っていた。残りはあと2回だった。
 昨日(2019/04/09)思いきって、妻とふたりでこれを使い切った。
 念願の「JR西日本宮島フェリー」も利用させてもらった\(^O^)/
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▼『瀬戸内「雲見」の旅』と題したこの旅の出発はいささか早かった。
 福崎発5:44発 → 宮島口11:43着 所要時間 5時間59分 移動距離288.8㎞
 ひたすら列車の車窓から「雲見」をする旅だ!!
 春の海と「雲見」もよかった。
 うれしいことに楽しめたのは「雲見」だけではなかった。
 瀬戸内、山陽道は今、「花見」シーズン真っ只中だった!!
 どこの景のなかにも満開の桜が見ることができた。ダカラ
 今回の旅は
 『瀬戸内「雲見」&「花見」の旅』となった!!
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▼宮島に着いても「雲見」「花見」は最高に楽しかった。
 大鳥居・厳島神社!!
 宮島観光存を分に楽しませてもらった!!
 福崎に帰り着いたのは23:54 日がかわる寸前であった !!
  大満足だ!!
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2019年版・授業びらきを構想する!!(5)

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年度はじめだからこそやりたい「授業」がある!!
 いつからはじめてもかまわない、いつからでも充分楽しい。
 でも、やっぱり 年度初めからがいちばんいい!!
 そんな「授業」がある。
 年間を通して「観察」して欲しいことの「呼びかけ」などがそれである。
▼そのひとつとして「雲見」がある。
 学年は問わないが、「気象」の単元のある中学2年生はぜひぜひである。
 あと高校生、大学生でもお薦めである。

 「防災・減災」を語る前に、我々はどこに暮らしているのかを意識しよう!!  我々は「大気の物理学実験室」のなかにに暮らしている!!  この実験室は、きわめて薄っぺらい!!
 実験室では一日たりとも、いや一刻たりとも休むことなく実験がおこなわれている。
 この実験の結果、可視化されたものが「雲」だ!!
 「雲」を観察する「雲見」は、自然観察事始めだ!!

▼「雲見」はきわめて簡単である!!
 いつでも、どこでも 空を見上げて「雲」を観察するだけだ。
 何も特別の準備はいらない。もちろん面白くなってくれば写真を撮ったりするのはいっそう楽しくなるが。
 最初にぜひやりたいことがある。
 雲には「十種雲形」と言って、10種類の雲の名前があるだ!!
 それを憶えてしまおう。
 教科書・資料集、ネットなどを参考にして10種類の雲形を見てみよう。

●覚えるのに自分でいろいろ工夫してみよう!!
例えば、こんなつくってみた。

 ※ 「雲見」のうた(雲家族10のうた)
 ケンケン三兄弟に(巻雲 巻層雲 巻積雲)
 コウコウ姉妹 (高層雲 高積雲) 
 ソウセキ(層積雲) はなれても りっぱに ソウ! セキ! (層雲 積雲)
 雨 雨 ふれ ふれ ラン!ラン! (乱層雲 積乱雲)

▼覚える最高の方法は毎日使ってみることだ!!
 毎日空を見上げて、雲の名前を十種雲形で呼んでみることだ。
 まちがってもたいした問題ではない。使いつづけることの方がうんと大切なんだ!!
 その日の「日記」に、カレンダーにその日に見た雲の名前を書いてみよう。

 そんな「雲見」をより楽しくしてくれるグッズがある。
 「もくもくシールセット」
 である。
 
雲の名前で呼んだら、もうひとつやってみたいことがある。
 その雲の「高さ」をおよそでいいから言ってみて欲しい。
これまたまちがってもなんの問題もない、そのうちでいい!!

 雲の名前を覚えたら、これは一生使える!!一生モノだ!!
 3ヶ月続けたら、雲は友だちに!!
 6ヶ月続けたら、雲と天気が見えてくる!!
 一年続けたら、あなたはりっぱな雲博士!!

