【私の読んだ本・ベスト15】2018!!
▼今年もあと3日だ!!
これまた恒例化してきた【私の読んだ本・ベスト○○】をリストアップしてみる。
リストアップするのは、今年一年の間に【お薦め本】としてあげたもの15冊である。
順番はあくまでこのblogに書き込んだ順番である。
▼でははじめてみる。
【その1】 【お薦め本】『雪と氷~水の惑星からの贈り物~』(片平孝著 PHP研究所)
雪と氷の写真がきれいだった。
ひょっとしたら、この本が「ストロー氷」「根毛氷」を誘発したのかも知れない。
【その2】 【お薦め本】『ファラデー 実験科学の時代』(小山慶太著 講談社学術文庫)
まだ未解決の疑問があった。
ファラデーは『ロウソクの科学』(1860年)でロウソクに何を使って火をつけたのだろう!?
という疑問である。そのころから『マッチ一本 化学の元!!』もはじまっていたのかも知れない。
ファラデーはやっぱりすごい!!
【その3】 【お薦め本】『おーい、コンペートー』(中田友一著 あかね書房)
実に面白い!!
今年、金平糖にはまったのはこの本の影響大である。オンライン「寅の日」200回達成記念オフでは著者の中田友一先生にお目にかかってお話を聞くことができた。\(^O^)/
【その4】 【お薦め本】『世界でいちばん素敵な 雲の教室』(荒木健太郎著 三才ブックス)
今年も一年大いに「雲見」を楽しんだ。その「雲見」をゆたかにふくらませてくれる本だった。
動画と連動しての解説が私にはとてもありがたかった。
【その5】 【お薦め本】『蘭学者 川本幸民』(北 康利著 PHP研究所)
「マッチを追う旅」のなかで出会った本だ。
はじめて本格的な「マッチ」「ビール」をつくり、「化学」というコトバをはじめて使った川本幸民はマルチな科学者だった。川本幸民の全体像がわかるとともに、そのころの時代背景と「科学」がよくわかった。
【その6】 【お薦め本】『ジャガイモの花と実』(板倉聖宣著 楠原義一画 福音館)
板倉聖宣先生は、今年の2/7に逝かれた。合掌
ジャガイモの花と実がみられる季節になってこの本をひっぱりだしてきて読んでみた。
すばらしい!!
この本は「科学読み物」の金字塔である。
【その7】 【お薦め本】『宮沢賢治の元素図鑑』(桜井 弘著 化学同人)
四ヶ浦弘先生に『実験で楽しむ宮沢賢治・サイエンスファンタジーの世界』を見せてもらうまで、賢治と化学の関係を深く考えていなかった。宮沢賢治の作品に登場する45種もの元素のことがくわしくわかる。
きっと今一度周期表ながめてみたくなる本だ。
【その8】 【お薦め本】『いきいき物理マンガで実験』(奥村 弘二 マンガ・著 日本評論社)
自分が今、「実験教室」を開け と言われたぜひともテキストとして採用したい本だ。
今となってはスタンダードになったあのおもしろ実験の工夫が、マンガでくわしくわかる。
【その9】 【お薦め本】『科学のミカタ』(元村有希子著 毎日新聞出版)
今なおまだ結論にいたっていない疑問がある。
この本の「ミカタ」はどちら ?(゜_。)?(。_゜)?
「見方」 or 「味方」 (・_・)......ン?
科学を「味方」ニツケルとは…
【その10】 【お薦め本】『異常気象 天気のしくみ』(武田康男・監修 学研プラス)
自由研究参考文献に最適!!
付録のDVDは天気を初歩から勉強するのにとてもいい!!私にもアリガタイ!!
【その11】 【お薦め本】『せきらんうんのいっしょう』(荒木健太郎/作 小沢かな/絵 ジャムハウス)
気象絵本!!
あらたな分野の開拓になるかも知れない。
とてもわかりやすい!!わかりやすいからこそほんとうの減災・防災にツナガル!!
【その12】 【お薦め本】『かがく教育研究所 研究紀要(創刊号)』(かがく教育研究所発行 2018.7.30)
多種多様なる「私の科学」の展開が楽しい!!
かがく教育研究所とファラデーラボ 7年の歩みがわかる!!
今、かがく教育を語る人 必読!!
【その13】 【お薦め本】『空の探検記』(武田康男著 岩崎書店)
【理科の部屋】25周年記念オフでは、空の探検家・武田康男さんにミニ講座をやっていただいた。
なんともゼイタクな企画であった。4K画像を見せてもらいながら生解説は最高だった\(^O^)/
そのときにもこの本を紹介してもらった。
実際に手に入れて、ページをめくってみたら感動の連続だった。
空の探検家・武田康男さんのすべてがつまっていた。ぜひ一家に一冊だ!!
【その14】 【お薦め本】『いきいき物理マンガで冒険』(マンガ・著 奥村弘二 日本評論社)
『いきいき物理マンガで実験』(奥村 弘二 マンガ・著 日本評論社)の姉妹編。
マンガであることをフルに活かした本だ。
わたしのような物理苦手の大人にもアリガタイ!!
【その15】 【お薦め本】『邪馬台国は「朱の王国」だった』(文春新書 蒲池明弘著)
私に『「丹生」を追う』を再燃させてくれた本だ。
来年はこの本を持ってどこに出かけようかな o(^o^)o ワクワク
▼このようにして【お薦め本】を書き続けてきて、最近うれしいことが起こっている。
それは著者ご本人、またはその出版社からメール等の連絡をもらうことが増えてきていることだ。
Twitterでリツイートして拡散してくださる場合もある。
さらにうれしいのは、著者ご本人にお会いする機会が出てきたことだ。
来年はどんな本に出会えるかな。
楽しみである。 o(^o^)o ワクワク
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