« 2018年7月 | トップページ | 2018年9月 »

38号コウガイビルはエサなしで2ヶ月+2日生きのびた!! #コウガイビル

_dsc2820
▼今日で8月が終わる!!
 どんな8月だったのか?ふり返ってみると
 「猛暑!!」
 の一言につきる。今、アメダスの記録をみると、昨日もまだ最高気温は33.8℃まであがったようである。
 この猛暑の中、冷蔵庫(農業用 10℃前後)のなかであいつはどう生きたのだろうか?
 いや生きてくれているのだろうか?
▼おそるおそる冷蔵庫からナイロン袋を取り出した。
 確かにその姿はあった!!
 あたたかいところに出たあいつは活発に動きはじめた!!

 生きている!!

 あいつが冷蔵庫に入ったのは、2ヶ月と2日前である。
 それ以来、水はいっしょに少量入れてはいるが、それ以外のエサはいっさい与えていない。
▼コウガイビルの最大の敵=「高温」を冷蔵庫で逃れたというものの、動物最大の課題「食べる」はどうしているんだろう!?
 動物の「ふしぎ!?」は、たいてい「食べる」を追究すれば謎解きができた。
 できると信じていた!!

 ではコウガイビルはどうしているのか!?
 「自分を食べる」とは!?
 「自分の体を更新し続ける」とは!?

▼そして、最も究極の「ふしぎ!?」

 生きているとは!?
 「生命」とは!?
 
あの38号コウガイビルが問いかけてくる!!

_dsc2807

_dsc2805

_dsc2836

_dsc2844

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「金平糖博物館」は最高に面白かった!!(2)

Dscn6968
▼中学校一年生のS君の参加は、この後の話のなかでもこの会を大いに盛り上げてくれた。
 「金平糖づくり」の挑戦だけではなかった。
 中田先生の本も手に入れて読んでくれていた。さらには銀座 緑壽庵清水にもでかけ、金平糖に関する情報を手に入れていた。
 それはもはや、「自由研究」の域をはるかに越えていた。
▼中田先生は、お菓子の「金平糖」の話にとどまらず、自然界の「コンペイトウ」へと発展していった。
 尿石などの話はとても面白かった。
 鍵をにぎるが「傾き30°」!! などの話は、まるで寅彦の随筆を読んでいるような気分となった。
Dscn6884

Dscn6887
▼展示だなのものひとつひとつの説明は、どの話ももっともっと聞いてみたい話ばかりだ。
・金の金平糖
・昔の「金平糖」のチラシ
・巨大な陶器の金平糖
・昔の絵に登場する金平糖
・金平糖or金米糖!?
・和三盆の金平糖
・金平糖携帯容器「振り出し」
・金平糖を守る会グッズ
・魚の「コンペイトウ」ポスター
・宮澤賢治とコンペイトウ(「ツェねずみ」に金平糖登場)
・桂枝糖
・世界の金平糖
・明治村の金平糖(モースの紹介した金平糖)
等々
 話は尽きない。

 金平糖に関係するすべての情報は中田友一先生のところに集まっていた!!
 「金平糖博物館」こそは、日本で最高の金平糖情報集積基地である!!

 それは、中田先生の先駆的な情報発信があったからであろう。
 まさに

 「情報は、発信するところに集まる!!」

 なのである。

▼たくさんの成果のあった会であったが、特にふたつある。
 ひとつは
「金平糖博物館」を存分に愉しめたこと!!
 もうひとつは
金平糖研究の第一人者・中田友一先生とS君の出会いの場になったこと!!
(極端に言えば、これだけでもやった甲斐があるというものである(^^)V)

 ほんうに面白かった。!!
 金平糖の「ふしぎ!?」はまだまだ続く!!

Dscn6890

Dscn6894

Dscn6895

Dscn6898

Dscn6901

Dscn6903

Dscn6910

Dscn6920

Dscn6922

Dscn6924

Dscn6933

Dscn6941

Dscn6949

Dscn6953

Dscn6965

Dscn6975

Dscn6979

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「金平糖博物館」は最高に面白かった!!(1)

Dscn6797

Dscn6834

▼その日、「金平糖博物館」のある「愛知菓子会館」についたのは予定より少し早めだった。
 「金平糖博物館」の2階のその部屋へ案内してもらった。
 すでに資料等も準備してもらっていた。アリガタイ!! <(_ _)>
 あの『おーい、コンペートー』もあった!!

Dscn6818

Dscn6806

▼陳列棚のいろんな展示品を見ながら、いろいろ想像しながら参加者を待った。
 そして、ついにこの「金平糖博物館」をつくられた中田友一先生と出会うことができた。
 まず「金平糖博物館」をつくられた経緯が語られた。
 たいへん興味深く聞かせてもらった。
▼先生は、今回博物館の展示物だけでなく、いくつかの金平糖関係の「お宝」を持ってきてくださり、見せてもらった。それもとてもうれしかった。
 話はいよいよ「金平糖」づくりの話へと展開していった。
 図も書いていただきながら、くわしく話してくださった。

Dscn6845

Dscn6867

Dscn6871

▼そのときだ!!
 わざわざ東京からひとりで参加してくれた中学一年生のS君がとんでないことを言い出した!!

 「家でつくってみました。!!」
 「コレです!!」

 (゜o゜)ゲッ!!その言葉に一同唖然!!
 東京から参加してくれただけで感動していたのに、実際に金平糖づくりに挑戦していたとは…。
 
(つづく)

Dscn6873

Dscn6875

Dscn7000

| | コメント (0) | トラックバック (0)

金平糖の不思議はどこまで!?(続) #金平糖

Dscn8640

Dscn8649

いよいよ その日が 来た!!
 遠足の前の日のようにワクワク気分でなかなか寝つけなかった。
▼中田先生の「金平糖の不思議研究」のお話とはどんなものだろうか?
 「金平糖の統計学的研究」とは?
 あの角生成の「ふしぎ!?」の謎解きが私にもわかるだろうか?

◆京都 金平糖 『緑壽庵清水』

の店頭で見た製造道具のことを思い出していた。

 そして、「ゴーロ・ゴーロ・タッチンの法則」を勝手にイメージするのだった。

▼はじめておじゃまする「金平糖博物館」とはどんなものなのだろうか?
 日本でたったひとつの「金平糖」専門の博物館!!
 その博物館をつくられた張本人である中田先生の解説で見学させてもらう!!

 なんと ゼイタクな!!

▼どんな「金平糖」と出会うことができるだろう?
 同じ「ふしぎ!?」を追いかける人と出会えるのも楽しみである。
 
 あらたな「ふしぎ!?」が生まれるだろうか?

 さあ、でかけてみよう!! o(^o^)o ワクワク

Dscn6773

Dscn6787


 


| | コメント (0) | トラックバック (0)

【Web更新8/26】18-34 オンライン「寅の日」 等更新!!

_dsc2685


風過ぐも猛々しきや葛の花 18/08/25撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】18-34週末定例更新のお知らせ
  私は昔からこの季節が苦手である。
 「今年の夏も、あの宿題がまだ…!!」と反省してまい …\(__ ) ハンセィ
 ついメランコリーな気分になるのである。
 しかし、もうそれはやめよう!!
 数少なくても 「できたこと」を数えあげて喜ぼう!!あと数日…

◆表紙画像集2018 更新 葛の花
 台風20号はなんと直撃コースをとった。
 過ぎ去った後、線路沿いの土手を見ると、そんなことうそのように葛の花は元気だった。
 むしろ、益々猛々しくすら見えた!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 昨日、ついにオンライン「寅の日」は200回に到達した!!
 明日は、200回達成記念オフだ。
 楽しみである。o(^o^)o ワクワク
  
◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 「これはサイエンスコミュニケーターとしての「仕事」か!?」
 と問うよりも、私が愉しくやれるから
 「きっと、これはサイエンスコミュニケーターとしての「仕事」なんだ!!」
 と 手前勝手にきめつけていこうと思う!!
 
 その方が面白そうだ!!
 さあ、今週はどんな「仕事」できるかな。

 これが、8月最後のWeb更新となる。
  
 
  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【祝】本日(2018/08/26)、第200回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

Dscn4042

_dsc0982

▼小山慶太氏は『寺田 寅彦 漱石、レイリー卿と和魂洋才の物理学』(小山 慶太著 中公新書 2012.1.25)のなかに次のようなことを書いていた。
 

 一九二八年(昭和3年)の春ころから、高嶺(高嶺俊夫 物理学者)と寅彦は毎週一度のペースで、二人だけの昼食会を催すことになる。
高嶺はこの日を「寅の日」、一方の寅彦は「高嶺デー」と呼んでいた。(中略)学問の話もしたが、それ以外に気楽なテーマもよく話題にのぼったという。“高等遊民”を彷彿させる二人の姿が浮かんでくる。(同書 P15より)

 コレダ!!
 と思った。実際に週一の「昼食会」などは現実的ではない。
 しかし、ネットワークのオンラインならそれが可能である!!
 幸いなことに寅彦の随筆は、今なら青空文庫でいつでも読める!!
 
