私の「科学」雑話(21) #マッチ
▼定点ビカンバナはカラスノエンドウの完全包囲網のなかにあった!!
葉の先はさらに黄色味を帯び、完全に枯れかけていた。
他の場所は、今年度初回の草刈りをはじめた。
しかし、この一角だけは、草刈りをしないで地上からヒガンバナが姿を消すまで観察してみようと思う。
▼ヒガンバナの「ふしぎ!?」を追うのが、私にとってもっとも年季の入った研究だとすれば、マッチの「ふしぎ!?」を追うのは、最もあたらしい研究と言えるだろう。
「燐寸(マッチ)一本 化学の元!!」の「これまで」をザックリと続けてみよう。
(7) ファラデーは『ロウソクの科学』(1860年)で何を使ってロウソクに火をつけたのだろう!?
・『ロウソクの科学』第一講~第六講をていねいに見るが、マッチが見あたらない?
・「安全マッチ」は使えたのか!? 微妙 (・_・)......ン?
▼ひとつの「ふしぎ!?」にこだわって追っているとイモズル式にいろんなことがわかって来る!!
(8) マッチの語源は『蝋燭の芯』という意味である。
・ロウソクとマッチの関係は?
(9) 小箱マッチには平均44本のマッチ棒が入っている!!
実際に数えてみると多い少ないアリ!!
(10) 燐寸(マッチ)には4つのタイプがある!!
(a)初期型「黄燐マッチ」
(b)改良型「黄燐マッチ」
(c)赤燐を用いた分離型「安全マッチ」
(d)どこで擦っても発火できる「硫化燐マッチ」
▼もうひとつ歴史を追っていて興味深い事実に出会った。
(11) 『マッチ売りの少女』が売ったのは、「安全マッチ」でなく改良型「黄燐マッチ」である可能性が高い!!
シロウト研究は話が何処へとんでいくかわからない!!
奇想天外な仮説が飛び出したりもする。
想像もしなかった「成果」もある。!!
それこそが醍醐味でもある。
(つづく)
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