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新・私の教材試論(123)

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▼冬の田んぼ
 そして そこに 寒の雨が降り続いた。
 なぜか惹かれる景だ。
 
 そして赤い電車が走った!!

▼30年も前の手前勝手な「覚え書き」。
 
 ◆「連載:私の教材論(1)~(10)」

のなかに書いた「教材の入手・開発の鉄則」とはその表現からして大げさで生意気なものだった。今なぜかこの2018年バージョンに更新したい衝動に駆られている。
ゆっくりみてみよう。
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教材の入手・開発の鉄則

(1) 先行する実践から貪欲に学ぶ。

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 最初にあげたのはこれだった。そして次のように解説をしていた。

(1)について  先行する実践から学ぶということは、それを極めて有効な手段である。日々 全国の学校で実践が進んでいるのである。同じことを考え、同じもの求めてい る人は、必ずいた、そして今、いるはずである。  私の場合、教材(実験・観察)、教具の入手は、科教協の「お楽しみ広場」 で手に入れたものが、圧倒的に多い。  手にいれたものを、自分で実際にやってみるのである。実際にやってみると 実験などだとなかなか、教えてもらった通りに行かないことも多いのである。  そこで、自分なりの工夫が生まれたり、新しい発見があったりするものであ る。教師というのは(私も含めてであるが)、どうも「模倣」というのが嫌い なようである。「独創的」「創造的」なことがとても好きなようである。   しかし、授業を受ける生徒たちにとって、その教師の「オリジナリティ」は そんなに問題であろうか、「模倣」であろうと、教師が惚れ込んだものであれ ば、それは、すぐれた教材の条件を備えているのである。

雑誌や、研究誌、文献で先行する実践に学ぶ手もある。「これは」と思うも
のがあれば、その情報提供者(著者)に連絡をとってみることである。必ず応
答があるはずである。私は、これまでに、こうして連絡をとって、なしのつぶ
てという人にであったことがない。
 自分の実践を雑誌等に発表するほどの人なら、自分の実践について興味をも
ってくれて、情報を求めている人がいるというだけでうれしく思うものだと思
う。「ホンモノ」かどうか、これで判断がつくというものである。自分の方で
判断してやればいいのである。もしも応答がなければ、「これはニセモノだ」
と。ここは、少し傲慢に…。
求めよ、さらば与えられん。 

 今読んでみて驚いてしまう。
 少し傲慢な表現もあるが、ほぼ全面的に賛成である。
 自分で書いたものに、30年後の自分が賛成するなんて変な話だが。
 ひょっとしたら、それは私に進歩がないということかも…(^^ゞポリポリ

▼次に行こう。
 話はもう少し具体的だった。
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(2) 校区(地域)の○○屋さんとは、仲良くしよう。
 ・ 教材屋さんだけに教材があるのではない。 
 ・ ○○さんは、その道のプロである。
  肉屋さん、魚屋さん、花屋さん、農協、おもちゃ屋さん、薬屋さん、電気
  屋さん、雑貨屋さん、豆腐屋さん、スポーツ用品店、仏壇具屋さん等など
 ・スーパー、○急ハンズ(これはすごい、一日居ても飽きない宝庫)、日曜
  大工の店、このあたりはさしずめ○○屋さんのダイジェスト版というとこ
  ろであろうか。
 ・生産・労働の現場=町工場、鉄工所、農家、漁師等など。

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 モノの入手に関するものだった。
 2018年の今、私自身のモノの入手方法を考えみてもこれは書き換える必要があるように思えた。
 今一番利用している方法は
 ・Amazon
 ・ホームセンター
 ・100円ショップ
 等である。
 
 しかし、 読みながら当時入手したモノの数々を思い出していた。
・肉屋さん→「頭骨標本」の数々
・魚屋さん→「たらこ」「ハコフグ」等々、教材ということでたくさんのめずらしいものを準備してもらった。 
・花屋さん→「チューリップの種」騒動!!
・おもちゃ屋さん→力学教材の宝庫
・薬屋さん→ミョウバン、タンパク質検出等々 薬品情報
・電気屋さん→ 「電気」のプロ ソケット コード なんでも相談にのってもらった。 
・豆腐屋さん→ 豆乳 ニガリ
・仏壇具屋さん → 金箔
等々
 あげだしたらきりがない。
 モノの入手できたのがうれしかったのはもちろんであるが、それにいたるまでの「情報」がとても面白かった。
 その道のプロたちは、必ず超一級の「情報」を持っていた。
 その過程で入手した「情報」は必ず授業で紹介することにした。

 そうこう考えると、(2)も無理に書き換える必要もないような気がしてきた。
当時から取り組んでいて、ここに書き込んでいないものがあるのを思い出した。

●校区「教材マップ」の作成!!