 時空を超えて、「寅の日」の復活である!!
 それがオンライン「寅の日」!!
 
▼その取り組みは2012年4月にはじめた。干支の「寅」の日にちなんで12日一度巡ってくるようにした。
 そして、
 本日(2018/08/26)、ついにその第200回目を迎えたのである。\(^O^)/
 ( ^_^)/□☆□\(^_^ )

 この記念すべき回に読むのは、この4月にも読んだ「金米糖」(『備忘録』より) である。
 寅彦をしてもっとも寅彦らしい随筆のひとつである。

◆本日(2018/08/26)、第200回オンライン「寅の日」!! 

●「金米糖」(『備忘録』より)

▼「金平糖ばっかり病」の発端となった随筆だった。

 中に心核があってその周囲に砂糖が凝固してだんだんに生長する事にはたいした不思議はない。しかしなぜあのように角(つの)を出して生長するかが問題である。
物理学では、すべての方向が均等な可能性をもっていると考えられる場合には、対称(シンメトリー)の考えからすべての方面に同一の数量を付与するを常とする。現在の場合に金米糖が生長する際、特にどの方向に多く生長しなければならぬという理由が考えられない、それゆえに金米糖は完全な球状に生長すべきであると結論したとする。しかるに金米糖のほうでは、そういう論理などには頓着(とんちゃく)なく、にょきにょきと角を出して生長するのである。
 おもしろい事には金米糖の角の数がほぼ一定している、その数を決定する因子が何であるか、これは一つのきわめて興味ある問題である。

ナルホド (゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
すべてがわかるわけではないが、なんとなく納得しながら読み進めていると、もうそこは寅彦の世界だった!!
あのコトバが聞こえてくる気がする。

「ねえ君、不思議だと思いませんか?」

▼寅彦の「科学」への誘いは挑発的ですらあった。

 そういう意味から、金米糖の生成に関する物理学的研究は、その根本において、将来物理学全般にわたっての基礎問題として重要なるべきあるものに必然に本質的に連関して来るものと言ってもよい。
しかし今までのところまだだれもこの現象の成因について説明を試みた人はない。しかるにこの現象はその根本の性質上おのずから金米糖の生成とある点まで共通な因子をもっている。そしておそらく将来ある「一つの石によって落とさるべき二つの鳥」である。

と寅彦が書いて91年の歳月が流れた。
 謎解きはどこまで進んだのだろう?
 明後日、それを聞きに行く!! 楽しみであるo(^o^)o ワクワク

 大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから22週目だった。
 たったひとつの果托は、やっぱり台風20号の直撃を受けて吹っ飛んでしまった。

_dsc2606


| | コメント (0) | トラックバック (0)

金平糖の不思議はどこまで!? #金平糖

Dscn6751
中田友一先生にお会いして、お話を聞くまでに少しばかり「金平糖の不思議」について整理をしておきたい。
 何を知り、
 何を不思議に思っているのか?
 その謎解きのために何をなしてきたのか?
 しばし、ふり返ってみよう。

 しばし、「金平糖ばっかり病」を楽しんでみよう!!

▼「金平糖ばっかり病」のはじめに私がしたことは、金平糖を手に入れたことだ。
 ネットで購入した。
 そのときまったくの驚きの偶然がおきた。
 製造会社の名前である。 
 
 「春日井製菓」!!

 入手した1Kg入り袋には製造者「春日井製菓株式会社」と書かれていた。
 それは、その後に読んだ『おーい、コンペートー』のなかで、中田先生が工場見学に出かけられ場所と同じなのである。そこで先生は「ゴーロ・ゴーロ・タッチン」を目撃されたのだ。
 と言うことは、春日井製菓は今も金平糖をつくりつづけているということだ!!
 目の前の金平糖は、そうして作られたのだ!!
 いや、それから30年近くの歳月が経っている。ひょっとしたら「ゴーロ・ゴーロ・タッチン」も進化しているかも知れない。先生にお会いしたら、聞いてみよう。

Dscn7889

▼次に私の起こした行動は、京都の「金平糖」専門店に行くことだった。

◆京都 金平糖 『緑壽庵清水』

 金平糖の歴史や製造過程(動画で見ることができる)を知ることのできるすばらしいページだ。
 各種金平糖をたくさん手に入れてた。
 金平糖がかなり高級な菓子であることも知った。
 味も少しちがうのかと感じた。私の金平糖のイメージが若干かわった。
▼「情報は発信するところに集まる」
 これはやっぱりほんとうだと思った。
 ある研究会で、今、「金平糖ばっかり病」を発症していると報告した。
 そしたら、ふたつの貴重な「金平糖」情報を教えてもらった。

◆映画『本能寺ホテル』
 さっそくレンタルビデオで観てみた。
 驚いた!!映画は金平糖「緑壽庵清水」からはじまる!!
 金平糖は綾瀬はるかが「本能寺」にタイムスリップする鍵グッズに!!
 織田信長と「金平糖」!! まったくのデタラメでないその歴史、縁!! 
 面白い!!
 原作者は織田信長と「金平糖」の歴史を知っていたのだろうか?
 ぜひ直接聞いてみたいものだ。

もうひとつの情報は

◆コンペイトウミュージアム(大阪・八尾)
 なんと金平糖づくりの体験もさせてくれるという!!
 友人は訪問したそうだが、私はまだだ。

(つづく)
Dscn8627


   

| | コメント (2) | トラックバック (0)

【お薦め本】『かがく教育研究所 研究紀要(創刊号)』(かがく教育研究所発行 2018.7.30)

Hyoshi1

▼待望の研究紀要(創刊号)が完成した!!

◆【お薦め本】『かがく教育研究所 研究紀要(創刊号)』(かがく教育研究所発行 2018.7.30)

とても充実した内容になっている。
▼いつもの【お薦め本】の要領でお薦めポイント3つあげてみると次のようになる。

(1) ファラデーラボ・かがく教育研究所の7年の歩みがわかる!!

(2) 多様なる「私の科学」に出会える!!

(3) ファラデーラボに参加してみたくなる!!

▼「蛇足」にならない程度に少しだけ補足してみる。
(1) ファラデーラボ・かがく教育研究所の7年の歩みがわかる!!
 かがく教育研究所代表の森本雄一さんの巻頭言「かがく教育研究所とファラデーラボの7年」は圧巻である。
 自らの物理教師としての半生記を熱く語ることからはじめられている。
 そして、「かがく教育研究所」(ファラデーラボ)の必然性、それにかける熱い思いがくわしく語られている。
 それは「思い」だけでない。
 7年の歩みの「事実」がある!! 
 巻末の「ファラデーラボイベント一覧表」は大いなる説得力を持つ!!
 「これから」に向けての提言もたいへん興味深い!!
 これを読むためにだけでも手に入れる価値はある。

(2) 多様なる「私の科学」に出会える!!
 ファラデーラボの「かがく」カフェに参加させてもらっていて、とても面白いなと思うことがある。
 それは、第一部で講演、レクチャーをしてくださる講師は必ずしも教育関係者とはかぎらず多様である。
  その道のプロたちの話は実に面白い!!
  なにより感動するのは、そこにはその人の「私の科学」が存在することだ!!
  あらたな「私の科学」に出会える。それは実に楽しいことだ!!

  紀要には盛りだくさんの多様なる「私の科学」が書かれていた。

(3) ファラデーラボに参加してみたくなる!!
 ここがいちばんのお薦めポイントだ。
 紀要記載された報告は実に多種多様だ。それが面白い!!
 最近のファラデーラボの「かがく」カフェ第二部も大いに盛り上がる。
 ワイワイガヤガヤ意見感想が飛び出す。まさに「科学」を共に愉しんでいるのである。
 私はそれを勝手に「共愉の科学」と呼んでいる。
 
 ファラデーラボには「共愉の科学」がある!!
 
 この紀要を読めば、きっと「次は私も書いてみよう!!」
 「一度、ファラデーラボに参加してみよう!!」 トナルハズ !!
 
