2018年9月(長月)の俳句「歳時記」!!
▼水不足になった大賀ハスの葉は周辺から枯れ始めていた。
やっとの秋雨は間に合わなかったようだ。
そんな葉もまた美しい!!
「水栽培池」の大賀ハスは完全に枯れてしまっていた。
これまた美しい!! と思えた。
大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから23週目であった。
来年の植え替えまで半年以上ある。
その間に私はどれほどの「美しい」ものに出会えるだろう!?
▼9月(長月)も俳句「歳時記」を続ける。引用させてもらうのは
である。ここより巻頭名句11句を引用させてもらう。
(1) 月さして一間の家でありにけり 村上鬼城
(2) ひざまづく八千草に露あたらしく 坂本宮尾
(3) 岐れてもまた岐れても花野みち 富安風生
(4) 見えさうな金木犀の香なりけり 津川絵理子
(5) 竹を伐る無数の竹にとりまかれ 鈴木六林男
(6) 蟷螂のをりをり人に似たりけり 相生垣瓜人
(7) 西国の畦曼珠沙華曼珠沙華 森 澄雄
(8) ぬくもりのたゝむ手にあり秋袷 武原はん
(9) 鈴虫のいつか遠のく眠りかな 阿部みどり女
(10) 月の雨こらへ切れずに大降りに 高浜虚子
(11) 生涯にかかる良夜の幾度か 福田蓼汀
▼シロウトの我流選句を今月もつづける。
【私の選んだ名句ベスト3】
(7) 西国の畦曼珠沙華曼珠沙華 森 澄雄
(4) 見えさうな金木犀の香なりけり 津川絵理子
(9) 鈴虫のいつか遠のく眠りかな 阿部みどり女
【次点】
(6) 蟷螂のをりをり人に似たりけり 相生垣瓜人
今年もまた「曼珠沙華」「金木犀」の季節がやって来たのである。
今年はそこへ玄関の「鈴虫」も加わった!!
▼「定番」の景を楽しむだけでなく、遅れん坊や走りも愉しみたいものだ!!
「美しい」景に出会うためには、単に動くだけでなく
五感のレセプター全開にして…
「こだわり」捨てて…
客観写生!!
さあ… o(^o^)o ワクワク
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