 今なら案外簡単に洒落たものができるのではないだろうか。
 あそこに行けば、この教材が手に入る。
 こんな「情報」知りたければアソコに行け。
 等々 すべて を一枚のマップにしてしまうのだ!!
 年度毎に更新していけば最新情報がいつもわかる。
 できたマップは理科準備室に貼っておくとよいかも。
 
▼ちょっとダラダラが過ぎてきている。
次に行こう。

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(3) 職業別電話帳は「必携の書」である。

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さすがにこれは「時代遅れ」だろう。
いや、どこにどんなモノがあるのかを調べる「情報誌」としては、今なお職業別電話帳は有効なのかも知れない。
 
 2018年の今なら作っておきたいものがある。

●教材入手連絡一覧表

だ。もちろん教材屋さんにお願いするのもきわめて有効な方法である。
 しかし、自分で足を運び入手するのもきわめて面白い「教材研究」になるのである。

 たとえば「液体窒素」なら、私は必ず工場まで出かけていって充填現場を見せてもらいながら入手した。
 「液体窒素」の入手ならどこに連絡か。
 「ドライアイス」なら…。
 「血液」ならば…
 「酵母菌」ならば…
 それらを一覧表にしておくのである。
 
(つづく)

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1.17 あれから23年の歳月が!!そして…

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▼いつも「雲見」定点からながめる日光寺山(408.6m)は霞んでいた。
 南からのあたたかく湿った大気が流れ込んでいることを教えてくれているのだろう。
 日光寺山はとても「ふしぎ!?」なことも教えてくれていた。

 あの山の上でフズリナの化石が見つかっていた!!

 海に住むフズリナの化石が山の上でみつかる。
 それは日光寺山はかつて海だったことを意味する。
 
 やっぱり大地は動いているのだ!!

1995年(平成7年)1月17日5時46分52秒

 大地は大きく動いた!!
 あれから地球は太陽の周りを23周してきた!!
 23年は動く大地の歴史からみればほんの一瞬だ。
 しかく、我々人間の「記憶」の歴史からみるとけっこう長い。

▼あのとき以来 私の「大地の動きをさぐる」授業もより

 「大地の動きを「現在進行形」でとらえる」

意識をしてきたつもりである。

◆授業【大地の動きをさぐる】

▼直接授業をすることから離れた今、私がいちばんやりたいことは

・自分の暮らす地域の「動く大地の物語」を読み解く!!

である。
 そのことこそが、23年前の記憶を風化させないことにツナガル!!と信じるからである。

 南の空の「雲見」でも大地の「ふしぎ!?」あった。
 市川の東側の低い山並みはまるで丘のように真っ平らである。
 まるで定規を引いて削り取ったように。
 いつどんな動く大地の物語があったのだろう!?

 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

 まもなくあの時間だ。  合掌

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新・私の教材試論(122)

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▼一昨日は「とんど」!!
 昨日は「小正月」!!
 季節は休むことはなくどんどん過ぎていく。
 ひとつの季節は次なる季節をいつも孕んでいた。
 
 「小正月」の畦に「ホシノヒトミ」「タンポポ」が…

▼何度か季節めぐれば「記憶」はうすれ消える。
 しかし、「記録」は残る。

 「教材の入手・開発について」語った「記録」が残っていた。

◆「連載:私の教材論(1)~(10)」

▼「発信」は25年ほど前のものだった。
 しかし、元々の原文は30年前の「記録」だった。

 そこにはこう書いていた。
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教材の入手・開発の鉄則
(1) 先行する実践から貪欲に学ぶ。
(2) 校区(地域)の○○屋さんとは、仲良くしよう。
 ・ 教材屋さんだけに教材があるのではない。 
 ・ ○○さんは、その道のプロである。
  肉屋さん、魚屋さん、花屋さん、農協、おもちゃ屋さん、薬屋さん、電気
  屋さん、雑貨屋さん、豆腐屋さん、スポーツ用品店、仏壇具屋さん等など
 ・スーパー、○急ハンズ(これはすごい、一日居ても飽きない宝庫)、日曜
  大工の店、このあたりはさしずめ○○屋さんのダイジェスト版というとこ
  ろであろうか。
 ・生産・労働の現場=町工場、鉄工所、農家、漁師等など。
(3) 職業別電話帳は「必携の書」である。
(4) 仲間、子供と一緒にやる。 
 ・仲間や、子供たちと一緒にやっていると、ひとりでやっていて見えないも
  のが見えてくるものである。あらたな「工夫」「開発」が生まれたりする
  ものである。
(5) 教材の入手先・方法・授業での位置づけ等をリストアップし、データべ
  ース化をする。
これが、「共有財産」化への道でもある。


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▼30年後の今、これを2018年版に更新するにはどこをどう書き変えればいいだろう。
 書き換えの必要のないところはどこだろう?
 
 当面の宿題が見えてきた!!

(つづく)

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【Web更新1/14】18-02 新・私の教材試論 等 更新!!

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不凍液仕込みはだかの冬芽かな 18/01/13撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】18-02
週末定例更新のお知らせ
 はやくも1月半ばである。小正月である。
 「新年の抱負」の軌道修正をする時期なのかも知れない。

◆表紙画像集2018 更新 アジサイの冬芽
 冬芽には防寒対策のいろんな工夫がある。それがなかなか面白い。
 なかでもアジサイの頂芽の「知恵」にはびっくりである。不凍液を貯め込んで冬の寒さをのりきるという。
 冷え込む朝、その頂芽をみているとなにかうれしくなってきた!!

