「自然結実」ヒガンバナ群生地は今!!(2018/11/06) #ヒガンバナ
▼成果はわずか一本だけの「自然結実」した花茎だった!!
昨日(2018/11/06)、今年4度目目の「自然結実」ヒガンバナ群生地めぐりをした。
コースは前回までと同じく 「安富」 →「夢前」 → 「福崎」 の順番である。
正直に言うと、けっこう成果に期待していた。
特に「安富」のその地には期待していた。
2013年に、この地ではじめて群生地を発見したのは、2013.11.13である。それから考えると一週間早かった。きっといくつかの「自然結実」した花茎をみつけることができるものと期待していた。
結果は0!!
そんなことはないだろうと、何度も何度も畦を行ったり来たりを繰り返すがまったく見当たらない!!
▼少し開花が遅れていた「夢前」に期待だった。
萎れ絡まった花茎が緑濃くなっていく葉の上にかぶさっていた。
ていねいに花茎の先を観察してまわるが、それらしいものは発見できない。
けっきょく「夢前」の地からは今年、「自然結実」した花茎を一本も手に入れなかったことになる。
葉のかげに隠れてあの憎っくき ヨトウだけが…。
▼最後ののぞみをかけて「福崎」に向った。
遅かった稲刈りもすんでいた。これでじっくりと観察できる。
期待はふくらんだ!!
ところが、ここでも期待に反して みつからない!!
「遅れん坊」ヒガンバナが、少しなぐさめてくれた。
もうあきらめかけたそのとき、今なお緑を残す花茎が倒れかけていた!!
私にはその花茎が光り輝いて見えた!!
1と0ではちがう!!
それは決定的にちがう!!
その後も、例年の群生地をさがすがみつからなかった。
▼一本しかみつからなかったのに今年の私はなぜかゆとりがあった。
なんと言っても、今年の最大の成果は
私以外の人が「自然結実」ヒガンバナ群生地を発見してくれたことだ!!
うれしいことに、現物を「生」でも見せてもらった!!
やっぱり
「自然結実」ヒガンバナは想像する以上に高頻度に存在する!!
という私の作業仮説は、また一歩「事実」に近づいたのだ。
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