▼本屋さんで売っている本ではないのでちょっと煩わしいかも知れないが、

 それも「歩み」に一緒に参加する第一歩と思えば…(^^)V
 
********************************************************
郵送希望の方は、1000円(郵送料込み)
        ※振り込み料はご負担ください
 住所・氏名・電話番号・所属などを記入し、
 faradaylabあnifty.com かがく教育研究所まで
 メールでお申し込みください。
  ("あ" は @ に変えてください)

*********************************************************


Mokuji

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「ばっかり病」>「あれもこれも病」のなかで…!! #クモ学 #金平糖

_dsc2429
▼サツマノミダマシの様子がいつものようではなかった!!
  それは少し遠方からみてもわかった。なんとも「ふしぎ!?」なかっこうである!?
  近づきカメラを向け、フォーカスの位置を変えているうちに気づいた。

 脱皮だ!!

 サツマノミダマシが古い服を脱ぎ捨てるように、「脱皮」をしているのだ。
 節足動物である貴奴等にとってはアタリマエ!!

_dsc2437

_dsc2442

 ところでサツマノミとは図鑑によれば「ハゼの実」のことだという。
 近くの「ハゼの実」を見ているとこの絶妙のネーミングに感服する!!

_dsc2397

_dsc2408

▼「クモ学」だって「ふしぎ!?」を追っていけば、もっともっと面白いこといっぱいあるのだろうと思う。
 そう同時並行して追っかけている「ふしぎ!?」がいっぱいあった。
 「あれもこれも」の一端を思いつくままにあげてみると
・クモ学の「ふしぎ!?」
・コウガイビルの「ふしぎ!?」
・ヒガンバナの「ふしぎ!?」
・「マッチ一本の化学の元!!」

等などだ。
 そんななかに
・「金平糖」の「ふしぎ!?」
があった。
▼「あれもこれも」面白そうなこといっぱいだが、今はやっぱり
・「金平糖」の「ふしぎ!?」
だ。

 今は、あえて「金平糖ばっかり病」にはまってみようと思う!! 

 私はこれまでの長い「ふしぎ!?」を追う旅のなかであることに気づいていた。
 それは、シロウトが無手勝流に「ふしぎ!?」を追究する際の秘策でもあった。

 「ふしぎ!?」は臨界点に達したとき急激な展開を見せる!!
 臨界点に達するためには、「ばっかり病」が必須である!!

▼「金平糖ばっかり病」の手はじめにもう一度

◆【お薦め本】『おーい、コンペートー』(中田友一著 あかね書房)

を読んでみた。
 著者の中田先生の持病は「知りたい病」だ。
 不遜にも、「ばっかり病」と「知りたい病」どこか通ずるところがあると勝手に思ってしまうのだった。

 まもなく中田先生のお話が直接聞ける。楽しみだ!!  o(^o^)o ワクワク

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【Web更新8/20】18-33 オンライン「寅の日」 等更新!!

_dsc2094


朝顔や絵日記ページあとわずか 18/08/18撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】18-33
週末定例更新のお知らせ
 「定例」が少しずれている。
 少し困惑している。(^^ゞポリポリ
 私の相矛盾する2つの持病 「ばっかり病」「あれもこれも病」のためである。

 「ばっかり病」>「あれもこれも病」
 「あれもこれも病」>「ばっかり病」
 
の症状がコロコロかわるのである。自分が納得しない間に…困ったものだ。(^^ゞポリポリ

◆表紙画像集2018 更新 アサガオ
 この時期になると、家の周辺の草むらから朝顔が顔を出す。
 きっと亡き母が育てていた朝顔のタネがちらばって咲いているのだろう。
 これが目立ちはじめると夏休みも終りだ!!
 一年でいちばんmelancholyな気分になりやすい季節だ。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 もうすぐ200回だ!!
 思えば遠くへ来たもんだ!!
 「よくぞここまで…」と自画自讃したい気分だ。
 12日に一度巡ってくるのだから、かなりの頻度である。
 きっと例外を一度でもつくってしまえば、ここまでこなかっただろう。
 
 200回達成記念オフも近づいて来た!!
 200回越えても粛々と…。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 実に唐突に「現在地」検証のための5つの座標軸を思い出した。

(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。

 きっと今は(1)(2)あたりに力点を置いているのだろう。

◆「クモ学」のすすめ 更新!!
 2015年、2016年と連続して継続観察したジョロウグモを思い出す。
 観察する個体を特定しての継続観察は実に面白い!!
 産卵→卵のう→出のう→団居→「蜘蛛の子を散らす」観察→バルーニング(旅立ち)
 まで観察できるのだから…。
 今年の一匹をきめよう!!
 
 さあ、今週は持病呪縛を脱出できるだろうか!?
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ファラデーラボ『「実験!観察!体験!」展 見学』(2)

Dscn6525
▼第二部の方は、兵庫教育大学自然・生活・健康棟 物理実験室に移動して行われた。
 せっかく兵庫教育大学にお邪魔しているこの機会に、ということで、いつもに増して盛りだくさんの内容となった。
 二部にもpartⅠとpartⅡを設けていただいた。
 まずは、partⅠは

(1)兵庫教育大学の庭瀬敬右教授による実験機器の紹介

・最新の光学顕微鏡でのセミの複眼の立体観察
レーザー顕微鏡でのCD表面やマウスパッド表面の観察など

・ラマン分光法による本物のダイヤモンドを1秒で検証する方法の紹介

 明治・大正・昭和の「実験機器」のレクチャーの後だけに、最新鋭の実験機器の紹介に一同感動するばかりであった。


 最新鋭の「科学の眼」を駆使しての謎解きもやっぱり面白い!!
 実験・観察は時代を超えて楽しい!!

Dscn6508

Dscn6530

Dscn6533

Dscn6535

Dscn6541

▼partⅡの方もいつものように大いに盛り上がった!!

Dscn6586

Dscn6554

Dscn6558

Dscn6552

Dscn6567

Dscn6574

Dscn6578

Dscn6596

Dscn6594

Dscn6607

Dscn6608

Dscn6619

Dscn6624

Dscn6627

▼いつものように二部はいくらやっても時間が足りなくなる。
 「ああでもない!!こうでもない!!」
 ワイワイがやがや盛り上がる!!
 不勉強を恥じることなくいろいろ「思いつき」を発言してみる。
 それが学びを深くしていることは確かだ!!
 まるで「かがく」サロン!?
 いやこれぞ「かがく」カフェ!!
 
 「科学」はこんなところからはじまったのでは!?
 「共愉の科学」は面白い!!

▼最後にファラデーラボ・かがく教育研究所7年の歩みをまとめた「研究紀要」の紹介があった。

◆かがく教育研究所研究紀要(創刊号) 

 とてもスバラシイ研究紀要だ!!
 ぜひぜひ手に入れて読んでみてください!!
 必読デス!!

 最後になってしまいましたが、
 日曜日にもかかわらずお世話になった兵庫教育大学関係者のみなさまにお礼を申し上げます。
 ありがとうございました。 深謝

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ファラデーラボ『「実験!観察!体験!」展 見学』(1)

Dscn6434

▼昨日、ちょっとゼイタクなファラデーラボ「かがく」カフェが兵庫教育大学であった!!

◆第92回かがくカフェ

 遠方からも駆けつけてきてくださり一部、二部ともに大いに盛り上がった。
▼まず一部は兵庫教育大学教材文化資料館で行われた。

・明石南高校の大正時代の物理実験器具の展示
「実験!観察!体験!」と題して、大正時代から昭和時代の高等学校に存在した実験教具を展示し、あわせて明治以降の理科教育の歴史を概観しています。
この展示について、解説しながら、実験をします。

 
 そもそもこの展の仕掛け人である森本雄一さんの解説はわかりやすく説得力あるものだった。
 森本さんのかつての勤務校の物理準備室から「発掘」した実験器具は「お宝の山」だった。
 日本の理科教育史を雄弁に語ってくれていた!!
 生徒実験重視は、けっして今始まったのではない!!
 あわせて見せていただいた「生徒ノート」には感動だ!!
 なんと「ここまでやっていたの!!」と一同感嘆した。
 なかには、どのように使っていたのか今は不明のものもある。
 それでも、その授業を想像して楽しんだ!!

Dscn6430

Dscn6431

Dscn6436

Dscn6441

Dscn6444

Dscn6446

Dscn6448

Dscn6449

Dscn6470

Dscn6471

Dscn6473

Dscn6494

▼さらにアリガタイことに、「この実験を、簡単にできる現代版にすると…」ということで、森本さんが準備して下さった「カンタン電気盆」「簡易箔検電器」で、実験もさせてもらった!!
 
 やっぱり今も昔も 「実験!観察!体験!」は面白い!!

Dscn6462

Dscn6479

▼このたいへん興味深い 「実験!観察!体験!」展も8/31(金)までだそうだ。

 必見だ!!

