【理科の部屋】とSNSの歴史(3) #ヒガンバナ
▼庭の定点観測地Dの周辺の草むしりをした。
頭巾をかぶった「こびと」のような「花芽」が次々と顔をだしていた。
まるでおとぎの国にでも迷い込んだようだ。
「こびと」の数は20を越えるようになっていた。先頭を行く「花芽」は花茎をスルスルとのばし、開花に向けての準備を着々とすすめていた。
他の定点観測地はどうだろう?
A地点は、まったくその様子はなかった。
B地点では、シロバナヒガンバナの「花芽」がたったひとつ顔を出そうとしていた。
E地点では、2つの「花芽」が今まさに…
そう言えば、2010年に定点観測地のヒガンバナを中心にして、それまでのヒガンバナの「ふしぎ!?」物語をまとめたことがあった。
◆ 『人の暮らしに密着するヒガンバナ』
(会報「自然保護」2011年3・4月号/発行:日本自然保護協会)
▼ここでもTwitterの有効性を力説していた。
ハッシュタグ「#higanbana」(当時はこればかり、後に「#ヒガンバナ」「#彼岸花」になった)をつけてつぶやけば、いくつものヒガンバナ情報とツナガッタ!!
「開花情報」「全国のヒガンバナスポット」「里名」「自然結実」…等々、およそヒガンバナに関する情報が集まってきた。まさに
情報は発信するところに集まる!!
▼集まってくるのは、ヒガンバナ情報だけではなかった。
Twitterであらたな人との出会いがあり、あらたなヒューマンネットワークが構築されていくようでなんとも愉しかった。
私はやがて妙な造語を使うようになった!!
「Twitter的」 !!
Twitter的=
「リンク」
「シェア」
「フラット」
「等身大」
「リアルタイム」
「アクティブ」
・「リンク」(リンクすることで情報はツナガリあらたな意味を持ちはじめる!!)
・「シェア」(日本語の「おすそ分け」の方が私のイメージに近い!!)
・「フラット」(フラットな関係性こそ、創造の源!!)
・「等身大」(等身大情報にこそ価値がある!!)
・「リアルタイム」(情報は鮮度こそが勝負!!ただし拙速はダメ、ゆっくり 急ごう!!)
・「アクティブ」(アクティブにはたらきかけを起こすことですべてがはじまる!!)
▼いつしかTwitter的はツールTwitterだけを意味しなくなった。
少し大げさに言えば
Twitter的は、私の「哲学」であり「思想」デアル!!
Twitterをはじめてから今日まで、100日ごとにTwitter的の現在地を検証するため
「Twitterはじめて○○日目に思うこと」を「記録」していた。
(つづく)
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