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私の「科学」雑話(6)

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マッチ棒の頭を箱の側板に擦りつけると火がつく!!
 きわめてアタリマエのこと。
 でもやっぱり面白い!! はじめて見たときはきっとどんなマジックより驚きだっただろう。
  
 再び
◆ THE MAKING (101)マッチができるまで (サイエンスチャンネル 科学技術振興機構)  
のビデオ見た!!とてもくわしい説明があった。
・頭薬(イオウ、塩素酸カリ、ニカワ、ガラス粉など) 
・側薬(赤リン、硫化アンチモン、接着剤など)
・軸木(頭から1㎝ほどパラフィンを染みこます。)
(゜o゜)ゲッ!!  これはもう「化学」のかたまりではないか!!

「マッチ一本 化学の元!!」は正しい!!

▼しばらくはマッチを楽しみたくなって、久しぶりにマッチを買い込んできた。
 同じ買い込むなら、同じ場所ではなくちがったところで入手してみよう。ちがったマッチが売られているだろうか?
・ホームセンター
・スーパー
・100円ショップ
 やっぱり予想通り、3店それぞれちがった「マッチ」が売られていた。
 いずれにしても、これほど安価な「化学」実験グッズはない。

▼本筋の小さな小さな疑問にもどろう。
 
ファラデーは『ロウソクの科学』(1860年)で何を使って火をつけたのだろう!? 

 この疑問に2つの方面から迫ろうとしていた。
・ひとつはさらに入念に『ロウソクの科学』を読む。
・「マッチの歴史」をさらにくわしく知り、外的状況から証拠をみつける。

▼「マッチの歴史」のなかで、とても気になってしかたないことがあった。

●1837 年  宇田川榕庵(ようあん)が欧州の文献を参考にマッチについての記述もある化学書『舎密開宗(せみかいしゅう)』を著す。
●1860年 『ロウソクの科学』

「ロウソクの科学」より23年も前に「マッチ」は日本に紹介されていた!!
そのマッチとは?
宇多川榕庵と言えば津山藩だ!!
車で行けない距離ではないぞ!!
「ばっかり病」の虫が騒ぐ o(^o^)o ワクワク  

 ゆっくり行くものは 遠くへ行く!!
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

(つづく)

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本日(2018/02/27)、第185回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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▼物置倉庫の一角の小さな小さなスペースそれが現在の私の「研究室」だった!!
 倉庫の前、西は実生ヒガンバナ、実生コヒガンバナ実験の展開中だった。少しはなれた位置のブロックの上では「Wコップの氷」の実験をやっていた。
 「雲見」定点に立てば、アメダス付き「大気の物理学実験室」が準備されたいた。
 毎日散策で訪れる図書館にたっぷり蔵書が用意されていた。

 考えようによっては、ずいぶん贅沢な「研究室」なかで暮らしていた!!

▼本日(2018/02/27)は、第185回オンライン「寅の日」である。
 【2月のテーマ】
 「寺田物理学とレイリー」
 である。本日はその最終回である。
 道楽「科学」の達人である寅彦やレイリーはどんな「研究室」を持っていたんだろう。
 青空の謎解きをやってくれたレイリーもやはり「大気の物理学実験室」を「研究室」として意識していたに違いない。というのが私の勝手な想像デアル。
 さあ、最後もしっかり2人に学んでみよう。

◆本日(2018/02/27)、第185回オンライン「寅の日」!!

●「レーリー卿(3)」(青空文庫より)

▼最後の最後にとって気になる一文がある。
 トムソンの演説を引用して次のように語っていた。

 「優れた科学者のうちに、一つの問題に対する『最初の言葉』を云う人と、『最後の言葉』を述べる人とあったとしたら、レーリーは多分後者に属したかもしれない。」  しかし彼はまたかなり多く「最初の言葉」も云っているように思われる。

「最初の言葉」とは?
「最後の言葉」とは?
寅彦はわざわざ 「しかし彼はまたかなり多く「最初の言葉」も云っているように思われる。」を付け加えたのだろう。そこにこの評伝のすべてがあるような気がする。
▼寅彦はなぜわざわざひとりの「古典物理学者」の評伝を書いたのだろう。
 それは、ひと言で平たく言えば

 「寅彦はレイリーに完全に惚れ込んでしまっていた!!」

「尺八の音響学」をはじめたのも当然レイリーの『音響理論』の影響であろう。寅彦にとっては「師」であり、あこがれの大先達であったのだろう。

それは最後の「附記」でもよくわかるのである。

しかし一人の科学者の仕事が如何にその人の人格と環境とを鮮明に反映するかを示す好適例の一つを吾々はこのレーリー卿に見るのである。
マクスウェルとケルヴィンとレーリーとこの三人の写真を比べて見ると面白い。マクスウェルのには理智が輝いており、ケルヴィンのには強い意志が睨(にらん)でおり、レーリーのには温情と軽いユーモアーが見えるような気がする。これは自分だけの感じかもしれない。

 寅彦は限りなくレイリーを敬愛していたのだ!!

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【Web更新2/25】18-08 「サイエンスコミュニケーター宣言」 等 更新!!

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まだ冬芽主張つづける牡丹かな 18/02/23撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】18-08
週末定例更新のお知らせ
 (゜o゜)ゲッ!! はやくも2月が終わる。
 2018年も1/6が過ぎることになるのだ。
 できなかったことの数あげるよりもできたことの数をあげる方が楽しい!!
 どうせ変えることなどできない「過去」ならば楽しい方を選ぼう!!

◆表紙画像集2018 更新 牡丹の芽
 毎年の画像集を見ていたら、例年この時期の表紙を飾っているのは、「紅梅」「椿」などだ。
 ところが、今年はいっこうにその気配はない。
 やっぱり例年になく今年は寒かったのだろうか。なにか色づいたものはないかとまわり見渡すと牡丹の「冬芽」の赤いの気づいた。
 歳時記に「牡丹の芽」をみつけたが、これではないような気もする。
 どこまでも「冬芽」を主張しているように見えた。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 気儘な書き込みのために、新シリーズ 私の「科学」雑話 をはじめた。
 その第1話は、「マッチ一本 化学の元!!」だ。
 知れば知るほど面白い世界が見えてきた。
 今週はどこまで行くだろう。o(^o^)o ワクワク

◆【ヒガンバナ情報2018】 新設!!
 【ヒガンバナ情報2018】をやっと立ち上げた。
 考えてみると【ヒガンバナ情報○○○】のページの歴史は長い。このHPたちあげと同時だから、もう20年だ!! 自分でもその長さに驚いてしまう。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 こちらの方も長くなりつつある。この3月が終われば、6年続けたことになる。
 3月のテーマは、警鐘「天災は忘れた頃にやって来る」だ。自然はおそろしく律儀である。
 その自然とうまくつき合っていくためには…? 
 繰り返し寅彦に訊いてみよう。警鐘に耳を傾けてみよう。

◆「コウガイビル」を追う 更新!!
 36号コウガイビルはまもなくエサなしで生きのびる「記録」を更新するかも知れない。
 どう考えてもやっぱり「ふしぎ!?」だ。
 自らのからだを食べながら、自らを更新し続けるとき?
 究極の「ふしぎ!?」=「生命」とは? を問いかけてきていると思えてしかたない。

さあ、新しい一週間がはじまる。
ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

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私の「科学」雑話(5)

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「Wコップの氷」の「仮説」は正しいのか!?
「根毛のような」ものの正体は水にとけていた「空気」デアル!!
「逆さ透明プリン」の正体はまだ氷になっていない「水」デアル!!
 謎解きは迷宮入りしようとしていた。
 なにしろちょっとした条件の違いでまったくちがうものが見られるのだから、「観察」だけから真実にせまるのはなかなか困難な作業のようだ。「ふしぎ!?」を置き去りにしたまま…。
 
 蓮根の植え替えから44週目の大賀ハス観察池の氷も少し緑を帯びてきたようだ。
 もうすぐ 春デスネ (^^)V

▼「マッチを追いかけたい!!」と思いかけたときから、私には小さな小さな疑問があった。
 それはこうだ。

 ファラデーは『ロウソクの科学』(1860年)で何を使って火をつけたのだろう!? 