 

(つづく) 
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【Web更新4/7】19-14 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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ランドセルひとつ加わりすみれ哉 19/04/06撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】19-14
週末定例更新のお知らせ
 2019年度がスタートして一週間!!
 2019年度はじめての週末定例更新である。新年度・新学期というのはいくら年をとっても身が引き締まる思いだ。

◆表紙画像集2019 更新 菫(すみれ)
 漱石先生の俳句に
 「菫程な小さき人に生れたし 漱石」
 というのがある。なぜかとても気に入っている。
 とりわけ今年は、まだ「愚陀佛庵」の余韻が残っているからなおさらである。
 通学路の小さき菫を見て、詠んでみたくなった。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 「サイエンスコミュニケーター宣言」をはじめてはや9年目になる。
 いつでも自分で「現在地」を確認するために、5つの座標軸を設けていた。
 そのひとつに
 (3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
 というのがある。2019年度は、ひとつこの座標軸にこだわってみようと思う。
 とは言ってみても、きわめて気まぐれな取り組みになると思うが…。いくつかの「単元」を取り上げて「授業」の構想を考えみたい。
 まずはその手始めに「2019年版・授業びらきを構想する」を少し続けてみた。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 前の「授業」の構想と関連して、今年度はぜひともWebテキスト『天気の変化』をもう少し「かたち」あるものとしたい。

さあ、2019年度も ゆっくり ゆっくり 急ごう!!
 

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2019年版・授業びらきを構想する!!(4)

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▼生徒たちの 私の「ふしぎ!?」を問うと同時にやっぱり私自身の 私の「ふしぎ!?」をストレートにぶつけてみたい!!
 そして、言いたい!!
 私もやっぱり現在進行形で この「ふしぎ!?」の謎解きをやっているだ!!
 この謎解きを「理科」って言うんだ!!
と。
▼ここで思い当たるものがいくつかあった。でもやっぱり「いのいちばん」にあげたいのはあいつのことだった。
「コウガイビル」だ!!
10年以上のこの生きものの「ふしぎ!?」を追ってきた。その顛末のすべてをここに「記録」していた。

◆「コウガイビル」を追う

 私が人生で出会った41匹のコウガイビルのすべての姿がここにあった。
 ただし、3号コウガイビルの姿だけない。それにはちよっとした顛末話があった。
 3号の発見者は生徒である。「授業びらき」でコウガイビルの「ふしぎ!?」の話を聞いて、自分でも捜してくれたのである。
それを学校に持ってきてくれた。
 「これが、話のコウガイビルだ!!」と生徒たちに見せることができた。アリガタイ!!深謝<(_ _)>
 あまりにうれしかったもので、多くの人に見せ回っているあいだに袋から「脱出」をゆるしてしまったのだ!!
 画像にも納めもしないうちに…(^^ゞポリポリ
▼現在観察中のコウガイビルは41号コウガイビルだ。今年の2月20日に、我が家の庭でみつけ、少しだけの水と共にナイロン袋にいれて、エサなしで飼育(?)観察している。
昨日でエサなしで45日生きのびたことになる。
エサなしで デアル!! 
冷蔵庫から出してすぐは、ただの黒いかたまりの物体であった。
やがて、逆三角形の頭(コウガイ)をヒラヒラさせながら、動き始めた!!
まちがいなく生きている。
やっぱり「ふしぎ!?」だ!!
▼いくら「ふしぎ!?」だからと言っても、こいつを見せるだけでは一時間の「授業」は成立しない。
 ほんとうの「ふしぎ!?」は伝わない。
 少し具体的展開を考えてみる。

生きもの→動物→「食べる」→生きるとは!?
1. 知っている「動物」の名前をできるだけたくさんノートに書いてみよう。
・魚は!?
・昆虫は!?
・動物園にいる「動物」だけが動物ではないゾ。
・ここでは、生きものには「植物」と「動物」がいる。「植物」以外は「動物」とザックリと…
・時間を決めてあまり深入りしない。
・名前の前に番号つけておいて、いくら書けたかカウントしてみる。
・挙手によって「動物チャンピオン」を決める パチパチ!!

2.それら動物に共通することは!?
・動く。
・細胞でできている。
・死ぬ。
・仲間をつくる。 等々
・ここは時間をみて、強引になっても 「食べる」へ導く!!

3.ここに45日も「食べる」ことなく生きている生きものがいると、「コウガイビル」を見せる!!
・キモイ!!の反応するかも知れないが、ヒルマナイ!!
・コウガイビルの凄さを強調する。
・陸棲プラナリアであることを紹介する。(ここは人気者のプラナリアの知名度にあやかろう。)
・第1号261日、第36号385日の記録を紹介する。
・君たちのまわりにも生きている!!
・「食べない」で生きる!?何が起こっているのだろう!?
・生きるとは!? 
・そして、究極の「ふしぎ!?」 生命とは!?

