【私の読んだ本・ベスト11】2017!!
▼今年もこの時期が来た。
今年一年で私がどんな本を読んだか。
それをこの一年に書いた【お薦め本】を再度リストアップすことでふり返ってみる企画だ。
ここ数年続けている。
けっこう自分でも意識していなかったことが見えて来たりして面白い。
お気に入り企画だ。
リストアップの順番はあくまで読んだ順番であり、お薦めレベルを意味しない。
▼さっそくはじめてみよう。
【私の読んだ本・ベスト11】2017!!
【その1】 【お薦め本】『ねえ君、不思議だと思いませんか?』(池内了著 而立書房)
池内了氏の立ててくれた道標「等身大の科学」「新しい博物学」の「現在地」を語る。
タイトルはあの寺田寅彦のコトバ。来年はこの銅像を見ることができるはずだ。その像はきっとこう問いかけてくれるだろ楽しみだ。
【その2】【お薦め本】『金沢のルーツ 砂金を探せ!』(四ヶ浦弘著 細川理衣 絵 金沢・金の科学館)
今年は四ヶ浦先生に実際に実験を見せてもらいながらお話を聞くことができた。アリガタイ!!深謝
そのときの面白さがそっくりそのままこの本になっていた。
この本は長年四ヶ浦先生が追いかける「金」の科学探偵物語だ!!
【その3】【お薦め本】『新・寺田寅彦断章』(上田壽著 高知新聞企業)
この本で、高知県立文学館・寺田寅彦記念室にある超傑作ビデオがどのようにして生まれたかを知った。
この3本のビデオも超お薦めだ!!
【その4】【お薦め本】『地球は本当に丸いのか?』(武田康男著 草思社)
空の探検家・武田康男さんの本はいつも面白い!!
この本ではアタリマエを科学することの面白さをわかりやすく語ってくれている。
【その5】【お薦め本】『ナリカ製品とともに読み解く 理科室の100年』(中村友香著 幻冬舎)
いつもお世話になっているナリカの「100年の歩み」がわかる本だ。記念碑的一冊だ!!
実は私も少しだけ登場させてもらっている。深謝!!
【その6】【お薦め本】『ひまわり8号と地上写真からひと目でわかる 日本の天気と気象図鑑』(村田健史・武田康男・菊池真以著 誠文堂新光社)
地上からの「雲見」、宇宙からの「雲見」、「天気図」 三位一体での「雲見」をすすめる本だ。
見て楽しむだけでなく、使える「図鑑」!!
これからの「図鑑」も示唆!!
【その7】【お薦め本】『誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方』(野島高彦著 化学同人 )
プロの研究者になっていく学生さんはもちろんのこと、個人でアマチュア「研究」をすすめる人間にもとても役に立つ本だ。もちろん「自由研究」をすすめるうえでもとても参考になる。
これからの「実験ノート」を示唆しているのもたいへん興味深い!!
【その8】【お薦め本】『天気のことわざかるた』(監修 武田康男 学研プラス)
従来の「天気コトワザ」をうまくいかしながらの創作「かるた」だ。
実にうまい!!
これを使っての実践が出てくることを大いに期待したい!!
【その9】【お薦め本】『時を刻む湖』(中川 毅著 岩波書店)
今最も面白い科学研究物語だ。
来年はぜひ「水月湖」に行ってみたい!!
【その10】【お薦め本】『動的平衡 3』(福岡伸一著 木楽舎 )
私の「生命観」すら変えてくれた「動的平衡」!!
シリーズ第3弾だ。はやくも第4弾が待ち遠しい!!
子ども向け(もちろん私も対象)「動的平衡」をぜひぜひ!!
【その11】【お薦め本】『雲を愛する技術』(荒木健太郎著 光文社) #雲を愛する技術
いつも「おすそ分け」してもらっている荒木健太郎さんの第2弾だ。
「雲見」が益々楽しくなってきた!!
つい荒木さんの真似をして「この子は」と呼んでしまっていた。
今最も話題の使える雲図鑑!! 雲を楽しむ技術満載!!
▼やっぱりそうだった。
こうしてリストアップすることによっていくつかのことが見えてきた。
(1) 今年もやっぱり「天気」に興味をもっていたようだ。
(2) 「自由研究」を含めて個人でやる「科学研究」に関心があった。
(3) 「これから」の本を示唆するものが多い!!
これは意図したつもりはないが、結果的にそうなっていた。
その本を読んでそれで終りというのでなく、QRコードなどであらたな動画・情報にリンクしてくれているものが多かった。紙の「本」はその世界の「入口」のような役割をはたそうとしているのだろうか!?
さあ、来年はどんな本に出会えるだろ。
楽しみだ o(^o^)o ワクワク
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