« 2018年3月 | トップページ | 2018年5月 »

【Web更新4/29】18-17 サイエンスコミュニケーター宣言 等更新!!

_dsc2359


図書館の前整然とつつじかな 18/04/27撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】18-17
 4月が終わる。
 つまり2018年の1/3が終わるということである。なんというはやさだ!!
 新年の抱負のCCSA をつぶやいてみる。
「共愉」(conviviality コンヴィヴィアリティ)
「挑戦」(challenge チャレンジ)
「簡素」(simple シンプル)
「活動的」(active アクティブ)

どこまで来たのだろう!?

◆表紙画像2018 更新 ヒラドツツジ
 ヒラドツツジが一斉に咲き始めた!!
 とりわけきれいに剪定をされ手入れが行き届いた図書館前のヒラドツツジはみごとだ。
 図書館の書架の本のように整然としていた!!

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 11/23の【理科の部屋】25周年記念オフに向けての動きを少しずつはじめたいと思う。
 なつかしい顔に出会えるのが楽しみだo(^o^)o ワクワク
 あらたな出会いがあることにも大いに期待したい。

 「あなたがノックするところがドアです!!」 

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 まだ、「寅彦を訪ねて」の旅の余韻のなかにいた。
 5月のテーマは「寅彦の哲学」だ!!
 どんな新発見があるだろう。楽しみでアル o(^o^)o ワクワク

 4月の「金平糖」はまだまだ追い続けたい。


1/3通過点 ゆっくり ゆっくり 横目でみながら…
歩みはとめないでおこう!! 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【理科の部屋】25年の歩みとは!?(3) #【理科の部屋】 #25thrika

_dsc2415
▼大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから5週目だった。
 3つの観察池とも浮葉が目立ちはじめた。池の水面を浮葉が覆い隠す頃には立葉の芽が伸びてくるだろう。
 そしてあの花芽が…。今年も「あこがれの4日間」はやってくるのだろうか!?

 実はこの大賀ハスと【理科の部屋】とのあいだも浅からぬ縁があった。
 2007年8月26日、【理科の部屋】科学史セミナーin姫路において阪本さんより、大賀ハス種子を「おすそ分け」していただいた。それを、翌年の理科ハウス開設(2008.05.16)を記念して発芽処理を行った。翌年にははじめての「あこがれの4日間」がやってきた。その蓮根が今日にいたっている。
 理科ハウスはまもなく10歳になる。
 この度、科学ジャーナリスト賞2018特別賞を受賞されたとのこと!!スバラシイ\(^O^)/
 おめでとうございます。

▼その【理科の部屋】の特長をつづける。
 再びwelcomeメッセージを見てみる。

*************************************************

日本の理科教育情報発信基地 【理科の部屋】へようこそ        
                                
 (^o^)/ あなたもここで情報発信者に\(^o^)   

 情報は、発信されるところに集まる。

 あなたがノックされるところがドアです。

  時空を超えて響きあい・学びあい・高めあう世界を 

*************************************************

【特長2】 フラットである!!
 「あなたがノックされるところがドアです」まったくの自画自讃であるが私はこのコトバが大好きだ!!
 ここでは自分の興味ある話題がなければ、その話題について自分から発信すればよい。それがほんとうに面白いことなら、きっと自分でも予想もしなかった面白い展開が待っているだろう。
 ここでは、最初に「入れ物」があってそこに人が入って行くというのでない。
 「入れ物」をつくりだし、かたちにしていくのはなかにいる人だった。
 その人と人の関係はフラットであった。
 「響きあい・学びあい・高めあう」関係にあった。

▼次は、【理科の部屋】20年史年表を見てもわかるとおり

【特長3】 ネットの歩みと深い関係がある!!
 ここのところ私は好んで「Twitter的」といコトバを使っていた。
 「Twitter的」=「リンク」「シェア」「フラット」「等身大」「リアルタイム」「アクティブ」 6つの概念を合わせたもの、大げさに言えばネットの哲学!! 
 私はこのTwitter的をときどき【理科の部屋】的と読み替えていた!!

▼そして最後に

【特長4】 オフが愉しい!!

 実は、正直に言うとこれを言いたいがためにここまで書いてきたのだ。すでに案内しているように今年、次のオフを企画している。

◆【理科の部屋】25周年記念オフ 11/23(祝・金)に!! #【理科の部屋】 #25thrika

 ここから本論です。(^^ゞポリポリ

 このオフに参加して発表していただく方を公募します!!
 ぜひぜひ手をあげてください!! 
 
(つづく)

_dsc2430

_dsc2437


| | コメント (0) | トラックバック (0)

本日(2018/04/28)、第190回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

Dscn0205

▼先日の「寅彦を訪ねて」の旅で、「高知地方気象台露場」を見て以来、益々地元のアメダス測候所が気になってきた。
 
 そのアメダス測候所の近くの公園のヒラドツツジが満開であった!!
 
 七種川の対岸からであるが、風向風速計、雨量計をカメラにおさめてみた。

▼本日(2018/04/28)は、第190回オンライン「寅の日」である。
 4月のテーマは

【4月テーマ】 「寅彦を愉しむ」

である。読むのは前回に引き続き随筆集『備忘録』である。
 その最終回である本日はそのなかの「向日葵」を読む。

◆本日(2018/04/28)、第190回オンライン「寅の日」!!

「向日葵」(『備忘録』 青空文庫より)

▼自画自讃ながら4月にこの『備忘録』を読んだのは大正解であると思っていた。
 ここで読んだ「金平糖」「線香花火」そして今回の「向日葵」、それ以外にも面白い随筆がいっぱいだ!!
 初出は
 (昭和二年九月、思想)
 となっている。
 こんな興味深いことを次々と書いた昭和二年(1927年)とは寅彦にとってどんな年になるのだろう。
 これまた、高知県立文学館で手に入れていつも参考にさせてもらっている

◆『寺田寅彦~天然に育まれし眼差し~』(高知県立文学館編集・発刊)

から引用させてもらう。

一九二七年(昭和二年)  五〇歳(数え年)

3月、理学部勤務を免ぜられ、地震研究所所員専任となる(理学部では特別講義を持つ)。

4月、長男東一は東京帝国大学理学部物理学科、次男正二は静岡高等学校、三女雪子は三輪田高等女学校へそれぞれ入学。

7月1日、甥伊野部重彦が死去し帰高。(これが最後の帰郷となる)

7月18日、仙台の小宮豊隆と松島に遊ぶ。

8月末、豊隆、東洋城、青楓と塩原に遊ぶ。

 この随筆が出てきたバックグランドを想像しながら読むとより愉しめる気がしてきた。

物理学上の文献の中でも浅薄な理論物理学者の理論的論文ほど自分にとってつまらないものはない。論理には五分もすきはなく、数学の運算に一点の誤謬(ごびゅう)はなくても、そこに取り扱われている「天然(ネチュアー)」はしんこ細工の「天然」である。友禅の裾模様すそもように現われたネチュアーである。

 寅彦には理想に描くものがあった。


ほんとうにすぐれた理論物理学者の論文の中には、真に東洋画特に南画中の神品を連想させるものがある。一見いかに粗略でしかも天然を勝手にゆがめて描いてあるようでも、そこにつかまれてあり表現されてあるものは生きた天然の奥底に隠れた生きた魂である。こういう理論はいわゆる fecund な理論でありそれに花が咲き実を結んで人間の文化に何物かを寄与する。

理想芸術でもすぐれた南画まで行けば科学的にも立派であるように理論物理学もいいものになるとやはり芸術的にも美しい。

▼これは寅彦のいつもの手法かと思うことがあった。
 その手法とは 
 本意は最後の一文で語る!!
 であった。今回もその最後の一文を引用させてもらおう。

  向日葵(ひまわり)の花を見ようとするとわれわれの目にはすぐにヴァン・ゴーホの投げた強い伝統の光の目つぶしが飛んで来る。この光を青白くさせるだけの強い光を自分自身の内部から発射して、そうして自分自身の向日葵を創造する事の困難を思うてみる。それはまさにおそらくあらゆる科学の探究に従事するものの感ずる困難と同種類のものでなければならない。

 寅彦が亡くなったのは、1935年(昭和10)12月31日だった。
 こう書いてから8年後である。
 私には、この最後の一文が寅彦自身の強い「決意」を込めた文に読めてくるのだった。

Dscn0217

Dscn0158

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【理科の部屋】25年の歩みとは!?(2) #【理科の部屋】 #25thrika

Dscn0175

Dscn0187

▼「雲見」定点の方向を少しだけずらした!!
 あいかわらずの「雲見」の毎日だ。しかし、やっぱり面白い!!
 いつも同じにように見えても、同じではない!!
 同じ空でも、雲は刻々と表情を変えていた。

 「雲見」の出会いは一期一会!!

 それが面白いのだ!!
▼「雲見」だけでなく、人との出会いも一期一会だった。
 それは少し大げさに言えば人生の醍醐味かも知れない。

 【理科の部屋】25年の歩みのなかでも、私は実に多くの人と出会ってきた。
 出会った人から多くを学んできた。
 ・学ぶことの面白さを
 ・学び合い、高め合うことの愉しさを
 ・多くの「私の科学」を
 ・そして「共愉の科学」を
 等々
 私は、確信を持って言うことができる。

 【理科の部屋】ヒューマンネットワークこそ私の生涯の宝もの!! 

あらためて【理科の部屋】とはなになのか?
 どこに特長があるのか?


◆情報は発信するところに集まる。   ~【理科の部屋】とは~ 

 この文章ははじまった当時の文章で、今、読み返してみると少し気恥ずかしい(^^ゞポリポリ
 意気込みばかりが先行しているのがわかる。
 しかし、今なお、いや「これから」も有効だろうと思う点も多い。
 そこで、自画自讃気味ではあるが、ここから【理科の部屋】の特長を読み取ってみたい。

▼そのwelcomeメッセージに端的にあらわれていた!!
*************************************************

日本の理科教育情報発信基地 【理科の部屋】へようこそ        
                                
 (^o^)/ あなたもここで情報発信者に\(^o^)   

 情報は、発信されるところに集まる。

 あなたがノックされるところがドアです。

  時空を超えて響きあい・学びあい・高めあう世界を 

*************************************************

【特長1】 「情報は発信するところに集まる!!」
 これはスタート当時からの私たちの合い言葉だった。最初に「あなたもここで情報発信者に」と呼びかけているように、私たちはここから「情報受信者」だけでいることをやめたのである。
 最も有効な情報を手に入れる方法に気づいたのである。

 「情報発信者」になることこそが、有用な「情報」を手に入れる最高の手段デアル!! 