 いつかはこの疑問に答を出したいと思っていた。
 それは、きっと 今なんだろう!!

▼ファラデーは『ロウソクの科学』のなかで、ロウソクそのものについては実にくわしく語っていた。
 「ロウソクが何からできているのか?」からはじまり、いろんなロウソクの紹介をしていた。
 興味深いのは日本の「和蝋燭」まで手に入れ紹介していることです。

 ロウソクをこんなにくわしく語っているのだから、それに火をつけるための「マッチ」についてもどこかで触れているだろう。それが私の最初の予想だった。

 ところがそれがみつからないのだ!?

 単に私が見逃しているだけなんだろうか。それとも…
 
▼まずは

◆マッチの歴史(マッチの世界 日本燐寸工業会)

を参考(引用)にさせてもらいながら、『ロウソクの科学』(1860年)前後のマッチを追ってみよう。

●1805 年 フランスのJ.シャンセルが浸酸(しんさん)マッチ、即席発火箱(French Fire Machines )を発明。
●1827 年 イギリスの薬剤師J.ウォーカーが摩擦マッチ、ウォーカーマッチ(Friction Lights )を発明し、販売。
●1831 年 フランスの化学者C.ソーリアが黄りんマッチを発明。
●1845 年 オーストリアのA.V.シュロッターが赤りんの精製に成功。
●1851 年 イギリスのオールブライトが純度の高い赤りんで作られた赤りんマッチを第1回ロンドン万国博覧会に出品。
●1855 年 スウェーデン、イェンシェピング社のJ.E.ルンドストレームがスウェーデン式安全マッチを発明、特許取得。
●1860年 『ロウソクの科学』
●1865 年 イギリスのブライアント・アンド・メイ社が安全マッチを製造、販売。

ファラデーは「安全マッチ」を使えたのか!?

(つづく)

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今年も実生ヒガンバナに挑戦だ!!(2018/02/23) #ヒガンバナ

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今年も種子からヒガンバナを育てる実生実験に挑戦だ!!
 例年より遅れていた。
 まだまだ寒さが厳しかったので躊躇しているところもあった。
 冷蔵庫から2017年の晩秋に採集、花茎の水栽培で「黒々とした種子」として回収したものを出してきた。
 全部で31個あった。
▼実生実験の方法としては、これまでの試行錯誤の結果
 楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法!!
 とたいそうな名前をつけて、決めていた。
 容器等もこれまでの年度に使用したものを使いまわしをしてよかったが、リセットとしての挑戦ということですべて新しくした。
▼「種子」を一粒ずつ「タネまき土ポット」(市販品)に蒔く。
 そのとき採取場所、花茎採集日、種子回収日の記録されたナイロン袋は、立て札がわりに一緒にセットした。
 31個とここ数年のなかでは数が少なかったが、全部セットした姿は圧巻だった。
▼はたしてこのなかで「発芽・発根」するものはあらわれるだろうか?
 秋に「出葉」までこぎつけるものは出てくるだろうか?

 こまめに水やりしながら観察をつづけてみよう。
 さあ どうなるだろう o(^o^)o ワクワク

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私の「科学」雑話(4)

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▼「Wコップの氷」の「ふしぎ!?」をまだまだ追っていた。
 しかし、その期間限定の限度が迫っていた。アメダスの記録では最低でも-0.1℃となってしまった。
 ずっと続けている紙コップとガラスコップのWコップの場合は、もうあの「根毛のようなもの」「逆さ透明プリン」は見られなくなった!!
 透明プラスチックコップばかりのWコップでは、上のコップに氷はできかけていたが、下のコップではまったくその気配はなかった。

 その様子を見ながら、とんでもない「仮説」を立ててみた!!
 まず大前提を疑ってみた。
 「根毛のようなもの」を最初に見たときは驚いた。私はきっと氷ができるときの一過程だと思い込んでしまった。霜柱を一緒に観察したことも関係しているかも知れない。

 「根毛のような」ものはほんとうに氷なんだろうか!?

 ここでアタリマエをいくつか。
・氷は水の「結晶」である→「結晶」は透明である→透明では見えないハズ!!
・「根毛のようなもの」は見える→純粋な氷ではないのでは!?
・では「根毛のようなもの」はなにか!?
そこで、大胆に「仮説」だ!!

 「根毛のような」ものの正体は水にとけていた「空気」デアル!!

 「逆さ透明プリン」の正体はまだ氷になっていない「水」デアル!!
 
ずっと放置しておいWコップの水から、暖かくなって「空気」が出て行ってしまった。
ダカラ…!!。

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▼冷たい話から「高温」の話にもどって
 思いつくままに「マッチ」使用の具体的授業の一コマをあげるのを続けよう。
 同じく、【三態変化】の授業からあげてみよう。

(2) 流れる食塩でマッチに火を!!

「高温」であることをマッチに火がつくことで実感するのである。
これまたひとり一回は「体験」しておきたい実験である!!

▼次に本命中の本命とも言える【化学変化】の授業で見てみよう。

(3) FeとSの「化合」は発熱反応であるを、マッチで確認する!!

赤くなくなっても、かなりの「高温」であることをマッチに火がつくことで実感するのである。
これもまたひとり一回は「体験」しておきたいこと。
「発熱」反応は強く印象づけられるハズだ。

▼「高温」を印象づける小道具としての「マッチ」使用例が続いた。
 本来の「着火道具」としてのマッチの使用は当然すぎるほど当然だ。
 これをライターに変えてしまうことは、とても残念である。
 貴重な「化学」体験を奪ってしまうことになる。

 とりわけ「気体」確認にはやっぱりマッチなのである。

(4) 「気体」確認にマッチを使用する。
         水素の燃焼はマッチで!!
    
水素入りシャボン玉への着火はやっぱりマッチが面白い!!
水素か酸素かの判定はやっぱりマッチと線香だ!!
簡単便利本質的!!をわざわざ手放す必要はない。

まだまだいっぱい具体例はありそうだ。思いだしたらまたつづける。

マッチ棒一本ではじまる化学の世界!!

大いに楽しみたいものだ!!

(つづく)


 

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私の「科学」雑話(3)

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ずいぶん以前になるが姫路科学館で『おもしろマッチ展』があった。
 そのとき手に入れたものに
◆「商標マッチセット」
というのがある。授業でも紹介したことがある。それを今もまだ手元に置いている。
ながめているだけで楽しくなってくる!!
「授業で使っていたマッチはこれだったなあ!!」
とそのときの授業を思い出したりしている。だいたいのマッチが記憶にあるものばかりだ。

 今もオンラインショップマッチ専門店「マッチ棒」さんで手に入るようだ!! 
 他にもいろいろ楽しいものがありそうだ。
 神戸にでかけたときにまた立ち寄ってみたい。

 たかがマッチ棒一本 されどマッチ棒一本!!
  「マッチ一本 化学の元!!」
 まだまだ続けてみよう。

 今回は、「授業」で「マッチ」について語ってみよう。
 「着火」だけで見るなら確かに「電子ライター」「チャッカマン」等でこと足りるかも知れない。
 
 しかし、マッチでなければならない「実験」がいくつかあった。

▼その話に行く前に、ぜひ強調しておきたいことがある。

「マッチで火をつける!!」もりっぱなひとつの実験である!!
子どもたちに大人気の実験である!!