◆新・私の教材試論 更新!!
 久しぶりに再開した。単なる繰り言に終わらせず、あらたなる展開をめざしていきたいものだ。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 5つの座標軸での「現在地」検証はいったん終えている。
 あとはひとつずつ前に進めよう。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 1月のテーマは随筆集『空想日録』だ。
 2月のテーマを考え始めている。ちょっと変わった視点でと思っている。
 
さあ、今週も ゆっくり 急ごう !! 
 

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新・私の教材試論(121)

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▼大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから38週目だった。
 冷え込みは半端ではなかった。
 観察池の氷は、これまでにはった氷と少し様子を異にしていた。実際に氷面を棒きれでたたいてみるが少々では割れそうになかった。
 前の田んぼの水たまりの氷も観察にでかけてみた。
 やっぱりちがう!! 今までとは…。
 「流氷」「御神渡り」のようなところもあった。
 この縞模様は何を教えてくれているのだろう!?

 自然はやっぱりどこまでも面白い!!

▼もうひとつどうしても継続していきたい取り組みがあった。

◆現代理科教材発展史

 人気の定番理科教材には、必ず興味深い「歴史」を持っている!!
 その発展史を問うことは、必ず「これから」の教材開発にツナガル!!

 ひとつ手はじめにと試みたものがある。

◆現代理科教材発展史「スライム」

 やっぱり予想通りだった。
 実に面白い取り組みとなった。年表をつくるなかではじめて知ったことも多い。
 なによりの収穫は原案者の鈴木清龍先生ともお話ができたことだ。

▼もう少し自分も関わってきたものがある。

◆現代理科教材発展史「究極のクリップモーター」

 こちらの方はまだ年表にはまとめていない。
 多くの人のお世話になってそのルーツを辿ることができた。
 それがとても楽しかった!!
 「究極の」は今なお進化をつづけているようだ。
 続編もぜひやってみたいことだ。

▼他にもぜひ追いかけてみたい「教材」がある。

◆シリーズ『教材を追う』

 シリーズに追加したいネタもいくつかある。
 今のうちでなければ不可能になってしまうこともある。

 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

(つづく)

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新・私の教材試論(120)

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▼昨日(2018/01/12)の「雲見」は「一日でいちばんきれいな空」からはじまった。
 この冬最高の冷え込みであった。
 青空がなおいっそう青く見えた。
 浮かぶなおいっそう白く。

 「朝焼けはなぜ朱く見えるのか?」
 「青空はなぜ青く見えるのか?」
 「雲はなぜ白く見えるのか?」

 アタリマエすぎるほどアタリマエの「ふしぎ!?」が…。
 「雲見」はやっぱりすぐれた「教材」だ!!。

▼現時点での教材の「不易流行」を追い続けてみよう。
 「すぐれた教材」を語るとき、真っ先に思い出す「法則」があった。
 ガラクタ教材の山から、「すぐれた教材」を発掘するための判断基準となる「法則」であった。

●「3K1Aの法則」

●「3Hの法則」

の2つである。
▼私がつくり出したものと言うより、生徒たちから、そして多くの人から教えられたことを、集約し使えるかたにまとめたものだった。
 もう少し詳しくふり返りながら、今なお有効なのか吟味していこう。

●「3K1Aの法則」
・「感動」のK
・「簡単」のK
・「きれい」のK
・「安全」のA
 
 
すぐれた教材の鉄則はまず教師自身の「感動」だ!!
 自らが「感動」しないようなものでは何も伝わらない。

 「原理・原則」がむき出しの「簡単」なものこそ「感動」を呼ぶ。
 如何に巧妙につくられたものでも「複雑」なものは、すぐれた教材にならない。
 「簡単」にする発明、工夫こそスバラシイ!!
 
 自然の法則は「きれい」だ!!
 法則に気づけば「きれい」に見えてくる!!とも

 「安全」特に現代は必須!!
 「安全」を考えることはけっして自然のダイナミック性を失うことにはならない。
 むしろ「安全」の配慮は自然とのつき合い方を教えてくれることになるのだ!!

▼もうひとつの法則に行こう。

●「3Hの法則」
・「ホット」(話題性)のH
・「本質的」のH
・「ホンモノ」のH

教材は自ずから時代や社会の影響を受けている。生徒たちの興味関心を惹くものでなければならない。
 日常生活のなかの「科学」と結びついたものであることが大切。

 科学的基礎概念の形成に関わるもの。
 一見無関係に思えるものも、より「本質的」なものは面白い!!

