私のヒガンバナ研究・その後(13) #ヒガンバナ
▼少し事情があって「雲見」定点をずらした。
しかし、この鉄塔にはこだわった。それは、この鉄塔の下にはあの「アメダス」があるからだ。
だから、この新しい「雲見」定点からの画像は、「アメダス」真上の空を様子を示すことになる。
「アメダス」は刻々と「記録」を残していってくれている。
だからそれとリンクすればいつでも「雲見」のときのデータを確認することができる!!
偶然のこととは言え、アリガタイかぎりだ!!
私の「雲見」を定式化してくれている。
「雲見」の楽しみを大いにふくらませてくれる。
▼いつも「無手勝流」ばかりを押し通してきた私には、ときにはこの定式化することがきわめて有効であることを体験的に学んできた。
私のヒガンバナ研究においてもそれは言えるだろうと思っていた。
「自然結実」ヒガバナ群生地発見から5年!!
この5年間の試行錯誤の取り組みから、いったんヒガンバナ実生実験を定式化しておく。
名づけて
◆楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法!!
▼これが、「これから」の私自身のヒガンバナ研究に役立つと同時に、今からはじめる人にも役立つことを願いつつはじめる。
◆楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法!!
【Step1】「種子」を手に入れる。
(1) お彼岸の前後にビカンバナが群生しているところをみつけておく。候補地はできるだけ自宅から近くで複数がよい。(9月中下旬)
(2) 「自然結実」している花茎を採集する。花は萎れ葉が目立ちはじめ頃、「自然結実」した花茎は直立していることが多く目立つ。(10月中旬~11月上旬)
(3) 採集した花茎を「水栽培」する。ペットボトルなどに水を入れ、花茎を挿して置く。
(4) 子房部が割れ、黒い「種子」が見えてきたら注意深く観察し、落下したら回収する。(11月中旬~12月上旬)
▼
【Step2】「種子」を保存する。
(5) 「種子」を1個ずつチャック付きナイロン袋(12×7㎝)に入れる。袋には採集場所、花茎採集日、「種子」回収日をマジックで記入しておく。(11月中旬~12月上旬)
(6) すべての「種子」が回収し終わったら、ナイロン袋をケースに入れ、冷蔵庫で保存する。(12月中旬~)
(つづく)
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