実生ヒガンバナは今!!(2018/10/11) #ヒガンバナ
▼やはり私のヒガンバナ研究の本命はこちらにあった!!
不稔性であるはずの日本のヒガンバナの「種子」をみつけて、「種子」から育てる実生実験に挑戦する!!
5年前の私にとっては夢物語であった。
ところがこの5年のあいだの「偶然」のできごとが、夢物語を現実のものとしてくれた。
とりわけ
相次いでの「自然結実」ヒガンバナ群生地の発見!!
コヒガンバナ実生実験の成功!!
このふたつが私の研究を加速してくれた。
▼2014年に手に入れた完熟「種子」は30個あった。
翌年(2015年)の春、30個の「種子」を使って実生実験に挑戦した。
「発芽」「発根」に成功したのは3個のみだった。
発芽率は 3/30=10.0%
発芽したものは、植木鉢に植え替えた。その年の秋には、その3つから葉が出てきた。(「出葉」)
今年の秋も、ひとつの鉢から「出葉」していた。
なんと今年の葉は2枚だ!!
▼完熟「種子」を手に入れたこれまでの最高は2016年の73個である。
翌年(2017年)の春、3個は他所で挑戦してもらうことにして、70個の「種子」を使って実生実験に挑戦してみた。
そのうち「発芽」「発根」成功したのは3個だけだった。
2017年の秋、「出葉」を見たのはひとつだけだった。
昨日(2018/10/11)も3つの植木鉢を木陰からひっぱりだしてきて観察すると、ひとつだけ一枚のヒガンバナの葉をのばしていた!!
▼ここから花茎がするすると伸びてきてあのみごとな花を咲かせるのは何年後だろう!?
ほんとうにそのときは訪れるのだろうか!?
「種子」の方法、実生実験で「発芽」「発根」させる床、育てる土、等々。
どれがベストなのか不明のままだ!!
シロウトの無手勝流試行錯誤がつづく!!
でもいつの日か…の夢追いかけて!!
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