 「ホンモノ」には2つある。
 「自然は最高の教科書!!」に由来するホンモノ。自然の具体物を教室に持ち込むのだ。
 プロの科学者・技術者たちがつかっているホンモノを教室に持ち込む。
 暮らしの中で自然にはたらきかける営みをしているプロたちのホンモノを教材に。
  
 
 これらの法則は「これから」も有効なんだろうか?
 使えるのかな?
 さらに具体的な吟味をはじめてみよう。

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新・私の教材試論(119)

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▼昨日(2018/01/11)早朝、私は一枚の写真を撮るのに四苦八苦していた。
「地球照+木星+火星」を一枚の写真に入れたかったのだ。
「地球照」からはじめる太陽系宇宙の学習を以前から提案していた。ここ何年か「地球照」だけなら撮り続けていた。
 「上弦までと下弦からは地球照が撮れる!!」
 勝手にこんな体験的ルールもつくるまでになった。

 「地球照+惑星」の写真はより説得力をもつすぐれた「教材」となると考えたからなんともしても、この一枚を撮りたかった。木星はなんとかコラボさせることができたが、火星まではなかなか難しかった。
 
 「教材になるかも!?」
 このひと言は今なお最高にモチベーションを高めてくれる魔力を持つコトバだ!!

▼「新・私の教材試論」を再開していこう。
 そう決めながらも、まだ躊躇する自分がいた。
 「ポンコツの繰り言にどんな意味があるのだ!?」ともうひとりの自分が問いかけてくるのだ。

 試論をはじめてからでももう10年にもなる。
 確かに時代は進み、「教材」をとりまく環境も大きく変わった。

 理科室で行われていた実験はYouTubeの動画で意図も簡単に見ることができる。
 なかなか入手が難しかった実験材料などもネットで瞬時に手に入れることができる。
 安価で多彩な材料が100円ショップで大量に手に入る。

 こんな時代の「教材」とは!?
 「教材論」とは!?

▼「新・私の教材試論」の「新・」に「新・新・新・新…」と「新」をいくつか追加しなければ語れないのかもしれない。
 しかし、ほんとうにそうだろうか?
 時代変わっても「不易」なものは存在するのでは。
 こんなときまたあの言葉を思い出す。

ホンモノの「流行」は「不易」を内包する!!
ホンモノの「不易」は「流行」を創造する!!

 私はこの教材の「不易流行」を追うところから再開していきたい。

▼こんなとき思い出す示唆的なコトバがあった。
   『やさしくて本質的な理科実験 4』(鈴木清龍・若生克雄編 評論社 2001.10.10)の「実験集の歴史と特質」のなかで鈴木清龍先生は次のように言った。

理科ぎらい、理科ばなれがいわれますが、そんな状況のなかで実験書、ものづくりは花ざかりのようです。超教科は脱学校を生みだしています。(それはあだ花か。)私たちは脱学校のなかから、学校での学習が再構築されると考えていますが。  それは、これまでの蓄積の成果を自らのものとして、子どもの要求に敏感に反応し対応できるように自らをつくっていくことによるしかないのではないでしょうか。 2001年8月  (同書P4)
 

なんと示唆的な!!
今こそ耳を傾けたいコトバだ。

今朝(2018/01/12)も、一枚の写真に挑戦してみた。
今朝は「火星」もバッチリだ (^^)V 

(つづく)

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新・私の教材試論(118)

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▼柿の木、石榴の木などの冬木の写真を意味なくいっぱい撮っていた。
 その向こうに見える冬の太陽も…
 なぜだろう!?
 それは自分でも説明できなかった。

▼これまたどんなツナガリかわかないが、書き続けてきた

◆新・私の教材試論

のことを思い出していた。
 元々間歇的に書き綴ってきたのだから間があくことはアタリマエと思っていた。
 しかし、前回に新・私の教材試論(117)を書いたのが2016/12/14と知り愕然としてしまった。
 あんなに夢中になって来たのに一年以上の間があくなんて !?

▼そもそもこの「新・私の教材試論」をはじめたのいつだったのだろう?
 それはどんな思いからはじめたのだろう?

◆新・私の教材試論(1)

その日付は2008/10/14となっていた。
なんとまもなく10年の歳月がたとうとしていた!!

▼そこにはそれまでの「教材」に関して取り組みともリンクさせていた。
 ページの「引っ越し」をしたのでリンク切れが起きていた。あらためてそれらをあげておく。

◆「連載:私の教材論(1)~(10)」

◆新「私の教材論」(03年版)

 
 はじめてから10年経った今年!!
 しばし、連続して綴っていきたい!!

(つづく)

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本日(2018/01/10)、第181回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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▼昨日(2018/01/09)はとても風の冷たい寒い一日だった。
 いつもの「雲見」定点より「雲見」をする。

 その「雲見」画像と「アメダス」の記録とリンクさせてみる。

 誰にでもできる小さな試みだ!!
 これが実に面白い!!

 やっぱり今、「アメダス」はとてもすぐれた教材である!!

▼本日(2018/01/10)は、第181回オンライン「寅の日」である。
 2018年になっての初回である。
 今月のテーマは 随筆集『空想日録』 である。
 本日は、そのなかの「二 製陶実演」を読む。

◆本日(2018/01/10)、第181回オンライン「寅の日」!!