 たいていははじめてガスバーナーを使うときにセットにした「実験」だったが、ほんとうに人気の「実験」だった。
 「より安全に」のすぐれた教材であることはまちがいない!!
 
▼思いつくままに「マッチ」使用の具体的授業の一コマをあげてみよう。

(1) 水でマッチに火をつける。(過熱水蒸気の実験)
 
 必ず一回は体験してみる!!
 これがこの実験のいちばんのポイントである。
 「過熱水蒸気」の「高温」を体験するのである。

 これはマッチでなければできない「実験」ダ!!

(つづく)

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36号コウガイビルはエサなしで8ヶ月生きのびた!! #コウガイビル

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▼それは浅学無知な私の常套手段だった!!
 思考が暗礁に乗り上げとき、きまって「そもそも論」を持ち出すのだった。

 そもそも「生命とは何か」!?

2017.6.20に庭の植木鉢の下からみつけた36号コウガイビル(私が人生で36番目に出会ったコウガイビル)。
 少量の水と一緒にナイロン袋に入れた。
 エサはいっさい与えなかった。夏の高温を乗り切るために農業用冷蔵庫にいれた。(常時10℃前後)
 8ヶ月たった昨日、ナイロン袋を外に出してみた。
 最初は蜷局をまき黒いかたまりだった。陽が当たり少しあたたかくなってくると、あのイチョウの葉のような頭をヒラヒラさせながら動き始めた!!
 いちばん伸びたときで全長3~4㎝だ。
 若干小ぶりになったような気がする。しかし、間違いない!!

 生きている!!

 その姿を観察していると やっぱり出てくる言葉は
 「そもそも…」ナノデアル!!

▼あの量子力学のシュレーディンガーが名著『生命とは何か』を著わしたのは1944年だった。
 分子生物学のはじまりだった!!
 その著のなかでシュレーディンガーはこう言った。

 生物体は「負のエントロピー」を食べて生きている

 「負のトロピー」?(゜_。)?(。_゜)?
 36号くんにあてはめてみよう。
 36号くんは自らを「食べて」、体全体を作りかえて生きている。
 「再生」を繰り返している。
 あの体の断片のようなゴミはなんだろう?
 自らの体も「負のエントロピー」となりうるのか?
 
 いったい分子レベルでこの8ヶ月ナイロン袋のなかで何がおこっているのだろうか?

▼もっともっと勉強しておけばよかった。これが正直な実感である。(^^ゞポリポリ
 今さら、後悔してもしかたない。
 
 36号くんが、もしあと一ヶ月生きのびれば、261日生きのびた第1号コウガイビルにかわって新記録樹立だ!!はたして…

 それまでに究極の不思議「生命とは何か」の謎解き少しは進むかな。

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2018年3月のオンライン「寅の日」は #traday #寺田寅彦

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▼昨日(2018/02/19)は「雨水」(雪も雨に変わる頃)だった。
 なんと的確な読みだろう。感心するばかりだ!!
 アメダスで確認したら、-1.1℃までしか下がっていなかった。

 私はまだまだ「Wコップの氷」の「ふしぎ!?」を追いかけていた。

 逆さまにする以上の次なる一手を思いつかないでいた。
 もうあの「ストロー氷」に三度出会うことなく冬は過ぎてしまうのだろうか。
 「根毛のようなもの」「透明プリン」の正体は?

 こんなときあの寅彦ならどんな観察をしただろう?
 どんなDataをとっただろう?

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▼2018年3月のオンライン「寅の日」の計画を立てる時期だ。
 ここ何年かの3月のテーマは決まっていた。

 警鐘「天災は忘れた頃にやってくる」

である。3月は2回あった。
そのうち一回はなんと「3.11」当日だった。

■2018年3月オンライン「寅の日」

◆第186回オンライン「寅の日」 …3/11(日)
◆第187回オンライン「寅の日」 …3/23(金)

▼よく話題になることであるが、有名なあの警鐘「天災は忘れた頃にやって来る」をズバリ書いた随筆はみあたらない。ふだんからよく口にし、それを示唆するような随筆はいろいろある。
 私はこれまでのオンライン「寅の日」の取り組みから、「天災は忘れた頃にやって来る」三部作を勝手に決めていた。
・「津浪と人間」(1933年・昭和8)
・「天災と国防」(1934年・昭和9)
・「日本人の自然観」(1935年・昭和10)
である。いずれも最晩年3年間に書かれた随筆である。
 私たちはこれを繰り返し、繰り返し読んできた。警鐘の本意が少しずつわかってきたような気がしていた。
 今年の3月もそれで行こうかと思っていたが、少しだけ視点をずらして、「津浪と人間」と同じ昭和8年に書かれた「神話と地球物理学」を読むことにした。
 寅彦があの手、この手を駆使して警鐘を鳴らしつづけていたことがよくわかるだろう。

■2018年3月オンライン「寅の日」

◆第186回オンライン「寅の日」 …3/11(日)「神話と地球物理学」(青空文庫より)

◆第187回オンライン「寅の日」 …3/23(金)「天災と国防」(青空文庫より)

▼昨日、「寺田寅彦記念館・友の会」会報「槲(かしわ)」81号が届いた。
 今年の友の会の総会、記念講演は平成30年4月22日(日)と書かれていた。
 そして、待望の「寺田寅彦の銅像」の除幕日は平成30年7月24日(予定)となっていた。
 
 これに合わせての計画をたてて行きたい。
 
 今の自分の「仕事」を考えるとき、このオンライン「寅の日」こそがいちばんの本命の「仕事」(それをライフワークとも)なのかも知れない。 

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【Web更新2/18】18-07 「サイエンスコミュニケーター宣言」 等 更新!!

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助走する春の光やホシノヒトミ 18/02/17撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】18-07
週末定例更新のお知らせ
 ここのところ、ちょっと真面目に「仕事」について考え始めている。
 あれ ?(゜_。)?(。_゜)?
 「仕事」はもうやめたんでは!?
 その方の「仕事」ではなく、少し大袈裟に言えば人生の「仕事」についてである。
 真面目にと言っても、「面白く 愉しく」が大前提である!!

◆表紙画像集2018 更新 ホシノヒトミ(オオイヌノフグリ)
 今年もいよいよホシノヒトミの季節がやってきた!!
 この季節がやって来る度に、「イヌノフグリ」やめて「ホシノヒトミ」を提唱する!!
 何年前だろう。
 「イヌノフグリ」を検証してみたことがある。(^^ゞポリポリ
 昔の人の観察眼に感服したことがある。
 タネの発芽実験にも挑戦したがまだ成功していない。

◆「サイエンスコミュニケーター宣言」 更新!! 
 「サイエンスコミュニケーター宣言」はじめてまもなく7年が終わる。
 関連して、妙なシリーズを思いつきではじめてしまった。
 題して、
 ・私の「科学」雑話
 要するに「雑話」であるから、ナンデモアリ !!
 当分は「マッチ」を追いかけてみるつもりだ。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 いろんな取り組みを同時並行して進行しているが、このオンライン「寅の日」は、これまでにいちばんやりかった取り組みに近づいてきたように思う。
 8月の末、もしくは9月のはじめに200回達成記念オフを企画したい。
 できるだけはやく日程をきめたいものだ。

 さあ、今週の「仕事」はどこまで進むだろう。
 面白く 愉しく やれるだろうか。

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私の「科学」雑話(2)

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▼蓮根の植え替えから43週目の大賀ハス観察池。
  微妙にデリケートな氷が張っていた。その模様が何かを語っているように思う。
 「Wコップの氷」も微妙だった!!
「ふしぎ!?」の謎解きはいっきょには進行しない。

 「ふしぎ!?」を保留しつづける!! それを「科学」とよぼう!! 

