今年の猛暑はヒガンバナの開花にどのように影響するのか?(1) #ヒガンバナ
▼9月に入ると、ヒガンバナのことが気になってしかたない。
例年のこととは言え、やっぱりまだ未解決な「ふしぎ!?」がいっぱいあった。
昨日(2018/09/03)の朝、例年「花芽」の初見をするその場所に行ってみた。
川沿いの浮き株にその気配はなかった。
入念に「花芽」初見に挑戦してみるが、まだのようだ!!
▼初見はいつだろう?
ちなみに昨年は、9/9だった!!
それより早いだろうか?
遅いだろうか?
そもそもそれを決定している因子は何か?
私は長年の観察から、2つを考えていた。
(1) 気温(地温)
(2) 水(水分、雨)
▼晩秋から春先まで光をたっぷり独り占めして、貯め込んだ「栄養」を使って、スルスルと花茎をのばしてくる時期が近づいていた。そんななか
今年ならではの「ふしぎ!?」が生まれていた。
●今年の猛暑はヒガンバナの開花にどのように影響するのか?
これに関してたいへん興味深い研究が報告されていた。
◆「夏期の気温上昇がヒガンバナの開花に及ぼす影響」(重藤大地 中島敦司 山本将功)
読めば読むほどに面白い!!
まずはこのような研究報告を我々シロウトにも公開していてくださることに感謝したい。
▼いくつかの興味深い結論が報告されていた。
「ヒガンバナは夏期に高温条件下におかれると、秋期に高温条件下でも開花可能となると考えられた。」
と言うことは…!?
(つづく)
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