●「二 製陶実演」(『空想日録』青空文庫より)

▼人はそれぞれの自分の「文脈」に引き寄せて人の「文脈」を読む。
 アタリマエすぎるほどアタリマエのことだ。
 
 私の「文脈」に沿ってこれを読んだ。いちばんナルホドと思ったのは終りの方にあった。

学問の場合には、素材というものの価値が実は非常に重大である。いい素材を発見しまた発掘するということのほうがなかなか困難であってひと通りならぬ才能を要する場合が多く、むしろそれを使って下手(へた)な体系などを作ることよりも、もっとはるかに困難であると考えられる場合も少なくはない。そうして学術上の良い素材は一度掘り出されれば、それはいつまでも役に立ち、また将来いかなる重大なものに使用されるかもしれないという可能性をもっている。

 私は、私の「文脈」において、寅彦の言う「素材」は「教材」に読み替えていた!!
  
▼それだけではないのが寅彦のすごさだ。
 続けてこうも言っていた。

これに反してその素材を用いて作り上げられた間に合わせの体系や理論の生命は必ずしも長くはない。場合によってはうちの台所の水甕(みずがめ)の生命よりも短いこともある。水甕の素材は二度と使えなくても、学説や理論の素材はいつでもまた使える。こういうふうに考えて来ると学問の素材の供給者が実に貴(たっと)いものとして後光を背負って空中に浮かみ上がり、その素材をこねてあまり上できでもない品物をひねり出す陶工のほうははなはだつまらぬ道化者の役割のようにも思われて来るのである。
 

 それにしても寺田寅彦の「文脈」は実に面白い。
 たまたま

三越(みつこし)へ行ったら某県物産展覧会というのが開催中であって、そこでなんとか焼きの陶器を作る過程の実演を観覧に供していた。
 

からはじめて、話をここまで展開するとはやっぱりスゴイ!!
さらにはきっちり落ちをつけていた。

 しかし、そういう理屈はいっさい抜きにして、あの陶工の両手の間で死んだ土塊が真に生き物のように生長して行く光景を見ている瞬間には、どうしても人間のものを生み出す創作能力の尊さを賛美しないわけには行かないのであった。

あなたの「文脈」に引き寄せて読めばこの随筆はどう読めますか!?

今年もオンライン「寅の日」をよろしくお願いします。<(_ _)>

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サイエンスコミュニケーター宣言(393)

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▼ずっと雨が降り続いていた。
 なかなか止みそうになかった。軒下からぼんやり目の前の石榴の木をながめていた。
 枝をつたい滴りおちる水滴をながめていた。
 そのとき今さらながらの「ふしぎ!?」をみつけた。
 
 水滴の中に見えるものはなんだろう!?

 拡大されたなにか?
 それとも 遠くの ?
 気になりだしたらとまらない。少し濡れながら近くの水滴を追ってみた。
 マンリョウ、キンカン、ナンテン…。
 こんなもの大昔から人々は見てきたはず。
 「レンズの歴史」
 「顕微鏡の歴史」
 「望遠鏡の歴史」等が急に気になりだした。
▼サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」の確認をつづけよう。

(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!

 またまたポンコツが自らを省みることなく大胆な座標軸を設けたものである。(^^ゞポリポリ
 私にとって「理科教育コミュニティ」と言えば、咄嗟に出てくるの【理科の部屋】である。
 四半世紀も前にスタートした【理科の部屋】はもう古いものなんだろか。
 
 我ら等が寺田寅彦は「科学上の骨董趣味と温故知新」なかで次のように言っていた。

新しい芸術的革命運動の影には却って古い芸術の復活が随伴するように、新しい科学が昔の研究に暗示を得る場合は甚だ多いようである。これに反して新しい方面のみの追究は却って陳腐を意味するようなパラドックスもないではない。かくのごとくにして科学の進歩は往々にして遅滞する。そしてこれに新しき衝動を与えるものは往々にして古き考えの余燼(よじん)から産れ出るのである。
新しい事はやがて古い事である。古い事はやがて新しい事である。

▼寅彦に示唆を受けて「不易流行」についての次なる思いを強くするのである。

ホンモノの「流行」は「不易」を内包する!!
ホンモノの「不易」は「流行」を創造する!!

では、「理科教育コミュニティ」にとって「不易」とは?


▼堂々巡りにならぬうちに最後の座標軸に行こう。

(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる 

 これまた「日本理科教育史」とは大風呂敷をひろげたものである。
 しかし、どんな小さな個人でも「歴史」のなかを生きていることはまちがいのない事実でもある。
 私も「日本理科教育史」のなかで理科教師をやってきたのである。

 かつて、【理科の部屋】の20年の歩みを年表にまとめたことがある。

◆【理科の部屋】20年史年表 

 あくまで私から見た「20年史」であり、他の人から見ればまったくちがった「20年史」があるのかもしれない。
 それが面白い!!
 
 25周年記念オフまでには、「【理科の部屋】25年史年表」に更新したいな。


 とりあえず「現在地」の確認作業はここまでとして、次なる一歩を歩みだそう!!
 ゆっくり ゆっくり 急ごう !!