▼私の「科学」雑話 第1弾の

◆「マッチ一本 化学の元 !!」プロジェクト

の概要を今一度まとめておこう。

なぜ今、私は「燐寸(マッチ)」に注目するのか!?

・理科室のマッチが今、「風前の灯火」だ!!
・こんなすぐれもの「教材」の火を消してはならない!!
・マッチでなければできなない理科実験がある!!
・「より簡単に」「より安全に」の歴史は近代化学の歴史である!!
・マッチづくりは誇りある姫路の地場産業だ!!全国生産の7~8割がココで!!

思い入れは強い!!
ではどうするか!? それは少しずつやりながら考えてみる。

▼まずは「歴史」だ。
 この驚異の「発火」道具はどのように開発されていったのか。
 「より簡単に」「より安全に」の近代化学史そのものではないか。
 
 どんな経緯を経て、姫路の燐寸!!となったのだろう?

実にくわしい歴史が紹介されていた。アリガタイ!!

◆マッチの歴史(「マッチの世界」 日本燐寸工業会)

実にスバラシイ\(^O^)/
年表もくわしくわかりやすい。「日本の化学史」の勉強にもなる。
面白い!! 必見ダ!!
 年表見ながらいつもひとつ疑問をいだくんだ!?
 ファラデーが『ロウソクの科学』(1860年)で使った着火道具はなんだったのか、マッチだったのだろうか?

▼地元だからこそ可能なこともあるはず!!

 まずマッチはどのようにしてつくられるのだろう?

 なんともアリガタイビデオがあった!!

◆ THE MAKING (101)マッチができるまで (サイエンスチャンネル 科学技術振興機構)  

これまたとてもわかりやすく面白い!!
そして なによりうれしいのは 協力機関として

地元「神戸燐寸株式会社」の名が…!!
ひょっとしたこの目で実際に「見学」することも…それを考えるとワクワクしてきた。o(^o^)o ワクワク

(つづく)

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私の「科学」雑話(1)

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▼また少し「冬」がもどってきた。
 田んぼにも氷が張っていた!!
 私は偶然始めた「Wコップの氷」の実験を続けていた。その日の冷え込み具合で、まったく違ったものが観察された。それは何を見ているのかの謎解きはまだまだ先のようだ。
 Wコップ逆さまにしたら、「透明プリン」(液体の水)の部分に瞬間、白いモヤモヤが…。
 瞬間生半可な知識「過冷却水!!」というコトバが…。

▼私には今さらどうしようもない2つの持病があった。
 2つの持病は相矛盾するものだった。
 
 「ばっかり病」と「あれもこれも病」デアル!!

 「ばっかり病」の方は発症を自覚したときはもう時は遅しデアル。そのことしか頭にない状態になる。今なら「Wコップの氷」「氷」である。
 「コップのなかの氷がどのようにしてできるのか?」そればかりが気になって仕方ないのである。
 かなり重篤化していることは確かだ。
 ここからが自分でも理解できないだ不思議な性格だ。こんなときにかぎってまったく別のことが急に気になってきたするのである。
 これが「あれもこれも病」だ!!
 「ばっかり病」からの逃避行動だろうか!?
▼私は、このblogになんでもかんでも「記録」してきた。
 「ばっかり病」ネタはもちろんである。
 「あれもこれも病」関係も脈略もなく「記録」してきた。
 あくまで未来の自分のための「覚え書き」のつもりで。
 最近の体調不良で、「このblogをいつまで続けることができるだろう?」ということを少し考えてしまった。
 そこで思いついた!!

 「あれもこれも病」関係のことも忘れぬまに綴っておこう!! 

 題して
 ◆私の「科学」雑話 シリーズ!!

 もうひとつのネーミングだ。また変更するかも知れないが、ともかく今ははじめことが肝心だ!!

▼なにがとびだすか私にもわからない。
 それって「科学」となんか関係あるの!? ということも。
 そこは あくまで 思いつきのフリーハンドだ。

 その第一弾の雑話は ずいぶん昔からあたためているプロジェクトについてである。

◆「マッチ一本 化学の元 !!」


 7年前には頭にあったようだ!!
 「醸成」するには充分な時間がすぎていた。
 さあ、ゆっくり ゆっくりはじめよう。

(つづく)

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中谷宇吉郎『「霜柱の研究」について』が面白い!!

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▼「Wコップの氷」実験の次なる一手を模索していた。
 昨日の朝はいっきょに春めき、氷の気配すらなかった。しかし、このまま直線的に春に向うとは思えなかった。
 まだまだチャンスはきっとある!!

 それまでにと「ストロー氷」「コップの氷」などでネット検索も繰り返すがなかなか参考になりそうな情報に行き着かない。 けっこう面白い現象だと思うのだが…!?

▼そんなとき思いだしたのがあの人だ!!
 「雪」「氷」のことなら 中谷宇吉郎だ!!
 なにか次なる一手のヒントになることを書き残してくれているのではないか。
 そして行き着いたのが次だった。

◆「霜柱の研究」について (中谷宇吉郎 青空文庫より)  

▼これは中谷氏の研究というより、若き人たちの「霜柱の研究」についてコメントしたものだった。
 今の私には、それがとても興味深かった。

 いわば素人(しろうと)の研究であって、しかも私がはっという気がしたのは、その素人の研究が、純粋な興味と直観的な推理とで如何(いかに)も造作ないという風に一歩一歩と先へ進んで行っていることであった。私は前から物理的の研究方法というものは、物理学の既知の知識とはまた別のもので、沢山の本や論文の中に累積(るいせき)している今までの物理学上の知識というものを余り良く知らなくても、或ある場合には、立派な物理的の研究が出来得るものだろうという気持を持っていたのである。

 さすがである!!
 なんともあたたかいエールを送っていた。
 「これから」の一手に大いにヒントになるようなことも書かれていた。

  何でも予期せぬ不思議な現象に当ったら、それを逃さぬようにすることが研究の内容を豊富にする一つのこつであるということは、勿論いうまでもないことであるが、よく心得ているべきことである。なるたけ沢山にそのような奇妙な現象にぶっつかるには、この研究者たちのやられたように、何か思い付いたことがあったら、億劫(おっくう)がらずに「ちょっとやって見る」ということが大切である。思い付きというものは、一度手をつけて置けば忘れないが、そのままにして置くと、どんどん忘れてしまうものである。
 
すべてこのような自然現象は出来るならばそれを人工的に作って見るのが一番良い研究の方法であって、一度実験室内で作ることに成功しさえすれば、後(あと)は色々条件を変えてその影響を見て行けば、少しも無理をしなくても容易に事柄が分って行くものである。

▼きわめつけが、「研究」をすすめる上での心得としてまとめてくれていた。

こういう研究が出来るというのは、第一にそして一番重要なことは純粋な興味を持つということである。第二には厳寒の二月、仙石原で徹夜するという程度の熱心さを持つことである。第三には思い付いたことを、億劫(おっくう)がらずに直すぐ試みて見る頭の勤勉さを持つことである。第四には偶然に遭遇した現象をよく捕え、それを見逃さぬこと、即ちいつも眼を開いて実験をすることである。第五には新しい領域の仕事を始める時に怖(こわ)がらぬことである。この研究者たちが土の分析に手を付けた時のように平気で始めることである。それには余りに多くの知識と打算とが一番邪魔になる。第六には妙にこだわらぬこと、これは何でもないようで、その実なかなか難しいことである。そして以上述べたそれらの色々の心得の外(ほか)に、研究の全体に通じて或る直観的な推理を働かすことである。

 「ストロー氷」「Wコップの氷」実験の次なる具体的な一手はまだ見えてこないが、中谷宇吉郎のこの文章に出会うことができて とても 得をした気分だ!!