と。

(つづく)

Dscn0178

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【理科の部屋】25年の歩みとは!?(1) #【理科の部屋】 #25thrika

_dsc2282

▼雨がやんだ。
 気づいたら、庭に巨大な牡丹の花が一輪!!
 旅に出る前は気づかなかったのに、いつの間に…
 それにしてボリュームたっぷりだ。
 いったい何枚ぐらいの花びらがあるのだろう!?
 これだけの花びらがどのように小さな蕾の中に折りたたみこまれていたのだろう!?
 どんな格納の「からくり」があるのだろう。まるで手品である!!
 旅の余韻だろうか、あのコトバを発してみたくなる!!

 「ねえ君、不思議だと思いませんか?」

▼2018年度に入り一ヶ月近くがたとうとしている。連休も近づき少し落ち着きはじめているところだろうか。
 年間を通しての行事計画も少し見通しができるようになってきたころだろう。
 年の初めに、今年は【理科の部屋】25周年と言うことで記念オフを提案していた。

◆【理科の部屋】25周年記念オフ 11/23(祝・金)に!! #【理科の部屋】 #25thrika

 くわしいなかみについては、みんなで考えていこう!!
 と、言いながらもそのままになっていた。
 そろそろ本格的に考えていく時期が来ているようだ。

▼これを機に【理科の部屋】25年の歩みをふり返ることになればと思っている。

 すでに、【理科の部屋】20周年記念オフを機に、あくまで私個人がかかわったことが中心であるが、【理科の部屋】20年史年表をまとめていた。

◆【理科の部屋】20年史年表

 多くの人に協力してもらってつくりあげたものである。
▼この年表のバージョンアップ版!!

◆【理科の部屋】25年史年表 

をつくってみたい!!
 そのためにはいくつもの課題もある。
 
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

(つづき)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

【Web更新4/24】18-16 オンライン「寅の日」 等更新!!

_dsc1998


どんぐりの花ここにあり答ふかな 18/04/21撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】18-16
週末定例更新のお知らせ
 少し遅れた週末定例更新のお知らせである。
 もう使えなくなったHPのアクセスカウターの下に
 
 98/04/25(土) OPEN !!

 とある。つまり

 本日(2018/04/25)は本HPの二十歳の誕生日である!!

 HPの表紙、フレームは当時からまったく変わっていなかった。
 これは自分でも驚くばかりである!!一週間に一度の微更新のスタイルも変わっていなかった。
 「進歩」のないのか、それとも…!?

◆表紙画像集2018 更新 クヌギの花
 「どんぐり」などという植物名はない。でもやっぱりあれは「どんぐり」なのである!!
 「どんぐりコロコロ」の実があるのだから、花が咲くのはアタリマエ!!
 「花など見たことないゾ!?」に
 「ここにあり」と答えるがごとく今盛りを迎えていた!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 まだまだ「寅彦を訪ねて」の旅の余韻のなかにいた。
 旅で出会ったひとつひとつのコトバ、モノ、景が反芻作業をくりかえすことでツナガル!!
 そして、あらたな「物語」が生まれてくる。
 しばらくは、この作業を愉しみたい!!

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 旅でみつけた「高知地方気象台遠隔露場」が、忘れかけていた何かを思い出させてくれた。
 アリガタイ!!

◆「燐寸(マッチ)一本 化学の元!!」 更新!!
 「これまで」をまとめたところで、次なるターゲットがはっきりしてきた。
 三田の「川本幸民」デアル!!

◆「コウガイビル」を追う 更新!! 36号はエサなしでどこまで!?
 巨大な37号のこれからの展開は!?
 それは今の私にも予想がつかない。

 私のHPに三十歳の誕生日はあるのだろうか?
 今の私にはわからない。
 ただただ
 ゆっくり ゆっくり 急ぐ のみだ!! 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年春・寅彦を訪ねて(2) #traday #寺田寅彦

Dscn9893
私は勝手に「寅彦を訪ねての旅」に定番コースを決めていた!!
 次なる定番スポットは

◆高知県立文学館(「寺田寅彦記念室」)
 
である。朝一番にでかけて行った。
月曜日が休みではないというのがアリガタイ!!
「寺田寅彦記念室」にはたいへん貴重で興味深い展示がいっぱいだ。
行くたびにあらたな「発見」があってうれしい!!記念室ではかならずやることがあるあの三本のビデオを見せてもらうことだ。

(1) 「渦巻きの実験」 「物理学圏外の物理的現象」(青空文庫より)

 

広大無辺の自然にはなお無限の問題が伏在しているのに、われわれの盲目なためにそれを問題として認め得ない結果、それが存在しないかのように枕(まくら)を高くしているのである。


(2) 「地滑りの実験」 「自由画稿」はしがき(青空文庫より)

どんな瑣末さまつな科学的知識でも、その背後には必ずいろいろな既知の方則が普遍的な背景として控えており、またその上に数限りもない未知の問題の胚芽(はいが)が必ず含まれているのである。


(3) 「割れ目と生命の実験」 「空想目録」二 製陶実演 (青空文庫より)

学問の場合には、素材というものの価値が実は非常に重大である。いい素材を発見しまた発掘するということのほうがなかなか困難であってひと通りならぬ才能を要する場合が多く、むしろそれを使って下手(へた)な体系などを作ることよりも、もっとはるかに困難であると考えられる場合も少なくはない。そうして学術上の良い素材は一度掘り出されれば、それはいつまでも役に立ち、また将来いかなる重大なものに使用されるかもしれないという可能性をもっている。
   今回は2回ずつ見せてもらった。やっぱり面白い!!

▼今回はさらに忘れてはならない目的があった。
 新発売のあの「ふろしき」を手に入れることだった!!
 前から文学館オリジナル商品としてつくられると聞いていたが、前日寺田寅彦記念館で現物を見せてもらうまでもう発売になっていることを知らなかった。
 なくなってしまわないうちにこれは絶対に手に入れておかねばと2枚もgetしてしまった(^^)V
 加えていつものように「寅彦珈琲」を手に入れてた。これで当分のあいだオンライン「寅の日」の朝に飲んでも大丈夫だ!!
 
 大々満足で高知県立文学館を出た!!

Dscn9897

Dscn9911

Dscn0131

▼今回の旅で定番コースにあらたな定番スポットを設けたい、と旅に出る前からぼんやりと考えていた。
 しかし、具体的にそれをどこにするかはまだきめていなかった。
 実際にここと決めたのは昨日の朝だった。
 今度のスポットは、ちょっと変わっていた。

 「寅彦ゆかりの地」と言うより、今現在、寅彦が生きておればきっと興味津々で出かけていくような場所!!

 私は勝手に想像した。寅彦は若い頃より「大気の物理学」=「気象」に興味があった。気象関係の随筆もたくさん残している。
 ナラバ、近くに「気象観測露場」があれば必ず頻繁に出かけていっただろう。
 下調べをしていなかった。(^^ゞポリポリ
 とりあえず、「高知地方気象台」だ。それは高知地方合同庁舎5階にあるという。文学館出てさっそくそちらに向ってみた。
 唐突に質問してみた。
 「気象観測をしているところ(露場)を見学したいのですが…!?」
 後から考えれば、なんと唐突で失礼な質問だ。ここに露場があるわけなかった。(^^ゞポリポリ
 それにもかかわらず対応してくださった方はていねいに対応してくださった。
 「ここには露場はないんです。遠隔操作でここでデータ処理をして…」
 「その露場はずいぶん以前から…」少し誇らしげに語られた。(その訳は後でわかった。)その場所の地図まで用意してくださって教えてもらった!!アリガタイ!! 深謝

 いただいた地図はわかりやすかった。
 近くのコンビニで車をとめ、少し歩くと高い風向風力計でいっぺんにわかった。
 驚いた!!
 なんと「ウィドプロファイラ」まであるではないか!!人生二基目の「ウィンドプロファイラ」だ!!
 寅彦は早くより「高層気象観測」に尽力していたはず!!
 さらに「高知地方気象台遠隔露場について」の少し古びた説明板を読んでビックリ!!
 なんと、ここは1940年(昭和15)1.1より観測を開始している!!
 それはちょうど寅彦がなくなってから5年後ことだった。
 
 私のなんとなくの直感はあたっていた!!
 今年は寅彦生誕140年だという。寅彦が幼少のころからここがあったならばきっとここへ遊びにきていただろう!!
 「高知地方気象台遠隔露場」をあらたな定番スポットに加えたい!!

Dscn9970

Dscn9973

Dscn9974

_dsc2191

_dsc2248

Dscn0001

Dscn0048

Dscn9983

Dscn9992

_dsc2226

▼時間すれば、そんなに長くの旅ではなかったが、実に充実した旅だった。
 旅の最後は、やっぱり「寺田寅彦物語」の登場人物が眠る墓にお参りをした。
 すでに前日には、友の会のみなさんと一緒にお参りしていたが、ぜひ「高知地方気象遠隔露場」の報告を寅彦にしておきたくなったのだ。ひょっとしたら連れて行ってくれたのは寅彦だったのかもしれないが…。

 今から、いただいた資料をみたり、「寺田寅彦物語」を観せてもらいながら、しばらくは反芻作業をくり返してみたい。お世話になったみなさんに大大感謝だ!! <(_ _)>

Dscn0083

Dscn0092


 
 
 
 
 

 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年春・寅彦を訪ねて(1) #traday #寺田寅彦

Dscn9788
▼この前に立つのはほぼ一年ぶりだった。
 春と秋の二回ここに立つのは、私のなかでは恒例化していた!!
 昨年の秋は台風で中止になってしまったのだ。
 
 いつも季節ごとに違う草木の花が迎えてくれた!!
それがうれしい。
 今回いちばん気になったのは赤く色づいたカエデのプロペラのような実だった。
 
 さらに今回は、大野良一さんより寄贈された頭像をしっかり見せてもらった。
 アリガタイ!!

