2018年2月(如月)の「雲見」は!?
▼赤銅色の月を辛うじて見ることで、1月の「雲見」は終わった。
さあ2月(如月)の「雲見」だ!!
その前に1月(睦月)の「雲見」をもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返ってみよう。
使用した十種雲形シールは次のようになった。
・快晴 4
・巻雲 1
・巻積雲 0
・巻層雲 7
・高積雲 2
・高層雲 2
・層積雲 2
・積雲 6
・層雲 1
・乱層雲 6
・積乱雲 0
「巻層雲」7 「乱層雲」6 「積雲」6 が目立つ。
前半は冬晴れの日も多く天気がよかった。後半は雪や雨が多かったという気がする。
▼いつものように2つのものを資料として2月(如月)の「雲見」を予想してみよう。
ひとつは
◆気象庁・一か月予報(近畿地方PDF版)
だ。
前半は寒くなりそうだ。春は暦のうえだけだろうか。
「暦の春」は「光の春」を意味する。あなどることなかれ!!
こちらの最新情報は今日書き換わるはずだから、もう一度後で目を通したい。
もうひとつはよりローカルに迫ってみよう。
「雨温図」を見るとわかる。
12月、1月、2月のうちでいちばん降水量が多いのは2月だ。
これは雪だろうか!?それとも雨だろうか!?
「乱層雲」が多くなるかな。
▼今年1月から採用したもう2つの資料を見ておこう。
ひとつは昨年2017年1月の天気図だ。
◆日々の天気図 2017年2月 (気象庁)
もうひとつは
◆デジタル台風: 雲画像動画アーカイブ(全球画像)2017年2月
これは宇宙からの「雲見」のアーカイブだ。
昨年と同じことを繰り返すとはかぎらない。しかし、同じような大気の動きを示すことも確かである。
昨年はどうだったんだろうとふり返ってみることはけっこう有効なものだ。
「春一番」はいつごろだろう?
▼「雲見」の旅がまだ計画できない。(/_;)
そのぶん、「雲見」定点での観察を充実させたい。
今、観察だけでなく小さな小さな実験にはまっていた。
「Wコップの氷」実験だ!!
今の時期しかできない期間限定実験だ。
昨日の朝、またしてもあらたな不思議なものを目撃してしまった!!
「Wコップの氷」実験をふたつセットしていた。
その一方から棒のようなものが立ち上がっていた。
(゜o゜)ゲッ!! これは何だ!?
なにか棒きれのようなものを差し込んだ記憶はない。
「根毛のようなもの」
「逆さ透明プリンに根毛」
も驚いたが、これほどではない。
何と言っても重力にさからって上にのびているのだから
仮に「さかさ氷柱(つらら)」と呼んでおこう!!
「ふしぎ!?」はいつも足元にあった!!
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コメント
毎日いろいろな発見があるようですね。表面から突き出した氷は、ストロー氷と言います(雪氷辞典を見たらこの項目がないので、別の名称になったかもしれない)。水が凍ると、体積が約9パーセント増えるので、底や側面を押し広げようとするが、硬くて広がらなければ、表面の氷の弱いところから噴出する。噴出した水はすぐ凍るが、中心部から水が出続ければストロー状になる(出終わると凍って閉じる)。以上のようなプロセスが考えられます。しかし、色々な現象が見ることができていいですね。最低気温は何度くらいになっていますか?
投稿: 神田健三 | 2018/02/01 05:38
神田健三先生
おはようございます。さっそくのコメントありがとうございます。
「ストロー氷」ですか!!
なるほどその「からくり」わかるとなおいっそう面白いです。自分で「ふしぎ!?」繰り返すだけでは消えてしまいそうなところこのように解説していただきほんとアリガタイです。深謝<(_ _)>
最低気温はアメダスによれば-3.7℃でした。
Wコップにしたことにより、周り氷が紙コップを押したのでは…とシロウト推論をしています。
投稿: 楠田 純一 | 2018/02/01 06:40