さあ、次は…

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本日(2018/02/15)、第184回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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▼しばし「氷」にはまっていた。
 冷え込む朝だった。前の溝の水の流れ出たところにもアタリマエのように「つらら」ができていた!!
 この冬のあいだも毎日できていたのだろうか!?
 見えていても見ないとこんなもんだ (^^ゞポリポリ

 またまだ「Wコップの氷」の不思議を追っていた。
 ガラスのコップのかわりに透明プラスチックコップに変えてやってみた。少し不鮮明な感じがあるが、ガラスのコップのときと同様なことが起きているように見えた。
 紙コップだけに水を入れて凍らせたら、底は大きく膨らみ体積は増えていた!!
 お金もかからない。特別の装置も要しない。
 とても簡単にできる実験ばかりだった。私の道楽「科学」のネタにピッタリだった (^^)V

▼本日(2018/02/15)は、第184回オンライン「寅の日」である。
 【2月のテーマ】
 「寺田物理学とレイリー」
 である。寺田寅彦もレイリーもある面この道楽「科学」の達人だった。
 そこから徹底して学ぼうというのが2月のねらいであった。
 読むのは「レーリー卿」である。 本日はその2回目である。

◆本日(2018/02/15)、第184回オンライン「寅の日」!!

●「レーリー卿(2)」(青空文庫より)


▼勝手に道楽の「科学」という点で、寅彦やレイリーにいたく共感すると言ってもレベルが違いすぎる。
 それは百も承知である。
 でも やっぱりこんな文章に出会うと うれしくなって強くひざをうつのである。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

 彼は自分でもしばしば言明したように、全く自分の楽しみのために学問をし研究をした。興味の向くままに六かしい数学的理論もやれば、甲虫の色を調べたり、コーヒー茶碗をガラス板の上に滑らせたりした。彼にはいわゆる専門はなかった。しかし何でも、手を着ければ端的に問題の要点に肉迫した。
 

▼今、レイリーをぜひ読みたくなったのには、隠れた事情があった。
 私は、これまで愛用してきた「研究室」「実験室」(たいそうに言うことはない。物置の一角だ!!)を事情があって失った。あらたにそれを作る必要があった。
 それにレイリーの「実験室」はなにか参考になる予感がしたんだ。

 それとはまったく関係ないかも知れないが、今回妙にひっかかる文章をみつけた。

彼は六十七歳になったが研究の興味も頭脳の鋭さも、少しも衰えなかった。ただ全く新しい馴れぬ方面の仕事に立入る気はなくなっていた。ある時彼の長子が「科学者も六十過ぎると、役に立たないばかりか、むしろ害毒を流す」と云ったハクスレーの言葉を引いて、どう思うかと聞いたら、「それは、年寄って若い人の仕事を批評したりするといけない事になるかもしれないが、自分の熟達した仕事を追究して行くなら別に悪い事はあるまい」と答えた。

 私は今、その「六十七歳」だった。

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コップの氷はどのようにしてできるのか!?

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「ストロー氷」の「ふしぎ!?」が頭をはなれなかった!!

 それ自体の「ふしぎ!?」もさることながら、私はたった2週間ほどのあいだに2度までもこの不思議な現象を見たのだろう?
 過去にはこんな現象を見た記憶はなかった。しかし、それは私が見たことないだけで、寒冷地では比較的高頻度に見られる現象なんだろうか?
 これについての研究はどこまで来ているのだろう?
 似たような現象はどこでいつ見られるのだろう?
 
 次々と「ふしぎ!?」は膨らむ一方だ!!

▼そもそもの「Wコップの氷」の「ふしぎ!?」にもどる。
 昨日の朝も、「ストロー氷」は見られなかったものの、紙コップの底には
「根毛のような氷」
「逆さ透明プリン」
が見られた。二日目になると「逆さ透明プリン」の部分が大きくなってきている気がする。

▼昨日の朝は、突然妙なことを思い立った。実行してみた!!

コップを逆さまにしてみた!! 

 紙コップのなかの氷も、ガラスコップの氷もかたまったままだから、こぼれたりしない!!
 そのときだ!!
 たいへん興味深いものを目撃した。

 「逆さ透明プリン」の部分に空気の泡が…。
 そして、「逆さ透明プリン」の部分に液体の「水」が…(゜o゜)ゲッ!!
 液体の水がここに閉じ込められたようになっている!!

▼「Wコップの氷」の謎解きは混迷するばかりだ!!
 いったいどのようにして氷ができるのだろう?
 
 こんなアタリマエの「ふしぎ!?」
 こんな簡単にできる不思議実験だ。研究されていないわけがない!!
 
 次はどんなはたらきかけをしてみようかな!?

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またしても「ストロー氷」を見た\(^O^)/

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▼昨日(2018/02/12)の朝、私は自分の眼を疑った!!
 「Wコップの氷」の実験、11日の夕方、紙コップを新しくしてリセットしていた。
 壊れかけたブロックの上に2セット実験装置を設置していた。
 その一方に

 見た!!あの「ストロー氷」がコップの中央に立つのを!!

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▼1/31の朝、それを見て驚き画像をアップして、「ストロー氷」と神田健三先生に教えてもらった。
 もう人生で二度と見ることはなかろうと思っていた。
 こんなめずらしいものを!!
  水が氷になると約9%の体積が増加する。水道管が破裂するのも、あの「御神渡」が見られるのも同じ理屈だ。周りから押された水は、表面の弱いところから吹き上げる。
 そして即座に氷になる。それを繰り返す。これが重力に逆らって「ストロー氷」が立ち上がる原理だそうな。
 理屈には納得だ!!(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
 アメダス(福崎)によれば昨日朝の最低気温は-3.7℃だった。

 でもやっぱり不思議だ!!

 あの言葉を借りたくなってくる。

 「ねえ君、不思議だ思いませんか?」 

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▼そもそもの「Wコップの氷」の不思議は置き去りにされてしまうところだった。
「根毛のようなもの」
はあいかわらず見ることができた!!
紙コップの底に氷かできるとき、どんなプロセスを経ているのだろう?
この「根毛のようなもの」との関係は?
まだなにひとつ謎解きの糸口をみつけられずにいた。
▼しかし、面白い!!
 
 「水が冷えて氷になる!!」
 これほどアタリマエと思ってきたが、こんなに不思議に見えてくるとは!! 
 
 このアタリマエの謎解きは今はじまったばかりだ。

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【Web更新2/11】18-06 新・私の教材試論 等 更新!!

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葉脈透かして春の光かな 18/02/09撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】18-06
週末定例更新のお知らせ
 めざすは「ファラデーの日記」だった!!
 ファラデーの42年には仙人にでもならないかぎり追いつきそうになかった。せめてものの「まねごと」とここ10年ばかり毎日欠かすことなくblog「私の【理科教師日記】」を書き綴るのが日課としていた。
 今それが、少しピンチだ!!
 
 ピンチは最大のチャンス!!

 と言えるか!?
 この一週間が鍵になりそうである。

◆表紙画像集2018 更新 野茨
 赤いのは野茨の新芽だろうか。
 その野茨に何かの大きな葉がひっかかっていた。
 いつひっかかったのだろう!?冬の間の雨風ですっかり透明な葉脈標本ができあがっていた。
 そこに光の春が…!!

◆新・私の教材試論 更新!!
 私の理科教師人生でもっとも多く時間をさいて語ってきたのは「教材」についてであろう。
 最も熱く語ってきたのも「教材」についてであろう。
 それは、きっと「これから」も…。

 しばらく「距離」をおいてみよう。次なる展開のためにも…。

まったく別の角度から日常を綴ることに挑戦してみたい。

ゆっくり ゆっくり 急ごう!!
 