◆平成30年度前期展 実験・観察・体験(兵庫教育大学教材文化資料館)
 
Dscn6504

(つづく)

 


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年9月のオンライン「寅の日」は #traday #寺田寅彦

Dscn6321

季節は空からやって来る!!

 それは日々の「雲見」からくるひとつの結論だった。
 秋が空からやってきつつあった!!
 
 その季節を「客観写生」と「科学」の交叉するところで捉える!!

 それが無謀とも思える私の夢だった。

Dscn6305

Dscn6314

▼はやくも来月のオンライン「寅の日」を考える時期が来ている。
 8/26(日)には、ついに第200回を迎える。
 200回を越えて、再々度のリセットをして考えてみようと思う。
 9月は、「私の夢」に挑戦してみる。

 【9月テーマ】 「寅彦と俳句」 
  
 9月は二回ある!!

■2018年9月オンライン「寅の日」

◆第201回オンライン「寅の日」 …9/07(金)
◆第202回オンライン「寅の日」 …9/19(水)

▼「俳句」をテーマとしたときは、いくつかの定番としてきた随筆がある。
 今回は、そのなかのふたつ「天文と俳句」 「俳句の精神」を読む。

■2018年9月オンライン「寅の日」

◆第201回オンライン「寅の日」 …9/07(金)「天文と俳句」(青空文庫より)

◆第202回オンライン「寅の日」 …9/19(水)「俳句の精神」(青空文庫より)

▼寅彦の「俳句とは?」の質問に答えて師・夏目漱石は次のように答えたと、「夏目漱石先生の追憶」(青空文庫より)に書いている。

「俳句はレトリックの煎(せん)じ詰めたものである。」
「扇のかなめのような集注点を指摘し描写して、それから放散する連想の世界を暗示するものである。」

 はたしてその本意は!?
 シロウトの私にはどこまで理解できるのだろうか?

 大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから21週目。
 たったひとつの果托はかろうじてぶらさがっていた。
 今度の台風は、これを吹き飛ばしてしまうのだろうか!?

_dsc2001


| | コメント (0) | トラックバック (0)

トウモロコシを収穫はしてみたが…(^^ゞポリポリ #トウモロコシ

_dsc1780
▼いっきょに秋めいてきた昨日の朝、東の畑に行ってみた。
 あのトウモロコシはすっかり枯れ果てていた。
 台風で倒れた後に、あわてて支柱を立てたのもむなしく無惨な姿になっていた。
 まあそれもアタリマエかも知れない。
 あの連日晴天が続くなか、一度も水やりをしなかったのだから…\(__ ) ハンセィ
 それでもカラーコーンの方はなんとかまだ緑を残していた。

 ためしにひとつの皮をはいでみた。
 やはりまばらにしか結実していなかった!!

_dsc1757

_dsc1759

_dsc1742

▼考えてみると、これが種子からトウモロコシを育てたはじめての経験かも知れない。
 授業では、茎の断面、維管束の顕微鏡観察などでさんざんトウモロコシを扱いながら…。
 そうそう、「花と実」の授業でも…
 5月のはじめに種子を蒔いて、その発芽率に驚いた。
 また、その成長の速さにさすがスバヤ型と実感もしたのに…
 最後までつきあっていなかったな!!

▼秋めいてきたとは言え、昼の日射しはきつかった。
 夕方になってやっと決心した。
 「もうこれ以上まっても、次なる展開は期待できない。収穫してしまおう。」
 (カラーコーンの方はもうしばらく待つことにして…)
皮をはぐだけでもけっこう時間のかかる作業だった。
 これは行ける!!
 と実感できるものがないだけに、よけいに…

 これが今年のトウモロコシ!! (^^ゞポリポリ 

_dsc1826

_dsc1880

▼まだ青かったものもひとつ含まれていた。
 よくみるとひとつひとつからひげがのびていた。

 こんなトウモロコシでも、一粒一粒が輝いて、妙に愛おしく見えてくるのだった!!
 来年のリベンジを誓った!!

_dsc1915

_dsc1975

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年夏・「クモ学」は今!! #クモ学

_dsc1638

2018/08/06 06:26
画像のタイムスタンプを見たら、そう記録されていた。
 これが、今年のコガネグモ最後の姿となってしまった。!!
 
 アクシデントはその日の午後に起こった。立秋の前日だ。
 例年そんなことはないのに、今年に限って、大がかりな草刈りが実地されたのだ。
 家から10mと離れてはいない土手とは言え、私有地ではないので文句は言えないが、私にとっては大切な「クモ観察園」!!
 昨日も、周辺にその姿をさがすがもうみつけることができなかった。

_dsc0873

_dsc1475

▼少し落胆しながらも、「クモ観察園」を散策してみた。
 アリガタイ!!
 たとえコガネグモがいなくなっても、その仲間の「ナガコガネグモ」「コガタコガネグモ」は元気な姿を見せてくれていた。

_dsc1508

_dsc1672

▼「ジョロウグモ」は「これからは我らの季節!!」と言わんばかりに元気に大きくなっていた。
 果敢に狩りをする姿は見ものだ。
 巧みに糸を操りネットを張る姿にも見ほれてしまう!!

_dsc1518

_dsc1545

▼初夏より姿を見せている「サツマノミダマシ」は、巨大なハグロトンボを獲物にしていた。

_dsc1576


 「クモ学」はやっぱり面白い!!
 シロウト「クモ学」はまだまだ続くのだ!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【8/28(火)in名古屋】「金平糖の不思議研究」中田友一先生 近づく!!

_dsc0982
▼我らが寺田寅彦は「金米糖」(『備忘録』青空文庫より)のなかで、金平糖の不思議を次のように語った。

 中に心核があってその周囲に砂糖が凝固してだんだんに生長する事にはたいした不思議はない。しかしなぜあのように角(つの)を出して生長するかが問題である。
 おもしろい事には金米糖の角の数がほぼ一定している、その数を決定する因子が何であるか、これは一つのきわめて興味ある問題である。

さらには、こうまで言っていた。

 そういう意味から、金米糖の生成に関する物理学的研究は、その根本において、将来物理学全般にわたっての基礎問題として重要なるべきあるものに必然に本質的に連関して来るものと言ってもよい。
しかし今までのところまだだれもこの現象の成因について説明を試みた人はない。

1927(昭和2)年、今から91年前のことである。
▼この寅彦の「金平糖の不思議」の謎解きをした研究者がいた!!
 
 中田友一先生(中京大学名誉教授)である。

 中田先生の金平糖愛は半端ではなかった。
 「金平糖の統計学的研究」の論文を発表し、金平糖ファンと一緒に「金平糖を守る会」を結成された。
 名著『おーい、コンペートー』(中田友一著 あかね書房)を著し、「金平糖博物館」までつくられていた。
 文字どおり「金平糖研究」の第一人者なのである。
オンライン「寅の日」は、2012年4月からはじめて、この8/26で200回を迎える。
 200回達成記念企画として、とんでもなくゼイタクな企画を思いついた!!
 中田先生の好意により 次の企画が実現することとなった。アリガタイ!!


**********************************************************************

オンライン「寅の日」200回達成記念企画in名古屋 

●日時 2018年8月28日(火) 14:00~16:00

●場所 『金平糖博物館』(愛知菓子会館内)

●内容 「金平糖の不思議研究」 
 『金平糖博物館』の見学と中田友一先生(中京大名誉教授)のお話!!

●参加費 無料

●参加申し込み 楠田までメールをください。

***********************************************************************

▼寅彦ファン、「金平糖」に興味ある人にとってはこれ以上ない絶好の機会です。
 私にとっては超ゼイタクな夢物語企画です\(^O^)/

 「金平糖」「寺田寅彦」に興味がある!!  
 その一点でツナガリ集いましょう。大人も子どもも大歓迎です。

 いよいよ その日が近づいてきました!!
 まだまだ申し込み受け付けています。
 

 今年の夏休みのしめは、「金平糖の不思議研究」を一緒に愉しみませんか!!
 o(^o^)o ワクワク

Dscn7983


 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

極地方式研究会に学ぶ!!(3)

_dsc1450
▼東の畑に薄黄色のワタの花が次から次と咲いていた!!
 花びらをよく見ているとピンクがかったところがある。すでに開花のすんだ花は完全にピンクだ。
 花が完全に萎んだ後には、あのワタの実が!!
 でもどうして同じ花なのに色を変えたりするのだろう!?
 どんな意味があるのだろう?