_dsc2110

Dscn9756

▼毎年春は、寺田寅彦記念館友の会の総会・記念講演だ。とりわけ記念講演は、毎回、寺田寅彦に関連した興味深いお話を聞けるのが楽しみだ。
 今回は、前回予定していただいていた西森良子さんだ。

◆演題 「なぜ寺田寅彦を上演したのか」
●講師 西森良子様(劇団 the・創 代表 寺田寅彦友の会会員) 

▼実は西森さんたち劇団 the・創は2016年12月に「寺田寅彦物語」を上演されていた。

◆劇団 the ・創 第17回公演 「寺田寅彦物語」

 高知から離れた地にすむ人間にとってはアリガタイ!!
 これまでにも何回かオンラインで上演を面白く観せてもらっていた。ぜひ生でも観たい!!という気持ちがあった。それが、今回、生で西森さんのお話をきけるということでワクワク気分だった。o(^o^)o ワクワク
 
 お話は期待通り、いやそれ以上に興味深いものだった。
 「どうして寺田寅彦を上演したのか?」
 「なにを どのように発信したかったのか?」
 を具体的に熱く語られた!! 
 寅彦を語る人はどうしてかくも面白いのか? それが私には不思議だ!!
 演劇人ならでは切り口で寅彦にせまる「寅彦論」は実に興味深かった!!
 
 ・徹底した資料の読み込み
 ・徹底した現地取材
 ・取材活動を通してのプロローグ エピローグを紡ぐ

・「芝居は日常生活のの再現」のコトバが凄い!!  
・「科学者としての寅彦」スルドイ!!

まだまだいっぱいある。深謝。
帰ったらもう一度「寺田寅彦物語」観なおしてみたい。

▼続いて行われた総会では、事業計画、予算等にあわせて

◆寺田寅彦銅像除幕式 2018.07.24(火) !!

について話し合われた。
ついに建立だ!! 今年は夏も訪ねてこなければ…o(^o^)o ワクワク

久しぶりにお会いした「友の会」の方たちからは貴重な資料をたくさんいただいた。
深謝 <(_ _)>

(つづく)

Dscn9758

_dsc2132

Dscn9784

Dscn9811

Dscn9809

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【お薦め本】『世界でいちばん素敵な 雲の教室』(荒木健太郎著 三才ブックス) #雲の教室

Dscn9704
「一日いちばんきれいな空」にも季節の移り変わりがある!!
 それはきわめてアタリマエ!!
 太陽の昇ってくる位置、時間、大気中にふくまれる水蒸気の量等々の条件が変わればちがう景が見えてくる。  当然とは言え、それもまた楽しいものである。

 そんな空ではじまる一日の「雲見」にここ数日ちょっとした異変が起きていた。
 どの方向を見ても雲のない「雲見」が続いていたのである。

 気温はどんどんあがり「夏日」が続いていた!!

▼いずれにしても「雲見」というものは楽しいものである。
 その「雲見」の楽しさを何倍、いや何十倍にも膨らませてくれる本に出会った!!
 それが今回の【お薦め本】!!。

◆【お薦め本】『世界でいちばん素敵な 雲の教室』(荒木健太郎著 三才ブックス 2018.4.1)
 
▼例によってお薦めポイント3つを先にあげておく。

(1) 「解説動画」と連動しながら雲のことを楽しく学べる!!

(2) 一期一会の「雲見」の楽しみをより豊かに膨らませてくれる!!

(3) 「感天望気」の世界にやさしく誘ってくれる!!

 これだけあげておけば後は、思いつくままに…。少しくわしく…。
(1) 「解説動画」と連動しながら雲のことを楽しく学べる!!
 「解説動画」と連動!!
 これがこの本でいちばん気に入ったところである。
 部分的にちょっとオマケに「解説動画」があるというのではなかった。
 34のQ&AのすべてについてYouTubeの「解説動画」があるのである!!
 これは実にアリガタイ!! 
 私は日々TwitterやFacebookなど通して著者から多くを学ばせてもらっていた。
 「おすそ分け」画像を愉しませてもらっている「雲友」でもあった。
 いつの日か直接お会いしてお話を聞きたいと思っていた。そんな私にとっては、とてもうれしい「解説動画」なんである。
 その気になれば、何度でもその部分をくり返し見ることができた。写真だけではなかなか理解できないところも動画であればより説得力をもつのである。
 文字だけではなかなかインプットできないことも、著者のわかりやすいやさしい語りで「わかった!!」となるところも多々ある。
 

(2) 一期一会の「雲見」の楽しみをより豊かに膨らませてくれる!!
 本は「あるある」の34のQ&Aから構成されていた。
 34Qは、基本から発展まですべて網羅されていた。
 それぞのAがシンプルでするどい!!
 さらにくわしく知りたければくわしい解説を読めばいいようになっている。
 追加、関連のQも用意されている。
 解説もわかりやすいフローチャート、リファレンスが用意されている。
 例の「パーセルくん」「たつのすけ」「力士」なども登場する。
 「雲見」をより愉しむための、「雲友」への誘いはうれしい!!
 ともかく
 今、最先端を行く「雲見」入門書!!と言えるだろう。

▼本書にならって、シンプルにするどくと行きたいが、私の場合なかなかそうはいかない。(^^ゞポリポリ
 最後は次である。
(3) 「感天望気」の世界にやさしく誘ってくれる!!
 「感天望気」は聞き慣れぬコトバです。
 「観天望気」の間違いかと思ったらそうではないのです。
著者の本意から編み出したコトバのようです。少しながくなりますが、著者の説明を聞いてみましょう。
 

雲は人と同じ個性があり、相手を知れば仲良くなれます。
雲とのコミュニケーションを通して雲を知り、声を聞き
雲の心を感じれば、天気の変化も読めるようになるのです。
これを私は「感天望気」と呼んでいます。
雲をシンプルに読む観天望気から一歩先へ進み、
雲への愛をもとに雲の心を感じ、「感天望気」で雲と上手く付き合えば、
私たちは充実した雲ライフを送ることができるようになるのです。
「感天望気」の本質は、日常的に雲を愛でて親しみ、
雲を楽しむために使っている気象情報がいざというときに役に立つ、
「能動的で楽しい防災」なのです。(同書 P150より)

「能動的で楽しい防災」にこそ著者の究極のねらいがあるようです。
同感です!!
そこから逆算して、著者のいろんな取り組み、プロジェクト、研究活動をみれば驚くほどすっきり見えてきました。 
大いに共感するところであり、これからも大いに学ばせてもらいたい。

さあ、もう一度、「あそこの」解説動画を見せてもらおう。o(^o^)o ワクワク

Dscn9718

Dscn9720

Dscn9722


 昨日の朝、大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから4週目であった。
 「浮葉」がついに葉を広げてきた!!

 _dsc2037


 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

36号コウガイビルはエサなしで10ヶ月生きのびた!! #コウガイビル

_dsc1817
暑かった!!
 とてもまだ4月とは思えぬ暑さであった。
 今、アメダスの「記録」を見ると、最高気温は27.0℃まであがっていた!!
 「穀雨」などすっかり通り越して「夏日」であった。最低気温は10℃でその差は17℃だ!!
 この気温のアップダウンは、生きものにとってはなかなかきついものがあった。
▼この暑さが、我らがコウガイビル(陸生プラナリア)にとって大敵であることは、すでに若き日のあのC・ダーウィンが「記録」してくれていた。

私は、南半球の各地で、陸生のプラナリアを十二種以上見た。ブァン ディーメンス ランド Van Dimen's Land で得た若干の標本には、朽木を食わせて、約二ヶ月も生存をつづけさせた。一匹のプラナリアをだいたい相等しい大きさに横断すると、二週間のうちに双方とも完全な体となった。更に、片方が下面に開口を二つとも持ち、従って他の方は開口を一つも持たぬように切ってみた。施術後25日を経て、比較的完全に近かった方は、普通の標本と区別できぬまでになった。片方もその形がいちじるしく大きくなり、そして後端に近く柔らかい細胞集団のうちに透明な空間を生じ、その中には椀のような形の口の原基が明らかに認められた。しかし下面に裂口が開くには到らなかった。赤道に近づいたために、気温の上昇によって、すべての個体を殺すようなことがなかったならば、この最後の段階も構造を完成したに違いない。この実験はすでによく知られているところであるが、一方の個体の簡単な体の一端から、必須の器官がことごとく次ぎ次ぎに生ずるのを見るのは面白かった。プラナリア類を飼うのは極めてむずかしい。生活現象が終われば、一般に見る天然の変化の法則がここにも働いて、体は全体に柔らかくなり、液化する。そのはやさは、他に比べるものもないほどである。(「ピーグル号航海記 上」(岩波文庫)P54より)

 私は、これまで何度も「体は全体に柔らかくなり、液化する。そのはやさは、他に比べるものもないほどである。」を観察してきた。
▼それを克服する方法として考えたのが、冷蔵庫(なかは10℃前後)のなかに入れるという方法だった。
 36号コウガイビルは、2017.6.20に出会い、ナイロン袋に入れた。わずかばかりの水と一緒に。

 水はときどき追加するが、エサはなしである!!

 10ヶ月目の昨日、恐る恐る冷蔵庫から出してみた。
 「ずいぶん小さくなった!!」 
 そんな印象デアル。「夏日」となった昨日の陽射しはきびしかった。ゆっくり外に出して観察するのもこわかった。 生きていることを確認したら早々に冷蔵庫のなかに入ってもらった。

 「エサなしで生きのびる」記録を更新中デアル!!はたしてどこまで!?

_dsc1757

_dsc1771

_dsc1779

▼もう一匹、37号君も冷蔵庫のなかにいた!!
 こちらは、先日(2018.4.12)入ったばかりだった。入ってからたった8日目である。
 36号君とくらべればなおさら巨大だ!! 動きがきわめて緩慢である。
 しかし、生きていることは確かだ。
 図体の割に頭が小さい!!その頭をヒラヒラと動かしているから…!!

 炎天下のもと、外に出しておくのがはばかられた。
 「暑さ」にもだえているようにも見えた!!
 だから、こちらも早々に冷蔵庫のなかに入ってもらった。
 こちらの方はこの後、どう展開するのだろう!?