(おわり)
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【Web更新1/7】18-01 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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山茶花や霜のはかなくとけるなり 18/01/04撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】18-01
週末定例更新のお知らせ
 2018年はじめての週末定例更新のお知らせである。
 はや七日正月をすぎ、8日だ。
 「今年こそは…」の思いも「三日坊主」の泡沫となりそうな時期だ。
 でも嘆くことはない。

 「三日坊主」も122回繰り返せば365日を越える!!

◆表紙画像集2018 更新 山茶花
 山茶花がかくも美しき花とははじめて知った。
 どちらかと言えば椿の方が好きだった。
 それは 霜の朝だった。
 光が射して来て 蕊の霜は はかなく 消えた。
 それは消えゆく美しさだったのだろうか。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 年始めということもあり、サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」の自問を続けている。
 どこまでも「これから」に照準をあわせた自問でありたい。
 時間は遡行しないのだから。

◆新・クラウド「整理学」試論 更新!!
 今年も「断捨離」挑戦の一年が続きそうである。
 
◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!?
 「テキスタイル」を愉しむという基本方針にかわりない。
 より具体的に「見える化」が これからの課題だ。


 さあ、次なる「三日坊主」に向けて…
 ゆっくりと 
 

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サイエンスコミュニケーター宣言(392)

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▼大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから37週目であった。
 寒に入っているにもかかわらず予想に反して氷ははっていなかった。
 
 大賀一郎先生(当時68歳)が、千葉県千葉市検見川の泥炭層から約二千年前の古蓮の実を発見したのは、1951年(昭和26)3月30日のことである。そこから「大賀ハス物語」がはじまった。
 まもなく67年である。その「大賀ハス物語」はツナガリツナガッテ我が家の「大賀ハス観察池」となった。

 となりの定点ヒガンバナA~Cにもそれぞれの「ヒガンバナ物語」があった。

▼「現在地」確認と「これから」を続けよう。

(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!

 次なる座標軸は授業についてであった。
 授業とはそれぞれの「物語」を伝える営みであると思っていた。
 教師は「物語」の語り部!!
 
 現場の「授業」こそがサイエンスコミュニケーション最前線である!!
 理科教師は最前線のサイエンスコミュニケーターである!!

 これは、直接の現場を離れた今も変わらぬ認識である。
 
▼中学校にこだわるのは、私自身がそこしか体験してこなかったからである。
 同時に

 中学校「理科」にすべてがある!!

 と信ずるからでもある。
 2016年に次のようなものをまとめた。

◆私の「ふしぎ!?」からはじめて「卒業論文」にいたるまでの中学校3年間「理科」全課程を構想する!! 
新・中学校「理科」を構想する(2016年版)

 これはまだ完成はしていない。
 まだ収録できなかった多くの「感想文」が残っている。
 どこまでも「未完」であるからこそ意味をもつと思っている。
 「これから」に向けた私の覚え書き!!

▼「授業」に関連して未完のままのものがいくつか存在した。
 ひとつは

◆新・私の教材試論

 である。間歇的な書き込みしかしていないがやめるつもりはさらさらない。
 私がもっとも大事にしてきた試論でもある。
 試論の「試」をはずしたとき消えてしまうだろう。
 あわせて展開していた「現代理科教材発展史」もぜひぜひ続けたい!!

◆Webテキスト『天気の変化』 
 このテキストづくりということでは、生涯現役である!!

(つづく) 

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サイエンスコミュニケーター宣言(391)

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▼「寒の入り」だった!!
 いつもの「雲見」定点に立ち四方の空をながめてみた。
 なにも取り立てて語るほどの特別の「雲見」ではなかった。

 しかし、そこには明らかに固有の「雲見」があった!!

▼サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」確認を続けよう。

(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
 この座標軸においてもキーワードは
 「共愉の科学」!!
 だった。

 最近これを実感する場所があった。
 ファラデーラボ である。
 ここでは毎月テーマを変えて「かがくカフェ」が実施されていた。
 テーマに沿った第一部の講師の「私の科学」も面白く愉しく学べた。
 それにも増して、第二部で次から次と飛び出してくるそれぞれの人の「私の科学」は愉しい!!
 驚きと感動の連続だ。

 これぞ共に愉しく学び合い高めあう 「共愉の科学」 そのものだ!!

▼同じような「体験」の記憶があった!!
 そうパソ通時代からのあの「オフ(オフラインミーティング)」 だ!!
 今年の11/23で【理科の部屋】はスタートしてから25年をむかえる。
 25年!! 四半世紀だ!!
 こんな変化のめまぐるしいネット時代においてつづいていること自体が驚異的なことに思える。
 そこで

● 【理科の部屋】25周年記念オフ !!

だ。企画の段階から、【理科の部屋】流に多くの人と語り合いながらすすめていきたいものだ!!
 