 「ねえ君、不思議だと思いませんか?」 

_dsc1456

_dsc1458

_dsc1452

_dsc1469

▼なんでもゆっくりな私は、まだまだ先日の研究会の反芻作業を繰り返していた。

◆「2018六甲山綱領」

を行ったり来たりしていた。
やっぱり最初にもどって、こうはじまっていた。

1.極地方式のめざすもの

長い教育運動の結果として、私たちは次のことを確認した。

(1) 「すべての子どもに高いレベルの科学をやさしく教える」という目的を達成するには、個人の授業努力の累加だけでなく、集団の中の相互批判により教師自身が高いレベルに到達せねばならぬ。

 ところで、「すべての子どもに高いレベルの科学をやさしく教える」というときの

 「高いレベルの科学」って何?

 これに答えることが私の長年の課題だった。
 もちろん綱領のなかにも、それに答える部分がある。
 それは少しおいといて、私なりの答えをみつけたかった。

▼話はとぶが、私には「○○の科学」遍歴があった。(変な言い方だが)
 思いつくままに並べてみる。

・「常民の科学」
・「ファラデーの科学」
・「デクノボーの科学」(賢治)
・「萃点の科学」(熊楠)
・「等身大の科学」
・「私の科学」
そして、最近もっとも気に入っているが
・「共愉の科学」

 てんでバラバラで気に入ったものに「科学」をくっつけただけのようにも見える。
 しかし、本人としてはそれなりの文脈と思い入れがあってのことだ。
 
 これらと「高いレベルの科学」とはどこか異質な感じがする。
 それはどうしてだろう?
▼「高いレベルの科学」は、授業実践と深く関係している。
 アタリマエだ!!
 授業と直接関係しなくなった今!!

 私にとって
 「高いレベルの科学」とはどんな意味をもつのだろう?
 「高いレベルの科学」はこれからも有効か?
 「高いレベルの科学」ってそもそも?

 当分のあいだ堂々巡りがつづきそうだ。(^^ゞポリポリ


| | コメント (0) | トラックバック (0)

本日(2018/08/14)、第199回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

Dscn6255
ザ・夏!!
 そんな「雲見」だった。
 そして、お墓参りをすませた後の夕方の空は不気味ですらあった。

Dscn6259

Dscn6276

▼本日(2018/08/14)は、ついに第199回オンライン「寅の日」である。
 後一回で200回というところまできたのである!!
 【8月のテーマ】 は、「寅彦と気象(2)」である。
 その最終回である本日は「颱風雑俎」を読む。
 寅彦の最晩年(昭和10年、1935)に書かれたこの随筆には、寅彦の防災・減災に対する考えが集約されていた。

◆本日(2018/08/14)、第199回オンライン「寅の日」!!

●「颱風雑俎」(青空文庫より)

▼なかなか読み応えのある文章である。
 これまでもオンライン「寅の日」で何度も読んできたが、読む度に「発見」がある。
 
 「室戸台風」を語ることから始まっていた。
 なおこれは余談であるが、Wikipediaにも記されているこの台風での「高潮水位」を表示する標柱がJR尼崎駅南出口近くに立っている。近くにいかれたときはぜひご覧になるといいですね。

 含蓄のある示唆的文章が次々と出てくる。
 ひとつひとつ理解して、次へとやっているといくら時間があってもたりないほどだ。
 私が勝手にキーワードと思い込んでいる言葉がある。
 
 「相地術」!!

 である。随筆のなかではこうだ。

昔は「地を相(そう)する」という術があったが明治大正の間にこの術が見失われてしまったようである。颱風もなければ烈震もない西欧の文明を継承することによって、同時に颱風も地震も消失するかのような錯覚に捕われたのではないかと思われるくらいに綺麗に颱風と地震に対する「相地術」を忘れてしまったのである。
 
地を相するというのは畢竟(ひっきょう)自然の威力を畏(おそ)れ、その命令に逆らわないようにするための用意である。
西洋人は自然を人間の自由にしようとするが日本人は自然に帰し自然に従おうとするという意味のことを話していたと記憶するが、このような区別を生じた原因の中には颱風や地震のようなものの存否がかなり重大な因子をなしているかもしれないのである。

 ちょうど今はお盆だ。
 お墓の前に立って、ご先祖さまに、我が家の「相地術」を聞いてみたらなにかを教えられるかも知れない。

▼どうしてもひっかかってしまう部分があった。
 それは「理科教育」に関しての部分だ。

これは人々の心がけによることであるが、しかし大体において学校の普通教育ないし中等教育の方法に重大な欠陥があるためであろうと想像される。これに限ったことではないが、いわゆる理科教育が妙な型にはいって分りやすいことをわざわざ分りにくく、面白いことをわざわざ鹿爪(しかつめ)らしく教えているのではないかという気がする。子供に固有な鋭い直観の力を利用しないで頭の悪い大人に適合するような教案ばかりを練り過ぎるのではないかと思われる節もある。これについては教育者の深い反省を促したいと思っている次第である。

 こう言われると、納得もするが、どうしても反駁したい衝動にかられるのだ。
 まだまだいっぱいあるが、今回の読みではこれぐらいに…

 最後に

颱風のような複雑な現象の研究にはなおさら事実の観測が基礎にならなければならない。それには颱風の事実を捕える観測網を出来るだけ広く密に張り渡すのが第一着の仕事である。

と、寅彦のがしめくくって83年が過ぎた。
「第一着の仕事」はどこまで来ているのだろう?
それが知りたい!!


| | コメント (0) | トラックバック (0)

【Web更新8/12】18-32 サイエンスコミュニケーター宣言 等更新!!

_dsc1399


留守の間に数の増えたる芙蓉かな 18/08/11撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】18-32
週末定例更新のお知らせ
 

「ものごとは、記憶せずに記録する。」

は、あのウメサオタダオの言葉だ!!
 この言葉に徹底して従うことをめざしている。
 このblogも、記録装置のひとつと考えている。
 ところが、ポンコツ度を増すにつれて、記録のスピードが、ものごとのスピードについて行かなくなってきている。 困ったっものだ。 (^^ゞポリポリ

 そんなときは、あの呪文を唱える!!
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

◆表紙画像集2018 更新!! あれっ!?
 こんなに咲いていたかな。
 数日家をあけているまに芙蓉の数が増えている!!
 日毎にその姿を変えていくのがみごとだ。
 そのうえ朝に咲いた花は、夕方には萎んでいるはず!!
 どれほどのスピードで開花が進んでいるのだろう。
 「ふしぎ!?」だ。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 研究会参加、イベント参加と超多忙な日々の一週間であった。
 多くの人との「出会い」「学び」!!
 それは実に愉しいものだった。
 記録が追いついていないところがある。できるだけ記憶が鮮明なうちに…。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 その可能性!?
 その必然性!?
 その具体性!?
 が
 少しだけ見えてきた一週間であった。

 あの呪文を唱えながら一週間をはじめてみる。


 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

極地方式研究会に学ぶ!!(2)

Dscn6012
▼8/10の朝、定期研究集会は解散であった。
 駅まで送ってもらう途中、もう一度、展望台まで連れて行ってもらった。
 なんと雲は上層にあるというのに、「大阪平野」「大阪湾」は遠くまで見渡すことができたのだ!!
 アリガタイ!!

Dscn6023

▼毎年、定期研究集会では「綱領」が更新されて出される。
  もちろん今年も、それは出された。

◆「2018六甲山綱領」

 「綱領」って!?
 なんとも堅苦しそうなコトバだ。
 でも私は、これが昔から大の「お気に入り」だ。
 書かれているのは、けっして不動のおきまりが書かれているわけではない。
 言わば、困ったとき、迷ったときにヒントをもらえる「行動指針」のようなものだ!!

▼「2018六甲山綱領」のはじめにも「1.極地方式のめざすもの」としてテキストづくりのことがあがっていた。

 (3) 私たちが開発した成果を、客観的事実として、教師の中にひろげるには、テキストづくりが効果的である。

 と。
 遅々たる歩みのWebテキスト『天気の変化』づくりと関連して、私が今一番興味があるところであった。
 さらにテキストづくりと関連して今いちばん注目しているコトバが
 
 「テキスタイル」!!だ。

 「テキスタイル」はこう説明されていた。

 ”テキスタイル”ということばは、いつとはなしに造り出され、使用されるようになった。”わたしたち”の造語である(textile=織物ではなくて、text+style=textyleである。)”わたしたち”が教えたい、わかってほしいと願う事柄がきまったからといって、それはまだテキストではない。テキストは、発問と、資料と、実験と、読み物などで構成されるが、とりわけ、どんな発問を、どんな順序で用意するかが重要である。いや、内容がきまってから「さて発問は?」というのでなくて、事例に関する発問、事例を法則の支配下に位置づけさせる発問、等を考える過程の中で、”わたしたち”の中に次なる内容が求められ、獲得されていくのである。 (『極地方式入門』(高橋金三郎・細谷純編、国土社1974.3.20) p174より)

▼久しぶりに『極地方式入門』をあけたら、とっても元気が湧いてくる文章に出会った。
 これまた長くなるが引用させてもらう。

 「やさしく教える」と私たちがいうとき、それは「努力しなくても教えられる・頭を使わなくてもわかる」ということではありません。探険することの楽しさ、頭を使うことの楽しさが湧くことを私たちは目指します。新しいことを新しく教えるために、私たちは新しい教授原理をつくり出さねばなりません。
 「テキストをつくろう」と私たちがいうとき、それは私たちの成果を不動のものとして定着させることではありません。
 リフトのある山は山ではない! 飛行場のある極地は極地でない! 活字でテキストに固着した私たちの「極地方式」は、私たちの自然観・科学館・教育観のあまさ、足りなさの動かぬ証拠となるでしょう。私たちそれを否定して、更に新しいテキストをつくらねばなりません。それが、実践というものではないでしょうか。
 みなさん!
 疲れを忘れて前進しようではありませんか。
 (同書 p7 より)

 今、時空を超えて響いてくるものがある!!
 如何に拙い遅々たる歩みになろうとも、Webテキストづくりを続けようと思う!!

 大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから、20週目だった。
 真ん中の池を残して、端ふたつの池は完全に枯れ始めた!!

_dsc1334


| | コメント (0) | トラックバック (0)

『智恵の楽しい実験・工作展』は愉しい!!

Dscn6140
▼待望のその日がやって来た!!

◆「智恵の楽しい実験・工作展」

 ファラデーラボ神戸(六甲)へは、私はJR六甲道駅から歩いて行くことにした。バスもでているようだ。
 もちろん車でも行けるが、駐車場の関係もあるので電車を利用した方が便利かもしれない。

▼玄関先にはすでに案内黒板が立っていた!!
 なかにもかわいいwelcomeゲートがあった。
 もう圧巻である\(^O^)/
 ど迫力である!!
 どのテーブルにも所狭しとあの感動の作品群が並んでいる。
 テーブルの上だけではない。窓際にも、サイドテーブルにも…!!
 見せてもらったことがあるものもあるが、はじめてのものもある。
 つい立ち止まり、見入ってしまう!!
 
 へー!!
 思わず感嘆の声をあげてしまう。
 次から次へと訪れる人も同様だ。
▼「なぜだろう!?」
 またしても、いつもの「ふしぎ!?」が生まれる!!

 このすばらしい作品群を「10倍楽しむ方法」を考えた。

・私のもっとも「お気に入り」の一点をみつけること!!
※どうしても決めかねたらベスト3をみつける!!

・その「お気に入り」の「しくみ」「からくり」を考えてみる!!

・それについて作者(上橋さん)に直接聞いてみる。
※作者が忙しそうだったら、近くにいる人と話し合ってみる。 
※この場でどうしても無理だったら、後ほどFacebookなどで質問してみる。

・触っていいものは、実際に自分の手で動かしてみる!! 
・手にとってあらゆる方向から見せてもらう!!

Dscn6045

Dscn6137

Dscn6100

Dscn6146

Dscn6166

Dscn6154

Dscn6153

Dscn6073

Dscn6163

Dscn6170

▼もっとうれしいことがあった!!
 すばらしいこの作品のいくつかを安価に(材料費だけ)分けてもらえるのだ。
 あの「永久ごま」まで!!

 さらには、「スズムシ」の無料配布まであるのだ。
 とてもわかりやすい飼育マニュアル付きだから超初心者も大丈夫!!

 さあ、本日限りのこのチャンスを逃すな!!

Dscn6148

Dscn6158

Dscn6157

 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

極地方式研究会に学ぶ!!(1)

_dsc1249

▼標高約500mに位置する奥池は、下界の連日の猛暑がうそのように涼風が吹いていた。
  それに誘われ朝の散策にでかけたみた。
  もう栗の実がみられるようになっていた。

▼そんな快適な場所で
 
◆ 極地方式研究会 第49回定期研究集会

が行われた。
 私自身の年表覚え書きを見返してみたら、今回がちょうど10回目の定期研究集会参加だった。

▼私にとっては、「極地方式研究会」とは今もなおとても魅力的な研究会であった。
 けっしてすぐれた実践をしてきたわけではないが、そこから学んできたこと計り知れないほどに大きい!!
 たとえば、
 【理科の部屋】設立のときには、
 
 ◆【理科の部屋】とは

のなかで、「中学理科サークル通信ノート」の高橋金三郎先生のコトバを引用させてもらったりもしていた。
▼直接的な現場をはなれた今も惹かれるのはなぜだろう。
 その最大の魅力は何と言って、忌憚なくお互いの実践を出し合い

 学び合い・高め合おうとする「作風」!!

 だろう。
 今回も多くのレポートで興味深い実践を聞くことができた。
 ますますゆっくりなってきた私は、少し時間がかかるが、しばらく反芻作業をくりかえしてみたい。

(つづく)
_dsc1284

_dsc1258

_dsc1267

 


| | コメント (0) | トラックバック (0)

六甲山地はどうやって生まれたか(2)

Dscn5846

▼フィールドワークは展望台からはじまった。
・奥池
・大阪平野
・大阪湾
・甲山

 説明を聞きながら聞きながら眼下の風景を眺めていると、昨夜聞いた「六甲山誕生物語」が「ほんとうだ!!
」と思えてくるのだった。

Dscn5842

Dscn5837

Dscn5800

Dscn5850

▼「物語」がよりリアルに信憑性を持つためには、それを裏付ける証拠が必要だった。
 「鍵層」とよばれるものだ。
 標高約500mの奥池周辺に「大阪層群」を見つければ、これは強力な証拠になる。
 「露頭」と言われて勝手に想像してしまうのは、垂直に立った崖の地層であった。
 しかし、今回 「ここに大阪層群が…」と案内してもらった場所は地面だった!!
 「海底で堆積した地層が…」
 この高さにある!!そのドラスティクな「物語」を想像しながら、この岩石を触ってみると、なんとなくその気になってくるから不思議だ。

Dscn5881

_dsc1115

_dsc1100

_dsc1085

_dsc1087

▼六甲山と言えば「花こう岩」だ。
 一口に「花こう岩」と言ってもいろいろなものがあった。
 「花こう岩」は風化が激しかった。風化すればボロボロになり「真砂」になる。
 「白砂青松」と言えばいいが、水害となるとたいへんだ!!
 この度の西日本豪雨でも何度も聞いた言葉だ。
 それがよくわかる「現場」に行ってみた。

_dsc1160

_dsc1169

_dsc1181

_dsc1189

_dsc1211

▼最後に、「ごろごろ橋」を通って、「五助橋断層」を見渡せる場所に行った。
 「あそこに、この方向に五助橋断層が走っているのです。」
 と説明を聞いてわかった。
 これまた、その気になって見ているとナルホド (゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
 となる。

 プロに案内してもらうフィールドワークは楽しいもんだ。
 深謝<(_ _)>

Dscn5906

Dscn5909

Dscn5914

Dscn5916

Dscn5926

| | コメント (0) | トラックバック (0)

六甲山地はどうやって生まれたか(1)

Dscn5646
▼出かける前にひとつのメールが入っていた。

「芦屋から、奥池まで、バスまたは車で来られると思いますが、通る道の傾斜を感じながら来ていただきたい、ということです。山に入ると急斜面をヘアピンカーブで登り、しばらくすると急に平らになるのがわかります。六甲山の成り立ちと関係しますので、ぜひ実感しつつ奥池まで来ていただきたい。時間的には短いですので、おしゃべりをしていると気づかないかもしれません。」

▼見逃してはなるまい!!
とバスの車窓から外の景色のうつりかわりに注意していた。
 確かにヘアピンカーブが多い。
 それがわかった。そして平らとなりそこに奥池があった。
 カーブの数までは数えることができなかった。研修会のなかで、その数は13あると教えられた。
 カーブごとにプレートがつけられているとも。
 帰りの車では、みなさんとカウントしながらおりた。
 確かに!!
Dscn5647

Dscn5649

Dscn5653

▼出かける前に、私は古びた二冊の本を本棚からひっぱり出してきた。
 荷物になるとは思いながらも、カバンに入れた。列車の中で、それを少しだけ読んでみた。
 面白い!!
 その一冊は

◆『変動する日本列島』(藤田和夫著 岩波新書 1985.6.20)

である。思い出の多い一冊である。
「近畿トライアングル」を教えられ
「山崎断層」をより意識的にとらえさせてくれた本である。
 また、1995年の兵庫県南部地震の後、いちはやく

 【理科の部屋】オンライン学習会第2期(1995.4~1995.10)のテキスト

としてとりあげた本でもあった!!

