2018年6月(水無月)の俳句「歳時記」!!
▼茄子の花が咲く頃では!?
東の畑に見に行った。花はシャイなのだろうか、えらく下を向いていた。
少し上を向いてもらって写真を撮った。
黄色とムラサキがとても似合いだ!!
少しはなれたところに同じ仲間のトマトの花が咲いていた。
やっぱり同じ仲間!! どこか似ている!?
▼6月(水無月)も俳句「歳時記」を続ける。引用させてもらうのは
である。ここより巻頭名句11句を引用させてもらう。
(1) 紫陽花や家居の腕に腕時計 波多野爽波
(2) 田を植ゑていちにち光る飛騨の国 日下部宵三
(3) 草木より目覚めの早き茄子の花 福田甲子雄
(4) 降り出して明るくなりぬ杜若 山口青邨
(5) むらさきも濃し白も濃し花菖蒲 京極杜藻
(6) さみだれや船がおくるる電話など 中村汀女
(7) 樹も草もしづかにて梅雨はじまりぬ 日野草城
(8) あぢさゐの毬は一つも地につかず 上野草子
(9) 教会の木の扉から夏の蝶 熊谷愛子
(10) 梔子の花見えて香に遠き距離 八木澤高原
(11) 竹林に蛍の星座組まれけり 渡辺恭子
おっ、茄子の花も出てくるぞ!!
▼シロウト選句を今月もつづける。
【私の選んだ名句ベスト3】
(11) 竹林に蛍の星座組まれけり 渡辺恭子
(3) 草木より目覚めの早き茄子の花 福田甲子雄
(8) あぢさゐの毬は一つも地につかず 上野草子
【次点】
(2) 田を植ゑていちにち光る飛騨の国 日下部宵三
「竹林に蛍」「茄子の花」「あぢさゐ」「田を植ゑ」
今月は俳句の選句というより、今、最も近に実感しているものをとりあげた。
▼「夏の創造」で、ひとり吟行をやりたいとあげた。
しかし、考えてみると わざわざ遠くへ吟行にでかけなくて
ネタはゴロゴロ!!
さあ!!
今朝も「ひとり吟行」にでかけてみるか。
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