ヒガンバナの「種子」をさがそう!!(2) #ヒガンバナ
▼今年最高の景と思っていたヒガンバナも秋雨に濡れ、あわれな姿となっていた。
花が咲いた後、子房部がふくらみ実ができる。
その実のなかに「種子」ができる!!
私はそれほど不可思議なことを言っているだろうか!?
このアタリマエ!!
▼「日本のヒガンバナは3倍体だから…」だけでは、腹の底からは納得できなかった。
「でも、あんなにたくさんみごとに咲くのだから…」という思いはくすぶり続けていた。
そのうち、ネット上でヒガンバナの「種子」を見せてくれるふたりの先達とも出会った。
益々、私は自分のこの目でヒガンバナの「種子」を見ることを念じるようになっていた!!
そして、ついにその日(2013/11/13)はやってきた!!
私は、「自然結実」ヒガンバナ群落を安富の地で発見したのだ!!
▼これがまたまた不思議なもんだ。
ひとたび「自然結実」ヒガンバナ群落を発見すると、翌年2014年は夢前で、さらに翌々年2015年には福崎で群生地をみつけた。その3つの群生地を中心に、連続5年間もヒガンバナの「種子」を手に入れることになった。
【2013年】10個以上正確には不明 「安富」群落発見で喜んでしまい散逸
【2014年】30個 「夢前」群落発見、「安富」群落なし
【2015年】69個 「福崎」群落発見、「福崎」63個が目立つ
【2016年】73個 再び「安富」33個が目立つ
【2017年】31個 「福崎」20個が目立つ
▼もはや、これは「偶然」などではあり得ない!!
私が目にしたまちがいのない「事実」である!!
群生地発見から6年目、今年の私のミッションは決めていた。
私の目にした「事実」を「科学」にすることだ!!
私だけにこんな「偶然」が連続して訪れるわけがない。
私に「神の手」「神の目」があるはずもない。
ナラバ
誰もがこの「事実」を目にすることができるはずだ。
これまでにも単発的に発見の報告を聞いていたが、その後がつづかなかった。
伝えたつもりになっていただけで、伝わっていなかったのだろうか!?
今年の最大のミッションの再確認だ!!
ひとりでも多くの人がヒガンバナの「種子」をみつけること!!
(つづく)
| 固定リンク
コメント