_dsc1864

_dsc1866

_dsc1871

_dsc1917

_dsc1834

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年5月のオンライン「寅の日」は #traday #寺田寅彦

_dsc1627

「哲学」って何? (・_・)......ン?
 正面切って今さら聞かれても答えに窮する問いがアル。
 これも、そんな問いのひとつだろう。
 勝手なもので、それが何かを明確に語れないくせに、そこに「ある」か「ない」かの判断は明確にできた。さらに好みもはっきりしていた。自分自身のことはさておき、私は、そこに「哲学」がある世界が好きだ!!
 
 藤の花が咲いていた!!
 何かが変だった。例年杉の大木からぶら下がる藤の花を楽しんできた。その杉の大木がなかったのだ。
 なんとあの大木が途中で切り倒されたなんて今の今まで気づかなかったのだ。
 
 藤の花を見ると、寅彦の「藤の実」を即座に思い出すまでに「寅彦の世界」にはまっていた!!

▼2018年5月のオンライン「寅の日」の計画をたてる時期だ。
 7年目の5月のテーマを考えていた。にわか寅彦ファンも7年目ともなると明確に語れないにしても、自分にとっての寅彦の魅力がわかりはじめていた。私にとって最大の魅力は

 寅彦には「哲学」がある!!
 
 ことである。本人が生きていたらお叱りを受けるかもしれない。ながいあいだのファンからは「勝手なたわ言を…」と笑われるかもしれない。でも、そう思うのである。
 そこで、5月テーマは かなり強引ではあるが次のようにする。

【5月 テーマ】 「寅彦の哲学」

 5月は2回ある。

■2018年5月オンライン「寅の日」

◆第191回オンライン「寅の日」 …5/10(木)
◆第192回オンライン「寅の日」 …5/22(火)

▼なにか自分自身でちょっと苦しいところに追い込んでいるようなところがある。(^^ゞポリポリ
どの随筆を読めば、テーマにそったものになるのか?
少しなやんだ!!そして、そのうち居直ってしまった!! 
 
寅彦の全作品を貫いて存在するもの、それが「寅彦の哲学」!! 

ナラバと、これまで比較的読んでいない2つを選んでみた。
「五月の唯物観」「コーヒー哲学序説」である。

■2018年5月オンライン「寅の日」

◆第191回オンライン「寅の日」 …5/10(木)「五月の唯物観」(青空文庫より)

◆第192回オンライン「寅の日」 …5/22(火)「コーヒー哲学序説」(青空文庫より)

▼オンライン「寅の日」を機に話題がいろいろ拡がって行くのが面白い!!
 4月初回の「金平糖」は、まだまだ追いかけていた。
 昨夜も、レンタルビデオ店で借りた映画『本能寺ホテル』を再度見た。
 そこに登場したのは、まぎれもなくあの「金平糖」専門店だった!!信長と「金平糖」の歴史が面白い!!
 「金平糖」づくり体験の情報ももらった。次は…と考えるのが愉しい。
 
 さあ、5月は何を… o(^o^)o ワクワク

| | コメント (0) | トラックバック (0)

私の「科学」雑話(22) #マッチ

Dscn6817

「ふしぎ!?」を追う旅で最高に愉しいのは、人に出会えることである!!
 知りたかった情報を手に入れることは愉しい!!
 欲しかったモノを手に入れることも愉しい!!
 でも やっぱり 最高に愉しいのは 人に出会えることである。
 
 はじめたばかりの燐寸(マッチ)の「ふしぎ!?」を追う旅でも同様だった。
▼ずっとずっと行ってみたいと思っていた。ここに行ってみた!!

(12) マッチ専門店「マッチ棒」にマッチ情報のすべてがある!! 

行ってみて確信した!!知りたかった情報も、おもしろマッチもいっぱい手に入れた。そして、とんでもないことでたいへんお世話になった。<(_ _)>
 神戸に行ったらぜひマッチ専門店「マッチ棒」へ!!

▼旅は続いた!!

(13) 宇田川榕庵が『舎密開宗』(せいみかいそう 1837年)で燐寸についてふれていた!?
・「第百三十章 燐の燃焼性」おそらくこの部分だろう。

(14) 津山洋学資料館に宇田川榕庵に関する資料がいっぱいある!!
・榕庵はきわめてマルチに活躍していた!!

(15) 『舎密開宗―復刻と現代語訳・注 (1975年)』 (講談社 宇田川 榕菴 (著),田中 実 (著))は面白い!!
・ついに手に入れてしまった!!

Dscn7185

Dscn7594

▼次に向った先は四国だった!!

(16) 久米通賢が「わが国最初の国産燐寸(マッチ) 」(1839年 天保10年)を作っていた。!!
・雷汞(らいこう)マッチは「黄燐マッチ」ではなかった!!

(17) 鎌田共済会 郷土博物館に久米通賢の資料が集中してあった!!必見!!

 行く先々ですばらしい人との出会いがあった!!
 それはとても偶然とは思えぬほどのものだった!! 
 
 うれしいことに出会った人は、必ず次なる方向のヒントも与えてくださった!!
 アリガタイ!!深謝<(_ _)>

 だから次のターゲットは決まっていた!!

(つづく)

Dscn8147

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

私の「科学」雑話(21) #マッチ

_dsc1535
定点ビカンバナはカラスノエンドウの完全包囲網のなかにあった!!
 葉の先はさらに黄色味を帯び、完全に枯れかけていた。
 他の場所は、今年度初回の草刈りをはじめた。
 しかし、この一角だけは、草刈りをしないで地上からヒガンバナが姿を消すまで観察してみようと思う。
ヒガンバナの「ふしぎ!?」を追うのが、私にとってもっとも年季の入った研究だとすれば、マッチの「ふしぎ!?」を追うのは、最もあたらしい研究と言えるだろう。
 「燐寸(マッチ)一本 化学の元!!」の「これまで」をザックリと続けてみよう。

(7) ファラデーは『ロウソクの科学』(1860年)で何を使ってロウソクに火をつけたのだろう!?   
・『ロウソクの科学』第一講~第六講をていねいに見るが、マッチが見あたらない?
・「安全マッチ」は使えたのか!? 微妙 (・_・)......ン?

▼ひとつの「ふしぎ!?」にこだわって追っているとイモズル式にいろんなことがわかって来る!!

(8) マッチの語源は『蝋燭の芯』という意味である。
・ロウソクとマッチの関係は?

(9) 小箱マッチには平均44本のマッチ棒が入っている!!
    実際に数えてみると多い少ないアリ!! 

10) 燐寸(マッチ)には4つのタイプがある!!
 (a)初期型「黄燐マッチ」
 (b)改良型「黄燐マッチ」
 (c)赤燐を用いた分離型「安全マッチ」
 (d)どこで擦っても発火できる「硫化燐マッチ」

▼もうひとつ歴史を追っていて興味深い事実に出会った。

(11) 『マッチ売りの少女』が売ったのは、「安全マッチ」でなく改良型「黄燐マッチ」である可能性が高い!!

 シロウト研究は話が何処へとんでいくかわからない!!
 奇想天外な仮説が飛び出したりもする。
 想像もしなかった「成果」もある。!!
 それこそが醍醐味でもある。
 
(つづく)

_dsc1495

_dsc1539

_dsc1525


| | コメント (0) | トラックバック (0)

【Web更新4/15】18-15 「燐寸(マッチ)一本 化学の元!!」 新設 等更新!!

Dscn9017


アメダスの満天星の花揺れにけり 18/04/13撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】18-15
週末定例更新のお知らせ
 2018年度がはじまって半月が過ぎた!!
 自分でも驚くほど日々が充実している。あらたな出会いや発見の日々だ!!
 さあ、今週は何に出会えるだろう。 o(^o^)o ワクワク

◆表紙画像集2018 更新 満天星の花
 アメダスの近くの公園の樹木の花が季節毎に変わっていくのが楽しい!!
 今、いちばんの盛りは「満天星」の花デアル。
 漢字表記「満天星」と書いて「ドウダンツツジ」。なんとスバラシイ\(^O^)/
 アメダスの風力計がはげしく回転した。
 満天星の小さな釣り鐘のような花が一斉に揺れた!!

◆「燐寸(マッチ)一本 化学の元!!」 新設!!
 「燐寸(マッチ)一本 化学の元!!」という長ったらしい名前のページをつくった。
 私の「科学」雑話の第一弾として、「マッチ」のことを話題としていた。
 はじめて今日でちょうど2ヶ月だ。
 はじめはほんの小さな気まぐれであった。マッチの「ふしぎ!?」に関連していろんなところに出かけるうちにあまりの面白さで持病の「ばっかり病」に火がついてしまったようだ。
 マッチのことを知れば知るほど 
 「燐寸(マッチ)一本 化学の元!!」
 は益々実感するばかりだ!!

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 サイエンスコミュニケーターとしての8年目の取り組みがはじまっている。
 「真性 サイエンスコミュニケーター!!」として道を模索していきたい。

◆「コウガイビル」を追う 更新!!
  巨大な37号コウガイビルとの出会いは、私のコウガイビル研究にどんな変化をもたらすだろう!?
 それは私にもわからない!!


 さあ ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

本日(2018/04/16)、第189回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

Dscn9521_2
▼前回の「金平糖」からまだ12日たっただけだった。
 特に昨日は、「金平糖」に関して新しい展開があり、とても気をよくしていた。
 そのため勇んで、昨夜、今回の「線香花火」に挑戦してみた!!
 夏の風物詩には少し気が早すぎたが、このためにだけ少し前から、「線香花火」を入手していた。
 最初は、火の付いた「線香花火」を妻に持っていてもらってカメラを向けていた。そのうち自分で持っていてカメラを向けるようにした。何度も何度も…。
 いつものことながら「下手な鉄砲」方式で、 闇雲にシャッターを押し続ければ「そのうちそれらしいものが、一枚ぐらいは…」の期待を持ってやってみた。
 どうやら暗闇のなかではその淡い期待も通用しないようだ…(^^ゞポリポリ
▼本日(2018/04/16)は、第189回オンライン「寅の日」である。
 7年目スタートの4月のテーマは、原点にもどって 

【4月テーマ】 「寅彦を愉しむ」

である。読むのは前回に引き続き随筆集『備忘録』である。
 本日はそのなかの「線香花火」を読む。

◆本日(2018/04/16)、第189回オンライン「寅の日」!!

