2018年1月のオンライン「寅の日」は #traday #寺田寅彦
▼賢治の「雲見」!!
寅彦の「宇宙見物」!!
それは私の勝手に思い込んでいることにすぎない。
寅彦もやはり「雲見」の達人でもあったようだ。
「日本の春は太平洋から来る。」
ではじまる「春六題(六)」(青空文庫より)の随筆を読んでいると強くそう思う。
▼年明けての2018年1月のオンライン「寅の日」を考える時期が来ている。
12月は、随筆集「自由画稿」のなかから3つを選んだ。
この方法が気に入ってしまった。寅彦は森羅万象いたることに関して随筆を残してくれていた。
あまり科学とは関連なさそうなテーマだ、と思いながら読み始めても、そこには寅彦独特の深い「科学の眼」があった。それが面白いと思った。
1月もこれでいこうと思う。1月は2回あった。
■2018年1月オンライン「寅の日」
◆第181回オンライン「寅の日」 …1/10(水)
◆第182回オンライン「寅の日」 …1/22(月)
▼ではどんな随筆集にするか?
またしてもヒントを与えてくれたのは高知県立文学館・寺田寅彦記念室の3本のビデオだった。
「割れ目と生命の実験」で引用された「空想日録」だけはまだオンライン「寅の日」で読んでいなかった。
そこで、「空想日録」より「二 製陶実演」「三 身長と寿命」を読むこととする。
■2018年1月オンライン「寅の日」
◆第181回オンライン「寅の日」 …1/10(水)「二 製陶実演」(「空想日録」 青空文庫より)
◆第182回オンライン「寅の日」 …1/22(月)「三 身長と寿命」(「空想日録」 青空文庫より)
▼2012年4月にはじめたオンライン「寅の日」も、来年は7年目に入る。
自分で面白くなくなったら、すぐやめようと思っていた。
ところが「寅の日」を機に読み始めた寅彦は面白すぎた!!
読めば読むほど面白い!!
どれをいつ読んでも新鮮で今日的だ!!
予定通り行けば2018年8月には200回に達する。
記念オフやりたいですね。
2018年もよろしくお願いします。<(_ _)>
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