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新・私の教材試論(133)

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▼雪でなく
  霙でもなく
 雨だった!! 
 蓮根の植え替えから42週目の大賀ハス観察池に落ちた雨粒には春の光が内包されていると感じた。

▼少しは回復したというものの体調不調が続く。
 気分まで少し滅入る。
 少し意気込んで書き始めた「2018年版 教材の入手・開発の鉄則」も少し休憩の気分だ。
 できれば本日のファラデーラボの「かがくカフェ」にツナガレバ!!
 という思いがあったが…(/_;)

▼順番もまだまだ吟味の必要もあるだろうし、具体例ももっともっとあげる必要があるだろう、がとりあえず今までにあげているものだけをならべておこう。
 
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2018年版
【教材の入手・開発の鉄則】

(1) 先行する実践から貪欲に学ぶ。

(2) 校区(地域)の○○屋さんとは、仲良くしよう。
 ・ 教材屋さんだけに教材があるのではない。 
 ・ ○○さんは、その道のプロである。
 ●校区「教材マップ」の作成!!

(3) 「教材入手連絡一覧表」をつくろう!!

(4) 【入手DB】をみんなで構築しよう!!

(5) 「定番教材(実験)」のルーツを探ろう!!

(6) 仲間、子供と一緒にやろう!!

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▼こうしてならべて見るとアタリマエのことばかり!!
 さして大げさに言うほどのことではない。
 
 気分が回復してきたら、再吟味をはじめたい。
 とりあえずここまでで保留しておきたい。

いつかに
(つづく)

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新・私の教材試論(132)

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「春は空からやって来る!!」

に私は賛成する。
 光は律儀である。天気ほどに気まぐれではない。
 いやその気まぐれに見える天気も、この光の支配下にあるのかも知れない。
 春の光が 空から…!!

▼淡々と続けていこう。
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(5) 「定番教材(実験)」のルーツを探ろう!!

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・「定番教材」は日本の理科教師の遺産である!!
・すぐれた教材は日本の理科教育史進化の証である。

いつも具体例にあげるのは、我田引水の『究極のクリップモーター』である。
●1984年(昭和59年) 台なしクリップモーター(後に『究極クリップモーター』)はじまる。
 全員にあの「回った!!回った!!」の感動を味わわせたい。そんな願いから生まれたものであることは確かである。
▼ではもっと他の定番教材(実験)はどうだろう。
 かねてより気にしている定番実験・観察のルーツをあげておく。

・アンモニア噴水実験のルーツは!? (人気実験のアンケートをとれば常にトップクラス)
・植物細胞の観察の定番がタマネギの表皮細胞になったのはいつから!?
等々
 あげ出すときりがなく出てきそうだ。
 
▼最後まで少し急ごう!!

 2018版を力説しながらも「繰り言」に始終しているようで、ちょっと自己嫌悪に陥る。(^^ゞポリポリ

と言いながら、最後も30年前を繰り返しておく。

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(6) 仲間、子供と一緒にやる。 

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30年後の今、言葉は同じでも、まったくちがった展開も期待できるかも知れない。

(つづく)

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新・私の教材試論(131)

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▼ふっと、「記録」に残して置きたい空に出会うことがある。
 その空の色の「意味」はしばらく時間がすぎてから問うことにして、とりあえずカメラを向けた。

▼板倉聖宣先生の訃報はやはりショックである。
 庄司和晃先生のときもそうだったが あとあとじんわりと来るもんだ。

 多くを学んできたと言っても、書籍として発表されものからが中心である。
 最近特にお世話になったのは次の本だった。

◆『増補 日本理科教育史(付・年表)』(板倉聖宣著 仮説社 2009.4.10)

特に本文もさることながら、付録の「年表」が実にありがたかった!!

 2011年に現場を定年退職し、「サイエンスコミュニケーター宣言」をはじめた。
 サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」確認するための5つの座標軸を設定した。
 その5つ目の「座標軸」はこうだった。

 (5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。

 いつものように自分でも赤面するほどの大風呂敷だ。
 しかし、具体的な「作業」が見えていた。

 あの付録の「年表」コピーさせてもらった。 
 「理科」を語るときは、いつもこの年表をチェックすることにした。
 「年表」は途中までで途切れていた。
 自分の理科教師としての歩み(歴史)をこの年表のあとに付け加えることにした。
 まだ今なお続く「作業」だ。
 
▼その「作業」のなかで教材に関してぜひ取り組んでいきたい課題があった。

 「教材(実験)史」!!

 今ではごくごくアタリマエのように教科書に登場する「定番教材(実験)」のルーツを探ることである。
・開発物語を知ることは究極の「教材研究」だ!!
・開発の当事者から直接学ぶ機会がかぎられてきている。

ゆっくり 急ごう!! 

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(5) 「定番教材(実験)」のルーツを探ろう!!

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(つづく)
 
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新・私の教材試論(130)

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▼体調絶不調である!!
 いやそのピークは越えたのかも。
 たまたまの「Wカップの氷」実験追求のタイミングと絶不調のタイミングがぶつかってしまった。
 実験は繰り返していた。
 いやもっと正確に言うと、その装置(?)をそのまま屋外に放置し続けているだけだった。
 まったく想定外の「ストロー氷」の発見は別としても
 紙コップの底の「根毛のようなもの」は続いていた。
 2枚の偏光板にはさみ、その姿をより鮮明にとらえようとしていた。
 
 もうそろそろ一度水を入れ替えた方がよさそうだ。

▼さあ、2018年版『教材の入手・開発の鉄則』をつづけよう。

 かつて【理科の部屋】で展開していた
・【提案6】【入手DB】実験材料、資料等の入手のためのデータベースづくり

 を再度とりあげたい。

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(4) 【入手DB】をみんなで構築しよう!!

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▼単に「復活」させようというのではない。
 時代がこれだけ進化しているのに、前と同じものが有効であるはずがない。
 更新の必要性がある。
 いや別の取り組みがすでに存在するのかも知れない。
 ナラバ そこから大いに学べばいい。 

 2018年の今だからこそ可能な【入手DB】とは?

▼昨日、また悲しい知らせが入ってきた。

 「日本理科教育史」の語り部 板倉聖宣先生が亡くなられた!!
 
 やっぱり淋しく 残念だ !!  合掌


(つづく)

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新・私の教材試論(129)

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▼あの不思議なものを見てからはや一週間が経った!!
 皆既月食の起こった日の朝のできごとだった。
 ひょんなことからはじめた“Wコップの氷”の実験はいろいろ珍しいものを見せてくれていた。
 しかし、このとき見た不思議なものはそのレベルをはるかに超えていた。
 ともかく「記憶せずに記録する」に徹して、どの事実をももらさずに「記録」しようと同じような写真を何枚も何枚も撮っていた。

 後に神田健三先生に「ストロー氷」と教えてもらった。
 その「からくり」も教えてもらい、なおいっそう面白い!!とおもった。
 
 その後も、冷え込む日は続くがあの不思議な「ストロー氷」を見ることはなかった。

▼なにかちょっと面白いことがあるとすぐに寄り道、道草をしてしまう困ったタイプの人間だ!!
 自分でもあきれてしまう。
 さあ、2018年版『教材の入手・開発の鉄則』をつづけよう。

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(2) 校区(地域)の○○屋さんとは、仲良くしよう。
 ・ 教材屋さんだけに教材があるのではない。 
 ・ ○○さんは、その道のプロである。

 ●校区「教材マップ」の作成!!

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 モノの入手に関するものだった。
 これも30年前と基本的には同じである。なにかこんなこと続けているとポンコツの繰り言に陥ってしまいそうだな。(^^ゞポリポリ

 モノが入手できて、そこから「教材研究」がはじまるのでない!!