「線香花火」(『備忘録』 青空文庫より)

▼いつもの巧みな寅彦の文章に感動してしまう!!
 「線香花火」の写真を撮る前に一度読んでしまっていた。後から考えるとそれが少しまずかったのかもしれない。下手に寅彦の巧みな文章で「線香花火」の先入観を持ってしまったのかもしれない。
 下手なカメラ技術で、寅彦の「線香花火」を追体験してみようという試みが無謀であったのだろう。
 
 それにしても巧い!!

それは今にもほとばしり出ようとする勢力(エネルギー)が内部に渦巻(うずまい)ている事を感じさせる。突然火花の放出が始まる。目に止まらぬ速度で発射される微細な火弾が、目に見えぬ空中の何物かに衝突して砕けでもするように、無数の光の矢束となって放散する、その中の一片はまたさらに砕けて第二の松葉第三第四の松葉を展開する。この火花の時間的ならびに空間的の分布が、あれよりもっと疎であってもあるいは密であってもいけないであろう。実に適当な歩調と配置で、しかも充分な変化をもって火花の音楽が進行する。

 こんな調子でやられるとぐいぐいとその世界に引き込まれていくのである。

 実際この線香花火の一本の燃え方には、「序破急」があり「起承転結」があり、詩があり音楽がある。

なんて言われるとうなづくしかないのである。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

▼寅彦のほんとうにすごいのは、ここにとどまらないところである。
 「これ」も、いや「これこそ」が科学研究の対象であるというのである!!

線香花火の灼熱(しゃくねつ)した球の中から火花が飛び出し、それがまた二段三段に破裂する、あの現象がいかなる作用によるものであるかという事は興味ある物理学上ならびに化学上の問題であって、もし詳しくこれを研究すればその結果は自然にこれらの科学の最も重要な基礎問題に触れて、その解釈はなんらかの有益な貢献となりうる見込みがかなりに多くあるだろうと考えられる。

さらには次のように誘ってくるのである。

それで私は十余年前の昔から多くの人にこれの研究を勧誘して来た。特に地方の学校にでも奉職していて充分な研究設備をもたない人で、何かしらオリジナルな仕事がしてみたいというような人には、いつでもこの線香花火の問題を提供した。しかし今日までまだだれもこの仕事に着手したという報告に接しない。
と寅彦が書いてから91年の歳月が経った!! 「線香花火」の研究はどこまで来たのだろう!? 私は今、それが知りたい!!

 それに誰か、「線香花火」の写真うまく撮って見せてくれないかな!?

Dscn9411

Dscn9446

Dscn9462

Dscn9475

Dscn9476

Dscn9478

Dscn9514

Dscn9522

Dscn9561_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ファラデーラボ『子どもたちにもっと生命(いのち)を伝えたい!』

Dscn9149
ファラデーラボ8年目の取り組みがスタートした!!

◆ファラデーラボ・第87回かがくカフェ

●テーマ 子どもたちにもっと生命(いのち)を伝えたい!
 ~「チョウの舞うまちづくり」(神戸市長田区)の事例から~

●話題提供  橋本敏明さん
 (環境省登録 環境カウンセラー・ひょうご出前環境教室講師)

 なかなか面白そうな内容だ。
 どんなお話を聞かせてもらえるのか?
 何を見せてもらえるのだろう?  ワクワク気分で会場に向った。o(^o^)o ワクワク
▼少し早めに会場に着いたが、会場にはすでに標本等が展示してあり、用意万端整えられていた。
 ゆっくりそれらを見せてもらった。
 
 お話は、橋本先生の自己紹介からはじまった。
 自称「のびたん」こと橋本先生の笑顔とても魅力的だ。
 私と同い年だ!! なんと驚くべきことにとなりの町の出身であるという。
 だから同じような環境に育ったということになる。ところが私の方は理科の教師でありながらあまり「昆虫」には興味がなかった。いわゆる「昆虫少年」だった記憶がない!!
 それだけになおさら橋本先生のお話は興味深かった!!

 1995年の阪神淡路大震災からの復興・まちづくり(神戸市・長田区)に立ち上がるお話は説得力があった。
我らが「鉄人28号」も登場!!した。
 それがどうのように「チョウの舞うまちづくり」にツナガルのか興味津々だった。
キーワードは「生命(いのち)」だった!!
 チョウの生命(いのち)の輝きが住人の絆にツナガッタ!!
 
 そのための活動はきわめて直接的だった。
 いのちの輝きを具体的に見せていた。観念的なコトバだけでなく…
 これはとても勉強になった。
 そしてなによりそれを未来を背負う子どもたちに伝えようとしていた。
 スバラシイ!!
 お話が終わる頃には、自分でも庭にチョウの好む食草を育ててみようかなという気になってきた。
 少し遅れてきた「昆虫少年」を志願しようかな!!

 先ほど紹介してもらったビデオを見て、益々その気になってきた。(^^)V

◆「アゲハチョウのそだち方」(NHK for School)

Dscn9145

Dscn9160

Dscn9166

Dscn9178

Dscn9179

Dscn9183

Dscn9186

Dscn9194

Dscn9203

Dscn9225

Dscn9233

Dscn9247

▼二部の方も8年目になってもあいかわらず充実していた!!
 少し時間をかけて反芻作業をくり返さなければポンコツ頭には理解できないほどだ!!

 それがまた愉しい作業である!!

Dscn9396

Dscn9249

Dscn9312

Dscn9262

Dscn9267

Dscn9293

Dscn9336

Dscn9371

 昨日で大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから3週目であった。
 三つの池、いずれからも「浮葉」が顔を出していた。

Dscn9081

| | コメント (0) | トラックバック (0)

私の「科学」雑話(20) #マッチ

Dscn9073
▼「雲見」はやっぱり面白い!!
 賢治の「雲見」、寅彦の「宇宙見物」は私の究極の道楽だ!!
 たいした知識も道具も必要ではない。
 ただ空を見上げるだけで、世界の半分(180°)を愉しむことができる!!
・「雲見」定点から時間を変えて
・アメダスとドウダンツツジと「雲見」と
・「雲見の像」(私が勝手に名づけた (^^ゞポリポリ)から
・夕方の西の空で…
「燐寸(マッチ)一本 化学の元!!」の「これまで」のまとめをつづける。

(3) マッチの歴史(「マッチの世界」 日本燐寸工業会) はココできまりだ!!アリガタイ!!

(4) THE MAKING (101)マッチができるまで (サイエンスチャンネル 科学技術振興機構) マッチはこのようにしてつくられる!! わかりやすい貴重なビデオである!!  

▼ここから少し「理科授業とマッチ」について語っていた。

(5) 「マッチの火をつける」だけでもりっぱな実験デアル!!

 くり返しになるが、これを私は大いに強調しておきたい。「実験の安全性」とあわせて指導すれば、充分一時間楽しめる実験である。子どもたちには大人気だ!!

▼さらに授業に関連して

(6) ぜひとも「マッチ」を使用したい実験(中学校を中心に)

(a) 水でマッチに火をつける。(過熱水蒸気の実験)

(b) 流れる食塩でマッチに火を!!(【三態変化】より)

(c) FeとSの「化合」は発熱反応であるを、マッチで確認する!!(【化学変化】より)

(d) 「気体」確認にマッチを使用する。水素の燃焼はマッチで!!

等々 まだまだいっぱいありそうだ!!
ともかく理科の授業でも
 
マッチ棒一本からはじまる化学の世界!!

を大いに楽しみたいものだ!!

(つづく)

Dscn8963

Dscn8988

Dscn9022

Dscn9060

Dscn9079


| | コメント (0) | トラックバック (0)

37号コウガイビルに出会った!!(2018/04/12) #コウガイビル

_dsc1380
▼そいつに出会ったのはいつものことながら、まったくの偶然であった!!
 昨日も昼間は異様なまでにあたたかくなっていた。今、アメダスの記録を見ると最高気温23.1℃(14:50)まであがったようである。
 午後に外出していた。予定より少し早めの17時までに帰宅したのでいつものように夕方の散歩に出ることにした。散歩から家の近くまで帰ったのは18時過ぎだった。
 あたりは少しうす暗くなりかけていた。
 家の近くの用水路のU字溝のゴミにまみれて太ミミズのようなものが…
 「あれ!?どうしたんだろ。水に溺れたのだろうか。そんなドンクサイミミズいるかな…?」
▼なぜかそれにこだわってしまった。
 近くで棒きれをさがして、そのドンクサイミミズらしきものをつっついてみた。
 動いた!!
 動いただけでなく、驚くべきことに片方の端に逆三角形(イチョウの葉のような)の頭!!
 
 まちがいないコウガイビルだ!!
 
 私の人生で37番目に出会った 37号コウガイビルだ!!

 この不思議な生きものにはじめて出会ったのが、 2008.11.14だ。

 それからまもなく10年だった。
 その10年目の春(初夏と呼んでもいいような日)、37号に出会った!!

_dsc1330

_dsc1334

_dsc1342

_dsc1357

▼家の近くと言えども、少し距離があった。
 私は少しあせり、迷っていた。そのとき持っていたカメラにおさめるだけにするか、それとも36号のようにナイロン袋に入れてしばらく観察するか?
 ナイロン袋をとりに帰っている間にどこかに行ってしまいはしないか?

 慌ててナイロン袋とピンセットを持って帰ってきたとき、

 37号くんはまだそこにいてくれた!!

▼ナイロン袋のなかに入った37号コウガイビルをあらためてゆっくり見てみると

 実に巨大であった!!
 出会ったなかでは最高の大きさかもしれない!!

 ナイロン袋のなかの姿は、私には「幻の恐竜」のようにすら見えてくるのだった!!
 さて、どうするか!?
 どんな観察をするのか?
 36号コウガイビルは、エサなしで、まもなく10ヶ月生きのびようとしている。
 記録の更新中だ。
 では、37号では 何を  ゆっくり考えてみよう。

 まずは 37号君との出会いに     ( ^_^)/□☆□\(^_^ )

_dsc1363

_dsc1371

_dsc1384

_dsc1399

_dsc1415

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

私の「科学」雑話(19)

_dsc1244
▼タケノコが顔を出し始めていた!!
 もうそんな季節なんだ。
 雨が降りはじめるまでの数時間、竹藪で長年やっていない倒れた竹の「整理」をした。
 少しだけチェーンソーも使った。
 久しぶりに屋外での作業で少々…(^^ゞポリポリ
▼雨が降っていた午後、少し勇気を出して電話取材してみた。
 電話で失礼かと思ったが、後日足を運ぶことにして、とりあえずいくつかのことを教えてもらいたかったからだ。
 電話の相手は 「一般財団法人 日本燐寸工業会」である。
 前に「マッチ棒」さんにうかがったときに連絡先を教えてもらっていたのだ。
 唐突で失礼な電話にもかかわらずていねいに対応していただいた。深謝<(_ _)>
 あらためて実際に訪問させていただきいろいろ教えてもらうことにした。
 よろしくお願いします。
▼電話をしながら思った。
 
 『マッチ一本 化学の元!!』のこれまでの取り組みをまとめておこう!! 

