« 2018年2月(如月)の「雲見」は!? | トップページ | 本日(2018/02/03)、第183回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦 »

2018年2月(如月)の俳句「歳時記」!!

Dsc_7441
▼朝から雪が降ってきた!!
 雪からみぞれたに変わり、それもあがった午後、少し歩いてみた。
 ホトケノザはあいかわらず元気だ。ホシノヒトミ(オオイヌノフグリ)は瞳を閉じていた。
 タンポポの花も。
 冬芽がまだまだ「冬」を主張していた。
▼2月(如月)も俳句「歳時記」を続ける。引用させてもらうのは

◆NHK「俳句」 テキスト 

である。ここより巻頭名句11句を引用させてもらう。

(1) 蒲公英やローンテニスの線の外 正岡子規
(2) 雪解川名山けづる響きかな 前田普羅
(3) 立春の駅天窓の日を降らし 寺島ただし
(4) 猫柳日輪にふれ膨らめる  山口青邨
(5) 春一番競馬新聞空を行く  水原春郎
(6) きさらぎや銀器使はれては傷を 大井雅人
(7) 犬ふぐり星のまたたく如くなり 高浜虚子
(8) 朝比奈の谷戸の径なる初音かな 石塚友二
(9) 藻を焼いて浜の煙れる雨水かな 棚山波朗
(10) はなみちてうす紅梅となりにけり 暁台
(11) 白梅の花に蕾に枝走る    倉田紘文

▼名句ばかりのなかから自分の好みの句を選ぶ。
これも俳句修行のひとつとして…(^^)V

【私の選んだ名句ベスト3】

(7) 犬ふぐり星のまたたく如くなり 高浜虚子

(5) 春一番競馬新聞空を行く  水原春郎

(9) 藻を焼いて浜の煙れる雨水かな 棚山波朗

【次点】

(11) 白梅の花に蕾に枝走る    倉田紘文

・虚子もオオイヌノフグリに「ホシノヒトミ」のイメージを持っていたのかとうれしくなってこれを選んだ。
・「春一番」「雨水」とっても天気と関係する季語である。
・名句の「観察眼」いたく感動する!!

▼Web更新のたびに、表紙画像に添える一句を毎週つくっている。
 週末が近づくにしたがってあせりだす。
 余裕をもってつくたことなど一度もない。(^^ゞポリポリ
 
 どこまで行けば「俳句もどき」の域を脱することができるのか?
 不明である。
 かくなるうえは、これを楽しみの「作業」に変えてしまうしか手はないのだろう。

Dsc_7457

Dsc_7469

Dsc_7500

 

|

« 2018年2月(如月)の「雲見」は!? | トップページ | 本日(2018/02/03)、第183回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2018年2月(如月)の俳句「歳時記」!!:

« 2018年2月(如月)の「雲見」は!? | トップページ | 本日(2018/02/03)、第183回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦 »