サイエンスコミュニケーター宣言(400)
▼今年の大賀ハス観察池の環境はこれまでとずいぶん変わっていた。
かろじて「水栽培」池に咲いたたったひとつの花も、「あがれの4日間」は過ぎていた。
4日目の夕方からの台風7号接近にともなう強い雨風で、花びら、雄しべは草むらに飛び散ってしまった!!
これまでのように雄しべの本数を数えることもできなかった。
果托には雌しべの跡が11個あった。
果たしてここからいくつの実(種子)ができるだろう!?
▼ずいぶん間があいてしまった。
5つの座標軸で、サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」を検証する作業をすすめていた。
座標軸の2つ目は
(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
私は現役で授業しているときは、そんなコトバあるのかどうかしらないが
・イベント「科学」
・イベント「理科」
には反対だった。
現場の授業こそ最高のイベントであるとかたく信じていたからである!!
今もそうだと確信をしている。
しかし
授業がなくなった今は、(1)で到達した 「共愉の科学」を楽しめる授業に準ずるようなイベント・ムーブメントをつくり出す企画に可能なかぎり参画したいと思っている。
▼3つ目の座標軸はこうだ。
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
もう何度も何度も同じことを引っぱり出してきていた。
私にはやっぱりこれしかなかった!!
◆私の「ふしぎ!?」からはじめて「卒業論文」にいたるまでの中学校3年間「理科」全課程を構想する!!
新・中学校「理科」を構想する(2016年版)
完了ではない!!
新学習指導要領にも対応してのあらたな授業の構想も試みたい。
「更新」を続けるところにしか存在意義はない!!
▼(3)の座標軸に関連する試みをふたつ展開していた。
ひとつは
である。少し大げさに言えば、私のライフワークである。
「空間の整理」が見通せる状況になれば、できるだけ早い機会に再会したいと思っている。
連続講座のようなかたちで人に伝える努力もしたい!!
もうひとつは
である。こちらは旬のもの!!
この夏も「試論」を展開するつもりである。
(つづく)
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