と。
 これは人に「これまで」の研究を伝えるためにも必要だと思った。
 それは、きっと同時に「これから」の大いなるヒントとなるだろから。

私の「科学」雑話の第一弾として、『マッチ一本 化学の元!!』を最初に取り上げたのは、2/17だった。
 
 なんとそれからだとまだ2ヶ月とたっていなかった!!

では時系列にあげてきたことを箇条書きにしてみよう。

(1) 「マッチ一本 化学の元 !!」プロジェクトは7年前から頭のなかで「醸成」したきたこと。

(2) なぜ今、私は「燐寸(マッチ)」に注目するのか!?
・理科室のマッチが今、「風前の灯火」だ!!
・こんなすぐれもの「教材」の火を消してはならない!!
・マッチでなければできなない理科実験がある!!
・「より簡単に」「より安全に」の歴史は近代化学の歴史である!!
・マッチづくりは誇りある姫路の地場産業だ!!全国生産の7~8割がココで!!

(つづく)


 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

久しぶりにあの「起電機」を見た!!

Dscn8755
▼京都に出たついでに、あの「起電機」を見に行った!!
 あの「起電機」の正式な名前は

 「ウイムシャースト感応起電機」!!

というらしい。これを見ていると、新任の頃、理科準備室の奥深くに誇りをかぶって眠っているのをひっぱりだしてきて「ライデン瓶」に電気をためて遊んだのを思い出す。
 また、その後「静電気」の面白さを知り、「電気学事始め」の授業づくりに夢中になったのを思い出す。

Dscn8769

Dscn8762

この「起電機」を見たのはずいぶん久しぶりだった。
 この「起電機」は

◆島津製作所 創業記念資料館

にあった。この資料館は高瀬川一之舟入(木屋町)にあった。
 高瀬川の桜はほとんど散っていたが、八重桜がまだきれいだった。

Dscn8700

Dscn8708

Dscn8717
▼なかに入ると興味深い展示でいっぱいだ。
 「起電機」以外にも私のお気に入りの展示がいくつもあった。
 見ておきたいモノがありすぎてこまるぐらいだが、特別のお気に入りを2つ!!
・トイレの中の「ピンホールカメラ」の説明プレート!!
・1877年(明治10)、軽気球を製作し、京都御所内において有人飛揚に成功したときの図

Dscn8739

Dscn8745

▼その他にも、見覚えのある教材・教具(実験器)がいっぱいだ!!
 いやそれだけではない。見たこともない明治・大正時代の器具、器機もいっぱいだ!!
 ひとつひとつ
 「どのように使うのだろう!?」
 「どんな授業に使ったのだろう!?」
 そんなこと考えながら見ていたら、いくら見ていても飽きない!!
 
 実に面白い!!

 入口近くの「顕微鏡」「レントゲン室」も興味深い!!
 また、京都に行く機会があればぜひ寄ってみようと思う。

Dscn8836

Dscn8838

Dscn8843

Dscn8835

Dscn8847

Dscn8849

Dscn8869

Dscn8879

 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

京都の「金平糖」専門店に行った!!

Dscn8627
▼京都に行ったら、いつかは行ってみたい場所があった。
 「また今度の機会に…」
 「いつかはきっと…」
 とその機会を逃してきた。先日のオンライン「寅の日」で「金平糖」を読んだのが絶好の機会だった。
 「これを逃したら…」という気になって昨日(2018/04/09)、「日本で唯一、金平糖の専門店」に行ってきた。

◆京都 金平糖 『緑壽庵清水』

▼JR京都駅に着くなり、バス一日券(600円)を購入した。
 17番のりばに行き、「百万遍」をめざした。「百万遍」のバス停が近づくとなんと「金平糖の…」というアナウンスがある。この「金平糖」専門店の存在をはじめて知ったのもこのアナウンスだった。
 「百万遍」のバス停には大きな看板もある。
 ところが不思議なことに、あたりにそれらしい建物がない。
 周辺を少しウロウロして、そして そのあこがれの場所に到着した \(^O^)/

Dscn8689

Dscn8618

Dscn8667

▼店の前には、ショーウィンドーがあって、『緑壽庵清水』の歴史を語る貴重なモノ(初代の釜、道具等)が展示されていた。
 
 創業は弘化4(1847)年であるという!!
 なんと171年の歴史だ!!

もう一度ゆっくりその道具を見直した。

Dscn8640

Dscn8634

Dscn8649

Dscn8660

▼いよいよ店内に入った。
 さすが専門店!! 店内は「金平糖」だらけだった!! アタリマエ(^^)V
 入るなり店員さんがていねいに説明してくださった。さらには「試食」をすすめてくださった。

 おいしい\(^O^)/ 金平糖ってこんなにおいしかったかな!?

 商品のくわしい説明をしてくださった。
 定員さんは16日も手間ヒマかけて職人さんがつくる金平糖のすごさを熱く語られた。
 ちょっと勇気を出して聞いてみた。
 「その『金平糖職人の作業映像』をホームページで見せてもらったですけど、予約しておけばそれを見せていただことはできますか?」と。
 残念ながら、今はそれは無理だということだった。
 興味深いものとしては、店内には、つくられる途中過程の金平糖が展示してあった。
 「何日目」というかたちで…面白い!!

 私が店内にいる間にも次々とお客さんがみえていた。とても人気のお店なんだ!!
 おみやげに「金平糖」いくつかと金平糖関連グッズを購入して外に出た。
 外に出たらまたしても雨が降っていた。
 そのことがわかっておられたのか、おみやげを入れた袋はナイロン袋で実に巧みに防雨されていた。
 そのことにまた感動してしまうのだった。

(つづく)

Dscn8671

Dscn8920


| | コメント (4) | トラックバック (0)

【Web更新4/08】18-14 「サイエンスコミュニケーター宣言」 等 更新!!

Dscn8114


三椏の花の群れるや和紙の里 18/04/05撮影@多可


■楠田 純一の【理科の部屋】18-14
週末定例更新のお知らせ
 2018年度、最初の一週間が過ぎた!!
 あらたな出会いもいっぱいあり、とても一週間だけとは思いがたい。
 さあ 二週目はどうだろう。

◆表紙画像集2018 更新 三椏の花
 三椏の花の群落に出会った。
 こんなすごい群落を見たのははじめてであった。
 群落すぎたと思ったら 和紙の里が見えてきた。「杉原紙研究所」で教えてもらったことによると、杉原紙の原料は楮のみであり、三椏は使わないそうだ。
 三椏と聞くとついつい「和紙」を想像してしまうのはシロウトゆえの…(^^ゞポリポリ

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 2018年度、最初に追いかけているテーマは
 「マッチ一本 化学の元!!」 
 だ。これは完全に自画自賛ながら、面白すぎるテーマだ!!
 宇多川榕庵、久米通賢と来て次は…!?

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 「金平糖」の余韻がまだまだ残っている。その「ふしぎ!?」を追う旅はまだまだ終わりそうにない。
 この後、どんな展開が待ち受けているのだろう。
 愉しみでアル!!

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 4月の俳句「歳時記」を加えたのみである。
 2018年度、どんな方向に展開していくのだろう!? それは私にもわからない。
 今日も 「雲見」の旅に出てみたい。

 二週目はどんな展開があるのだろう。o(^o^)o ワクワク
 ゆっくり 急ごう!!


| | コメント (0) | トラックバック (0)

私の「科学」雑話(18)

Dscn8405
▼私は「久米通賢」を追っての旅の余韻のなかにいた。
 それにして私は、自分のラッキーさに驚き感動してしまうのだった!!
 思いつきで向った坂出で、いきなりもっとも求めていた情報を手にいれたのだから…
 ◆鎌田共済会 郷土博物館の方のコピーしてくださった資料とは次のようなものだった。

◆「わが国最初の国産燐寸(マッチ) 」(大阪久米通賢顕彰会 澤田平)
 (『史友』坂出市文化協会郷土史部会発行 73号(2017.6.1) 74号(2017.12.1)より) 

◆「ドンドロマッチ」(「久米通賢の銃砲」澤田平 著 H14刊 より)

 これぞ今、最も知りたいことだった!!
 今、反芻作業をくり返しながらゆっくりと読ませてもらっている。
▼とても気をよくして郷土博物館を出た。出たときはあいにくの雨になっていた。
 出るときにこれまたくわしくていねいに教えてもらった「久米通賢を訪ねて」(ゆかりの地巡り)プランは次回訪問のお楽しみにしておこう。
 予定していた第二の目的地に向った!!

◆四国村

 「来たことのある 初めての場所」うまい!!
 見どころいっぱい、一日ゆっくりしていてもあきないようなところだ!!
 しかし、その楽しみは機会をあらためよう。
▼主目的は、はっきりしていた。
 そこに「久米通賢旧宅」が移築されてあるからだ!!

