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オンライン「寅の日」7年の歩みから(16) #traday #寺田寅彦

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▼寅彦が「雲見」の超達人であることに気づいたのは「春の六題(六)」を読んだときだった。

 日本の春は太平洋から来る。  ある日二階の縁側に立って南から西の空に浮かぶ雲をながめていた。上層の風は西から東へ流れているらしく、それが地形の影響を受けて上方に吹きあがる所には雲ができてそこに固定しへばりついているらしかった。磁石とコンパスでこれらの雲のおおよその方角と高度を測って、そして雲の高さを仮定して算出したその位置を地図の上に当たってみると、西は甲武信岳(こぶしだけ)から富士(ふじ)箱根(はこね)や伊豆(いず)の連山の上にかかった雲を一つ一つ指摘する事ができた。(「春の六題(六)」寺田寅彦より)

 驚いた!!
 寅彦の「雲見」は半端でなかった!!
 寅彦と言えば懐手して「宇宙見物」ばかりを想い出して、こちらがすっかりぬけていた。

▼元々寅彦は気象(「大気の物理学」)への興味関心は非常に高かった。
 実際に日本で最初に「高層気象観測」の必要性を強く唱えたのも寅彦だった。
 「土佐の寅彦」を訪ねる旅で、昨年の春、 「高知地方気象台遠隔露場」に行き着き、そこで
「ウィドプロファイラ」を見たときには感慨深いものがあった。

 ソウダヨ!!
 コレダヨ!!キミ!!

と寅彦が側に立っている気がした。
(場所もびっくりだ。寅彦が学んだ「江ノ口小学校」のすぐ側だ!!)
 
 
もちろん、オンライン「寅の日」7年間にも気象関係のものをいくつか読んでいた。
 それが
D 【気象】寅彦の「雲見」!! 6編 
だった。これに前の「春の六題」等を加えて

 寺田寅彦「気象入門」八選 !!

 としよう。

▼ではさっそくリストアップしてみよう。

寺田寅彦「気象入門」八選 !!

(1) 颱風雑俎 6

(2) 茶わんの湯 5

(3) 夕凪と夕風 4

(4) 海陸風と夕なぎ 4

(5) 春六題 3

(6) 凍雨と雨水 1

(7) 伊吹山の句について 1

(8) 自然現象の予報 1

【参照】作家別作品リスト:No.42 寺田寅彦 (青空文庫)

▼ 「八選」はまだまだこれからも変更・追加していくだろう。

懐手して
「雲見」
「宇宙見物」愉しめば
我らが地球 いとをかし!! 

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