「自然結実」ヒガンバナ群生地は今!!(2018/10/20) #ヒガンバナ
▼昨日(2018/10/20)、今年3度目の「自然結実」ヒガンバナ群生地めぐりに出かけた。
前回(2018/10/09)から11日が過ぎていた。この間には、人にヒガンバナの「種子」探しを呼びかけたり、他の人がみつけた「自然結実」ヒガンバナを実際に見せてもらったりしていたから、以前にも増して昨日の群生地めぐりは出かけてる前からワクワクドキドキ気分だった!! o(^o^)o ワクワク
コースはこれまでと同じく「安富」→「夢前」→「福崎」の順番でめぐった。
「安富」は前回に増して、花茎の枯れは進んでいた。
このことは「自然結実」花茎を探すこちらにとっては好都合だった。ほとんどの花茎が枯れ倒れるなか、「自然結実」した花茎は、緑を残し実(種子)に水と栄養を送り続けているのだった!!
なんと理にかなった「科学」だ!!
やっぱりあった!! アタリマエのように!!
花びらが萎れ濡れ髪の如くまとわりつくなか、そいつは「宝石」のように輝いていた!!
前にくらべずいぶん熟してきているようだった。
畦を一方向からだけ見るのでなく、逆方向からも見て回った。
何度見ても、やっぱり見落としがあった!!
▼気をよくしながら「夢前」に向った。
「夢前」はやっぱり遅れていた。まだ立ったままの花茎も多かった。
近くの田の稲刈りもまだだった。
「明日稲刈りの予定で…」と言いながら、田の隅を手刈りするお父さんと話をした。
その地の歴史は?
その田の水がどこからやってくるのか?
「自然結実」ヒガンバナを見たことは?
いろいろ教えてもらった。
しかし、残念ながら現段階では、「自然結実」をひとつとして確認できなかった。
▼最後は、いつものように「福崎」だった。
「福崎」もその田の稲刈りはまだだった。しかし、溝をはさんで反対側の畦はきれいに草刈りがしてあった。
もちろんビガンバナを含めてである。(/_;)
気をとりなおして、畦の観察をはじめるといきなりとんでもないものをみつけた!!
一本の花茎の先に2つも「自然結実」していた\(^O^)/
溝に倒れ込んだ花茎の先にも
まわりの花茎がすべて倒れたなかで佇立する花茎の先にも
「自然結実」した子房部は、「安富」にくらべる若い感じがした。
ここにも、あの憎き「ヨトウ」がいた!!
花茎の先をめざしてよじ登っていた。
稲刈りがすんでからもう一度観察にきたいものだ。
▼持ち帰った「自然結実」花茎を「水栽培」して完熟するのを待つことにした。
ペットボトルでは本数が多くて間に合わない。
例年のように「のりの瓶」を使うことにした。
【安富】
「自然結実」花茎 16本
「自然結実」しそこない花茎 2本
「自然結実」抜けがら 花茎 1本
【福崎】
「自然結実」花茎 18本 (うち2本は 2連球!! )
「自然結実」しそこない花茎 2本
「自然結実」抜けがら 花茎 1本
はたしここからいくらの完熟「種子」を手に入れることができるだろう!?
大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから30週目、1本だけ立った枯れ葉が秋風にゆれていた!!
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