最後はやっぱり あの言葉を借りてしめくくろう。

「ねえ君、不思議だと思いませんか?」

(つづく)
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 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから2週目であった。濁りはまだ完全には落ち着いていなかった。
 しかし、わずかに葉芽ひとつが水面から顔を出そうとしていた。

 

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2019年版・授業びらきを構想する!!(3)

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▼「授業」を考えることは楽しい!!
 たとえそれが「構想」だけであろともやっぱり面白く楽しい。
 ここまでは、これまでにやってきた「私の「ふしぎ!?」からはじめる授業びらき」を構想してみたが、今度はまったくあらたにこれまでにやったことのない「授業びらき」を構想してみたい。
 今すぐできることになにがあるだろう!?考えるだけでも o(^o^)o ワクワク
▼思いついたものひとつずつあげてみよう。
 最初に思いついたのは
●「立春の卵」の卵を立てよう!!
だった。
 ひとりひとりの生徒に「卵立て」に挑戦してもらう。「実験教室」のようなところでやったことはあるものの一時間の「授業」として構想することははじめてであった。この実験のすぐれたところがいくかあった。
・ひとりひとりの生徒が体験できる。
・実験材料は比較的簡単に手に入る。
・いつ、誰がやっても立つ!!→それが「科学」だ!!
・ホンモノの「科学」を体験しよう!!
・家庭でも再現実験ができる。
▼これを「授業びらき」にと思いついたのは、2015年の経験があったからである。
◆【立春の卵】191日の軌跡

卵は必ず立つ!!
ツルツルに思える卵の殻にも必ず凸凹がある。3つの凸で三角形描く、卵の重心からの垂線が三角形のなかに入っておれば必ず立つ!!
けっこう傾いていても立つ!!
立ったものは他から力が加わらないかぎり立ち続ける!!
アタリマエすぎるほどアタリマエ!! それが「科学」だ!!
▼「授業」には準備が必要だ。
それも具体的に「授業」をイメージしながらやれば楽しい作業だ。
・「生卵」(安売り卵で充分、生徒の人数プラスいくらか準備)
『立春の卵』(中谷宇吉郎著 青空文庫より)プリント生徒分(時間があまればそれを読んでみることにする)
どんな発問から入ろうかな!?
どんな反応が返ってくるだろう!?
卵が立ったときの生徒の感想も聞きたいな。
ああでもないこうでもないと考えているだけでやっぱり楽しいな!!

(つづく)

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2019年版・授業びらきを構想する!!(2)

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「一日でいちばんきれいな空」!!
 
それを教えてもらったのはずいぶん昔のことになる。
 しかし、「一日でいちばんきれいな空」にも季節があることに気づいたのは最近のことだ。
 春の「一日でいちばんきれいな空」が昨日見られた。
 なんとも最高のゼイタクだ!! 
▼私の「「ふしぎ!?」の授業は次なる呼びかけからはじめた。

私の「ふしぎ!?」は
12~13年この世に生きてきて、「ふしぎ!?」だ、と思ったことがきっといくつかあると思います。
それはどんなことですか。最低3つはあげてみよう。
どうして不思議に思うのか。どこまでわかっているのかも書いておこう。』

 「ふしぎ!?」という表現にけっこうこだわっていた。
 「!?」である。
 まずは感動の「!」が先行し、不思議(疑問)の「?」がついてくる!!と主張したかったのだ。
▼中学に入学したばかりの新一年生を対象とした「授業びらき」だった。
 「私の「ふしぎ!?」」の発表を持って自己紹介を兼ねるようにした。
 「○○を「ふしぎ!?」に思っている○○○○です」と。
 あまりに面白かったので、次の機会にも実践してみた。
  やっぱり面白かった!! それを次に「記録」していた。

•私の「ふしぎ!?」からはじめる授業びらき(4)

•私の「ふしぎ!?」からはじめる授業びらき(5)

▼もちろん「ふしぎ!?」のすべてに即座に答えることなどできるはずはない。アタリマエ!!
 しかし、答えようとする意思表明は必要だ!!
 その「ふしぎ!?」に答えようとするのが、中学校3年間の「理科」だ!!
 と表明してしまおう。