 モノを捜すそのプロセスそのものが最高の「教材研究」である!! 

▼ 次は30年前なら
(3) 職業別電話帳は「必携の書」である。
と書いていたところである。
ここでは

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(3) 「教材入手連絡一覧表」をつくろう!!

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と変えておこう。

▼かつて【理科の部屋】で展開していたいろんな取り組みの中に【入手DB】というのがあった。
こんな提案だった。


【提案6】【入手DB】実験材料、資料等の入手のためのデータベースづくり
 これぞ、いちばんやりたかったことですね。
 ひとつモノの「入手」をめぐって、単なる紹介にとどまらず、いろんなかたちで話題が発展し、人と人のつながりの輪もつくり出せるようなものとなればと思っています。
もちろん、DBですので、後ほど検索が自由自在というものにしたいですね。

私は今なお有効な提案であると思っている。

いや今こそ、機は熟しているのかも。

(つづく)
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新・私の教材試論(128)

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▼「雲見」定点からの「雲見」!!
同じ場所からの同じ方角の空だからこそ意味ある「雲見」とも言える。

 しかし、時には意味なく「雲見」の旅に出たい衝動にかられる!!
 垂直方向であれば10数㎞の「大気の物理学実験室」を、水平方向に移動するのである。
 主たる目的は「雲見」!!
 どんなみごとな自然の景に出会えるかはオマケ!!
 
▼またまた間歇的になってしまっている。
 30年も前の「覚え書き」を、2018年版にバージョンアップするという試みいっきょにやってしまいたい。
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教材の入手・開発の鉄則

(1) 先行する実践から貪欲に学ぶ。

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 これは、このまま残して置こうと思う。
 「不易流行」の「不易」であるから。

▼30年前にくらべれば、教材に関する情報も多い。
 さすがネット時代だ!! アリガタイ!!
 しかも誰もが意図も簡単にその「情報」を手に入れることができる。
 ときには動画で見せてもらうことができる。
 アリガタイかぎりだ!!

▼ここで満足せず、もう一歩踏み込もう!!
・その「実験」「教材」はどんな授業のなかで生まれたものか?
・そのルーツは?
・元々の開発者は? その意図は?
・できれば情報発信者と連絡をとってみよう。訊いてみよう!!
応答のない「発信者」などいるはずはない。

(つづく)

 
 
 
 

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【Web更新2/4】18-05 新・私の教材試論 等 更新!!

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蕾にも紅通ひ来て春立つや 18/02/04撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】18-05週末定例更新のお知らせ
 2月最初の更新である。
 ポンコツの私にも可能なことがあるだろうか!?その可能なことを「臨界点」までやりきればあらたな可能性が拓けるかも知れない。そう信じて ゆっくり ゆっくり 愉しいことから…

◆表紙画像集2018 更新 紅梅
 昨年の晩秋、東の畑の紅梅をシロウト剪定をした。はじめてのことだったのでまちがったことをやってしまったのかもしれない。目の高さの枝に蕾がなかった。
 ちょっと高い位置の枝に幹から紅が通ってきたようだ。
 咲くのが楽しみだ。

◆新・私の教材試論 更新!!
 2018年版「教材の入手・開発の鉄則」をつくってみようと思う。
 歩みは遅々として進まぬが、それ自体を愉しみながら進めたい。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 ここ数ヶ月、「雲見」と俳句「歳時記」についてしか書いていない。
 Webテキストの試みを断念したわけではけっしてない。具体的展開案をあたためているのである。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 サイエンスコミュニケーターとしては生涯現役である。その名に値する「仕事」とはなにか!?
 追求しつづけたいものである。

◆オンライン「寅の日」 更新!! 2月のテーマは「寺田物理学とレイリー」である。
 寺田寅彦もレイリーも 道楽の「科学」追求した。そんな二人から学ぶこととは!?


 この一週間でどこまで仕事をすすめるこができるだろ。
 どこまでも「やるべきこと」よりも「やりたい」を優先させていきたい!!
 

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今年も節分に「立春の卵」を立てた!!

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▼節分にこの「小さな実験」に挑戦するのは、私の道楽「科学」の年中行事になりつつあった。
 豆まきや恵方巻きをかぶる以上に意味ある「科学的」行事と勝手に思っていた。
 その「小さな実験」とは、「実験」と呼ぶのもはばかる簡単なことだった。

 台所にある卵をテーブルの上に立てるだけである!!

 ところが昨日はいろいろ事情があって、以前から使っていたテーブル使えなかった。またその「実験」にかける時間の確保が難しかった。今年はあきらめようかと思っていた。
 夜になってあきらめきれず、近くにあったテーブルを使って挑戦してみた。 
 立った!!
 アタリマエだけどやっぱりうれしかった。
 立春の今朝、起きてもまだ立ったままだった。

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▼この「小さな実験」を最初に教えてくれたのは、「雪は天から送られた手紙である」で有名な中谷宇吉郎先生だ。今から71年前の1947年「立春」、「立春の日だけ卵が立つ」をめぐってメディアや科学者を巻きこんで大騒動があったという。その顛末の一部始終が

◆『立春の卵』(中谷宇吉郎 青空文庫より)

書かれたいた。アリガタイことに今すぐこれを読める。
そこには、誰がいつやっても卵は立つのであることが「科学的」に語られていた。
すごく面白い!! 必読だ!!

▼2015年の節分に5つの卵を座敷机に立てた。

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翌日の「立春」にもすべて立っていたことに気をよくして
「ではいつまで立っているのだろう?」と「実験」にとりかかることにした。
毎日の様子をTwitterで画像も添付してつぶやきつづけた。
「倒れたら卵の中身はどうなっているだろう?」という検証実験もおこなった。

なんと最後の1個が倒れるまで191日立ったままだった!!

アタリマエの「小さな実験」だが、191日はギネスに登録してもらいたい記録だと思っている(^^)V

その全記録をページ化したみた。

◆【立春の卵】191日の軌跡 

こちらもぜひぜひ見てやってください。<(_ _)>

▼「立春の卵」騒動から71年目「立春」!!
「科学」は?
「科学的」は? どこにいるのだろう。

『立春の卵』の最後の中谷先生のコトバがずっと気になっている。!!

 人間の眼に盲点があることは、誰でも知っている。しかし人類にも盲点があることは、余り人は知らないようである。卵が立たないと思うくらいの盲点は、大したことではない。しかしこれと同じようなことが、いろいろな方面にありそうである。そして人間の歴史が、そういう瑣細(ささい)な盲点のために著しく左右されるようなこともありそうである。

▼そうだ!!もうひとつ記録しておかなければならないことがあった。
蓮根の植え替えから41週目の大賀ハス観察池だ。池の氷は薄くなっていた!!

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本日(2018/02/03)、第183回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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「高層雲」か「巻層雲」か!?
実はいまだに迷うことがある。
昨日の「雲見」がそうだった。
こんなとき決定的な証拠になるものがあった。
「日暈」である!!
「高層雲」と「巻層雲」で雲のできる高さが違っていた。その高さの違いは気温の違いを意味した。
5000mを越える高さにできる「巻層雲」の正体は「氷晶」である。
「氷晶」であるからこそ見られるのが「日暈」だ。
午後になってそれを見たのだ。私の迷いは解決した。

やっぱり「雲見」は面白いな!!
私の究極の道楽だ!!

▼本日(2018/02/03)は、第183回オンライン「寅の日」である。
 【2月のテーマ】
 「寺田物理学とレイリー」
 である。寺田寅彦もレイリーもある面この究極の道楽の「科学」を追求したのかも知れない。
 2月の3回とも読むのは「レーリー卿」である。本日はその1回目である。

◆本日(2018/02/03)、第183回オンライン「寅の日」!!
 