 四国村は広かった!!それに雨の中だった!!
 やっとたどり着いた!!
 墨で書いた表札の文字はうすれていた。しかし、それはなんとか「久米栄左衛門」と読めないこともない。
 縁側、土間、天井、臼、中庭…
 ずっとずっとここにいたい気分になる。
 外に出てふり返ったら、屋根にかかる雨の木蓮がとてもきれいだった。

 四国村でまだ通賢関連で見るべきモノもあったようだが、これまた次の機会としたい。

Dscn8536

Dscn8516

Dscn8464

Dscn8522

Dscn8475

Dscn8477

Dscn8484

Dscn8485

Dscn8500

Dscn8507

Dscn8509

Dscn8496

Dscn8545

▼帰りの列車のなかでは郷土博物館で手に入れた

◆『もっと知りたい! 久米通賢』(久米通賢研究会編 (財)鎌田共済会 発行)

Dscn8597

をずっと読んでいた。実にわかりやすくていねいにまとめられたいい本だ!!
ちょっとした「通賢」ツウになってしまいそうだ。

 津山の宇多川榕庵につづいて、讃岐の久米通賢のへの旅も収穫の多いものとなった。
 お世話になった方々に感謝するばかりである。

 気まぐれに「マッチ一本火事の元!!」をもじって名付けた本研究のタイトル
 「マッチ一本 化学の元!!」
 は、どうも大きく的をはずしていないように思えてきた。
 さて、次は…。

 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから2週目だった。
 浮き葉の芽が顔を出そうとしていた。

_dsc1148

| | コメント (0) | トラックバック (0)

私の「科学」雑話(17)

Dscn8147

Dscn8145

久米通賢を追って坂出へ!!
 それは以前から計画したことではなかった。前日になってきめたことだった!!

●1839 (天保10)年 高松藩士、久米通賢(くめつうけん)栄左衛門がドンドロ附木、吹弾子(雷汞(らいこう)マッチ)を発明。史実としてはわが国最初の国産マッチの発明。

えっ!? 久米通賢さんって ?(゜_。)?(。_゜)?
その程度の認識だった。「青春18きっぷ」の使える期限が迫っていた。
時刻表で調べてみると、坂出ならけっこう簡単に行ける範囲だ。

7:16福崎駅発→10:10坂出駅着 2時間54分 JR 営業距離 156.2㎞

▼坂出駅でさっそく出迎えてくれたのは久米通賢翁だった。
 JR坂出駅北口の
 
 「久米通賢翁と入浜式塩田」のレリーフ

 が坂出における「通賢(つうけん)さん」の偉大さを物語っていた。
 レリーフの下に「鎌田共済会 郷土博物館」の案内があった。
 そこが第一目的地だった。
▼道に迷うことなくすぐついた。ありがたいことにまだ雨は降っていなかった。

◆鎌田共済会 郷土博物館

なんとも趣のある歴史を感じさせる博物館だ。
目的の久米通賢関係資料(国指定重要文化財)が集中して展示してあった。
こんなすごいところが「無料」とは驚きだ。
「星眼鏡」(通賢自作の天体望遠鏡)
「地平儀」
「オクタントフ」(バーニア副尺が付いている (゜o゜)ゲッ!!)
「象限儀」
「自然水」(じねんすい 通賢はすでに永久機関は不可能を認識していた!?)
「磁鉄鉱」(興味を持って手に入れたようだ)
「測量器具・地図」
「百目玉筒「百敵砲」」等々
ひとつ見せてもらうたびに驚くばかりだった!!
こんな凄い人がいたのか!! 

▼実は館に入るなり入口で、唐突で失礼な質問をしていた。
 「実は、シロウトながらマッチの歴史について調べています。久米通賢さんが日本最初の国産マッチを発明したということを知り、たいへん興味を持ちこちらにやってきました。とつぜんなんですが、それに関するような資料は…?」
 自分で質問しながらも半信半疑だった。
 対応してくださった方の答えに驚いた!!

 「ああっそれなら、大阪の澤田先生をご存じですか?」
 「?(゜_。)?(。_゜)? いいえ存じ上げませんけれど」
 「ちょっと待ってください」と言って資料をさがしてきてくださった!!
 そこには

 「わが国最初の国産燐寸」の記事が… 

 それをコピーまでしていただいた。アリガタイ!! 深謝

(つづく)

Dscn8144

Dscn8156

Dscn8179

Dscn8174

Dscn8172

Dscn8185

Dscn8198

| | コメント (0) | トラックバック (0)

私の「科学」雑話(16)

Dscn8060

Dscn8061

Dscn8115

▼それは黒川温泉から帰りのことだった。
 枝の先は確かに三つ叉に分かれていた。三椏だ!!
 それにしても夥しい数の三椏の群落を見るのははじめてであった。こんな近くにこんなところがあったとは…
 
 その群落をぬけると「杉原紙の里」(杉原紙研究所)だった。ここで「杉原紙と三椏の関係について」聞いてみた。杉原紙で原料に使っているのは木は楮だけだった。杉原川には楮の白皮が「川さらし」がしてあった。こうすることで白さを増すのだと教えてもらった。
 川べりにはそれが干してあった。この後、ソーダ灰と一緒に「釜だき」をするそうだ。

 ここにも間違いなく「科学」あると思った!!

Dscn8077

Dscn8090

Dscn8104

▼持病の「ばっかり病」と同時に「あれもこれも病」も発症しているようだ。(^^ゞポリポリ
 「マッチばっかり病」を続けよう!!
 『舎密開宗』以降の 日本のマッチの歴史を
 
◆マッチ年鑑 ~明治 (姫路のモノづくり・電子じばさん館) 

で見てみよう。少し引用させてもらう。
 
 
●1839 (天保10)年 高松藩士、久米通賢(くめつうけん)栄左衛門がドンドロ附木、吹弾子(雷汞(らいこう)マッチ)を発明。史実としてはわが国最初の国産マッチの発明。

●1845 (弘化2)年 12月25日、燐寸(マッチ)開祖、清水 誠(しみず まこと)、金沢に生れる。

●1847 (弘化4)年 兵庫県加古郡横谷村(現在の三田市)出身の蘭学者、川本幸民(かわもと こうみん)が黄りんを使ったマッチの試作に成功。

●1848 (嘉永元)年 兵庫県の蘭学者、川本幸民(かわもと こうみん)が燐を用いて黄りんマッチを試作。


▼おおっ!!うれしい津山の「洋学資料館」で名前のあがっていた「川本幸民」が登場するではないか。
 それも三田市とは比較的近くではないか!!

 その前に登場する「久米通賢」!!聞いたことのない名前だ。
 しかし、「わが国最初の国産マッチの発明」とは聞き捨てならぬ!!

▼ネットでいろいろ調べていたらこんなページをみつけた。

◆久米通賢デジタル資料室

 どうやら知らなかったことが少しはずかしくなってくるぐらいのすごい人物のようだ!!
 坂出・高松 !!
 行けない距離ではないな。少し追ってみるかな…o(^o^)o ワクワク


| | コメント (0) | トラックバック (0)

【お薦め本】『おーい、コンペートー』(中田友一著 あかね書房)

Dscn7983
▼実は昨日(2018/04/04)のオンライン「寅の日」のためにあらかじめ袋入り「金平糖」1Kgをネットで注文して手に入れていた。いったん外に出してしまった以上、後の管理をどうしたものかと迷っていた。
 100円ショップに行って適当ないくつかの容器を手に入れた。
 やっばり昔なつかしい駄菓子さんにあった風の容器がいちばん似合うな!!
▼そうその「金平糖」のことを予習している過程で出会った本が、今回の【お薦め本】だ。

◆【お薦め本】『おーい、コンペートー』(中田友一著 あかね書房 1990.3)

もう28年も前に出された本だ。
私はネットで古書としてただ同然のような値段で手に入れた!!(まだ少し残っていた)
 あまりに面白かったのでここで紹介しておく。
 「課題図書」にもなったことがあるようなので、今も図書館で出会うことができるかもしれない。

▼いつものことながら、少し興奮気味の紹介だ。(^^ゞポリポリ

 ともかくこれは名著中の名著だ!!

 先にいつものように3つのお薦めポイントをあげておく。

(1) 金平糖のすべてが語られている!!

(2) 「ふしぎ!?」を追いかける面白さを教えてくれている!!

(3) 「知りたい病」が人生を愉しくすると語っている!!

では、ひとつずつゆっくり行こう。
(1) 金平糖のすべてが語られている!!
 一応、子ども向けの本だ。それが私にはうれしい!!
 およそ「金平糖」について私が知りたいと思っていることがすべて語られていた。
 3つの章からできていた。
 「金平糖はおもしろい」
 「金平糖はむずかしい」
 「金平糖はすばらしい」
 どの章も面白い。「たかが金平糖、されど金平糖」からはじまり、あの角のはなし、その「ふしぎ!?」を追っての工場見学、自らの研究「金平糖の角の発生についての統計的研究」についてのくわしい話、そして「金平糖」の歴史、「金平糖」にまつわる雑話等々!!
 およそ「金平糖」すべてが面白く語られていた。

▼次に行こう。
(2) 「ふしぎ!?」を追いかける面白さを教えてくれている!!
 この本で語られている「ふしぎ!?」を追いかける姿勢、情報入手の方法、その面白さは、「金平糖」に限ったことではない。対象が変わっても通用する汎用性の高いことばかりだ!!
 ホンモノは不易である!!
 とても面白い偶然があった!! 著者は最初に2つの作戦を立てていた。

・作戦その1 金平糖を作っているお菓子屋さんをさがす。  ・作戦その2 金平糖についての情報を集める。      (同書 p11より)

 そしてついには金平糖を作っているお菓子屋さんの工場見学にでかけるのです。
 そこでまた、次なる「ふしぎ!?」に出会うのですが…。
 偶然というのは、そのお菓子屋さんの名前です。 
 
 春日井製菓!!

 (゜o゜)ゲッ!! それはこの度、入手した1Kg入り袋に書かれていた製造者「春日井製菓株式会社」と同じではないか!!

最後に
(3) 「知りたい病」が人生を愉しくすると語っている!!
 著者ももちろん寺田寅彦の「備忘録」の「金平糖」を読んでいた。読むどころか、次のようにまで言っていた。

 じつは、わたしの金平糖へのこだわり、つまり知りたい病は、少年時代のこの「備忘録」との出会いのときに、ひそかにめばえていたのです。  (同書p30より)

 著者の持病「知りたい病」は、私の持病「ばっかり病」にツウズルところがあると思った。
もちろんレベルはちがうだろうが…。
 
 著者の「知りたい病」はかなりの感染力をもつようだ!!
 
 私もぜひ金平糖をつくっている工場見学をしたい!!

と思うようになってきた。

Dscn7881

Dscn7889

Dscn7935

Dscn7962

Dscn7974

 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

本日(2018/04/04)、第188回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

_dsc0982

オンライン「寅の日」がはじまったのは2012年4月である。
 従ってこの4月で7年目のはじまりということになる!!

 思えば遠くへ来たもんだ!!

