【お薦め本】『いきいき物理マンガで冒険』(マンガ・著 奥村弘二 日本評論社)
▼「ボーっと生きてんじゃねえよ!」(Don’t sleep through life!)
が、今年の流行語大賞のトップテン入りした。\(^O^)/
「チコちゃんに叱られる」は今、最高に面白い!!。
その番組の決めセリフがこれだ!!
ときに物理問題も登場する。
いつだったか
「タイムマシンがないのはなぜ?」と言う問題が出されたことがある。
答えは「実はね。もう出来ている。」という話になり、新幹線、映画「猿の惑星」へと話が進んだ。
そして出た!!
アインシュタインの「相対性理論」からの説明!!
▼チコちゃんに叱られのを覚悟で、白状するが私はまだ、この「相対性理論」というやつを腹の底から「わかった!!」という気持ちになったことがない。
もう死ぬまで無理かも知れない。(^^ゞポリポリ
そんな私にちょっとだけ希望をもたせてくれる本と出会った。
それが今回の【お薦め本】だ。
◆【お薦め本】『いきいき物理マンガで冒険』(マンガ・著 奥村弘二 日本評論社 2018.10.25)
以前に紹介した『いきいき物理マンガで実験』の姉妹編だ。
▼話がとんでしまわないうちに、お薦めポイント3つをあげる。
(1)「物理を学びたくなる本」である!!
(2)徹底してわかりやすくしたstoryある冒険物語である!!
(3)「物理をやり直してみたい」大人に最適!!
(1)「物理を学びたくなる本」である!!
本書の「はじめに」(同書p2より)説明があった。
「じゃあマンガを読むだけで物理がわかっちゃうの?」
「いやあこの本は学習マンガじゃないから…」
「この本でめざしたのは「物理を学ぶ本」じゃなくて「物理を学びたくなる本」なんだ」
ナルホドだ。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
確かに物理が大の苦手な私も、「これはどういうことだったかな?」と別の本を読もうとしたり、ネットで調べたりしかけたのだから、著者の意図は成功したと言えるだろう。
(2)徹底してわかりやすくしたstoryある冒険物語である!!
さらに「はじめに」(同書p2より)から引用させてもらうとこうだ。
「小学生にも読みやすいように 小3以上で習う漢字にはルビをふったんだ」
「九つの物理法則が登場する九つの世界へ」
「あるときは異世界 あるときは過去の世界」
「ハラハラドキドキたっぷり笑ってちょぴり感動の冒険物語」
ただ単に漢字にルビをふったり、イメージしやすいマンガで描いたりしているだけでなく、そこにはstory(物語性)があるからとてもわかりやすく面白い。
「物理の面白さ」をなんとか伝えたい!!
という著者の意気込み伝わってくるというものだ。
▼最後が私には最も意味のあるお薦めポイントだ。
(3)「物理をやり直してみたい」大人に最適!!
著書は「おわりに」次のように書いた。
また、「物理をやり直してみたい」と思っている大人の方にも、この本をぜひ読んでいただきたいと思っています。ぼく自身の経験でもありますが、教科書で物理を一からやり直すのはハードですね。でも「物理学は自然現象をこんなふうに捉えているのか」というイメージができるだけで、物理の学習はずっと簡単になるし、モチベーションも上がります。この本が、そういう方々の一助になればと願っています。
(同書p173より)
今度、チコちゃんが「物理問題」を取り上げるまでに、もう一度読み直しておこう!!
蓮根の植え替えから37週目の大賀ハス観察池、いつでも「初氷」を観察できるように水をたっぷりはった。
スタンバイ OKだ!!
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