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私のヒガンバナ研究・その後(8) #ヒガンバナ

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▼久しぶりに日当たりの良い縁側に6つの植木鉢を出してみた。
・2014年採集「自然結実」ヒガンバナ実生実験中3つ
・2016年採集「自然結実」ヒガンバナ実生実験中3つ
である。
 これぞ私のヒガンバナ研究の「現在地」(到達点)を示すものだった。

▼「現在地」にいたるまでの過程を書き残してきたこのblogでたどってみよう。
 この手法のお手本は、あの『ファラデーの日記』だった。

◆『ファラデー 王立研究所と孤独な科学者』(島尾 永康著 岩波書店 2000.3.14)

 著者島尾先生は42年間継続しつづけた『ファラデーの日記』にふれて示唆的なことを語っていた。

  注目に値するのは、研究記録の各パラグラフに通し番号をつけていることである。電磁誘導を発見した年の一八三一年二月二日から始め、…(中略)…。そして一八三二年八月二五日から始めたのは、一八六〇年三月六日まで続き、一~一六〇四一となっている。約三十年間にわたって研究に通し番号をつけた科学者は他にいない。(上記書P125)
ここでも各パラグラフに、三巻(『電気学実験研究』三巻のこと:私)を通じての通し番号一~三二四二をつけている。目次もパラグラフ番号で探すようにしてある。ファラデーは生涯を通じて記憶力のなさを嘆いていた。自分の研究のパラグラフに通し番号をつけた動機はそのためかも知れない。確かに通し番号は、いつでも自分の研究を参照できる強力な手段となったことだろう。しかし、三十年も、これを通した徹底ぶりには、妄執的なものさえ感じられる。(同書P126)

 「お手本」とは言ってはみたもののレベルが違いすぎることは歴然としている。
 でもやっぱりシロウト「研究」をすすめる私には大いに参考になる。
 今のblogならば「パラグラフ」「通し番号」も必要なく、瞬時に自分の研究を参照できるのである。

▼またまた寄り道してしまった。(^^ゞポリポリ
 続けよう。
 2014年に新しい群生地も発見しアタリマエのようにみつけた「自然結実」ヒガンバナ種子!!
 このときは「完熟」種子であっても少し「種子」ときめつけることに躊躇していた。
 少し遠慮して「種子もどき」とよんでいたときもある。
 
 正真正銘の「種子」ならば、発芽して育ち一人前のヒガンバナにナルハズだ。
 では実験だ!!
 種子から育てる実生実験だ!!

 はじめて「発芽」を見たときの感動を次のように「記録」していた。

◆ついにヒガンバナも「発芽」!! #ヒガンバナ 

◆ヒガンバナ実生、2個の種子が「発芽」して…!! #ヒガンバナ

◆ヒガンバナの「自然結実」「発芽」「発根」は事実となった!! #ヒガンバナ

◆ヒガンバナの実生、その後は…!? #ヒガンバナ

▼実生実験は多数の「失敗」をともなった。
ほんとうに「失敗」だろうか!?
私はまだまだ疑っていた。
そうすると研究の「残骸」がいっぱい残っていく。
もうそろそろ処分をしようと思うのだが、なかなか踏ん切りがつかない。
研究の「現在地」を示すものと一緒にこの「残骸」をひっぱりだしてきた。

さあ、つぎに行こう。

(つづく)
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