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実生ヒガンバナは今!!(2019/02/05) #ヒガンバナ

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▼久々に木陰で、「実生ヒガンバナ」実験中の植木鉢6つを日当たりのいいところに引っぱり出してきた。
 2014年採集した自然結実「種子」の実生実験中の鉢3つ、
 2016年採集した自然結実「種子」の実生実験中の鉢3つ である。
 
 前回観察記録を残しているのが2018/10/11であるから、およそ4ヶ月ぶりということになる。
 ずいぶん成長したものだ。
▼ここで自分の整理のためにも、6つの鉢の経緯をふり返ってみる。
 「私のヒガンバナ研究・その後」(『かがく教育研究所 研究紀要(創刊号)』所収)から少し長くなるが引用してみる。

2 「自然結実」ヒガンバナ種子の「発芽」「出葉」に成功  2014年に新しい群生地も発見しアタリマエのようにみつけるようになった「自然結実」ヒガンバナ種子。しかし、このときは「完熟」種子であっても少し「種子」ときめつけることに躊躇していた。 少し遠慮して「種子もどき」とよんでいたときもある。

正真正銘の「種子」ならば、発芽して育ち一人前のヒガンバナになるはずだ。

では実験だ。種子から育てる実生実験だ!!

 2014年採集した30個の種子のうち翌春に発芽したのは3個だけだった。

 発芽率は3/30=10.0% 。

 けっして高い発芽率ではなかった。しかし、はじめて「発芽」を見たときの感動は大きかった。「発芽」は同時に鱗茎の赤ちゃんのようなものつくった。そして根もできた。
これは「発根」と言った方がその様子をよく表わしているのかも知れない。

 2015年採集した63個ついては、保存に失敗しカビ等にやられてしまった。残念ながらひとつも「発芽」(発根)することはなかった。

 2016年採集した73個については、翌春に3個が「発芽」(発根)。

 正確には3個の種子は他のところで育ててもらうこととしたので、発芽率は3/70=4.3%ということになる。

実生実験に取り組むなかで知らなかったもうひとつの「戦略」に出会った。

春に「発芽」(発根)したビガンバナは、そのまま成長して葉を出してくるのではなかった。いったん地下に眠り、秋にふつうの一人前のビカンバナが「出葉」してくる時期に「出葉」して来るのである。

 ヒガンバナの生長は二段構え、 春 「発芽」(発根) 秋「出葉」 !!

 私にはこれもまたみごとなヒガンバナの「戦略」に見えてくるのであった。
 知ってしまえば、アタリマエ。 でもやっぱりはじめてそれを自分の眼でたしかめたときは感動であった。

・2015年の秋 3つの「出葉」を見た。        

・2017年の秋 1つだけの「出葉」を見た。

▼もう少していねいに観察してみる。
 2014年採集した「種子」を使った実生実験、やっぱり「出葉」している鉢はひとつだけだった。
 葉は2枚になっていた。
 長さを測ってみた16.5㎝と15.5㎝である。
 2016年採集した「種子」を使った実生実験の方も「出葉」している鉢はひとつだけだった。
 こちらも葉がずいぶん長く伸びていた。
 16.0㎝あった。
 いつごろ枯れ始めるのだろう。
 今年の秋にも「出葉」してくるだろか!?
▼ここから花茎が伸びてきてみごとなヒガンバナの花を咲かせるのは何年後だろう!?
 そのときはほんとうに来るのだろうか!?
 その花は再び「種子」をつくるのだろうか!?
 
 気の長い話だ。
 メンデルの8年ははるかに越えることになるかも…。

あえて
(つづく)
と書いておこう。

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