私の「科学」雑話(6)
▼マッチ棒の頭を箱の側板に擦りつけると火がつく!!
きわめてアタリマエのこと。
でもやっぱり面白い!! はじめて見たときはきっとどんなマジックより驚きだっただろう。
再び
◆ THE MAKING (101)マッチができるまで (サイエンスチャンネル 科学技術振興機構)
のビデオ見た!!とてもくわしい説明があった。
・頭薬(イオウ、塩素酸カリ、ニカワ、ガラス粉など)
・側薬(赤リン、硫化アンチモン、接着剤など)
・軸木(頭から1㎝ほどパラフィンを染みこます。)
(゜o゜)ゲッ!! これはもう「化学」のかたまりではないか!!
「マッチ一本 化学の元!!」は正しい!!
▼しばらくはマッチを楽しみたくなって、久しぶりにマッチを買い込んできた。
同じ買い込むなら、同じ場所ではなくちがったところで入手してみよう。ちがったマッチが売られているだろうか?
・ホームセンター
・スーパー
・100円ショップ
やっぱり予想通り、3店それぞれちがった「マッチ」が売られていた。
いずれにしても、これほど安価な「化学」実験グッズはない。
▼本筋の小さな小さな疑問にもどろう。
ファラデーは『ロウソクの科学』(1860年)で何を使って火をつけたのだろう!?
この疑問に2つの方面から迫ろうとしていた。
・ひとつはさらに入念に『ロウソクの科学』を読む。
・「マッチの歴史」をさらにくわしく知り、外的状況から証拠をみつける。
▼「マッチの歴史」のなかで、とても気になってしかたないことがあった。
●1837 年 宇田川榕庵(ようあん)が欧州の文献を参考にマッチについての記述もある化学書『舎密開宗(せみかいしゅう)』を著す。
●1860年 『ロウソクの科学』
「ロウソクの科学」より23年も前に「マッチ」は日本に紹介されていた!!
そのマッチとは?
宇多川榕庵と言えば津山藩だ!!
車で行けない距離ではないぞ!!
「ばっかり病」の虫が騒ぐ o(^o^)o ワクワク
ゆっくり行くものは 遠くへ行く!!
ゆっくり ゆっくり 急ごう!!
(つづく)
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