▼今年ぜひともやりたいオフがまだいくつかあった。

●オンライン「寅の日」200回達成記念オフ !!
 2012年4月からはじめたオンライン「寅の日」は、今年の8/26で200回目むかえる予定である。
 やはりこちらもぜひともやってみたいオフである。

●ヒガンバナオフ!!
 巾着田「ヒガンバナオフ」からなんと今年で20年だ!!
 場所は20年前と同様「巾着田」にするか、それとも…
 それらを含めて具体的な話をはじめたい。

実はまだ他にもある。
 それをも含めて、今年はオフをいっぱいやりたいな。

情報は発信するところに集まる!!
情報は交叉するところに生まれる!!  

(つづく)

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サイエンスコミュニケーター宣言(390)

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▼凍てついた山茶花はまた違った美しさを見せてくれていた。
 車の上の霜が融けはじめていた。
 どうやら寒い朝は いろなところに宝石がいっぱいのようだ!!

▼2018年がはじまってはや5日目だ。
 CCSAの新年の抱負は語ってみたものの具体的には何も見えていなかった。
 それを「見える化」するためにも、間歇的に書き込んでいる「サイエンスコミュニケーター宣言」を続けてみよう。
 今年の春がくれば私がサイエンスコミュニケーターを名のりはじめて7年が終わる。

 「いったいどこまで来たのだろう?」
 「今はどこにいるのだろう?」
 そんな「現在地」を自問するための5つの座標軸を設定した。それからでもずいぶん時間が過ぎたような気がする。久しぶりにこれをひっぱりだしてきて自問してみることにする。

(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる
 

▼ひとつずつ行こう。

(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!

 道楽的「科学」と言われて、いますぐ思いつくのは「雲見」と「宇宙見物」だ。
 賢治の「雲見」!!
 寅彦の「宇宙見物」!!
 これぞ私の究極の道楽と何度も宣言していた。
 これは今年も可能な限りつづけたい。
 
 「雲見」の旅!! 無性に出かけたい気分だ。
 春の「青春18きっぷ」が売り出されたらすぐに買いに行きたいな。

 少し「保留」している道楽的「科学」があった。自分で忘れないためにメモ書きしておく。(._.) φ メモメモ
 ・「マッチ一本化学の元!!」
 ・「丹生」を追う旅
 ・「磁石石」を追う旅
 ・「野草雑記」(柳田國男)のページ化
 ・「福崎学」の科学
等々

▼道楽的「科学」と少し関連するが、私にはお気に入り「○○の科学」遍歴があった。
 はじまりは「常民の科学」だった。
 数々の「○○の科学」を経て「等身大の科学」にたどり着いた。
 まだしっくりこなかった。
 最終形は、「私の科学」だとなかば結論づけていた。

 ところが最近ワクワクする科学が出てきた。
 
 「共愉の科学」だ!!

 「私の科学」から「共愉の科学」へ!!

 これが当面の目標である。

(つづく)
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2018年1月(睦月)の俳句「歳時記」!!

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▼寺田寅彦は「日本人の自然観」のなかで歳時記について次のように言っていた。

 短歌俳諧(はいかい)に現われる自然の風物とそれに付随する日本人の感覚との最も手近な目録索引としては俳諧歳時記(はいかいさいじき)がある。
私のいわゆる全機的世界の諸断面の具象性を決定するに必要な座標としての時の指定と同時にまた空間の標示として役立つものがこのいわゆる季題であると思われる。

▼そんなコトバをたよりに、今年も毎月の俳句「歳時記」を続けようと思う。
  参考、引用させてもらうのは昨年に引き続き

◆NHK「俳句」 テキスト 

である。ここより巻頭名句11句を引用させてもらう。

(1) 元旦や晴れてすゞめのものがたり 風雪
(2) 初日さす硯の海に波もなし    正岡子規
(3) 双六の大津はいつも寄らで過ぐ  高橋睦郎
(4) 正月の地べたを使ふ遊びかな   茨木和生
(5) 初風呂や花束のごと吾子を抱き  稲田眸子
(6) つまみたる切山椒のへの字かな  行方克巳
(7) 福笹を置けば恵比寿も鯛も寝る  上野章子
(8) 罅に刃を合わせて鏡餅ひらく   橋本美代子
(9) 福寿草家族のごとくかたまれり  福田蓼汀
(10) 雪空へ吸ひあげらるるどんどかな 矢島渚男
(11) なまはげに父の円座の踏まれけり 小原琢葉

▼シロウト選句という不遜なる試みも続ける。

【私の選んだ名句ベスト3】

(1) 元旦や晴れてすゞめのものがたり 風雪

(10) 雪空へ吸ひあげらるるどんどかな 矢島渚男

(2) 初日さす硯の海に波もなし    正岡子規

【次点】

(8) 罅に刃を合わせて鏡餅ひらく   橋本美代子


 なんとみごとなものだろう!!
 選りすぐりの名句だからアタリマエと言えばそれまでだが、うまく景を切りとるものと感心してしまう。

▼名句に感心するだけでなく自分でも作句に今年も挑戦してみたい。
 体裁だけ整えても「俳句もどき」の域を脱することができない。
 
 しかし、句をつくるつもりで景を見ていると、それまで見えていなかったものが見えはじめることだけは確かなようだ。

 今年も写真と同様、「ヘタな鉄砲方式」でやり続けてみようと思う!!
 
