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『「丹生」を追う』のこれまで(4) #丹生 #朱 #辰砂 #水銀 #Hg

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▼ネットの時代、SNSの時代になっても私の『「丹生」を追う』はつづいた!!
 ネットを活用することによって入手できる情報も広範囲に及んだ。
 また同時に、ふだんの生活では考えられないよう専門家たちとの交流もはじまった。
 とても有用な情報が次々と集まりはじめた。それは感動ですらあった。

 たとえば、非常に興味深い地図をネットで知り合った地元のKUMAさん紹介してもらったことがある。

◆産総研 「地球化学図 Hg」

である。
 ここに、先の『丹生の研究』の「丹生の分布ならびに参考地点」の地図を重ね合わせるとみごとに重なるのである。アタリマエのことであるが、感動であつた!!
丹生(硫化水銀)=朱の産地は、水銀の産地でもあるのである。
中央構造線との重なりもみごとである。そうだ活断層と水銀の産地のつながりこれもまた興味深い事実であったのだ。
▼2011年になってやっと自由に動ける時間が出来た。
 『「丹生」を追う』を再開できると思うと、ワクワク気分だった。
 まずは最初のターゲットは 奈良・「東大寺の大仏」だった。

 あの巨大な大仏を目の前に見ながら、 例の『古代の朱』(松田壽男著 ちくま学芸文庫)の次の一文を思い出していた。

水銀五に対して錬金一の割合でアマルガムをつくり、これを仏体の表面に塗る。そのあとで炭火で水銀を蒸発させてしまうと、純金が銅の肌にくいこむように、しっかりと附着する。なんとすばらしい化学の応用ではないか。これをアマルガム鍍金とよぶ。(上記書P35)

 どれほどの水銀が必要だったのだろう。
 その水銀はどこから!?
 水銀公害は!?

▼「東大寺の大仏と水銀」!!
 このテーマをより興味深いものにしてくれる情報を手に入れた!!
 それは、Twitterで知り合った作家・寮美千子さんの論文だった。

◆「東大寺修二会「お水取り」の起源に関する仮説」(寮美千子)

 実に興味深い仮説である。みごとな謎解きである!!

▼どうしても「東大寺修二会「お水取り」に行ってみたくなった。
 ついに2012年の春、実際に行ってみた。

●ついに東大寺二月堂修二会(「お水取り」)に行った!!

●ついに東大寺二月堂修二会(「お水取り」)に行った!!(2) 

 1261年のあいだ一度も休むことなく続けられているこの「不退の作法」に魅了されてしまった。
 「韃靼」の響きが長く長く耳に残った。

 これが以降、「お水取り」に通うはじまりとなった!!

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(つづく)

 蓮根の植え替えから38週目の大賀ハス観察池。
 厚い雲が冷え込みを緩和してくれたのか、氷は張っていなかった。

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