私の「科学」雑話(14)
▼私はまだその小さな旅の余韻のなかにいた。
「友の会」の会員にしてもらったおかげで、過去の機関誌『洋学資料館』をいただいた。
それを机の上にならべ、読ませてもらいながらこれまでの取り組みを愉しませてもらった!!
今では、PDF版も用意されているのでいつでも参照できるのがアリガタイ!!
▼催し物(予定)を見ていたら、夏休み8月にたいへん興味深いことが書いてあった。
■江戸時代の化学書からの再現実験教室
もちろん、ここで言う「江戸時代の化学書」とは榕庵の『舎密開宗』であろう。
実際これまでも楽しい実験教室が展開されたようだ。
たいへん興味深い!! 面白そうだ!!
榕庵自身『舎密開宗』をまとめるときにはけっこう再現実験を楽しんだようであるから、榕庵の志を継承することにもなるのだろう。
▼それにしても榕庵のマルチぶりはたいしたものだ!!
想像するだけでも、愉しくなって来そうだ。
(゜o゜)ゲッ!! どこまで…。
▼この小さな旅の主文脈にもどろう!!
・宇多川榕庵が『舎密開宗』(1837年)で触れたマッチとは?その詳細は?
そう!!マッチを追うことこそが私の主文脈だったのだ。
◆『舎密開宗―復刻と現代語訳・注 (1975年)』
(講談社 宇田川 榕菴 (著),田中 実 (著))
からコピーしてもらった。
「第百三十章 燐の燃焼性」の部分を読んで感心してしまった!!
とてもわかりやすい!!
これなら私にも『舎密開宗』が読めるかも!!
この小さな旅は、大きな大きな決断にツナガッタ!!
いつでも読めるように手元に置いておきたい!! この本を手に入れよう!!
(つづく)
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