 ほんの小さな思いつきだった。寅彦の書き遺してくれた随筆がとても面白そうに思えた。
 それにアリガタイことに青空文庫でいつでも読める状態になっていた。
 「面白くない」と思ったらいつでもやめようと思っていた。ところが読めば読むほどその面白さがわかってきた。
 
 寅彦はいつ読んでも今日的である!!

▼7年目スタートの4月のテーマは、原点にもどって 

【4月テーマ】 「寅彦を愉しむ」

で行く。読むのは随筆集『備忘録』である。
 本日はそのなかの「金平糖」を読む。

◆ 本日(2018/04/04)、第188回オンライン「寅の日」!! 

「金平糖」(『備忘録』 青空文庫より)

▼私は7年目スタートを祝してあらかじめ「金平糖」をネットで購入しておいた。
 この随筆をはじめて読んだときの驚きと感動を今も忘れられない。
 「(゜o゜)ゲッ!! そんなことが科学とツナガルの!?」
 「面白い!!」
 その感動をよりリアルに蘇らせるためにも現物が必要だと思ったのだ。

 手に入れた金平糖を黒い紙の上にひろげておいて、この「金平糖」を読み始めた。

 中に心核があってその周囲に砂糖が凝固してだんだんに生長する事にはたいした不思議はない。しかしなぜあのように角(つの)を出して生長するかが問題である。

 驚きだ!!
 角があるから金平糖!!それがアタリマエと思ってきた。
 それがどのようにしてできるか、なんて考えたことなかった。それを問題にすることがすごく新鮮で斬新に思えた。そして次のようにたたみ込まれると、そこはすっかり寅彦の世界だった。\(^O^)/

 物理学では、すべての方向が均等な可能性をもっていると考えられる場合には、対称(シンメトリー)の考えからすべての方面に同一の数量を付与するを常とする。現在の場合に金米糖が生長する際、特にどの方向に多く生長しなければならぬという理由が考えられない、それゆえに金米糖は完全な球状に生長すべきであると結論したとする。しかるに金米糖のほうでは、そういう論理などには頓着(とんちゃく)なく、にょきにょきと角を出して生長するのである。

さらには

これはもちろん論理の誤謬(ごびゅう)ではない。誤った仮定から出発したために当然に生まれた誤った結論である。このパラドックスを解く鍵かぎはどこにあるかというと、これは畢竟(ひっきょう)、統計的平均についてはじめて言われうるすべての方向の均等性という事を、具体的に個体にそのまま適用した事が第一の誤りであり、次には平均からの離背が一度でき始めるとそれがますます助長されるいわゆる不安定の場合のある事を忘れたのが第二の誤りである。

生半可な理解のまま思わずうなづいてしまうのである。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

▼まだまだつづく。

 おもしろい事には金米糖の角の数がほぼ一定している、その数を決定する因子が何であるか、これは一つのきわめて興味ある問題である。

 ほんとうだろうか?
 試しに角にサインペンで印をつけながら数えてみた!!数えた範囲では
 22~24個の角があった。

 寅彦の面白さは、身近な不思議からはじまってはてしなくどんどん拡がっていくところだ。

 そういう意味から、金米糖の生成に関する物理学的研究は、その根本において、将来物理学全般にわたっての基礎問題として重要なるべきあるものに必然に本質的に連関して来るものと言ってもよい。
しかし今までのところまだだれもこの現象の成因について説明を試みた人はない。しかるにこの現象はその根本の性質上おのずから金米糖の生成とある点まで共通な因子をもっている。そしておそらく将来ある「一つの石によって落とさるべき二つの鳥」である。
金米糖の物理から出発したのが、だんだんに空想の梯子(はしご)をよじ登って、とうとう千古の秘密のなぞである生命の起原にまでも立ち入る事になったのはわれながら少しく脱線であると思う。

寅彦がこう書いたのは1927年(昭和2)!!
91年の月日が経った。
「金平糖の角の問題」はどこまで来たのだろう!? それが知りたい!!

_dsc0996

_dsc1017

_dsc1030

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年4月(卯月)の俳句「歳時記」!!

Dscn7798

▼「雲見」の空が春 真っ盛りを主張していた。
 空をぼやかしているのはヒノキ花粉だろうか!?
 春を主張しているのは空ばかりではなかった。
 土筆づくしの土手も
 アメダスのユキヤナギも
 西谷川のせせらぎも

▼4月(卯月)も俳句「歳時記」を続ける。引用させてもらうのは

◆NHK「俳句」 テキスト 

である。ここより巻頭名句11句を引用させてもらう。

(1) 空よりも広きものなし石鹼玉 三橋敏雄
(2) ゆさ〱と大枝ゆるゝ桜かな  村上鬼城
(3) 身を滑る水のおもさの花衣  赤松惠子
(4) 入学の朝ありあまる時間あり 波多野爽波
(5) 遠足の列大仏へ大仏へ    藤田湘子
(6) 花蘇枋弥勒のゆびは頬にあり 吉田汀史
(7) 春日傘まはすてふこと妻になほ 加倉井秋を
(8) 安良居の花傘の下混み合へり  永方裕子
(9) ひたすらに入日惜みて汐まねき 河野静雲
(10) 岩の間のいそぎんちゃくの花二つ 田中王城
(11) 春の星またたきあひて近よらず  成瀬櫻桃子

▼作業を進めながら、ふっと思うことがある。

 これまでその世界とは対極にいたような人間がこの年になってこんなことしているんだろう!?

 いつもその結論は決まっていた!!

 まあ、それも愉しければそれでいいか!!シロウトだからこその愉しみ方があるハズ!!

 名句からの選句それもひとつの愉しみ方!!
 今月のベスト3をあげてみる。

【私の選んだ名句ベスト3】

(2) ゆさ〱と大枝ゆるゝ桜かな  村上鬼城

(1) 空よりも広きものなし石鹼玉 三橋敏雄

(4) 入学の朝ありあまる時間あり 波多野爽波

【次点】

(11) 春の星またたきあひて近よらず  成瀬櫻桃子

▼青春18きっぷの期限が迫っている!!

 ひとり吟行の旅 !?
 ひたすら車窓から「雲見」の旅 !?
 マッチの「ふしぎ!?」を追う旅 !?
 熊楠への旅!?
 
 どれにしようかな o(^o^)o ワクワク

Dscn7837

Dscn7861

Dscn7871

Dscn7821

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【Web更新4/01】18-13 「サイエンスコミュニケーター宣言」 等 更新!!

_dsc0715


縦横に明かり伸びたる連翹かな 18/03/30撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】18-13
週末定例更新のお知らせ
 新年度がスタートだ!!
 やっぱり気分が違う。
 すべてをリセットする気分で可能性を追求していきたいものだ!!

◆表紙画像2018 更新 連翹
 「花明かり」という言葉は、この花のためにつくられたのではと思うぐらいだ。
 連翹である!!
 けっして満開の桜にも負けない明るさデアル。
 縦横に連なる花は、四月の光をうけて輝きを増す!!

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 サイエンスコミュニケーター8年目のスタートである。
 同じところを堂々めぐりをしているようであるが、7年のあいだにはずいぶん取り組みも進化(深化)してきた。
 今、もっとも夢中になっているのが、私の「科学」雑話(「マッチ一本 化学の元!!」)である。
 マッチの歴史を追うことは、化学の歴史を追うこと!!
 そんな気がしてきている。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 ここのところ毎月の「雲見」「俳句歳時記」だけの更新になってしまっている。
 試案の試案ということであげた
 ・「雲見」を楽しもう!!
 ・アメダス
 ・高層天気図
 ・天気コトワザ
 のテキスト、なんらかのかたちでWeb化を図りたい。

一年間の「Do it !!」リストつくるところからはじめてみようかな。
2018年度!!どんな年度になるのかな!?

 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年4月(卯月)の「雲見」は!?

Dscn7648
▼春本番の4月(卯月)はどんな「雲見」になるのだろう!?

 その前に3月(弥生)の「雲見」をもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返ってみよう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴   7   
・巻雲   2  
・巻積雲 0 
・巻層雲 4 
・高積雲 0 
・高層雲 1 
・層積雲 4 
・積雲   6 
・層雲   0    
・乱層雲 7  
・積乱雲 0 

 印象的なのが、月末4日連続の「快晴」だ!!またまたいっきょに「快晴」シールが不足してきた。気温も春を通り越して初夏の気配すらするのだった。
 その「快晴」が7、「乱層雲」つまり「雨」が7!!なんとも極端な「雲見」だった。

▼いつものように2つのものを資料としてローカルな4月(卯月)の「雲見」を予想してみよう。
ひとつは
 
◆気象庁・一か月予報(近畿地方PDF版)

だ。
 どうやらあたたかい日が続きそうだ!!またまた「快晴」シール不足してくるかな(^^ゞポリポリ
 
もうひとつはよりローカルに迫ってみよう。

◆兵庫県 福崎の気温、降水量、観測所情報(アメダス)

 たしかに気温の波は大きく波打っているようだ。この調子だと「夏日」もそう遠くないかもしれない。
 「雨温図」見れば明らかに3月によりも「降水量」増えている。
 「乱層雲」シールも後半増えてくるかな。

▼今年から採用したもう2つの資料を見ておこう。
ひとつは昨年2017年4月の天気図だ。
 
◆日々の天気図 2017年4月 (気象庁)

 桜前線は一ヶ月かけて北海道まで北上しているようだが、今年は様子がちがっていた!!
 「花見」の桜は今日あたりが最高!!
 はたして一週間もってくれるかな!?


もうひとつは

◆デジタル台風: 雲画像動画アーカイブ(全球画像)2017年4月

 これは宇宙からの「雲見」のアーカイブだ。
 いつも思うのだが、これ見ているだけずいぶん天気の「周期性」見えてくる気分になる。
 学校内のどこかにこの映像流し続けてくれているとずいぶん認識ちがってくるだろうな。

▼4月はあらたな年度のはじまる月だ。
 気分もあらたに「雲見」だ!! 青春18きっぷ あと3日も残しているんだ。
 さて「雲見」の旅はどこへ…

 「マッチを追う旅」も気がかりなところだ。
 4月中にはどこまで行けるかな。 o(^o^)o ワクワク

 2018年度大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから一週間たった!!
 3つの池、いずれも大きな変化はなかった。 

Dscn7641


  

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年3月 | トップページ | 2018年5月 »