●「レーリー卿(1)」(青空文庫より)

▼2月のテーマは私にして少し背伸びしたテーマだ。
 まずが、「寺田物理学」だ!?
 いくらかの「寺田物理学」に関する文を読んだが、そのなかでは石原純がいちばん気に入った。

◆寺田物理学の特質(石原 純)(『思想』岩波書店 特集「寺田寅彦追悼号」昭和11年3月号より)

から引用させてもらう。

 …そこに寺田さんの随筆に一種の特色が形作られるやうになつたのである。固より寺田さんは単なる科学者でなくて、同時に立派な芸術家でもあった。つまり芸術を芸術として味ひ、且つ自分で創作することも可能な人であった。併し寺田さんの多くの随筆に特色を與へてゐるところの、「科学者に固有な」見方、考え方は、種々の事象に対する鋭い分析にあるので、人々はそこに示された独特な、併し立派な理屈に感心するのだった。それはいつも世間の常識よりは一歩及至数歩深く踏み込んでゐる。そして人々はその意表外な観察になる程と肯くのであった。この分析がすなわち寺田物理学の方法なのであって、寺田さんはその随筆に於てこの方法をその儘、科学的研究に於けるよりももっと広い諸般の問題に応用したのに外ならない。  

▼ではそのような寺田寅彦が評伝を書くまでに古典物理学者「レイリー」に惚れ込んだのはどうしてなんだろう?
レイリーの仕事が、寺田寅彦にどんな影響を与えたのだろう?
私たちはこの評伝から今何を学べるだろう?
2月いっぱい、少しずつ少しずつ読み進めてみようと思う。
今回は1ヶ所だけ引用させてもらう。

当時の思い出を書いたシジウィック夫人(レーリー卿夫人の姉エリーノア)の記事に拠ると「彼が人々の研究を鼓舞し、また自分の仕事の援助者を得るに成効した所以(ゆえん)は、主に彼の温雅な人柄と、人の仕事に対する同情ある興味とであった」。彼はこの教授としての仕事を充分享楽しているよに見えた。「彼の特徴として、物を観るのに広い見地から全体を概観した。樹を見て森を見遁(みのが)すような心配は決してなかった。」「いつでも大きな方のはしっこ(big end)をつかまえてかかった。」「手製の粗末な器械を愛したのも畢竟(ひっきょう)同じ行き方であった。無用のものは出来るだけなくして骨まで裸にすることを好んだ。」

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2018年2月(如月)の俳句「歳時記」!!

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▼朝から雪が降ってきた!!
 雪からみぞれたに変わり、それもあがった午後、少し歩いてみた。
 ホトケノザはあいかわらず元気だ。ホシノヒトミ(オオイヌノフグリ)は瞳を閉じていた。
 タンポポの花も。
 冬芽がまだまだ「冬」を主張していた。
▼2月(如月)も俳句「歳時記」を続ける。引用させてもらうのは

◆NHK「俳句」 テキスト 

である。ここより巻頭名句11句を引用させてもらう。

(1) 蒲公英やローンテニスの線の外 正岡子規
(2) 雪解川名山けづる響きかな 前田普羅
(3) 立春の駅天窓の日を降らし 寺島ただし
(4) 猫柳日輪にふれ膨らめる  山口青邨
(5) 春一番競馬新聞空を行く  水原春郎
(6) きさらぎや銀器使はれては傷を 大井雅人
(7) 犬ふぐり星のまたたく如くなり 高浜虚子
(8) 朝比奈の谷戸の径なる初音かな 石塚友二
(9) 藻を焼いて浜の煙れる雨水かな 棚山波朗
(10) はなみちてうす紅梅となりにけり 暁台
(11) 白梅の花に蕾に枝走る    倉田紘文

▼名句ばかりのなかから自分の好みの句を選ぶ。
これも俳句修行のひとつとして…(^^)V

【私の選んだ名句ベスト3】

(7) 犬ふぐり星のまたたく如くなり 高浜虚子

(5) 春一番競馬新聞空を行く  水原春郎

(9) 藻を焼いて浜の煙れる雨水かな 棚山波朗

【次点】

(11) 白梅の花に蕾に枝走る    倉田紘文

・虚子もオオイヌノフグリに「ホシノヒトミ」のイメージを持っていたのかとうれしくなってこれを選んだ。
・「春一番」「雨水」とっても天気と関係する季語である。
・名句の「観察眼」いたく感動する!!

▼Web更新のたびに、表紙画像に添える一句を毎週つくっている。
 週末が近づくにしたがってあせりだす。
 余裕をもってつくたことなど一度もない。(^^ゞポリポリ
 
 どこまで行けば「俳句もどき」の域を脱することができるのか?
 不明である。
 かくなるうえは、これを楽しみの「作業」に変えてしまうしか手はないのだろう。

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2018年2月(如月)の「雲見」は!?

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▼赤銅色の月を辛うじて見ることで、1月の「雲見」は終わった。
 さあ2月(如月)の「雲見」だ!!
 その前に1月(睦月)の「雲見」をもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返ってみよう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴    4
・巻雲    1
・巻積雲  0
・巻層雲  7
・高積雲  2
・高層雲  2
・層積雲  2
・積雲    6
・層雲    1  
・乱層雲  6 
・積乱雲  0

 「巻層雲」7 「乱層雲」6 「積雲」6 が目立つ。
 前半は冬晴れの日も多く天気がよかった。後半は雪や雨が多かったという気がする。
▼いつものように2つのものを資料として2月(如月)の「雲見」を予想してみよう。
ひとつは
 
◆気象庁・一か月予報(近畿地方PDF版)

だ。
 前半は寒くなりそうだ。春は暦のうえだけだろうか。
「暦の春」は「光の春」を意味する。あなどることなかれ!!
 こちらの最新情報は今日書き換わるはずだから、もう一度後で目を通したい。 
 
もうひとつはよりローカルに迫ってみよう。

◆兵庫県 福崎の気温、降水量、観測所情報(アメダス)

 「雨温図」を見るとわかる。

 12月、1月、2月のうちでいちばん降水量が多いのは2月だ。
 これは雪だろうか!?それとも雨だろうか!?
 「乱層雲」が多くなるかな。

▼今年1月から採用したもう2つの資料を見ておこう。
ひとつは昨年2017年1月の天気図だ。
 
◆日々の天気図 2017年2月 (気象庁)

もうひとつは

◆デジタル台風: 雲画像動画アーカイブ(全球画像)2017年2月

 これは宇宙からの「雲見」のアーカイブだ。

 昨年と同じことを繰り返すとはかぎらない。しかし、同じような大気の動きを示すことも確かである。
昨年はどうだったんだろうとふり返ってみることはけっこう有効なものだ。
「春一番」はいつごろだろう?

▼「雲見」の旅がまだ計画できない。(/_;)
 そのぶん、「雲見」定点での観察を充実させたい。

今、観察だけでなく小さな小さな実験にはまっていた。
「Wコップの氷」実験だ!!
今の時期しかできない期間限定実験だ。

 昨日の朝、またしてもあらたな不思議なものを目撃してしまった!!

 「Wコップの氷」実験をふたつセットしていた。
 その一方から棒のようなものが立ち上がっていた。
 
 (゜o゜)ゲッ!! これは何だ!?

 なにか棒きれのようなものを差し込んだ記憶はない。
 「根毛のようなもの」
 「逆さ透明プリンに根毛」
 も驚いたが、これほどではない。
 何と言っても重力にさからって上にのびているのだから
 
 仮に「さかさ氷柱(つらら)」と呼んでおこう!!

 「ふしぎ!?」はいつも足元にあった!!


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