▼もう一冊は、上記書をより詳細に語ったものだった。

◆『日本の山地形成論~地質学と地形学の間~』(藤田和夫著 蒼樹書房 1983.4.30)

 もちろんページをめくった記憶がある程度で、すべてを理解しているわけではなかった。
 わからないままであるが、読んでいたく感動した記憶だけ鮮明にある。
 どこに感動したのだろう!?
 今回、その少しがわかるかも知れないと思いながら研修を受けた。

(つづく)

Dscn5682


| | コメント (0) | トラックバック (0)

Webテキスト『天気の変化』はどこまで!? #天気 #Webテキスト 

_dsc0932

▼「立秋」だ!!
 なにも見られなかった地面からいつの間にやらスルスルと花茎がのび、蕾がひらき花が咲く!!
 リコリスの仲間の一番手に
 ナツズイセンが咲き始めた!!

 あと一ヶ月もすれば走りのヒガンバナが登場するだろうか!?

_dsc0966

▼ヒガンバナの「ふしぎ!?」を追いはじめてからもかなりの歳月がたったが、同じように長くなりつつある取り組みがある。
 それはWebテキスト『天気の変化』の取り組みである。

 「Webテキスト『天気の変化』の可能性!?」という妙なタイトルではじめて書いたのは、2013/12/08だった。

・どんなことをやりたかったのだろう?
・何をめざしたのだろう?
・そして今、どこまで来たのだろう?

 しばし、自問自答してみる。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!?

▼最初は自分でもどんなものがつくりたいのか わからなかった。
 おぼろげな全体構想をつんではくずすを繰り返していた。
 
 はじめに「雲見」を持ってきたい!!
 それ以上はなかなか進まなかった。そんなとき、「まずは試案を作ってみては…」とアドバイスを受けた。
 ではと言うことで試案の試案!!
 テキスト部分だけをつくってみた。

◆Webテキスト試案『「雲見」を楽しもう!!』 

である。
 このWeb化まだやっていない。どんなかたちにするのがもっとも有効か!?
 まだ迷いがあるからだ。

▼次に興味ある部分からテキスタイルを試みた。
それが

(2)試案 「高層天気図」

(3)試案 「アメダス」

(4)試案 「天気コトワザ」

 いずれもテキスト部分は一応できている。
 どのようにして実践的検討を加えていくか? 
 次の一手に迷っている。 

(つづく)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

【Web更新8/05】18-31 Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 等更新!!

_dsc0832


カヤツリの遠くなりたる平成かな 18/08/04撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】18-31
週末定例更新のお知らせ
 月日は猛スピードで過ぎていく!!
 明日ははやくも「立秋」だ!!
 それは「暦の上での話」と言い切るのはやめよう。
 「暦の上」こそ科学ダ!!とも言えるのでは…。

◆表紙画像集2018 更新 カヤツリグサ(蚊帳吊草)
 カヤツリグサの「カヤツリ」はもちろん「蚊帳吊」から来ている。
 カヤツリグサを使っての草花遊びがあった。
 上手く茎を裂いて「蚊帳を吊ったときのように…」と。
 「蚊帳」 ?(゜_。)?(。_゜)?
 「蚊帳吊り」 ?(゜_。)?(。_゜)?
 そんな平成の夏も、今年で終りだ!!
 
◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 こんな妙なタイトルで書き始めて、もうずいぶん月日が経った。
 歩みは遅々たるものだ。
 今一度、どこまで来たのか確かめたい気分だ。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 ついに200回が近づいて来た!!
 2012年4月からはじめて、12日ごとに巡ってくる「寅の日」。
 面白くなくなつたら、すぐやめようと思っていた。
 それがここまで続いてきたのは、寺田寅彦が遺してくれた随筆群がそれだけ今日的で面白いことの証なのかも知れない。
 200回達成記念オフの方も楽しみである。o(^o^)o ワクワク

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 サイエンスコミュニケーターとしての「仕事」はなんだろう?
 そう考えていたのが、少し考えが変わってきた。
 今、自分が日々やっていることこそが、サイエンスコミュニケーターとしての「仕事」なんだ!!
 と考えるようになってきた。ずいぶん図々しい居直りだ!! (^^ゞポリポリ
 でもその方が愉しいから…。

 明日から「研究会」だ。
 今週は大いに学ぶことに徹したい!!


 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【8/28】「金平糖の不思議研究」中田友一先生in『金平糖博物館』(名古屋)

_dsc0769

▼「おおっ、まだ居てくれたんやな。ありがとう<(_ _)>」
  「なんやねん!?あいかわらず大げさなやつやな。」
  「いや今年出会ったコガネグモも、もう君だけになってしもたから…。」
  「それで何匹出会ったんや」
  「6匹や。君が2匹目やった。家を出て10mあるかないかのところやし、ほんまアリガタイ!!」
  「そんな礼を言ってもろても、別に意識してそうしているわけでもないし…」
  「それにしても、最初に比べたら結構大きくなったなあ。」
  「ところで、いつまでそこに居てくれるん? ちょっと欲ばりなお願いがあるねんけど…。」
  「なんや?」
  「私はまだコガネグモの産卵も、卵のうも見たことないんやけど できたらそれを…」
  「(゜o゜)ゲッ!! なに言うとるねん!!」
  「…」

 大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから19週目であった。
 連日の猛暑で、池の水も干上がってしまった。

 「立秋」が近づいていた!!

_dsc0739

▼「暑い!!」「暑い!!」と叫んでいるあいだに夏休みが終わってしまいそうだ。
 今年は夏休みの終りに、ひとつの楽しみな企画をたてていた。

◆【8/28】】「金平糖の不思議研究」中田友一先生in『金平糖博物館』(名古屋)

 そのころ名古屋もまだ暑いかな。

▼これは、元々オンライン「寅の日」が、8/26(日)で200回に達する。\(^O^)/
  それを記念しての「200回達成記念オフ」として企画したものだった。
 最初は『金平糖博物館』を見学だけさせてもらうつもりだったが、なんとうれしいことに『金平糖博物館』の生みの親であり、金平糖研究の第一人者 中田友一先生のお話が聞けることになったのだ。
 
 こんなラッキーな機会はめったとない!!
 
▼実は私は、まだ中田先生とお会いしたことがない。
 ただただ

「金平糖」「寺田寅彦」に興味がある!!  
その一点でどんな「出会い」「学び」にツナガルのか!?

興味津々である。o(^o^)o ワクワク

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【8/10・11】『智恵の楽しい実験・工作展』inファラデーラボ神戸

Dscn5597

▼今朝もスズムシは元気に鳴いている!!
 先日のファラデーラボ『スズムシのかがく』で「おすそ分け」してもらったスズムシだ。
 飼育ケースをセットして5日目の昨日、エサを新鮮なものに取り替えた。
 (゜o゜)ゲッ!! ビックリだ!!
 ほんとうにエサを食べている!! 
 食べるためにエサを与えておきながら、このアタリマエにいたく感動するのだった。
 
 昨夜から心持ち鳴き声も元気さが増してきたように思う。

 やっぱりほんとうの「ふしぎ!?」・感動は生にふれることによってのみ生まれるものだ!!

Dscn5585

Dscn5524

Dscn5518

▼生にふれると言えばうれしい機会がある。
 いつもファラデーラボで見せてもらっている上橋智恵さんの感動の作品群を生で見せもらえる機会があるのだ。

◆「智恵の楽しい実験・工作展」
●日時 8月10日(金)の13~17時、11日(土) 10~16時
●場所:ファラデーラボ神戸

約50点もの作品が生で見せてもらえるようだ。
それも作者本人の生解説つきである!!こんな絶好の機会をのがすてはない!!
子どもから大人まで誰でも楽しめることは確かだ!!
夏休み自由研究のヒントもらえるかもしれない!!

▼私はこれまでに上橋さんの指導でふたつの作品
・「発振回路を利用した永久コマ」
・「光ファイバーこま」
をつくらせてもらった。
 根っからの不器用な私は、予想通り最終ランナーとなった。(^^ゞポリポリ
 でも楽しくいくつものことに感動してしまった!!
 用意周到な準備!!
 誰にでもわかる的確なアドバイス、解説!!
 凄いアイデア、発想、工夫!! 感動の連続だった!!