 私の「ふしぎ!?」を保留・維持しつづけることの大切さを力説しよう!!
 私の「ふしぎ!?」を活用しよう。
・各単元の導入に 「○○さん「ふしぎ!?」に、こんなのがあったが…」と
・夏休みの自由研究のテーマ選びに  私の「ふしぎ!?」を発展させて…。

教師自身の私の「ふしぎ!?」の発表は必須だ!!
発表のタイミングと時間は臨機応変に判断。
やりすぎると生徒たちの「ふしぎ!?」が、これにひきずられる。
しかし、教師自身の私の「ふしぎ!?」発表は、生徒にとっても興味津々!!
これもまた確かだ!!

(つづく)

 

 

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2019年版・授業びらきを構想する!!(1)

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▼なんという名の木だろう!?
そう思いだしてからでもだいぶん経つが、未だに確かなことは知らない。
それにしてもきれいで、とてもかわいい!!愛おしさを誘う花だ。毎年この時期に、その場所で出会う花だ。
東の畑に 残っていた大根に花が咲き始めた。これまた毎年の如く。
でも、大賀ハス観察池には薄氷が…。「寒の戻り」を教えてくれていた。
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それにしても自然とはなんと律儀なんであろう!!
毎年同じ時期には同じような景を繰り返す。
▼毎年この時期に同じようなことを繰り返すのは自然だけではなかった。
 私も新年度のこの時期になると、なぜかワクワクドキドキしてくる。
 直接的に「授業」に携わる現場を離れて何年か経つのだが、やっぱり
 「今年は、どんな授業びらきをしようかな!?」
 「どんな生徒と出会えるのかな!?」
 「あの実験今年は、うまくやれるかな!?」
 「授業が楽しい!!って言ってくれるかな!?」
 「今から、なんの準備をしておけばいいかな!?」
等々考えはじめると、期待と不安が入り混じった不思議な気分になる。
 それは今も変わらない。これは一種の「職業病」のようなものだろうか。
▼私はこれまでに、自分自身が行って来た中学理科の授業を 

 

◆私の「ふしぎ!?」からはじめて「卒業論文」にいたるまでの中学校3年間「理科」全課程を構想する!!
 新・中学校「理科」を構想する(2016年版)

 

というかたちでまとめていた。私の「授業」のすべてを網羅したつもりである。
でも「完成」ではない!!
 私にとって「授業」とは、私自身の学びの「原点」である!!  この事実は不変であり不易だ!!
▼ナラバ!!と面白いことを試みる気分になった。
直接的に「授業」するかどうかの話は \(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ

 「授業」を構想をすることで、中学校理科を愉しんでしまう!!

 今年度は、いたって気まぐれに、「授業」の構想を書き込むことにきめた。

▼まずは、その手始めは「授業びらき」を構想する!!である。
すでにまとめたなかに次があった。

•私の「ふしぎ!?」からはじめる授業びらき(1)

•私の「ふしぎ!?」からはじめる授業びらき(2)

•私の「ふしぎ!?」からはじめる授業びらき(3)

 

(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019年4月(卯月)の俳句「歳時記」!!

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▼「この景は画像におさめておきたい!!」
と思う景に出会うことがある。その理由を問われるとにわかには答えることができなくてもである。
 空は、少し「不安定」な日々が続いていた。
画像におさめるのと同様に、その瞬間を一句にすくい取るそんな技がほしいものだ!!
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▼今月も名句を楽しませてもらうところからはじめよう。
 名句の参考にさせてもらうのは

◆NHK「俳句」 テキスト 

である。ここより巻頭名句11句を引用させてもらう。

(1) 三椏の花三三が九三三が九 稲畑汀子
(2) 一日がたちまち遠し山ざくら 宮坂静生
(3) 絵巻物拡げゆく如春の山 星野立子
(4) 銀河系のとある酒場のヒヤシンス 橋閒石
(5) こぼれねば花とはなれず雪やなぎ 加藤楸邨
(6) 水平に村はしづみて梨の花 雨宮きぬよ
(7) 春の日にすかして選ぶ手漉和紙 高橋悦男
(8) 春の月さはれば雫たりぬべし 一茶
(9) 海ふくれきては鹿尾菜の岩に寄す 長倉閑山
(10) よこたえて金ほのめくや桜鯛 阿波野青畝
(11) 壺焼の二つかたむきもたれ合ふ 水原秋櫻子