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【Web更新12/31】17-53 新・クラウド「整理学」試論等 更新!!

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ゴシタマの眠りて年の暮れるかな 17/12/30撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-53
週末定例更新のお知らせ
 昨年末最後の定例更新のお知らせです。
 昨年は日曜日からはじまって日曜日までということで、けっきょく53回の定例更新ということになった。
 もう2018年はじまって3日目であるが、昨年分として報告しておく。

◆表紙画像集2017 更新 ゴシタマ(リュウノヒゲの実)
 ずいぶん以前に「ゴシタマ」のことを話題にしたら、「その呼び方知っているよ」と連絡いただいて驚いたことがある。「ゴシタマ」とは、私が小さい頃、リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)の実をさして使っていた里名だ。
 今ためしに『日本植物方言集成』(八坂書房)を開いて調べてみてもそんなものはなかった。
 あえていちばん近そうなものをあげるとすれば 「ごせのたま」(山口県 大津)だ。
 
 もう誰にも使われることなく消えていく名かと思うと、強引にも使ってみたくなった!!

◆新・クラウド「整理学」試論 更新!!
 2017年を「重大ニュース」「読んだ本」「撮った写真」でまとめてみた。
 さて、2018年はどうなるだろう!?
 それが楽しみだ o(^o^)o ワクワク

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 12日ごとに巡って来る「寅の日」!!
 予定通り進めば、今年の8/26(日)には、第200回を迎える。
 200回達成記念オフをその前後に企画したいと思っている。
 

 さあ、今年も52回の週末定例更新をめざして

 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!
 

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2018年1月(睦月)の「雲見」は!?

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▼さあ、2018年の「雲見」だ!!
 その前に2017年12月の「雲見」をもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返ってみよう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴    8
・巻雲    1
・巻積雲  2
・巻層雲  2
・高積雲  3
・高層雲  2
・層積雲  5
・積雲    7
・層雲    0  
・乱層雲  1
・積乱雲  0

 なんと言っても「快晴」8が目立つ。ついでが「積雲」7だから、やっぱり冬晴れの日が多かったんだろう。

▼2018年1月(睦月)の「雲見」は、初日の出からはじまった。
 この一年で、どんな「雲見」に出会うだろう。
 定点からはどんな雲が見えるだろう? 楽しみであるo(^o^)o ワクワク

 1月(睦月)の「雲見」の予想を昨年までと同様にやってみよう。
 こまでのようにに2つの資料をもとに予想してみることにする。
ひとつは
 
◆気象庁・一か月予報(近畿地方PDF版)

だ。
 寒くなりそうだ。雪はどうだろう生野峠越えてくるかな?
 
もうひとつはよりローカルに迫ってみよう。

◆兵庫県 福崎の気温、降水量、観測所情報(アメダス)

 「雨温図」を見るとわかる。
 1月は平均気温は一年中で最低だ。降水量もいちばん少ない!!
 ナラバ
 晴れた寒い日が続くのだろうか?
 もくもくシールはやっぱり「快晴」が多いかな?

▼今年から、ちょっと欲ばりをして、「雲見」予想するときにあと2つのものを参考に見ることにした。
ひとつは昨年2017年1月の天気図だ。
 
◆日々の天気図 2017年1月 (気象庁)

もうひとつは

◆デジタル台風: 雲画像動画アーカイブ(全球画像)2017年1月

 これは宇宙からの「雲見」のアーカイブだ。

▼あらたに加える2つの資料をどのよう「雲見」予想に活用していくかは2018年の課題だ。
 2つとも「雲見」予想を離れてながめているだけでもけっこう楽しくなってくる。

 さあ「雲見」三昧の一年がはじまる。
 今年はぜひぜひ「雲見」の旅にもたくさんでかけたいな。

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新年の抱負2018 !!

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去年今年雲見道楽尽きぬなり @福崎


新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。 <(_ _)>   2018年 元旦


▼今年も私の 「新年の抱負」をあげておきます。
 私自身の覚え書きであり、迷ったときの指針です。
 昨年を引き継ぎ、ひとつを加える。

(1)共愉(conviviality コンヴィヴィアリティ)

(2)挑戦(challenge チャレンジ)

(3)簡素(simple シンプル)

(4)活動的(active アクティブ)

CCSA作戦!!
 「active」を加えたわけは、動けるうちに動いておこうと思ったからだ。
 具体的には時間をかけて考えるとして今、頭にあることを列挙しておく。

・【理科の部屋】25周年記念オフ(11/23(金)~11/25(日))
・オンライン「寅の日」200回達成記念オフ(8/26(日)?)
・「テーマ」オフの実施!!
・ヒガンバナオフ(9/23(日)?)

・100人リンク集の旅 再開!!
・全国各地への「雲見」の旅!!
等々

今年も ゆっくり ゆっくり 急ごう!!
 


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