 もっと驚き感動するのは、作品はひとつやふたつではないことだ。

◆智恵の楽しい実験・工作 メニュー

 さあ、生で…(^^)V

▼私はずっとずっと疑問に思っていることがある。
 それは、この凄さ!!感動!!はどこからやってくるのか!?
 自分なりの解答をみつけつつあった。

 ここからは完全な我田引水話である。
 勝手な思い込みだ。

 「3K(感動・簡単・きれい)1A(安全)の法則」にツナガル!!

 確かめに行きたい。
  
 例のスズムシの「おすそ分け」も行われるようだ。 o(^o^)o ワクワク
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年8月(葉月)の俳句「歳時記」!!

Dscn5473

▼「アメダス」の上空に巨大な雲が立ち上がろうとしていた。
 この雲は歳時記にあるだろうか!?
 手持ちの歳時記をさがしてみた。やっぱりあった!!

【夏の雲】夏雲

【雲の峰】峰雲 入道雲 積乱雲 雷雲

 かつて、我らが寺田寅彦は言った!!

『歳時記は日本人の感覚のインデックス(索引)である』

と。 さあ、今月も我流に「感覚のインデックス」紐解いてみよう。
▼8月(葉月)も俳句「歳時記」を続ける。引用させてもらうのは

◆NHK「俳句」 テキスト 

である。ここより巻頭名句11句を引用させてもらう。

(1) 花よりも鳥美しき秋扇 後藤夜半
(2) ねむりても旅の花火の胸にひらく 大野林火
(3) 手花火が昼間は見えぬもの照らす 行方克巳
(4) 落葉松林ひぐらしのまたはじめから 橋本美代子
(5) 草市の風に呼び止められしかな 三森鉄治
(6) 赤のまま記憶の道もここらまで 下村ひろし
(7) みづうみに北指す流れ稲の花 山本洋子
(8) 鶏たちにカンナは見えぬかもしれぬ 渡邊白泉
(9) 眠る子の足裏見えて地蔵盆 井上弘美
(10) 秋めくと言ひ夕風を諾へる 稲畑汀子
(11) 新涼や尾にも塩ふる焼肴 鈴木真砂女

▼ここからが我流の極み、シロウト選句を今月もつづける。

【私の選んだ名句ベスト3】

(6) 赤のまま記憶の道もここらまで 下村ひろし

(9) 眠る子の足裏見えて地蔵盆 井上弘美

(4) 落葉松林ひぐらしのまたはじめから 橋本美代子

【次点】

(11) 新涼や尾にも塩ふる焼肴 鈴木真砂女

 「赤のまま」「地蔵盆」に反応してしまうのは昔人間故か(^^ゞポリポリ
 名句とはなんとうまく「ある ある !!」をコトバにするのか。
 「ひぐらしのまたはじめから」なんて感服である。

▼ポンコツ理科教師が今さら、「俳句」とはなぜ!?
 本人もときどき浮かぶ疑問だ。

 不器用な私は、そんな高尚な趣味にあらたに手をだすつもりはない。
 あくまで「理科」がらみである。
 
 「俳句」という方法を自然観察のすぐれた手法として採用することはできないだろうか!?

 さらに寅彦流に言えばこうだ!!

『歳時記は日本人の自然観のインデックス(索引)である』

 大法螺これぐらいにしておこう。
 
 8月はどんな「インデックス」に出会えるか楽しみである o(^o^)o ワクワク

Dscn5480


| | コメント (0) | トラックバック (0)

本日(2018/08/02)、第198回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

Dscn4042
▼最高気温35.6℃(14:40)と「アメダス」が記録してくれていた。
 そのときもいつもの場所から「雲見」をしていた。
 数時間経つだけで、空の雲はまったくちがったものになっていた!!
 夕方、「アメダス」測候所上空の雲もまた変化していた。

 その「アメダス」の風の記録もきっちりと「海陸風」を記録してくれていた!!

 アタリマエと言えばアタリマエ!!
 でも やっぱり あのコトバを使いたくなる。

「ねえ君 ふしぎだと思いませんか 寺田寅彦」


Dscn5397

Dscn5408

Dscn5433

▼本日(2018/08/02)は、その寅彦を読む第198回オンライン「寅の日」である。
 8月のテーマは決めていた。
 6月に続いて「寅彦と気象」である。

 【8月テーマ】「寅彦と気象」(2)

 気象関係については数多くの随筆を残してくれているが、そのなかでも もっともよく知られている名随筆「茶わんの湯」を読む。私自身、国語の教科書ではじめて読んだ記憶がある。

◆本日(2018/08/02)、第198回オンライン「寅の日」!!
●「茶わんの湯」(青空文庫より)
▼みごとな「ふしぎ!?」への誘いからはじまる。

ここに茶わんが一つあります。中には熱い湯がいっぱいはいっております。ただそれだけではなんのおもしろみもなく不思議もないようですが、よく気をつけて見ていると、だんだんにいろいろの微細なことが目につき、さまざまの疑問が起こって来るはずです。ただ一ぱいのこの湯でも、自然の現象を観察し研究することの好きな人には、なかなかおもしろい見物(みもの)です。

こう言われれば、ついつい読んでしまうというものだ。
 そして一例に今日観察するかも知れない「雷」をあげてくれていた。

 

しかしまた見方によっては、茶わんの湯とこうした雷雨とはよほどよく似たものと思ってもさしつかえありません。もっとも雷雨のでき方は、今言ったような場合ばかりでなく、だいぶ模様のちがったのもありますから、どれもこれもみんな茶わんの湯に比べるのは無理ですがただ、ちょっと見ただけではまるで関係のないような事がらが、原理の上からはお互いによく似たものに見えるという一つの例に、雷をあげてみたのです。 

▼いつの間にやらナルホドと納得してしまう。 ナルホド(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
 そして、最後には昨日見た「海陸風」にまでふれてくれていた。

 これと同じような気流の循環が、もっと大仕掛けに陸地と海との間に行なわれております。それはいわゆる海陸風と呼ばれているもので、昼間は海から陸へ、夜は反対に陸から海へ吹きます。少し高いところでは反対の風が吹いています。

 もうお見事!!
 としか言いようがないのである。

 最後の一文

 茶わんの湯のお話は、すればまだいくらでもありますが、今度はこれくらいにしておきましょう。

 こう言われるともっともっと続きを聞きたくなってしまう。
 同時に
 「つづきは、自分で「ふしぎ!?」みつけなさいよ!!」と言われているようでもある!!

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年8月(葉月)の「雲見」は!?

Dscn5337

▼今朝もスズムシが元気だ。
 8月(葉月)の「雲見」がはじまる!!
 
 その前に7月(文月)の「雲見」をもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返ってみよう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴   2 
・巻雲   1  
・巻積雲  1  
・巻層雲  2 
・高積雲  0 
・高層雲  2 
・層積雲  2 
・積雲  13  
・層雲   0     
・乱層雲  5   
・積乱雲  3

 圧倒的な特徴ある雲見だった。
 「積雲」13、「乱層雲」5、「積乱雲」3 がすべてを語っていた。
 連続二週間にもわたる猛暑日の「一言」は、最高気温を記していた。
 土佐の高知より暑かった!!
▼ まずはグローバルに8月の「雲見」を予想する。
 昨年2017年8月の天気図だ。
 
◆日々の天気図 2017年8月 (気象庁)

 まず気になるのは台風だ。
 昨年は8月上旬に活発だったのは5号だ。なのに先日の逆走台風は12号だ。
 今年は多く発生しているのだろうか!?
 8月はどんな台風がどれだけやってくるだろう?
 猛暑日はいつまで続くのだろう!?

▼さあ、さらにローカルに見ていこう。
ひとつは

◆気象庁・一か月予報(近畿地方PDF版)

だ。
 明日の最新情報を見る必要がありそうだが、やっぱり暑さはまだまだ続きそうだ!!
 雨もまた多そうだ。
 
もうひとつも よりローカルに迫ってみよう。

◆兵庫県 福崎の気温、降水量、観測所情報(アメダス)

 これまでの推移を見てもわかる。
 やっぱり、今年はとびっきり暑いのだ!!
 「雨温図」を見ると、7月、9月にくらべ雨量は少ない。しかし、これも台風しだいというところも…

▼「雲見」は究極の道楽!!
 これほど簡単・安価な自然観察はないだろう。
 そのくせ奥が深い!!
 「大気の物理学」の謎解きの事始めは「雲見」だ!!

 8月もできるだけローカルな「雲見」にこだわりたい!!
 そこに私は暮らしているのだから…。

Dscn5364

Dscn5370

Dscn5375

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年7月 | トップページ | 2018年9月 »