▼名句というのには感心するばかりだ。それに面白いのは読むたびに、「お気に入り」がころころ変わることだ。
 そんな「お気に入り」の選句を今朝もやってみた。今朝の時点では

【私の選んだ名句ベスト3】
(1) 三椏の花三三が九三三が九 稲畑汀子
(5) こぼれねば花とはなれず雪やなぎ 加藤楸邨
(2) 一日がたちまち遠し山ざくら 宮坂静生

【次点】
(6) 水平に村はしづみて梨の花 雨宮きぬよ

▼「子規を訪ねて」「虚子を訪ねて」の旅の余韻がまだまだ残っていた。
だからと言って、急激に作句の腕があがるというわけではなかった。(^^ゞポリポリ
 しかし、これは確かだった!!
 この一ヶ月で、俳句結社「寅の日」への道は加速していた!!
今月も
 カメラを向ける感覚で、その景をすくい取ることに挑戦しつづけてみよう。

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【Web更新3/31】19-13 オンライン「寅の日」 等 更新!!

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ひらひらと連なり渡る連翹哉 19/03/28撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】19-13

週末定例更新のお知らせ
 新年度がはじまった!!旧年度最後の週末定例更新のお知らせである。
 すべてがシームレスにツナガッテイルのにちがった景に見えてくるから不思議だ!!

◆表紙画像集2019 更新 連翹
 あれよあれよと言うまに、真っ黄色の明るい世界になってしまった。
縦横に伸びる枝を真っ黄色の蝶がひらひらと連なり綱渡りをするかのように私には見えた。

◆オンライン「寅の日」 更新!!

 俳句結社「寅の日」への道 を連載中である。
 まだまだ方向も定まらぬシロウトの戯れ言である。しかし、本人はいたって真剣!!

◆【大賀ハス観察日記】 更新!!
 2019年度・大賀ハス観察池の蓮根の植え替えをした。
 なんと12年目の観察が始まっているのだ!!
12年目!!その時間の長さに自分でも驚いてしまう。
 今年はいくつの「あこがれの4日間」に出会うことができるだろう!?
 楽しみである。

さあ、ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

 

 

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2019年4月(卯月)の「雲見」は!?

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▼3月(弥生)は終わった。同時に2018年度も終わった。
4月(卯月)がはじまった。新年度がはじまったのだ!!
 さて今月はどんな「雲見」になるだろう!?
 その前に2019年3月(弥生)の「雲見」をもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返ってみよう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴   2
・巻雲   4
・巻積雲  2  
・巻層雲  6  
・高積雲  0 
・高層雲  3 
・層積雲  3 
・積雲   5
・層雲   1     
・乱層雲  5   
・積乱雲  0

 「巻層雲」6、「巻雲」4、「巻積雲」2 つまりケンケン三兄弟で合計12!! これがやっぱり特徴かな。
 「天使の梯子」も見た。
▼4月(卯月)の「雲見」の予想に入ろう。
 まずは昨年4月の天気図を見てみる。
◆日々の天気図 2018年4月 (気象庁)  
  春の嵐は、毎年のようだ。
 はたして今年はどうだろう!?
 「光は東から 天気は西から」の季節でもある。黄砂もきになるところだ。
▼もうひとつの定番を参照させてもらおう。
◆『12ヶ月のお天気図鑑』(武田康男・菊池真以著 河出書房新社)
ページをめくる毎にすばらしい「雲見」画像に出会える。
今月もタイトルだけを引用させてもらう。
「天使の梯子」
「春の満月」
「花曇り」
「落陽」
「黄砂」
「蜃気楼」
「太陽の道」
「寒の戻り」
「爆弾低気圧」
「潮干狩り」
「扁平太陽」
「波状雲」
「甲子園の風」
「春時雨」

さてこのうちいくらの景に出会うことができるだろう。
このなかで、私が今いちばん出会いたい景は「蜃気楼」である。

▼ながく「雲見」の旅に出ていない!!
列車の車窓から、ただただ「雲見」をするだけの旅!!

これぞやっぱり究極の道楽か!?
さてどちら方面へ o(^o^)o ワクワク 

 

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